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11月30日(日) ヨシ(アシ)

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誰かが川岸にゴミを不法投棄したのか?とは言い過ぎでも、化学雑巾の乾燥場か?くらいはオーバーではありません。少し上流ではオギが白い穂を煌めかせていました。似たような川岸の植生でも、ヨシの群落はあまりに無粋な季節です。
そう、時期的に出穂まではヨシだって爽やかな見かけでした。あるいは穂が落ち尽くせば銀灰色の景色になります。穂が開いているここ数カ月が丑寅です。
なぜだろうとつくづく見れば、小穂が濃色なのです。ススキのそれは薄茶だし、オギのそれはもっと淡くて白っぽく見えます。ちなみに冠毛はと言えば、これは3種とも白銀に煌めいていて差がなく、ヨシの不体裁はかかって小穂の責任です。
とは言え、ものの美醜は個人の勝手な尺度だし、こうして繁く蔽われた川岸は野鳥や小動物にとってかけがえのない住処です。きれいだからと穂を刈りに来る趣味人もいないし、天の配剤というのはすごいものだと感心したりしてみます。

過去のきょう 2024 シマニシキソウ 2023 ブドウホオズキ 2022 プルメリア・プディカ 2021 フクベノキ 2020 紅鏡(イロハモミジ・ベニカガミ) 2019 カラスザンショウ 2018 アシズリノジギク 2017 ネズミノオ 2016 ヤーコン 2015 ゼンマイ 2014 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2013 シラン 2012 バラ(緑光) 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 食用菊・料理菊(イエギク) 2009 シロダモ 2008 ヤブムラサキ 2007 キヅタ 2006 ムクノキ 2005 リキュウバイ 2004 ウィンターコスモス

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11月29日(土) ネジキ

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かつて紅葉のいい場面に間に合わず、散々に愚痴ったものです。自分の努力不足をネジキのひねくれ具合に擦り替えて、とても嫌な自分だったと超反省です。
その節は本当にご無礼を申し上げました。ネジキさん、仲直りしましょう。絶世の美人ですねえ。真っ赤な冬芽もたくさんつけて、これぞまさに健康美です。
と思えば、えっ、毒持ちなんですか、あなた! 葉を囓ると運動神経が麻痺しちゃうってホントですか。やっぱり、あまりお近づきにはならないでおきましょう。

過去のきょう 2024 キバナクチナシ 2023 タイワンニンジンボク 2022 タバスコペッパー 2021 マツカサジンジャー 2020 エゾヨモギギク 2019 オオバコ 2018 クロウメモドキ 2017 ヒゼンマユミ 2016 ツタ(ナツヅタ) 2015 サワグルミ 2014 シリブカガシ 2013 マテバシイ 2012 アルテルナンテラ(アキランサス、テランセラ) 2011 ヒモサボテン(ドラゴンフルーツ) 2010 オオモミジ(猩々) 2009 センニンソウ 2008 マムシグサ 2007 ヒサカキ 2006 タチバナ 2005 ベニバナボロギク 2004 スイセン

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11月28日(金) ヒナウチワカエデ

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日陰は嫌いな樹種だそうで、この季節、参考ページには鮮やかな赤い葉が並ぶというのに、ちょっと惨めな出会いでした。初めて見た木で文句を言えません。
掌状の葉の形や木の小ぶりさからして、イロハモミジだろうと思い違いしてきたかもしれません。あるいは葉の丸々しい形から、ハウチワカエデコハウチワカエデと勘違いしてあっさり通り過ぎた場所もあるでしょう。再掲不可欠です。
そんなダメ爺が今回なぜ気づいたかと言えば、葉の薄さです。向こうが透けそうなほどの儚さです。反面、傷んだものは少なくて、一定の丈夫さはあるようです。
きのう触れたイチイガシの悲運さとは逆で、上述の特性は庭木にも好適です。これからは山のなかに限らず、お庭や公園でも掌状の葉は厳重チェックです。

過去のきょう 2024 アメリカツノクサネム 2023 マルヤマシュウカイドウ 2022 コバノセンナ 2021 サトウカエデ 2020 ペカン 2019 ミヤギノハギ 2018 ホザキアサガオ(ミナ・ロバータ) 2017 温帯スイレン 2016 ノダケ 2015 イカリソウ 2014 モミジヒトツバ 2013 オオバギボウシ 2012 ナンテン 2011 バンレイシ 2010 サザンカ 2009 マユハケオモト 2008 キミノオンコ 2007 ウンリュウヤナギ 2006 シロミタチバナ 2005 ニホンスイセン 2004 クコ

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11月27日(木) イチイガシ

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イチイガシのドングリにイチ円玉を並べて、はい、親父です。ただ、このドングリの豊満さを示すにはけっこうピッタンコサイズで、むふふと自己満足です。
そして、念願のドングリ試食も満足でした。この樫と同じくアク抜きなしで食べられるものにスダジイマテバシイがありはしても、前者よりは量感が勝り、後者よりは味が上です。難点はただ一つ、この木がそんじょそこらには生えていないことです。
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そして、夏よりは葉裏が金茶色がかっていました。いわゆるドングリの木は葉裏が緑や白とか灰色なので、この色合いもイチイガシだけの鑑賞ポイントです。さらに、株立ちにならず単幹でドーンと聳えることはこの樫の最大の美点です。
それなのに、その美点が伐採に繋がり、庭木には不向き…したがって世知辛いご時世にはとんと見かけず…という、負のスパイラルそのものの悲運の木なのです。

過去のきょう 2024 サキシマスオウノキ 2023 ムッサエンダ・フィリピカ・ドナアウロラ 2022 ハナイソギク 2021 ディッキア 2020 丁字咲き・丁字菊(イエギク) 2019 ベゴニア・プセウドルベルシー 2018 ハマヒサカキ 2017 ネズミサシ 2016 フウリンブッソウゲ 2015 コウジ 2014 ハマビワ 2013 メギ 2012 アマチャヅル 2011 サクララン 2010 アオハダ 2009 カミヤツデ 2008 アカネ 2007 オキザリス・バーシカラー 2006 シャクチリソバ 2005 コブクザクラ 2004 イネ

