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12月31日(水) ラベンダー・デンタータ

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ずいぶんと昔、夏に取り上げたきりのデンタータを再掲です。そのときの写真ではデンちゃん、妙にナナメっちゃっていて、暑さにうだっていたように見えます。
対して年も極まる寒中の姿はじつにキリッとしています。全体、気をつけ~!と号令がかかったかのようで、見る方もシャキッとします。
さてデンタータの本来の花期はいったいいつなのか調べると、春に咲き出すと解説されています。いま、春ですか。夏は苦手とか霜に注意とも書かれています。だいたいにああいう育て方指南は慎重に過ぎるもので、ここらではフツーにしておけば、気がついたときはなんとなく咲いているという手間いらず系植物のようです。

過去のきょう 2024 テリハボク 2023 ゴールドクレスト 2022 オオトクサ 2021 アカジソ 2020 グリーンローズ 2019 キルトスペルマ・ジョンストニイ 2018 ゴバンノアシ 2017 エビスグサ 2016 クマシデ 2015 ソシンロウバイ 2014 カラスノゴマ 2013 フッキソウ 2012 コブシ 2011 シシバタニワタリ 2010 ソヨゴ 2009 ヒマラヤスギ 2008 スエコザサ 2007 サカキ 2006 オキザリス・プルプレア 2005 クリハラン 2004 マンリョウ

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12月30日(火) モミジバフウ

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いままでモミジバフウの紅葉は圧倒的な赤の塊を褒めるものだと思っていました。それが今回は枯淡の境地とでも言おうか、遊びの一枚をゲットです。
そして、紅葉と実を組み合わせて撮るのも初めてでした。視野狭窄のケがあって、赤、スゲーッ!と思うと実のことは頭から消え去っていたのです。
さらに冬芽も写し込むことができました。頂芽はとてもグラマラスなので、おそらく混芽でしょう。春にはそれを確かめる課題ができました。
やれやれ、モミジバフウを追いかけて20年(↓)、まだ課題があるのでした。そう言えばなぜモミジバフウに翼が必要なのかもわからないままです・涙。

<モミジバフウの過去記事・掲載順>2005年4月28日 : 若葉 ☆  ☆ 2006年1月23日 : 枯れ上がった実 ☆ 2009年2月8日 : 翼のついた枝、実 ☆ 2013年4月23日 : 雌花・雄花 ☆ 2013年10月24日 : 紅葉したひと枝 ☆ 2016年11月9日 : 紅葉した並木

過去のきょう 2024 グンバイヒルガオ 2023 オオセンボウ 2022 ヤマハクレン 2021 ローツス・ヒルスツス・ブリムストーン 2020 オガルカヤ 2019 シャリンバイとハナミズキ 2018 シクラメン・かがり火 2017 ヒイラギ 2016 レックスベゴニア・ワイルドファイアー 2015 ガザニア(クンショウギク) 2014 ヤブミョウガ 2013 ホトケノザ 2012 スハマソウ 2011 ミカイドウ 2010 ネメシア 2009 サワラ 2008 ヨルガオ 2007 ポインセチア 200 コガマ 2005 コトネアスター 2004 ソシンロウバイ

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12月29日(月) スズメノチャヒキ

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ささやかなサイズとその柔和さに気持ちが和みます。初夏、野道を飾っていたスズメノチャヒキが、あの目立つ花茎を棄てて寒風を耐えていました。
多年草だそうで、株はそのまま冬を越すものもあるはずなのに、今回見たこれは秋に芽吹いたものに思えます。クヌギの枯れ葉がスケール役を務めていました。
ただ、こんな幼生でも葉はしっかりと毛を纏っていました。それが見かけのソフトイメージにつながりはしても、決してお洒落のための毛でないことは確かです。

過去のきょう 2024 サキシマスオウノキ 2023 キナノキ 2022 クロホオズキ 2021 アグラオネマ・カーティシー 2020 サンゴシトウ(ヒシバデイゴ) 2019 クロコダイルファーン 2018 エスキナンサス・ツイスター 2017 チャボタイゲキ 2016 モクセンナ 2015 クロガネモチ 2014 ヤドリギ 2013 オタフクナンテン 2012 シナマンサク 2011 アオネカズラ 2010 カシワバハグマ 2009 イタドリ 2008 セイタカアワダチソウ 2007 ツルマサキ 2006 サツキ 2005 トサミズキ 2004 キダチアロエ

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12月28日(日) ヤノネボンテンカ(タカサゴフヨウ)

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これを見つけて、おや、タカサゴフヨウがこんな季節に…と驚きました。
高砂は台湾のことなのに、南米がお里のこのPavoniaにどうしてその地名を冠したものか、その由来がどの資料にも出てきません。自分でタカサゴフヨウと呟いておきながら言うのは憚られても、これだけ寒気に強くて南国の地名は似合いません。
というわけでヤノネボンテンカという標準和名をもう一度頭に擦り込んだ上で、その名付けの元になった葉を見ると、おや、少し寒さ焼けしています。それでも実はたくさんついていて、もしこの茎が倒れても次世代の芽吹きは確実でしょう。
そのせいか、この植物の繁殖力を持て余している人は少なくありません。こうしてたまに見つけてうれしがる分には良くても、身近に置くと「危険物」のようです。

過去のきょう 2024 サトウキビ 2023 ブドウホオズキ 2022 ホウオウチク 2021 パッシフローラ・デカイスネアナ・ブルーヘブン 2020 アカバナ 2019 メヒルギ 2018 カクチョウラン 2017 オケラとホソバオケラ 2016 ブラサボラ・デビッドサンダー 2015 メドハギ 2014 ビロードモウズイカ 2013 フユノハナワラビ 2012 ススキ 2011 バラ(シャルル・ド・ゴール) 2010 サルトリイバラ(サンキライ) 2009 イイギリ 2008 ヤツガシラ 2007 ヤブツバキ 2006 サネカズラ 2005 カンアオイ 2004 ブルーデージー

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12月27日(土) セコイア(センペルセコイア、アメリカスギ)

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サンタさんがお帰りになってからこういうものを出すなんて、間の悪い男です。いえ、これだけ大物でこれだけガサツだと、そこらの公園には植わっていないのです。
前回登場は真下から思い切り仰ぎ見たので、この空疎な枝振りがここまで気になりませんでした。逆に樹皮の赤さはヤケに目立ったわけで、前回と今回を足して2で割ると、このセンペルセコイアの実態に少しは近づけるはずです。
さてそのセンペル(sempervirens)です。てっきりどなたかへの献名だと考えていたら、常緑樹の意味でした。そりゃヒノキ科だもの、そうに決まってるよねと頬を膨らませながら、種小名とすべき特徴がほかになかったことに少し哀れみを感じます。

過去のきょう 2024 ヤエヤマヤシ 2023 ブルーアイス 2022 アンスリウム・スペクタビレ 2021 シロアミメグサとコガタシロアミメグサ 2020 ケヤキ・むさしの1号 2019 シクラメン 2018 ドラセナ・コンシンナ・トリカラー・レインボー 2017 エスキナンサス・スペキオスス 2016 ドンベヤ・里見の春 2015 タラノキ 2014 ヤマハギ 2013 チドリノキ 2012 キミノセンリョウ 2011 球根ベゴニア 2010 スギ 2009 ナツメヤシ 2008 ハスノハカズラ 2007 オレガノ・バーバラチンゲイ 2006 ムサシアブミ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 レースラベンダー

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12月26日(金) ヘクソカズラ

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この季節の被写体として重宝するのがヘクソカズラです。色も形もじつにキュートで、ある年など元日の主役を務めました。1月の下旬にもその美を愛でています。
それらのときに比べると、今回は標題をあっさりとヘクソカズラにしたものかどうか迷いました。絡みつかれて迷惑そうなヒュウガミズキも、その蕾のほんのりした色合いや福々しいフォルムにはかなり目を惹かれます。あるいは背景色を作り出している枯れたススキの叢だって、この一枚には大いなる貢献をしてくれています。
そんなことを考えていると、きょうのタイトル、本当なら「調和」としたいところでした。絡んで邪魔に見えるヘクソカズラも、ヒュウガミズキが花開くころには枯れ落ちて消えてくれます。ときを知り、立場を知る…やはり草木は人生の師です。

過去のきょう 2024 シャコバサボテン・ゴールドチャーム 2023 エケベリア・パウダーブルー 2022 カラフトイバラ 2021 マホニア・チャリティー 2020 キダチチョウセンアサガオ 2019 ミカエリソウ 2018 シマサンゴアナナス 2017 ツルギキョウ 2016 リュウビンタイ 2015 ヌマツルギク 2014 ウラハグサ(フウチソウ) 2013 リョウメンシダ 2012 メガルカヤ(とオガルカヤ) 2011 ワイヤープランツ 2010 ポピ-マロー 2009 フサザクラ 2008 ハマボウ 2007 レンギョウ 2006 ハナイソギク 2005 ウキツリボク(アブチロン、チロリアンランプ) 2004 センダン

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12月25日(木) パンジー

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お昼を迎えて上昇した気温が、花びらに降りていた霜を溶かし始めていました。これがもし自分なら、低体温症とやらで明らかにお陀仏だったことでしょう。
植物のタフさには、夏も冬も、瓦礫の地でも暗がりでも、感心するばかりです。生き物という括りでは人間も同じはずなのに、こういう堪え忍ぶ力は段違いです。
おっと、堪え忍ぶという言葉を持ち出してみて、ポンと膝を打ちました。このごろのおかしな事件はこの能力の不足によるのではなかろうか、子供のうちからパンジーの花びらを煎じて飲むようにしたらどうだろう…横丁の爺さんは暇人です。

過去のきょう 2024 ホホバ 2023 ゴールドクレスト・ウィルマ 2022 アロエ・ドロテアエ 2021 パナマソウ 2020 ヤナギイチゴ 2019 ジゴペタルム・マッカイ 2018 アマミヒイラギモチ 2017 カラスザンショウほか(時間差離脱総集編) 2016 フユイチゴ 2015 モクレイシ 2014 サネカズラ 2013 マユミ 2012 モミ 2011 ルメクス 2010 コウヨウザン 2009 クロガネモチ 2008 ハマゴウ 2007 ノササゲ 2006 シロタエヒマワリ 2005 キンメイモウソウチク 2004 ボケ

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12月24日(水) オドリコカグマ

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見分けには及び腰のくせに、名前のかわいらしさに負けて収録します。
これはかのノーベル文学賞に輝いた作家の小説に因んでいて、伊豆の山で初めに見つけられたのだと言います。ただし、分布は静岡だけでなく、四国の一部や九州にも及ぶそうで、そちらが第一採取地ならば大歩危カグマだったかもしれません。
冗談はさておき、見分けです。ここに収録している同属(Microlepia)のフモトシダとは当然に感じが似ていて、葉身がのびやか(60~80cm)です。ただ、胞子嚢が小羽片に1個ずつしか並びません。あるいは葉脈の先端が鋸歯の先まで届きません。
おっと、名前の後半についても書き留めておかなくてはいけません。カグマはシダの古名らしいとは知れても出典が不明です。草木を扱う先生たちのなかにはこういう教養の垂れ流しがお好きな人がいらして、素人泣かせです。

過去のきょう 2024 コピアポア・黒士冠 2023 アロエ・ブランドライエンシス 2022 ハマベノキ 2021 カエンカズラ 2020 チコリー・プレコーチェ 2019 アブラツツジ 2018 ペペロミア・アルギレイア(シマアオイソウ) 2017 ツワブキ 2016 レリオカトレヤ・リグレイ 2015 ノカンゾウ 2014 コセンダングサ 2013 ツチアケビ 2012 ノガリヤス 2011 メグスリノキ 2010 ヤバネヒイラギモチ 2009 タラノキ 2008 コウヨウザン 2007 シキザクラ 2006 シキザキホソバアカシア 2005 シモバシラ 2004 ポインセチア

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12月23日(火) ロドデンドロン・ガルデニア

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差し渡しが15cmに及ぼうという立派な花がドン・ド・ドンと3連発です。いかに大温室とは言えども、サンタさんも驚く豪華な見映えでした。
原産地はニューギニアなので熱帯適応した樹種かと思えば、1,500m級の高地がお里だそうで、ヒンヤリ&ジメッの環境を好むようです。3連発で喜んでいたら、参考写真には10連発も珍しくなくて、現地ではさぞかしの見事さなのでしょう。
ガルデニア(gardenia)はクチナシの属名を借りた種小名で、この花がクチナシに似た甘い香りを放つことに由来します。ただ、クチナシの香りなら嗅ぎわけることができるのに、この場所では空振りでした。時間帯とか開花後の日数とか、芳香を堪能するには多少の条件がいるようで、花数も含めて再会を期待しておきます。