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11月26日(水) ガーベラ

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ガーベラの園芸種を取り上げ始めたらキリがないとは思いながら、これは「矮性」で「半八重」、かつ花色が「黄」です。三重に面白くて、ついパシャリ…。
ここは知り合いの畑で、彼女は2年前のいまごろはここにカラーを植えました。「うわぁ、このカラーは耐寒性なの?」と聞いたら、怪訝な顔をされました。店に並んでいる=いまから地植えして大丈夫という、かなり純真な選択眼をお持ちなのです。
当然ながらそのカラーは消滅してしまった前科があって、ワタシがこのガーベラをかわいいと褒めたら、「これも冬はダメかな」と心細げです。ガーベラは大丈夫!と励ましてあげたので、もしこれが寒さで枯れたら、今度はワタシが前科者です。

過去のきょう 2024 ドロセラ・ハミルトニー 2023 オニユリ 2022 サワダツ 2021 ミチノクナシ 2020 イチジク 2019 パキラ 2018 ツルウリクサ 2017 ツルギキョウ 2016 シュウメイギク 2015 キクタニギク(アワコガネギク) 2014 ホシオモト(パイナップルリリー) 2013 ミセバヤ 2012 ハシバミ 2011 フウリンブッソウゲ 2010 ノガリヤス 2009 シャコバサボテン 2008 センボンヤリ 2007 ジョウリョクヤマボウシ 2006 ガーベラ 2005 ガマズミ 2004 フェイジョア

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11月25日(火) スルガダイニオイ(駿河台匂)

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今年は志木の辺りでも紅葉がきれいなので、スルガダイニオイの葉の色づきを特に褒めあげることはないとは思います。と言いつつこれを掲げる理由は…。
このきれいな色合いに惹かれて見上げたら、葉のサイズがたっぷりしていることに気づきました。なるほど、ニオイと名乗るくらいで、桜餅の香りがこの桜の特徴かと思っていたら、葉のサイズまでが母種のオオシマザクラの血そのままでした。
花びらも白いし、全体、オオシマと同じかと戸惑い始めたら、なんとスルガダイニオイの花は旗弁を立てることがあると知りました。あわてて2年前撮影の開花写真を見つめたら、たしかに花1個あたり2・3枚ずつの旗がありました。
そうか、お前さんはハタザクラとも近しいのか!と少しく感動しています。

過去のきょう 2024 ハマセンダン 2023 タイヘイヨウグルミ 2022 チア(サルビア・ヒスパニカ) 2021 セトヤナギスブタ 2020 クレマチス・シルホサ・ジングルベル 2019 コウボウシバとコウボウムギ 2018 ヤバネヒイラギモチ 2017 ミズメ 2016 ギンツノサンゴ 2015 ハクサンボク 2014 ケヤキ 2013 ニッサボク 2012 オギ 2011 オンシジューム 2010 ヘラノキ 2009 サカキ 2008 ペラペラヨメナ(ゲンペイコギク) 2007 カワヤナギ 2006 ナツハゼ 2005 カマツカ 2004 サネカズラ

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11月24日(月) ワイヤープランツ

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ワイヤープランツの大きな繁みを見つけ、肉眼では細部をほとんど捉えきれないままにバシャバシャ撮りまくりました。帰宅してその一枚一枚をジトーッ…。
ハアァ、みんな雌花でした。長年の捜しものは雄花です。ガックリ。
ただ、見捨てる神の隣には拾う神もいらして、まずは11月の開花を見つけたことが大収穫でした。図鑑的には夏の花なのです。ただ、このごろはここまでシブトイことも異常ではないらしく、自分の眼でそれを確認できたことをよしとしましょう。
それよりもっとうれしかったのは子房が三角錐状に膨らんでいたことです。まだ飴色の子房がこのまま白くはち切れるまでの経緯がわかりました。
そして、いっぱい稔っていた実を一つ潰してみました。意外に水分豊かで驚いたものの、ウカウカしていたら、写真にはその気配がゼロです。空気が乾燥していた証でもあろうし、わが指(の皮)がそれだけ水気を失っていたのかと落ち込みます。

過去のきょう 2024 シオザキソウ 2023 アメリカモジズリ 2022 ヤチダモ 2021 ハスノハギリ 2020 イロハモミジ 2019 シロミナンテン 2018 アマハステビア(ステビア) 2017 ダンドク 2016 トシエ・アオキ・ポカイとオリエント・アンバー・フロリダ 2015 クジャクシダ 2014 カタバミ 2013 シマカンギク 2012 サルスベリ 2011 ゴレンシ(スターフルーツ) 2010 ゴシュユ 2009 ツルソバ 2008 シナノゴールド(セイヨウリンゴ) 2007 マンデビラ(ディプラデニア) 2006 ツタウルシ 2005 オトコヨウゾメ 2004 ウナギツカミ

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11月23日(日) オオモミジ

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野歩きではしばしば見かける「粉砕された幹」です。風折れ、雪折れ、落雷…このオオモミジを襲った不幸の原因はいったいなんだったのでしょう。
それでもまわりの葉はなに食わぬ顔できれいに赤く染まっていました。何年かすれば、この痛々しい傷痕もほかの枝に紛れてわからなくなることでしょう。
幹や大枝を無惨に砕く(↓)のも自然ならば、錦秋の美観を作るのも自然です。その怖さと優しさを1枚の絵にセットできたなんて、爺さん、なかなか強運でした。

<過去掲載の幹折れや枝折れ・掲載順> ☆ ソメイヨシノほか : 2013年1月26日 ☆ クスノキほか : 2014年2月19日 ☆ アカマツほか : 2014年2月25日 ☆ カエデ類ほか : 2014年3月13日 ☆ モミ : 2014年8月12日 ☆ モミ : 2016年11月21日 ☆ サワラ、シラキなど : 2018年10月4日 ☆ ヒヨクヒバ(イトヒバ) : 2018年10月4日

過去のきょう 2024 アカバナイペー(パウダルコ、イペー) 2023 スイカズラ 2022 トウカイコモウセンゴケ 2021 トロロアオイ 2020 オオベニウチワ・ロイヤルチャンピオン(アンスリウム・アンドレアナム・ロイヤルチャンピオン) 2019 ゴエッペルチア・マジェスティカ 2018 ハナヒョウタンボク 2017 オオバナアリアケカズラ 2016 エンコウカエデ 2015 シラカンバ 2014 エノキウツギ(ウオトリギ) 2013 ムクロジ 2012 カラスノゴマ 2011 サンジャクバナナ 2010 オウゴンカシワ 2009 ラクウショウ 2008 キカラスウリ 2007 シロウメモドキ 2006 ツルウメモドキ 2005 キカラスウリ 2004 ハクサイ