<補注> 熱帯シャクナゲと称される一群で、先行収録は次の3種です。
ロドデンドロン・クリスティアナエ ☆ ロドデンドロン・ロキアエ ☆ ロドデンドロン・ビレヤ・ピンクデライト

過去のきょう 2024 カマツカ 2023 オガサワラビロウ 2022 エケベリア・プロリフィカ 2021 シマクワズイモ 2020 コムラサキ 2019 ツルバギア・フラグランス 2018 ブーゲンビリア 2017 チョウセンレンギョウ 2016 センダンとエンジュ 2015 アメリカアサガラ 2014 セイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス、イングリッシュ・アイビー) 2013 カラスザンショウ 2012 リュウキュウマメガキ 2011 センボンヤリ 2010 シロガネヨシ(パンパスグラス) 2009 マメキンカン 2008 ユキツバキ 2007 ミヤマフユイチゴ 2006 ユリオプスデージー 2005 スイカズラ 2004 ニワナズナ(アリッスム)

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12月22日(月) シロヤマブキ

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ここから1カ月が経過した姿はかつて載せていて、その主役は明らかに実でした。黒々と輝くその姿にひきかえ、葉はまるで干し魚のようにカラカラでした。
それがこの美しさです。葉脈も鋸歯もイキイキと命の息吹を残したまま、色だけがまるで金屏風です。黒い実はまだまだその屏風の引き立て役に過ぎません。
さてもひと月という時間の重さをひしひし感じるわけです。その貴重な時間を、さしたる思いもなくヌルヌルと過ごす自分がいて、それを不甲斐なく恥じるかと言えば、これがまたそんな安穏たる生活ってよろしいなぁとほくそ笑んでいる悪爺です。

過去のきょう 2024 ゴエッペルチア・マジェスティカ 2023 ウスバヤブマメ 2022 ルッティア・フルティコサ 2021 トウグミ 2020 ノウゼンハレン(キンレンカ、ナスタチウム) 2019 ウメ 2018 ベゴニア・マソニアナ 2017 スノードロップ 2016 赤ダイコン(紅ダイコン) 2015 ムシトリナデシコ 2014 ヤマユリ 2013 ヒメツルソバ 2012 ツワブキ 2011 トネリコバノカエデ 2010 トウワタ(アスクレピアス) 2009 ナナミノキ 2008 カラシナ(セイヨウカラシナ) 2007 ミヤマシキミ 2006 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2005 グリーンアイス 2004 トベラ

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12月21日(日) マンリョウとヤブラン

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真っ赤なマンリョウの実が、ここまで輝くような真っ黒に変化するとは!?!?という虚言が吐けそうです。このごろ煙たがられているAI画像ではありません。
前後の距離感がわかりにくいという単眼カメラの弱点を利用(?)した遊びで、ファインダーを覗くまでは赤と黒の実を並べたら面白そうと考えただけでした。撮れた写真をモニターで見て、「あれ?一房だけ黒熟してるみたい」とニンマリです。
実際はヤブランの穂はずいぶんと手前にありました。なので、これ、300mm一杯でF値を5.8まで絞り、ISOを400に上げ…と、いつも事後に反省してばかりのはた衛門としては案外に考えて設定しています。なのに、なんだか赤も黒も甘いです。
あぁ、風があったのに、シャッター速度が1/125でした。よしよし、なんでも隙がない人間なんてつまらんさ。発展途上という麗しい言葉で自分を慰めておきましょう。

過去のきょう 2024 グランサムツバキ 2023 エクレール 2022 アグラオネマ・ホワイトレイン 2021 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2020 イチョウ 2019 ジャーマンアイリス 2018 ロスマニア・ロンギフロラ 2017 シラカンバ 2016 アカメガシワ 2015 西洋ツゲ(ボックスウッド) 2014 ブナ 2013 ツクバネウツギ 2012 イイギリ 2011 ナタマメ 2010 カエンキセワタ(レオノチス) 2009 カラスザンショウ 2008 タネツケバナ 2007 カラタチバナ 2006 ユキヤナギ 2005 ハンノキ 2004 ギョリュウバイ

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12月20日(土) バビアナ・ルブロキアネアとワトソニア・ボルボニカ

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来春に向けての期待の新人1号くん=バビアナです。もっとも、この属はすでにバビアナ・ケダルベルゲンシスを収録済みなので、この新人くん、正式にはバビアナ・ルブロキアネアです。ケダくん・ルブちゃんの呼び分けで勘弁してもらいましょう。
素性が面倒にすぎたクレープジンジャーの調べのときBabiana(ホザキアヤメ属)に話が及び、その仲間にとてもカラフルな花をつける種類があることを知りました。そんな花を愛でる前から、このかなりクセつよの葉に頬が緩んでいます。
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そして新人2号くん=ワトソニア・ボルボニカです。こちらもまた別のクセつよで、球根は真っ直ぐに埋めたはずなのに葉が傾いて出たまま直りません。開花の参考写真を見てもその気配はあるので、ずっとハスに構える性格なのでしょう。
そのわりには乙女チックにピンクの花を咲かす予定です。いつまでもそんなスネ男でいるならば、すぐ切り花にしちゃうからな!と脅しておきましょう。

過去のきょう 2024 ユウギリソウ 2023 トウモロコシ 2022 ミツバカズラ(属のなにか) 2021 キバナカエンボク 2020 コマツヨイグサ 2019 イチョウ 2018 ブラキカム・チェリッシュ 2017 ヒルムシロ 2016 熱帯スイレン 2015 ヒデリコ 2014 ナルコユリ 2013 カラスウリ 2012 ナギナタコウジュ 2011 トキワサンザシ(ピラカンサ) 2010 アマクリナム 2009 センリョウ 2008 タンキリマメ 2007 クネンボ 2006 ヒイラギ 2005 キリ 2004 イヌホオズキ