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11月22日(土) ホオノキ

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先輩(当年の葉)を踏み台にして空に駆け上がろうとする冬芽です。先輩たちはそれを恨みに思うこともなく、後輩を送り出すためにスクラムを組んでいます。
…と、つい話を美化してしまうのは爺の証拠です。ホオノキにしてみれば太古の昔から同じことを繰り返して樹勢を増しながら生きてきただけです。
そんなホオノキの枝振りを取り上げてから、もう10年以上経過してしまいました。あのとき、ホオノキの冬芽には二つの種類(葉芽と混芽)があることを述べています。
今回のこの先鋭な形は花芽を含まない葉芽であり、このように枝先でまっすぐ空を目指します。ただ、そんな希望の次世代よりはそれを支えて送り出そうとする老残の葉に心をつかまれてしまって、こういうのを感情移入と言うのでしょうねえ。

過去のきょう 2024 カンガルーポー 2023 ドワーフモンキーバナナ 2022 オウゴンカシワ 2021 メガスケパスマ・エリスロクラミス 2020 インドボダイジュ 2019 ベンガルボダイジュ 2018 ハマオモト(ハマユウ) 2017 ツメレンゲ 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 ヤブミョウガ 2014 オヤマボクチ 2013 シャコバサボテン 2012 エノキ 2011 アアソウカイ 2010 シマカンギク 2009 ホコリタケ 2008 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2007 ギンバイカ 2006 ナギ 2005 カリン 2004 オオモミジ

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番外編 : 疑惑の一番

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相撲ではこの状態を「体(たい)がない」と言ったはずです。大の里の体(からだ)はただのマグロで、ここからはなにもできません。死んでいます。
なのに物言いさえつかず、安青錦は敗戦となりました。変でしょ。理不尽!!
ただデカイだけの木偶坊を優勝させなければいけないのが相撲協会か? 日本人横綱がウクライナ人に負けるのがそんなに困ることなのか??
そもそもアンチ相撲協会でしたが、きょうはかなりそれが増幅しています。アメリカの象徴みたいだったMLBさえ、いまやショウヘイなしでは夜も日も明けない時代です。見たくもない国粋横綱に肩入れなどせず、真の力勝負を見せてください。

<追録> ヨッシャー、優勝だい!! 本割と決定戦と、二つとも文句なしの勝利だもんね。琴櫻に見舞ったあの内無双、すごい破壊力だったなぁ。惚れ惚れ。

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11月21日(金) フウ

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やれやれ、はた衛門さん、フウの黄葉はもう登場四度目ですよ。いやいやいや、趣は全部違いますってば。それに、今回は初の11月です。科学的に重要です。
という自問の末の掲載です。暑さとその後の寒さの差が大きいことは紅黄葉にとって好条件だそうで、志木だとまだヌルい陽気でも、山はずいぶんシバレます。
そのせいか、過去一でフウの葉が赤みを帯びています。そして、それに反して手前の株はまだ緑を残しているのがミソです。個々の木のコンディション差でしょう。
そして、実もある程度ついています。クマたちに「これ、どう?」と勧めても、さすがにフウの実はいらないですか。今年の紅黄葉見物は命懸けです。

<過去3回のフウ黄葉記事・掲載順>2007年12月14日 ☆ 2010年12月16日 ☆ 2012年12月17日

過去のきょう 2024 カジカエデ(オニモミジ) 2023 ホソグミ(ロシアンオリーブ) 2022 ソトフヒロハオリヅルラン(仮題) 2021 コモチレンゲ 2020 リンドウ 2019 ビロードモウズイカ 2018 セイヨウニンジンボク(とニンジンボク) 2017 ソヨゴ 2016 モミ 2015 ブラシノキ 2014 ヤマハギ 2013 ヒメイチゴノキ 2012 カナムグラ 2011 メガルカヤ 2010 ミツデカエデ 2009 アブラチャン 2008 アメリカヅタ 2007 カタバミ 2006 ヤポンノキ 2005 シロダモ 2004 ドウダンツツジ

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11月20日(木) コウヤミズキ

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少しばかり問題のある画像です。ふつうのトサミズキに比べると葉裏が白いとされるコウヤミズキなのに、ここまで緑みを失うとその証明が困難です。
さらに、顕著な違いとされる雄シベ(コウヤが短い)はもちろん、その花数自体がトサより少ないことの確認も、花期を半年以上も経過していてはお手上げです。
なのになぜこれをコウヤミズキと断定するかと言えば、脇の名札頼りです。西日本テリトリーの木で、関東の見本園に植栽されていました。一方、トサミズキも名前どおり自生は土佐に限るのに、こちらはじつに広い地域で植えられています。
そこからすれば、コウヤミズキも庭木としてもっと普及してくれれば観察しやすくて助かるのに、前述したとおりの控えめな花の性質が祟っているのでしょう。

過去のきょう 2024 ニトベギク 2023 シャムロック(イエギク) 2022 ホソグミ(ロシアンオリーブ) 2021 テングバナ 2020 タマリンド 2019 シクンシ 2018 コヤブラン 2017 ソバ 2016 ディコリサンドラ・ティルシフローラ 2015 オミナエシ 2014 ウバユリ 2013 房咲き水仙・ペーパーホワイト 2012 ナンキンハゼ 2011 メグスリノキ 2010 キチジョウソウ 2009 イワニガナ(ジシバリ) 2008 チシャ(レタス) 2007 オキザリス・フラバ 2006 レンギョウ 2005 ツリバナ 2004 チャノキ

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11月19日(水) アキザキスノーフレーク

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ほったらかしでいいと2年前に褒めあげたアキザキスノーフレークが3度目の花期を終え、種を稔らせました。花後にできる緑の膨らみが次々に枯れ上がります。
ヤワだと思っていた花茎は案外な強さを保ち、実を高い位置にとどめます。やがて果皮が完全に干涸らびて剥けるように割れると、なかには真っ黒に輝く丸い種(直径1mm少々)が5~6粒入っていて、花茎の揺れに伴って転がり落ちます。
これがおととし・去年と続いたわけで、ならば株はたくさんになったかと言うと、悲しいことに最初の3株のままです。つまり、こぼれた種はまだ発芽せず、3年目も最初の球根だけしか機能していません。手がかからなくていいのは事実でも、安直には賑やかさが訪れません。のんびり&ジトーッと種の発芽を待つもののようです。