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12月19日(金) クロモジ

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「意外」という言葉は、自分が無知だったと告白することでした。まさか、クロモジのあの硬い葉がこんなに「抜ける」なんて、「意外」以外に言葉がありません。
そして、これが間違いなくクロモジだと確認するために葉序を確かめました。枝先の葉が束生していて、元側は互生なので図鑑どおりです。ただし、束生というのは枝先の状態を表す便利語(はた衛門理解)で、単に節間が詰まっただけなのでした。つまり、本質は互生の束生もあれば対生の束生もあるわけで、これも「意外」でした。
やれやれ、いい歳をして恥ずかしいことで、これが燃えるような紅葉だったら「赤面します」とかまとめられたのに、こんな山吹色では照れ笑いしかできません。

過去のきょう 2024 イロハモミジ 2023 ホヤ・ムルチフロラ 2022 プレウロタリス・タランツラ 2021 インパチェンス・コンゴレンシス 2020 マツブサ 2019 ゴヨウアサガオ 2018 アイスバーグ 2017 ネーブルオレンジ 2016 ツタ(ナツヅタ) 2015 タイワンサザンカ 2014 イヌブナ 2013 イイギリ 2012 オガタマノキ 2011 ススキ 2010 クロマツ 2009 イチョウ 2008 モチノキ 2007 ハクウンボク 2006 フユザクラ 2005 トコナツ 2004 ジュウガツザクラ

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12月18日(木) メドハギ

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師走も半ばを過ぎて、なのにこれだけ矍鑠とした茎が風になびきます。「俺にはまっすぐしかないんじゃい!!」という性格が麗しいメドハギです。
しかし、そんな強靱な茎もここからは秒読みです。風やら霜やらとの格闘の末、野面に屍を晒します。ただ、根は生きて春を迎えるし、倒れた穂には種があります。
オレンジ色の豆果は枯れ色のなかで際立って美しく、かつ丈夫です。いくら熟してもこれが自ら割れることはなく、そのなかには硬い種が1個入っています。
来春は根から新芽が出るとして、年数が重なったり、この場所に攪乱があったりすれば、根に頼ってはいられません。おそらくそのときこそが種の出番です。10年前の記事では種が毎年発芽すると思っていた節があって、いやいや、草木はそんな単純な役割分担をしてはいないらしいということにようやく思いが至りました。

過去のきょう 2024 シュッコンタバコ 2023 アカザカズラ(オカワカメ) 2022 オオモミジ(滝野川) 2021 アエスクルス・パルビフローラ(ボトルブラッシュバックアイ) 2020 小菊(イエギク) 2019 トゲバンレイシ 2018 ペペロミア・クルシフォリア 2017 ススキ(とオギとヨシ) 2016 エイザンスミレ 2015 ベニニガナ 2014 クサソテツ 2013 シオデ 2012 シモバシラ 2011 ソシンロウバイ 2010 リンドウ 2009 チドリノキ 2008 マルバアキグミ 2007 ハクサンボク 2006 ムクロジ 2005 マリアアザミ 2004 ワビスケ

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番外編 : 嚥下機能

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このごろ、食事のときに喉のどこかになにかがひっかかっているようで、鬱陶しいことが増えました。いわゆる嚥下機能の低下というヤツでしょう。
加齢には避けにくい症状だというので、10年も前から、ほかの部位に加えて首の筋トレまでしてきたのに、くやしいことです。仰臥して頭だけ持ち上げると、30回でかなりこたえます。2セットやるのですが、もっと増やせということなのでしょう。
そんな爺さんから見ると、コゲラってすごいです。100回・200回、平気です。それも超高速です。さらに懸垂をしながらです。エライもんです。
これからはコゲラがむせているシーンを狙います。ゴホゴホ言っていたり、咳払いしているコゲラ、どこかにいないもんでしょうか。

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12月17日(水) ヤマハゼ

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実を啄んでいるショットはあるのに、ボケボケでここに出せません。シジュウカラ(雌)はヤマハゼの実を食べるらしいことだけはわかりました。
あと、このお嬢さんが見上げている方向に冬芽と葉痕が見えています。枯れた実はハゼノキのそれと似ていても、冬芽はヤマハゼの方が少しスマートです。
そして、ここに写っていないものも冬のヤマハゼの特徴を示していて、葉がすっかり落ち切っています。ハゼノキの葉は、冬、真っ赤だったり、もし色変わりしなくてもわりとしつこく枝に残るのに対し、ヤマハゼの冬はスッカラカンです。

過去のきょう 2024 イザヨイバラ 2023 ハチジョウキブシ 2022 コガタムラサキオモト 2021 ムラサキバレンギク(エキナセア・シャイアンスピリット) 2020 ムユウジュ 2019 セッカタマシダ・ダフィー 2018 ウォレミマツ(ジュラシックツリー) 2017 イヌカラマツ 2016 テッケンユサン(アブラスギ、ユサン) 2015 オリーブ 2014 パキラ 2013 アツバキミガヨラン 2012 フウ 2011 クリスマスローズ(ニゲル) 2010 ニワウルシ(シンジュ) 2009 アキニレ 2008 ハマヒサカキ 2007 キジョラン 2006 ヤブコウジ 2005 ローズマリー 2004 トウネズミモチ

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12月16日(火) ハルニレ

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今シーズンはいつになく木々の紅黄葉を取り上げ(↓)ていて、夏からいきなり冬へという気候変化はこの面では奏功していたのでしょう。しかし、農業・漁業には深刻なダメージを与えていて、トマトの値段が平年比2.4倍とか、おおごとです。
ほらね、だから妙にきれいになろうなんてしないボクをみんな見習うべきだよ:::とハルニレがドヤ顔していました。不動心の権化ですか、あなたは…。
冬芽だって、その形も色もじつに控えめです。できれば人目に立たずに静かに過ごしたいヤツ、どうしても目立ちたいヤツ、木々もいろいろなら人間もさまざまだよなぁとか思いながら、おや、伊東市のあの人は落選したねと茶飲み話です。

<今季の紅黄葉記事・掲載順>コウヤミズキ(11月20日) ☆ フウ(11月21日) ☆ ホオノキ(11月22日) ☆ オオモミジ(11月23日) ☆ スルガダイニオイ(11月25日) ☆ ヒナウチワカエデ(11月28日) ☆ ネジキ(11月29日) ☆ キブシ(12月3日) ☆ ヒメシャラ(12月5日) ☆ アサダ(12月7日) ☆ アワブキ(12月9日)