過去のきょう 2024 カリカンサス・ハートレッジワイン 2023 ダイマチク(ゾウダケ、キョチク) 2022 ワカサハマギク 2021 エッチュウミセバヤ 2020 ヒポエステス・アリスタタ 2019 ダイモンジソウ 2018 フジ(ノダフジ) 2017 ホワイトオーク 2016 イロハモミジ 2015 コトネアスター 2014 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2013 アレカヤシ 2012 マンデビラ(ディプラデニア) 2011 スズメウリ 2010 スイショウ 2009 ダンコウバイ 2008 ツノナス(フォックスフェイス) 2007 ドウダンツツジ 2006 カザリナス(ヒラナス、アカナス) 2005 シロヨメナ 2004 ビワ

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11月18日(火) サネカズラ

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繁みから漏れた光の輪を背景にするというあざとい技です。バックは黒が見やすいと一貫して思い続けているくせに、たまにこんな遊びもする柔弱爺です。
この摩訶不思議なサネカズラの実に初めて驚いたのはブログ初年度のことです。あれからはや20と1年、年の経過より歳の積み重なりに辟易します。
ただ、どれだけ時間が経ってもこの実を大切に思い、できるだけきれいに撮ってあげようと思う心を失いたくありません。あ、うちの伴侶さんが呼んでます。「ちょっと、マイナカード更新用のワタシの写真、撮ってぇ」…う、手が震えます。

過去のきょう 2024 シンツルムラサキ(ツルムラサキ) 2023 ヒメジョオンとヒメアガパンサス 2022 キンヨウボク(錦葉木、アフェランドラ・スクアロサ・ダニア) 2021 ハナノキ 2020 スヴニール・ド・アンネフランク 2019 コルディリネ・テルミナリス・アイチアカ 2018 エボルブルス(ブルーコーラルとアメリカンブルー) 2017 ツルリンドウ 2016 アアソウカイ 2015 シマカコソウ 2014 ノダケ 2013 ホトケノザ 2012 ニガキ 2011 ビレヤ・シャクナゲ 2010 シマサルスベリ 2009 ヒオウギ 2008 スイレンボク 2007 エアーポテト 2006 フユノハナワラビ 2005 ムサシアブミ 2004 センリョウ

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11月17日(月) オオバギボウシとコバギボウシ

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オオバギボウシのこのような枯れ姿は過去にも一度取り上げました。ならばなぜ再掲かと言えば、撮影時期が1カ月半も早いからです。日中の気温がまだ20度を超えたりして、11月も夏か!?とビビるのに、ギボウシ類はもう完全乾燥状態です。
したがって、新鮮なミイラをじっくり見て、前回は無神経だったオオバギボウシとコバギボウシの違いを確認できます。まずは「オオ」ですから背丈が違います。ただ、都合良く両方が並んだ場所に恵まれなくて、茎ののびやかさで表現してみました。
そんな証拠不足に比べると、あとの2点は「物的証拠十分」です。その1 : 果(花)柄がコバギボウシ(↓)の倍はあります。ゆえに芸術的曲線美です。
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その2 : 莢の長さもコバの倍ほどあります。黒くて平たい種の寸法は両種ほぼ変わらないので、その入り具合・並び具合によって莢の長短差が明らかです。
となると、両方の種をポッケに持ち帰った場合に区別ができないわけです。困ったぞとは思ったものの、来春に育ちだせばわかるでしょ、と最後がいい加減です。

<既収録のオオバギボウシ・掲載順>2009年7月5日 : 花と茎 ☆ 2010年6月26日 : 茎・蕾・葉(トコロに絡まれて倒伏しそう) ☆ 2011年2月1日 : 割れた莢となかの種(本文中リンク) ☆ 2013年11月28日 : 黄葉 ☆ 2017年7月17日 : 花
<既収録のコバギボウシ・掲載順>2005年7月19日 : 花・葉(斑入り種) ☆ 2009年7月11日 : 花・葉 ☆ 2015年10月13日 : 実と種

過去のきょう 2024 エリカ・ベラ(エリカ・セルピリフォリア) 2023 アサノガワ(ツバキ)とアザレアツバキ 2022 広熨斗・一文字菊(イエギク) 2021 ペペロミア・メタリカ 2020 チシャ(レタス) 2019 ピレア・カディエレイ(アルミニウムプラント) 2018 ムラサキシキブ・中吉小吉 2017 ピンオーク 2016 コブシ 2015 コバノギンバイカ 2014 クスドイゲ 2013 バラ(ピンク・パンサー) 2012 シュウメイギク 2011 ペペロミア・オブツシフォリア 2010 島バナナ(バナナ) 2009 ヒッコリー 2008 ムラサキカタバミ 2007 チョコレートコスモス 2006 ヒメウコギ 2005 ヨメナ 2004 ヒイラギ

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11月16日(日) ハナカンナ(カンナ)

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11月が折り返しを過ぎても、まだ元気なカンナの植え込み(↓)はよく見かけます。しかし、こうまで赤いヒラヒラが付着したままだと少しレアな眺めです。
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ちなみに「あ~、カンナが盛りだなぁ」と取り上げたのはいつだったか遡ると、掲載日付が7月31日で、たしかあの写真はズボンまで汗で濡らして(断じて粗相ではなく)撮影したことを妙に鮮明に覚えています。そこから3カ月半、タフなものです。
そう言えば、このヒラヒラは本来の花びらではなく元・雄シベが大半だということをそのときに触れています。あれから16年、それを確認しようとして、ずっと挫折続きです。「萼が花びらみたいな顔をしている植物は嫌いだ」とおっしゃったのはたしかいとうせいこう氏だったでしょうか。雄シベが化けたのも嫌いだと言ってくれませんかね。

過去のきょう 2024 クフェア・メルビラ 2023 パナマソウ 2022 アブラギリ 2021 ナンキンハゼ 2020 ツタ(ナツヅタ) 2019 ニッケイ 2018 コスモス(ダブルクリック・スノーパフ) 2017 オオオナモミ 2016 パフィオペディルム・リーミアヌム 2015 ツノゴマ 2014 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2013 トウガラシ(ゴシキトウガラシ、ハナトウガラシ) 2012 イロハモミジ 2011 カイノキ 2010 キッコウハグマ 2009 シオデ 2008 ヨシ(アシ) 2007 フユザクラ 2006 コンギク 2005 コンギク 2004 アブチロン

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11月15日(土) グレビレア・ゴールド(グレビレア・バイレアナ)

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スワッグやリースによく使われる素材で、来月には目につきやすくなります。変わった葉だなと軽く見過ごしてきたのに、たまたま生状態で入手できました。
お店では単にグレビレアということで、いやいや、グレビレアの葉ってもっと細いでしょと思いながら、あれだけ種類が無数にある樹種(↓)なのだから、念のため、おうちでじっくりと調べつつ、思うままに写そうという魂胆で持ち帰りました。
なるほど、グレビレア・ゴールドという名前でたくさん紹介ページがありました。イスラエルで生産されているそうで、あらま、品薄になりはしませんかね。
ただ、海外ページにはそんな品種が見当たらず、どうやらこれが正体か、と行き当たったのがグレビレア・バイレアナです。二つが完全にイコールかは不明で、おそらくバイレアナをさらにお洒落にしたのがゴールドなのでしょう。
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悲しいことにゴールドの開花状態写真が見つからず、バイレアナも開花(花色は白)は稀だそうです。こうなったら、買い求めた枝が発根するまで大事にし、いつか花を見てやりたいもの…とほんのわずかな意欲が心の隅に生まれました。

<既収録のグレビレア・掲載順> ☆ ロビンゴードン(ハゴロモノマツ)<1> <2> ☆ ピグミーダンサー ☆ プーリンダクィーン ☆ ホワイトナイト ☆ アメジスト ☆ スカーレットスプライト ☆ プーリンダスプレンダー ☆ ピーチズアンドクリーム ☆ ラニゲラ

過去のきょう 2024 ギンヨウカエデ 2023 ナンバンアカアズキ 2022 ハマベノギク 2021 エスキナンサス・プルケール 2020 フジバカマ 2019 ゴキヅル 2018 アコレード 2017 レザーウッド(キリラ・ラセミフローラ) 2016 カホクザンショウ(カショウ) 2015 キウイフルーツ 2014 コクサギ 2013 コモチクジャクヤシ 2012 オオバナノコギリソウ 2011 ワイルドオーツ(ニセコバンソウ) 2010 ヘビノボラズ 2009 コウカジュ 2008 ルリフタモジ(白) 2007 イヌマキ 2006 サイカチ 2005 ノコンギク 2004 コセンダングサ

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11月14日(金) カニバサボテン

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10カ月ほど前には別々の写真で比較したカニバサボテンとシャコバサボテンを一つの画面で並べてみました。近似種とは言え、感じがわりと違うとわかります。
そして、これまでは「茎がまだヘナヘナ」とか「添え物が必要」と嘆いたカニ(左)の虚弱性がほぼ解消されています。この夏をうまくクリアして丈夫になりました。
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その証拠のように、蕾がプリプリと元気です。サイズも数も、この段階だとシャコの倍くらいあります。もっとも、この1月にもカニの花がシャコよりもやや早熟性であることを記しているので、「倍くらい」という評価は今後の花盛りに確定させましょう。
ただし、いま確定できるのはカニの茎の美しさです。シャコにはない透け感がとてもお洒落です。また、サボテンである証明なのか、内側にカールした尖りの基部に刺らしき毛が生えています。痛さはあまりなくて、とても優しい感触です。

過去のきょう 2024 タマムラサキ 2023 ゴヨウカタバミ(オキザリス・ペンタフィラ) 2022 クロイゲ 2021 キミノバンジロウ 2020 マンリョウ 2019 トックリキワタ 2018 オトコエシ 2017 オッタチカタバミ 2016 ホソバリュウビンタイ(ナンヨウリュウビンタイ) 2015 オランダセンニチ 2014 ヌスビトハギ 2013 小菊(イエギク) 2012 シロモジ 2011 トネリコ 2010 カラスノゴマ 2009 ミツデカエデ 2008 ヒシ 2007 ハツカダイコン 2006 ヒメノウゼンカズラ 2005 モッコク 2004 ウィンターコスモス

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11月13日(木) チョウマメ(クリトリア)

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11月も中旬に突入したというのに、花が絶えません。ヒィー、フゥー、ミィーとけっこうな花つきで、お里が赤道直下のくせに、まだ蕾をあげてきます。
ただ、その花はずっと小柄(温室栽培のものに比べ、径が半分~2/3)だったし、開花翌日には萎れてしまいます。そもそも咲き始めが9月11日だったこともあるし、鉢がさしたる大きさでもなくて不満なのかもしれません。結実も見つけていません。
いまごろ言い立てるのも間抜けながら、11月の平均気温で那覇市より9度(日最高)から13度(日最低)も低いのです。指ほどに太くなると言う根もとの茎もせいぜい5~6mmまでにしか育ちませんでした。つまりは、埼玉南部あたりの熱帯化はまだまだその程度のものだったのか…と、周りに袋だたきにされそうな結論です。

<追録> 上の写真から4~5日もしたら、蕾が開けないままで萎れるようになりました。精も根も尽き果てた風情で、じつに不憫なことながらチョウマメの実験栽培はこれにて終了です。(2025年11月17日)
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<補注> 後日、チョウマメの株を始末したところ、その根がとても浅く横に広がるタイプだったことに驚きました。これではそれほど大きくない鉢に幾株も芽生えさせたことは大変な「暴挙」だったと反省です。志木の気候も限度ギリギリだったろうし、根張りも満足にできない環境で、チョウマメさん、本当にごめんなさい!でした。

過去のきょう 2024 ギョイコウ 2023 ヤマブドウ 2022 アメリカガキ 2021 マツカサススキ 2020 トウガラシ(ハバネロ) 2019 スズメノヒエ 2018 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)  2017 ガマズミ 2016 シロダモ 2015 サキシマフヨウ 2014 アベマキ(とクヌギ) 2013 イヌビワ 2012 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2011 アシボソ 2010 パイナップルセージ(サルビア・エレガンス) 2009 ヤブサンザシ 2008 オオカメノキ(ムシカリ) 2007 コミカンソウ 2006 プレクトランサス・モナ・ラベンダー 2005 センニンソウ 2004 セイオウボ(西王母)

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11月12日(水) ニオイシュロラン

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これぞ邂逅でした。ニオイシュロランの幹がまさかのバッサリ、しかもいかにも「写して!」と言わんばかりに手前側の幹が切られているという幸運でした。
やや残念だったのは、その中心部が虚になっていたことで、これがニオイシュロランに共通の性質なのか、この幹に特有でそれだけ弱っていたのかがわかりません。庭木に詳しいサイト(植木ペディアさん)によると、「大きくなり過ぎた場合、幹の途中で切ることによって新たな芽を吹かせることができる」とのことだし、かつての記事にこの木が豪華に花を咲かせた写真を追録しており、そこには「幹が4本」と明記しています。あのときからでも6年半経過しているので、上記引用の措置をしたと思われます。
ということで、中心部の虚を健全状態と見た場合、年輪は17~18本認められて、そのくらいでニオイシュロランは更新すればいいという知識が得られました。