過去のきょう 2024 タイアザミ 2023 ハチジョウアザミ 2022 ホワイトキャンドル(ウィトフィルディア・エロンガタ) 2021 アリストロキア・トリカウダタ 2020 チョロギ 2019 テイキンザクラ 2018 キフゲットウ 2017 シラヤマギク 2016 ミズヒキ 2015 タカサゴユリ 2014 ハキダメギク 2013 洋ラン(品種不明) 2012 イソギク 2011 コウシンバラ 2010 フウ 2009 サンビタリア 2008 シラキ 2007 コスモス(矮性) 2006 タアツァイ 2005 リュウキュウマメガキ 2004 ネズミモチ

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12月15日(月) ヒマラヤザクラ

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三島・沼津の旅話題に続けてこんな花盛りを載せると、カワヅザクラがもう開花!?みたいな怪しさです。いやいや、あれが咲くのはまだ2カ月も先のことです。
これはひと昔前にも取り上げたことのあるヒマラヤザクラで、今年はいつもよりずいぶんと咲きっぷりが豪快でした。これで来月いっぱいは花を見せてくれるので、季節感が狂いそうという言いがかりを別にすれば、とても面白い木だと思います。
もしかして、桜とは似て非なるモノかと素性をあたると、間違いなくCerasus(サクラ属)です。ただ、種小名(cerasoides)が笑えて、「桜に似たもの」の意味です。学者先生たちもなにか割り切れなかったのだろうかと、素人はニンマリしてしまいます。

過去のきょう 2024 ノイバラ 2023 ハナチョウジ 2022 ナツシロギク(フィーバーフュー、マトリカリア) 2021 ニトベギク 2020 イヌマキ 2019 ゴエッペルチア・ケゲルジャニー 2018 ナリヒラヒイラギナンテン 2017 ウバメガシ 2016 ザボン(ブンタン、ボンタン) 2015 ホソバシャリンバイ 2014 カシワ 2013 シシユズ(オニユズ) 2012 マンサク 2011 ビオラ 2010 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2009 アオギリ 2008 ツクバネ 2007 カラスザンショウ 2006 チャボヒバ 2005 クロガネモチ 2004 カナムグラ

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12月14日(日) ハイビスカス(ブッソウゲ)

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<駿東記5>三島の街から南へ少し下ると、小さな島が海に浮かんでいます。駿河湾の最奥部になるそこは、三島や沼津の市街地よりさらに暖かなのでしょう。夏の花であるハイビスカスが、なんの保護措置もされず、藪のなかで微笑んでいました。
もっとも、ほかの植物(ススキオオイタビスダジイハゼノキなど)はそれなりに季節の色や姿を見せていたので、常春・常夏の地とまでは言えないようです。
それにしても、です。埼玉や東京の冬ならば温室でしか咲かない花を見られた…そんなプチ贅沢がとても幸せに感じられた今回の駿東の旅でした。

過去のきょう 2024 ケショウビユ(イレシネ・ヘルブスティー) 2023 エランテムム・ワッティー 2022 ヘンリーヅタ 2021 カマツカ 2020 クダモノトケイソウ(パッションフルーツ) 2019 ネジキ 2018 ヨウサイ(クウシンサイ) 2017 フランネルフラワー 2016 ストロビランテス・エキゾチカ 2015 ハイアワユキセンダングサとウィンターコスモス 2014 カリガネソウ 2013 タコノアシ 2012 キジョラン(とアサギマダラの卵) 2011 フサザクラ 2010 ノハラアザミ 2009 サンパチェンス 2008 カラスザンショウ 2007 フウ 2006 ムラサキキャベツ 2005 ハナヒョウタンボク 2004 ホオズキ

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12月13日(土) 相生の松(あいおいのまつ)

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<駿東記4>これをここに収録すべきか、少し迷いました。かつて「アイグロ」マツは載せていて、あれは歴とした交雑種(黒松+赤松)で学名ありだったのに対し、こちらは黒松と赤松が寄せ植え状態になっているだけで、品種とは言えないはずです。
ただ、三島散策のオマケだし、大社の境内にはこの「相生の松」のほかに白松(大社は「三葉松」と表示)もあったのです。立派なその松の幹や葉の様子を、かつての覚束ない内容のシロマツ記事に追録させてもらった義理があります。加えて、これからの老後生活に相生という名が縁起良かろうという魂胆も見え見えです。

過去のきょう 2024 タイワンサザンカ 2023 オオムラサキシキブ 2022 アグラオネマ・ホワイトステム 2021 ホワイトバットフラワー 2020 コーヒーノキ 2019 サルビア・コッキネア 2018 ツルラン 2017 ハゼノキ 2016 セコイア(センペルセコイア、アメリカスギ) 2015 ヌマミズキ 2014 ヒマラヤスギ 2013 サザンカ 2012 カキノキ(次郎) 2011 タヌキマメ 2010 キッコウハグマ 2009 イタヤカエデ 2008 カラハナソウ 2007 ハンカチノキ 2006 カランコエ・ベハレンシス 2005 ワビスケ 2004 イシミカワ

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番外編 : こ、これは!?

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<駿東記3>三島の街で遭遇した(水晶などのお店の看板)驚きの文字です。
えっ? 𰻞(びゃん)より画数多い? いえいえ、落ち着いて数えたら、38画しかないようです。𰻞よりは20画も少なくて、𰻞の王座は揺るぎないものでした。
と言うより、紛れもなく正しい漢字である𰻞に対して、こちらは「招財進寶」の4つの漢字を組み合わせた合字(抱き字とも)でした。「しょうざいしんぽう」…あの声の大きな国の人たちが大好きな縁起担ぎです。
Img_20251209_104258対するにこちらは本物のお宝です。櫛とか簪とは違い、全長40cmはあろうかという帆船模型を鼈甲で作ろうなんて、気宇壮大というか贅沢の極致というか(絶句)。
沖縄で見たベッコウチョウトンボのことを、ずいぶん久しぶりに思い出しました。

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12月12日(金) サンカクアカシア

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<駿東記2> 三島散歩で見つけた不思議な木です。両手では抱えきれないほどの広がりで、枝が奔放すぎるし、葉の尖りが怖いしで、恐る恐る一枚パシャリ…。
流通的にはサンカクバアカシアの名がメジャーでも、標準和名は「バ」抜きです。と言うか、「バ」の有無はさておき、花の助けを借りずにこれをアカシアの仲間と見分けることができてホッとしたのが本音です。確認のためおよび自分のおさらいのため、ブログ収録済みのAcacia(アカシア属)類を下に並べておきます。
さて話をこの危険物さん(笑)に戻せば、出だしで「葉」とした灰緑色パーツは偽葉で、葉に見えるのは葉柄だそう(本来の葉は退化)です。それが不等辺三角形というのもややこしいことです。早春にはいかにもアカシア属らしい黄色いボンボリ状の花が咲くはずなのに、さすがの三島でもいまはその気配すらありませんでした。