過去のきょう 2024 サツマノギク 2023 スズメノトウガラシ 2022 ヒメヒゴタイ 2021 クラリンドウ 2020 イヌツゲ 2019 ビルマコプシア(コプシア・フルチコサ) 2018 タムラソウ 2017 イワヨモギ 2016 キッコウハグマ 2015 オオアマドコロ 2014 メガルカヤ 2013 ゴクラクチョウカ 2012 バクチノキ 2011 セイヨウニンジンボク 2010 アコニット(セイヨウトリカブト) 2009 ヤブムラサキ 2008 カキ(品種不明)  2007 イチゴノキ 2006 ケンポナシ 2005 ハマギク 2004 アメリカソライロアサガオ

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11月11日(火) アカバセンニチコウ(アルテルナンテラ・パープルナイト)

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店では宿根千日紅として売られていました。もっとも、素性を調べてゆくとセンニチコウ属(Gomphrena)ではなくツルノゲイトウ属(Alternanthera)でした。
とは言え、以前、身元の似たレッドフラッシュをアカバセンニチコウとしている手前、今度も同じ扱いにせざるを得ません。和名を扱うには太っ腹が肝要です。
ところがパープルナイトという園芸種名も怪しげなのです。ご丁寧に付いていた名札にはPURPLE NIGHTとあって、紫の夜…演歌の世界です。ところが海外ページを探るとPurple Knightで、どうやら演歌よりは「紫の騎士」が正解に思えます。
とにかく「紫」がキーなので、株もとの若い葉をとくと見つめてみました。育つと色が赤く抜けていく様子なので、葉が繁く出るように育てないといけません。名前ばかりに文句を言っていないで、寒くなってもガーデナー修行に励みましょう。

過去のきょう 2024 ヤブイバラ 2023 ヌマミズキ 2022 レモンエゴマ 2021 コバルトシダ 2020 スズメノヒエ 2019 ススキ 2018 ヒマラヤスギ 2017 アオツヅラフジ 2016 イヌシデ 2015 ウンナンハギ(四季咲きウンナンハギ) 2014 ウワミズザクラ 2013 コハウチワカエデ 2012 センブリ 2011 オオブドウホオズキ(トマチロ) 2010 カイノキ 2009 オシロイバナ 2008 シュウメイギク(八重) 2007 セイオウボ(西王母) 2006 ラッキョウ 2005 ミツマタ 2004 ウメモドキ

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11月10日(月) シーマニア・シルバチカ

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業界では単に「シーマニア」で通っている多年草(イワタバコ科)です。開花は夏から冬というやや珍しいタイプで、たしかにいまの時期も蕾を持っています。
属名だけでは呼ばないという自己ルールで種小名まで探し当てたものの、シルバチカ由来の園芸種がいくつかあるようで、そこまでの特定ができません。
もっと困るのは属名が揺れ動いていることです。シーマニア(Seemannia)は旧名で、現在はグロキシニア(Gloxinia)とする解説もあるのに、WFOはシーマニアを正名、グロキシニアを異名としています。これはいったん属名変更があったあとでシルバチカを含むいくつかの種がもとの分類に戻されたという事情によります。
もっとも、学界事情より素人に大切なのはこの属名が決して「海偏愛者」ではない(スペル違い)ことです。これはドイツの植物収集家Seemannさんに因んでいて、つまり発音するときは決して尻上がりにせず、第1音節に力を入れるべきです。

過去のきょう 2024 シマコガネギク 2023 マツムラソウ 2022 シンフォリカルポス・紅小町 2021 ユーカリ(ユーカリノキ) 2020 アンマリー・ド・モントラベル 2019 コブクザクラ 2018 ヤブソテツとオニヤブソテツ 2017 ダリア(ナイトオウル) 2016 クサソテツ 2015 クミスクチン(ネコノヒゲ) 2014 アイノコセンダングサ 2013 ツワブキ 2012 ユリノキ 2011 ツリバナ 2010 ウラジロノキ 2009 トキリマメ 2008 ミドリハッカ(スペアミント) 2007 トウゴマ 2006 シロアザミゲシ 2005 ヒメツルソバ 2004 アオジクユズリハ

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11月9日(日) イレックス・エレガンス

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佇まいはまるでモチノキ(Ilex integra)なのに、葉の鋭い鋸歯が邪魔です。全縁を意味するintegraが種小名なのにトゲトゲがあってはおかしな話です。
そこでモチノキ+鋸歯で調べていくと出てきたのがイレックス・エレガンスでした。その学名はI. integra 'Elegance'で、つまりモチノキの園芸種になります。刺々しさが「優雅」とは異な感覚に思えても、「全縁=つまんない、鋸歯あり=お洒落っぽい」という美意識もありかなと、偏狭爺さんにしては大らかな気持ちで受容しておきます。
人の背丈くらいにまとめやすそうだし、これからの時期には庭に賑わいをもたらしてくれるし、「ちょいヒネった」庭木が欲しいという需要に応えてくれる一本です。

過去のきょう 2024 コケモモ(リンゴンベリー) 2023 カラフトイバラ 2022 ムラサキゴテン(ムラサキオオツユクサ) 2021 ディコリサンドラ・ティルシフローラ 2020 マルバアメリカアサガオ 2019 キッコウハグマ 2018 オオムラサキシキブ 2017 ツブラジイ 2016 モミジバフウ 2015 コエビソウ 2014 コウヨウザン 2013 カンレンボク 2012 ソバ 2011 ツメレンゲ 2010 キクニガナ(チコリー) 2009 キクタニギク(アワコガネギク) 2008 ジャコウソウモドキ 2007 シラキ 2006 スズメウリ 2005 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2004 キダチチョウセンアサガオ

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11月8日(土) スホウチク

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黄色い稈に緑の筋が入ったスマートな竹です。過去の知識に照らせばキンメイチクということになりはしても、いいえ、これは葉が込み入りすぎです。
この葉の様子には見覚えがあります。ホウオウチクを載せたとき、本当に鳳凰の尾のようだと感嘆したものでした。そしてそれがホウライチクの変種(または園芸種)だと知ったという流れがあって、今回出会えたのこの「鳳凰の尾+ストライプ」タイプは同じようにホウライチクの品種(または園芸種)であるスホウチクと判明しました。
このごろバミューダトライアルの話を聞かないなぁと思ったら、なんと蓬莱トライアングルときましたか。こうなると、その連環の根となるホウライチク(別名:オキナワダケ)を西表で撮影できたのは幸運だったぞといまごろうれしくなりました。

過去のきょう 2024 シナオケラ 2023 ツルムラサキ 2022 グイマツ 2021 トウヒ 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 ハイビスカス・八重ピンク 2018 ヤマトリカブト 2017 コンギク 2016  2015 アサリナ 2014 オオハナワラビ 2013 江戸菊(イエギク) 2012 カキノキ 2011 ジュウガツザクラ 2010 ツルナ 2009 ヤマツツジ 2008 イロハモミジ 2007 オナモミ 2006 サルノコシカケ 2005 イロハモミジ 2004 ヨウシュヤマゴボウ

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11月7日(金) ヤハズカズラ

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ヤハズカズラの名を借りた植物はこれまですでに3種を収録(↓)しています。遅れ馳せながら、ようやくそのご本尊(標準和名:ヤハズカズラ)に出会えました。
なにか感じの似た草木の名を借りる場合、分類的にはまるで関係ない場合が多いことを思うと、今回の4種はすべて同属(Thunbergia)でなかなか律儀です。見かけもそれなりに似たところがあって、名付け方法としては優等生です。
ただ、撮影者が優等生ではなくて、ヤハズカズラの種小名alataが「翼を持つ」ことだとあとで知り、あわてて全ファイルを捜しました。ようやく見つけた葉柄の翼は日陰になって情けなくても、「ま、ないよりマシだろさ」と、開き直りもいいところです。

<既収録の○○ヤハズカズラ・和名50音順>コダチヤハズカズラ ☆ ベンガルヤハズカズラ ☆ マイソルヤハズカズラ report A. report B.

過去のきょう 2024 シマダフジ(カレルヤ・ニチダ) 2023 ネーブルオレンジ 2022 コハマギク 2021 ニゲラ(クロタネソウ) 2020 アキノエノコログサ 2019 ステルンベルギア 2018 ヤマナラシ(ハコヤナギ) 2017 ダンコウバイ 2016 センダン 2015 ハンカチノキ 2014 マメイヌツゲ 2013 シラカシ 2012 リンドウ 2011 オオバシコンノボタン(アツバノボタン) 2010 サルビア・インボルクラータ 2009 シイクワシャー(ヒラミレモン) 2008 ハヤトウリ 2007 ノアサガオ 2006 ハマナス 2005 ノジギク 2004 ハヤトウリ

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11月6日(木) カイトウメン

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これが高級綿の素かぁ…と感慨新たです。暑い季節に花を咲かせ、それが晩秋にはこのようにプンプクリンの実になり、そのあとで殻が枯れてパックリと開くと、なかに純白の綿があふれんばかりというサイクルがこれで繋がりました。
前に、普及タイプの綿であるキヌワタの記事で、綿類の播種から収穫までのリズムに触れたことがあり、それに比べるとやや遅めには感じます。高級だからゆっくりかと僻みっぽく考えるよりは、スタート(播種)や土地柄の違いが影響しそうです。
面白いのは各段階でカイトウメンの葉の印象が違うことです。今回は緑みをずいぶん失いかけていて、収穫時にはまた新鮮な色を取り戻したように見えます。高級だから復元力も強いのではなくて、これも環境の違いと考えるのが無難でしょう。

過去のきょう 2024 オンシジューム・オヌスツム 2023 コバノカナワラビ 2022 アーノルドサンザシ 2021 オウギバショウ(タビビトノキ) 2020 プリンセス・ミチコ 2019 ハメリア・パテンス 2018 ウマノスズクサ 2017 ヤマミズ 2016 ツバメアサガオ 2015 サルビア・イエローマジェスティ 2014 ササクサ 2013 嵯峨菊(イエギク) 2012 コハウチワカエデ 2011 ヒメイチゴノキ 2010 シロバナキツネノマゴ 2009 オオミサンザシ 2008 イシミカワ 2007 オオオナモミ 2006 アキノノゲシ 2005 ムベ 2004 ヤツデ

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11月5日(水) カワラケツメイ

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おや、きれいな叢(くさむら)だこと…と近づいたら、キリキリと捩れて割れた黒い莢が見つかり、カワラケツメイの晩秋はこんなに美的なのかとうれしくなりました。
赤と黒がひしめくなか、いかにもカワラケツメイらしい葉が若緑色のままに元気です。先月中旬だと、このような色の対比はありませんでした。これから霜枯れて倒れ伏すまで、かなり期間限定の見せ場に立ち会えた幸運に感謝です。

過去のきょう 2024 ピットスポルム・ヘテロフィルム 2023 カジイチゴ 2022 アサギリソウ 2021 ベゴニア・クレスタブルキイ 2020 ホトケノザ 2019 ケイトウ・スマートルック 2018 クスノハカエデ 2017 コヤスノキ 2016 ヒメショウジョウヤシ 2015 アマメシバ 2014 ツルウメモドキ 2013 トウネズミモチ 2012 チチコグサ 2011 タチシオデ 2010 マコモ 2009 ヤブミョウガ 2008 セイタカアワダチソウ 2007 コバレンギク(ヒメバレンギク) 2006 センボンヤリ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 ナンテン

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11月4日(火) タバコ

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写真の内容としては前回と大差ないという自覚はあります。ただ、今回の掲載趣旨は三つあって、その一は時期です。先の撮影よりはほぼ3カ月遅く、つまりは夏の真っ盛りも元気、秋の真んなかでも溌剌、じつに強健な奴だとわかります。
その二は前回なし得なかった花と葉一緒の写し込みができたことです。いくら剛健なスタミナ野郎と言えども丈の奔放さが弱まり、全体、だいぶ寸詰まりになっているわけで、年がら年中バオバオしてはいないことを確認できました。
そしてその三は花の内側です。その二の延長線上のこととは言え、夏には見上げて撮るしかなかった花を水平目線で狙えました。おかげで花筒のカップが意外にゆったりであることとか、シベがずいぶん慎ましやかであることがわかりました。
おっと、種(実)を確認し忘れました。萎んだ花の萼がけっこうふっくらしてはいるので、おそらく木枯らしが吹くころにはそれがハッキリするのでしょう。タバコ(煙草)嫌いではあっても、植物としてのタバコはなかなか興味深い観察対象です。