<過去掲載のAcacia(アカシア属)・和名50音順>アカシア・コベニー ☆ アカシア・フィンブリアタ(ブリスベンワトル) ☆ ギンヨウアカシア ☆ シキザキアカシア ☆ シキザキホソバアカシア ☆ フサアカシア ☆ ムクゲアカシア ☆ ヤナギバアカシア(アカシア・フロリブンダ)

過去のきょう 2024 ルエリア・バルビラナ 2023 ブドウホオズキ 2022 シンジュノキ(ハッピーベリー) 2021 アリストロキア・サルバドレンシス 2020 センニンソウ 2019 ノックアウトとダブルノックアウト 2018 ウラジロノキ 2017 フジバカマ 2016 タチツボスミレ 2015 スカシタゴボウ 2014 タコノアシ 2013 オオツワブキ 2012 ヤブタバコ 2011 カマクラヒバ 2010 チョコレートコスモス 2009 ネズミモチ 2008 ツルアリドオシ 2007 カラマツ 2006 エピデンドラム・ラディカンス 2005 ノゲシ 2004 イヌリンゴ

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12月11日(木) カラー・エチオピカ(オランダカイウ)

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<駿東記1> 富士の伏流水が湧くのは柿田川だけではなく、三島の街には湧水やそれによる流れがあります。ここ源兵衛川は駅も程近い街なかを1km以上も下っていて、岸辺もあれば流れのなかには飛び石が置かれて、絶好の散歩コースでした。
251211zan_aethiopica
そしてそこで見たものは! うわ、カラー(エチオピカ)です。いま、12月の入口です。カラー類はだいたいがGWのあと、早くても3月下旬から咲くものと思っていました。実際、先日のガーベラの項には冬の志木でカラーを枯らした話を書きました。
それが、源兵衛川に手を入れてみるとぬるいのです。伏流水の出る場所でなら、志木でさえホテイアオイやウチワゼニクサが元気に冬越しするのを見ています。ましてや、志木よりも冬の気温が2~3度は高い三島です。さらにここにはなんとキショウブまで花開いていて、羨ましさに涎を垂らしながらの散策と相成りました。

過去のきょう 2024 イロハモミジ 2023 ヒトツバハギ 2022 ドロセラ・アデラエ(ツルギバモウセンゴケ) 2021 ノコンギク 2020 サポジラ 2019 木立性ベゴニア・ホワイトカスケード 2018 ハマヒサカキ 2017 コウシンバラ 2016 イイギリ、ほか2種 2015 イタヤカエデ 2014 ハナゾノツクバネウツギ 2013 ヒマラヤザクラ 2012 アスナロ 2011 ゴクラクチョウカ 2010 ヤマアジサイ 2009 ノイバラ 2008 ラシャカキグサ 2007 シャシャンボ 2006 デルフィニウム 2005 トウカエデ 2004 ウキツリボク(アブチロン、チロリアンランプ)

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12月10日(水) オカトラノオ

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人間の老後がそれぞれであるように、草木のそれもさまざまです。夏、純白の花穂が風に揺れ、すっきりした茎葉が鮮やかだっただけに、オカトラノオの晩年は「え、あの人がまさか…」の感があります。もっとミイラ化した姿さえ、かつて見ています。
「だからなんだと言うの」とオカトラノオはちゃんちゃらおかしいことでしょう。「私たちは多年草よ。人生1回きりの人間とはワケが違うのよ」と嘯いていそうです。
あれれ、どうしてオカトラノオの口調が女性になってしまうのでしょう。強いものはすべからく女性という日ごろの諦観が、こんなところでポロッと露見します。

過去のきょう 2024 スプレー菊・バルティカライム 2023 アオノクマタケラン 2022 オウギバショウ(タビビトノキ) 2021 バオバブ(アダンソニア・ディギタタ) 2020 フクリンチトセラン(サンセベリア・ローレンチー) 2019 イチョウ 2018 セレウスサボテン(鬼面角) 2017 キンミズヒキ 2016 ウチワゴケ 2015 ストック(アラセイトウ) 2014 ヒメガマ 2013 セリバオウレン 2012 ワラビ 2011 ウワミズザクラ 2010 リコリス・オーレア 2009 ヤーコン 2008 チョクザキヨメナ 2007 メグスリノキ 2006 ゴクラクチョウカ 2005 ブルーベリー 2004 フクシア

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12月9日(火) アワブキ

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アワブキの葉がかなり薄手であることにいまごろ気づきました。情けないことに、初回の出会いは野道だったし、そこから持ち帰ったひと枝に火をつけて泡が吹くのを確かめたときも、どちらも触り放題だったのに、問題意識が皆無でした。
次に開花状態を撮った写真でも、葉の薄さなんて念頭にないので、いま見返してもさっぱり質感が伝わってきません。4回目も似たり寄ったり、そして5回目に至り、ようやくヨレッと頼りなさげなニュアンスをとらえていました。偶然ですけれど…。
なるほど、こうして陽に透かしてみれば良かったわけです。ただ、言い訳をすれば、これまでアワブキを見た場所はみな光線具合がNGでした。特に太陽が嫌いな樹種ではないそうで、今回の場所の明るさを考えると、あの夏をこんな薄手の葉が耐え抜き、こうしていま黄金の輝きを見せていることに深く感動してしまいます。

過去のきょう 2024 レモン・ポンデロサ 2023 メガスケパスマ・エリスロクラミス 2022 ホテイアオイ 2021 ガステリア・グラキリス 2020 ミツバツツジ 2019 チューリップ 2018 ズミ(キミズミ) 2017 チャンチン 2016 エンジュ 2015 ヒメタイサンボク 2014 トウカエデ 2013 コナラ 2012 ウラムラサキ(ストロビランテス・ディエリアナ) 2011 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ) 2010 イロハモミジ 2009 メタセコイア 2008 アオハダ 2007 ケヤキ 2006 サンダーソニア 2005 サンシュユ 2004 メキシカン・ブッシュ・セージ