過去のきょう 2024 ヤエヤマラセイタソウ 2023 スティパ ・エンジェルヘアー 2022 スノーベリー 2021 ナツツバキ 2020 ロウバイとソシンロウバイ 2019 ミカエリソウ 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 コスミレ 2016 オオケタデ 2015 ハナトリカブト 2014 ミズタマソウ 2013 フユノハナワラビ 2012 カツラ 2011 ジョウリョクヤマボウシ 2010 マルバノキ 2009 アブチロン(黄花) 2008 ザクロ 2007 キャラボク 2006 アイ 2005 サネカズラ 2004 ヒメツルソバ

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11月3日(月) クミスクチン(ネコノヒゲ)

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わざわざ自分でクミスクチン茶を作って試したのはほんの5年前でした。ところが、ここ2年ほどめっきり尿が近くなり、そんな利尿剤はおろか、コーヒーや鳩麦茶なども控えめにする必要が出てきました。老化というのはなかなか面倒なものです。
という爺むさい話とは裏腹に爽やかなクミスクチンの花です。茶作りの記事もその前の初回掲載も、この花はヒゲが主役で、当然にシベを狙って撮ったものです。
ところが、視点を変えたら花びらの美しさに惚れました。こんなに清楚で繊細な美にあふれた存在を、よくもここまで無視してきたものと恥ずかしくなります。
そう、視点を変えるのは大切なことで、上記の排尿問題も水分摂取を3割がた抑えてみたら、解決とはいかなくても煩わしさは半減しました。これもやりすぎて病気を引き起こしては元も子もないわけで、目指そう「賢い老人生活」です。

過去のきょう 2024 アムラノキ 2023 アマミカジカエデ 2022 エゾトウウチソウ 2021 アオイゴケ 2020 ヌカキビ 2019 マムシグサ 2018 テリハノイバラ 2017 キダチルリソウ(ヘリオトロープ) 2016 ジョウリョクヤマボウシ 2015 ニオイサンタンカ 2014 ナナコバナ 2013 サルビア・グアラニチカ(メドーセージ) 2012 リュウノウギク 2011 ネリネ 2010 ウキクサ 2009 フジバカマ 2008 エビヅル 2007 ハイアワユキセンダングサ 2006 タコノアシ 2005 サワフタギ 2004 クチナシ

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番外編 : アバラ雲

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夕方6時半過ぎの空が不気味でした。アバラ雲と名付けてあげたら、正式には波状雲(はじょううん)というものでした。天気が下り坂に向かう予兆だそうで、ホントかどうか、明日の具合が楽しみです。

⇒ 翌日(11月3日)、朝はかなりの快晴、昼ごろいったんドンヨリして風が吹き荒れたものの、その後持ち直し、夕方も気持ち良い空でした。やはり雲の形「だけ」で先の天気を当てるのには無理があるようです。

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11月2日(日) ヒモゲイトウ

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雰囲気全体は鶏頭類だろうとは思えても、組紐を垂らしたような穂は初めて見ます。そこで「ケイトウ&垂れ」で検索するとアマランサスに至りました。
標準和名がヒモゲイトウで、同じヒユ科でもセロシア属ではなくアマランサス属、つまりここにはハゲイトウスギモリケイトウを先行掲載しているグループです。
そして、かつてキヌア(チェリーバニラ)の記事で、同じ健康食品としてアマランサスのことに触れていて、これでようやくその話題の主の姿を突き止めたわけです。たぶんこの穂をしごくと実(種)が収穫できるはずでも、今回は手出し無用の畑です(涙)。
そして、いくつかのアマランサス農家のサイトを拝見すると、今回のように垂れる穂ではなく立つタイプを使っていました。見た感じではスギモリケイトウやウモウケイトウに近くて、次はそんな立ち性アマランサスの畑に遭遇することを願っておきます。

過去のきょう 2024 アミメアマリリス 2023 ケショウサルビア(ブルーサルビア) 2022 アクシバ 2021 アリストロキア・ギガンテア 2020 シラカシ 2019 タイワンスギ 2018 メキシカンブッシュセージ(メキシカンセージ、アメジストセージ、サルビア・レウカンサ)・フェルピンク 2017 カワラヨモギ 2016 アメリカフヨウ 2015 アフリカホウセンカ(インパチェンス) 2014 カワラノギク 2013 リンドウ 2012 クヌギ 2011 オオデマリ 2010 カエンキセワタ(レオノチス) 2009 ジョウリョクヤマボウシ 2008 ジャケツイバラ 2007 ルリフタモジ 2006 ナカフオリヅルラン 2005 クフェア・タイニーマイス 2004 ユリノキ

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11月1日(土) ブラッソレリオカトレヤ・シルクロード・マジック・ファイアー

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つい先日の日曜にカトレヤを出したばかりなのに、またもや派手な花です。蘭ブログに宗旨替えしたか、はた衛門? いえ、理由は記憶の強化です。
Cattleyaはカトレアか、カトレヤか、それまで意識もせずに不統一な表記をしていたことを痛く反省し、どう転んでもカトレヤと書くように己を矯正したいのです。そのために、単純なカトレヤではなくBLCを選びました。三段構えの名前でも最後をしっかり意識して「ヤ」と書くように…。自分を律するというのはわりと面倒なものです。
で、シルクロード・マジック・ファイアーです。シルクロードという品種のなかで創出されたマジック・ファイアーなのですが、どうしてシルクロードなのか、なぜマジック・ファイアーなのかはさっぱり不明です。ただ、名前の末尾のFireもまた、かつてその表記に悩んだ単語だというのがミソで、これで脳ミソにしっかり焼き付くことでしょう。

過去のきょう 2024 シロシマインヨウ(シロシマインヨウチク) 2023 トサムラサキ 2022 オクトリカブト 2021 チョウジタデ 2020 キチジョウソウ 2019 シンニンギア・エウモルファ 2018 キハダ  2017 ファンファーレ 2016 ハクサンボク 2015 パキラ 2014 コブクザクラ 2013 マテバシイ 2012 ヤマラッキョウ 2011 キッコウハグマ 2010 セキヤノアキチョウジ 2009 ナンキンハゼ 2008 アカカタバミ 2007 アブラツツジ 2006 ナギナタコウジュ 2005 ススキ 2004 ガガイモ

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