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12月8日(月) コバノカモメヅル

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寒の極みに初めてこれを見つけたのはずいぶん昔のことでした。あのときに比べれば、袋果はまだしっかりしているし、光に輝く毛もたっぷりと残っています。種が飛び立つのは2月のことと思っていたら、冬の入口からもうこの具合でした。
前のように水辺で接近を阻まれることがないおかげで、けっこううれしい一枚を得られました。柔らかそうな種髪が陽光に煌めくのは美しいものです。
ここでちょっとドキッとしました。つい先日、コウヤボウキを取り上げ、怪しく光る毛を「冠毛」としています。種髪と冠毛、自分はどうやって使い分けたのでしょう。
調べてホッとしました。コウヤボウキのあれは冠毛、コバノカモメヅルのこれは種髪で間違いありませんでした。その違いは、種子から直接出る毛が種髪、痩果から生える(つまり皮から出る)のが冠毛でした。ルーペが欠かせない世界です。

過去のきょう 2024 リパリス・グロッサ 2023 イヨカズラ 2022 ニシキギ 2021 イヌエンジュ 2020 ツバキカズラ 2019 シロモジ 2018 タカナ 2017 コアカザ 2016 オウゴンカズラ(ポトス・エンジョイ) 2015 ハグロソウ 2014 テンニンソウ 2013 オオハナワラビ 2012 ヤブマメ 2011 ネコノチチ 2010 ホソバオケラ 2009 イイギリ 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ダケカンバ 2006 コクサギ 2005 サルトリイバラ(サンキライ) 2004 ガーデンシクラメン

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12月7日(日) アサダ

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森のなかで樹皮が短冊状に剥がれ、かつ、この時期にきれいな黄葉を見せる木としてはヘラノキが記憶にありました。先端が先鋭で卵形フォルム、そして並びが互生という葉も似ているし、15mほどまで育つ喬木ということも両種同じ(注)です。
ただ、近づくとその樹皮の剥け方がヘラノキよりさらに激しいと感じます。アサダという語源不明の標準和名よりは、ハネカワとかミノカブリという別名がピッタリなのです。皮目の色合いも赤茶が強く、大きな蓑虫が無数に貼り付いたかに見えます。
もっとも、木が若いときだと樹皮は平滑だと言うし、また齢が重なりすぎると今度は剥落してサルスベリ的になるそうで、今回、壮年の木に会えたのは幸運でした。

<補注> 分類的には二つは無関係(アサダ=カバノキ科アサダ属、ヘラノキ=アオイ科シナノキ属)です。

過去のきょう 2024 ベルゼリア・アルビフローラ・グリーン 2023 アオギリ 2022 タッカ・インテグリフォリア(ホワイトバットフラワー、ホワイトキャットフラワー) 2021 イワギク 2020 エリカ・ファイアーヒース 2019 キャベツ 2018 ハナヒリノキ 2017 アズサ(ヨグソミネバリ) 2016 カイノキ 2015 カナクギノキ 2014 イヌザンショウ 2013 ムラサキシキブ 2012 ヤマコウバシ 2011 メキシカン・マリーゴールド 2010 アカガシワ 2009 ウシハコベ 2008 コハウチワカエデ 2007 ギヌラ・パープルパッション 2006 ヤマハゼ 2005 ストック 2004 イチョウ

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12月6日(土) ネメシア(宿根ネメシア)

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花びらの基本色は白のようでも、薄紫と黄色もまた優勢です。過去掲載のネメシア(↓)は、ケイランサス以外は単純な花色だったので、新鮮な眺めです。
さて、この季節に開花と言えば宿根ネメシアとは思えても、その基本種にはcaeruleaやfruticansやdenticulata(いずれも種小名)などが存在します。そしてそれぞれには多様な園芸種があり、あるいは基本種同士の交配もあることでしょう。
先の尖った卵形の葉は葉脈と鋸歯が目立っても、そんなことくらいでは、このネメシアの正体などわかるものではありません。どうにも頼りない鑑定眼のせいで、今回もまた記事タイトルはアバウトなままで逃げることになりました。

<過去掲載のネメシア類・収録順>2007年1月9日 : 宿根ネメシア(紫) ☆ 2007年5月26日 : ウンランモドキ(黄・白) ☆ 2010年12月30日 : 宿根ネメシア(濃いピンク) ☆ 2023年5月2日 : ケイランサス(リンクは本文中)

過去のきょう 2024 アルストロメリア・ブライズメイド 2023 ホソバクリハラン 2022 トウジュロ 2021 ヒラドツツジ 2020 マルバチトセラン(サンセベリア・ハーニー) 2019 ヤツデ 2018 シロガネチカラシバ 2017 アキノノゲシ 2016 シソモドキ(ストロビランテス・アルテルナタ) 2015 タイワンホトトギス 2014 シンツルムラサキ(ツルムラサキ) 2013 タチシオデ 2012 ノブキ 2011 ホソイトスギ(イタリアンサイプレス) 2010 フユザンショウ 2009 ハゼノキ 2008 ハウチワカエデ 2007 ソヨゴ 2006 タラノキ 2005 メギ 2004 ダリア

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12月5日(金) ヒメシャラ

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ヒメシャラの「紅」葉に初めて出会えました。これまでは「黄」葉しか見ていなくて、ようやくヒメシャラの葉の色づきが多様であることを実感できました。
それにしても聞きしに勝るきれいさです。抜け感というか透け具合が堪りません。葉の一枚ごとに色合いが違うし、一枚の葉でもグラデーションが見事です。全面的に真っ赤というタイプの紅葉の圧巻度合いとはまた別の美の世界です。
そして、まだまだ幼い冬芽が脇を固めていました。あと3カ月もすれば、この芽も大きく膨らむよね…と冬の扉を入ったばかりなのに自分を励ましてみるのでした。

過去のきょう 2024 ヤマモミジ 2023 アメリカスズカケノキ 2022 モノレナ・プリムリフローラ 2021 リプサリス・ラウヒオルム 2020 クスドイゲ 2019 ベニツツバナ(オドントネマ・ストリクツム) 2018 コバンノキ 2017 コヤスノキ 2016 アメリカハナノキ 2015 アブラチャン 2014 ツタ(ナツヅタ) 2013 フユザンショウ 2012 バンジロウ 2011 カラミンサ 2010 デンジソウ 2009 コンテリクラマゴケ 2008 チドリノキ 2007 イヌリンゴ 2006 ツルリンドウ 2005 ナンテン 2004 ネリネ

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12月4日(木) コウヤボウキ

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冠毛が意外にギガギガしていて、フワフワの毛だとばかり考えていると、これは萼が変化したものなのだという成り立ちを思い出させてくれます。
あるいは種(果実)が瑞々しく見えて、カラッカラな枯れ色になって舞い上がるのだろうという思い込みを打ち砕きます。微細な世界はとても新鮮です。
コウヤボウキの冠毛はすでにしつこく見てきた(注)のに、時期的に今回が一番早い反面、飛び立ちが一番進んでいます。理に合わないぞと考えたら、花の期間が長いことに起因すると気づきました。花が2カ月以上の長きにわたって咲くことによって、その成果物はさらに長い月数を煌めいたりホワホワしたり…屈託がありません。

<補注> 本文中のリンク先にコウヤボウキの過去記事一覧があります。

過去のきょう 2024 アガベ・フィリフェラ・白糸の王妃錦 2023 プラティケリウム・エレファントティス 2022 ヒコサンヒメシャラ 2021 クラッスラ・ゴーラム 2020 トウガラシ(万願寺とうがらし) 2019 コラ(ヒメコラノキ) 2018 アメリカアリタソウ 2017 ツルマメ 2016 ブルボフィラム・エリザベス・アン・バックルベリー 2015 ハナミョウガ 2014 ハナビシソウ(カリフォルニアポピー) 2013 ヒヨドリジョウゴ 2012 シュロソウ 2011 シマトネリコ 2010 クサボケ 2009 カラスザンショウ 2008 コシアブラ 2007 ハンノキ 2006 センニチコボウ 2005 フユイチゴ 2004 カラスウリ

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12月3日(水) キブシ

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イケてますよ、キブシさん。この季節、初めて意識しました。脱帽!
たぶん、いままではなんかの桜の木だと思って見過ごしてきたのでしょう。今回は、この木が夏に長い果穂をぶら下げていたと知っていたから助かりました。
葉形は桜類とけっこう似ていても、その気でみれば葉脈の深さというか葉の凹凸がとても豊かです。葉表の照りもキブシの方が数段艶やかです。
そして、同じ枝の葉なのに色づき具合にこれだけ差があるのが不思議です。いや、この特徴はもっとサンプルを見ないとキブシに普遍的なことかは断じられなくて、このごろ歩き過ぎるとどうも腰にくるなぁ…などと嘆いているヒマはありません。

過去のきょう 2024 クジャクヒバ 2023 ブルンフェルシア・ウンドゥラタ 2022 ゴエッペルチア・ドッティ 2021 コバルトセージ 2020 エンピツビャクシン 2019 ラッキョウ 2018 サワシバ 2017 ヒイラギ 2016 ハナノキ 2015 サワフタギ 2014 トサミズキ 2013 ハゼノキ 2012 アメリカマンサク 2011 ルドベキア・プレーリーサン 2010 アカメガシワ 2009 フウトウカズラ 2008 タカノツメ 2007 アカカタバミ 2006 スギナ 2005 ナンキンハゼ 2004 キダチチョウセンアサガオ

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12月2日(火) アメリカタニワタリノキ・ムーンライトファンタジー

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枝の先がヤジロベエに見えて、楽しい画面になることを期待しました。結果、まるでかわいくありません。やっぱり枯れ色は悲しくて、はぁ、12月だねぇと溜息です。
もっともヤジロベエに教えられることはあって、この木は葉序が対生であることにいまごろ気づきました。赤面しつつ、初対面の夏の写真を見返すと、これ見よがしに葉が向き合ってついていました。毎度のことながら基本のキが欠けた男です。
赤面ついでに和名を借りているタニワタリノキも確認したら、これも対生でした。あたりまえだよなと思う一方で、科や属が同じでもこういう基本性向が違うことがあったはずで、しかしその事例がスッとは出てこないことがしみじみ悲しいこのごろです。

過去のきょう 2024 セロジネ・ムルチフローラ 2023 ヨナクニトキホコリ 2022 カキノキ(富有) 2021 ウラジロアカメガシワ 2020 カンガレイ 2019 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)  2018 コマツナ 2017 マメグンバイナズナ 2016 クレマチス 2015 シャガ 2014 アメリカセンニチコウ 2013 サフラン 2012 球根ベゴニア 2011 セイオウボ(西王母) 2010 ナナミノキ 2009 ハダカホオズキ 2008 サンザシ 2007 アラカシ 2006 アメリカツルマサキ 2005 ビワ 2004 ユズ

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12月1日(月) ホルトノキ

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志木ニュータウンのホルトノキが鈴なりに実をつけていて、ついこのごろ植えられたくせに元気な奴だなと思ったら、ここに植えられてもう8年が過ぎていました。
オギャーと生まれた子が小学2年になる年数です。どうも自分の時計だけが止まっていて、あの年この年が団子です。団子のままに人生終えたら幸せですかね。
いや、話はホルトノキです。おかしなことに、この季節は初収録でした。2月から8月の半年間だけで過去5回(↓)も取り上げていて、実を結び始める様子が抜けています。今回の実が小2状態だとすれば、次は園児あたりがターゲットです。

<過去掲載のホルトノキ・季節(暦)順>2月15日(2008年): 実・葉・枝 ☆ 2月20日(2018年): 実・葉・枝(本文中リンク) ☆ 6月1日(2021年): 蕾・葉・枝 ☆ 8月6日(2008年): 花・葉・枝 ☆ 8月12日(2020年): 花・葉・オオスズメバチ

過去のきょう 2024 カッシア・ニイズゴー 2023 チョウジュキンカン(オオミキンカン) 2022 エラチオール・ベゴニア 2021 ナカフオリヅルラン 2020 ショウジョウソウモドキ 2019 ヘツカラン 2018 アズキナシ 2017 セイヨウヒイラギ 2016 トチノキ 2015 アオキ 2014 カラタチバナ 2013 カカオ 2012 イタビカズラ 2011 ムラサキセンブリ 2010 カンレンボク 2009 コウヤボウキ 2008 イブキジャコウソウ  2007 クヌギ 2006 イヌツゲ 2005 マユミ 2004 シチヘンゲ(ランタナ)

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