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9月30日(火) ノトカクタス(品種不明)

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ときどきここはお隣さんのお世話になっていて、最近はかわいいアジサイを撮らせていただきました。ただ、その記事はまるで自分の所有物みたいな書き方をしていて、いやはや、厚かましさ丸出しでした。両家の平和のために書き記しておけば、あれはお隣さんのご長男(の奥様)からの母の日プレゼントでした。
そしてこのサボテンです。これはここに過去2回「も」登場していて、たいがいのものは枯らすお隣さんにしては異常な長持ちです。今年も盛大に花をつけました。
その花がこれだけ豊かに稔りました。このタイプの実を見るのはたぶん初めてで、近くで観察し続けられるありがたさです。もっともオーナーはまったく気づいていなくて、ワタシが撮影と実の分解の許可を申し出て初めて「あら~!」でした。
恐る恐る割った実には黒くて小さな種らしきものがたくさん入っていました。ただ、親株の裾には子株がたくさん出ていて、サボテンを種から育てる意味は薄いよね~ということで播種実験は見送りです。もしかしたら、殖えている子株はこぼれ種の実生かしれないし、この辺の追究はどこかの参考サイトに学ぶことにしておきます。

過去のきょう 2024 ヤブサンザシ 2023 カウリマツ 2022 アカバセンニチコウ(アルテルナンテラ・レッドフラッシュ) 2021 ステルンベルギア(キバナタマスダレ) 2020 オヤリハグマ 2019 ミヤマダイモンジソウ 2018 カシワバゴムノキ(フィクス・リラタ) 2017 アエスクルス・パルビフローラ(ボトルブラッシュバックアイ) 2016 ツピダンサス(インドヤツデ)・斑入り 2015 クサボタン 2014 ナナコバナ 2013 コブシ 2012 トウガラシ(八ツ房) 2011 ヨシ(アシ) 2010 ヒメムカシヨモギ 2009 シモバシラ 2008 ホソバヒイラギナンテン 2007 リンドウ 2006 ミドリマイ 2005 コスモス 2004 オオオナモミ

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9月29日(月) フジバカマ

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きのうのジュズダマがここに5回目ならば、フジバカマは7回目の登場です。夕方の風がめっきり涼しくなって、異常な夏も9月で終わってくれそうです。ジュズダマがきれいに色づき、フジバカマが咲き出して、美しい季節が無事に来ました。
さて過去を振り返れば(↓)、フジバカマの初収録はブログ初年度(21年前)のこの時期でした。草木初心者にもこのぴらぴらは気になって、いろいろ調べています。その内容に忠実ならば、フジバカマの花序部分だけでは植物写真と言えないのは承知でも、今回はベニシジミの動きに注目しました。何枚も撮ったのに、彼(前翅の先が鋭角に尖っているのが雄)はこの狭い一区画だけを舐め回って離れません。
画面右端の枯れたところも、もちろん下側の蕾部分も無視するのはわかります。しかし、左手前の大きな区画はけっこう花盛りそうなのにそちらへも移動しないのです。花の蜜は鮮度が決め手さ!とでも言いたげで、両方を千切って舐めてみても味覚音痴の爺さんはさっぱりです。ベニシジミがとても賢く見えました。

<フジバカマの過去記事・掲載順> ☆ 花序 : 2004年9月20日 ☆ アサギマダラと花・葉・茎 : 2007年11月3日 ☆ 花・葉・茎 : 2009年11月3日 ☆ 花と葉 : 2014年10月31日 ☆ 綿毛、枯れ葉と茎 : 2017年12月12日 ☆ ススキ・オトコエシとの競演 : 2020年11月15日

過去のきょう 2024 コシオガマ 2023 スギノハカズラ(アスパラガス・デンシフロルス、アスパラガス・スプリンゲリ) 2022 アメイシャ 2021 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2020 ツクシハギ 2019 ムクノキ 2018 ネズミノオ 2017 マルバハタケムシロ 2016 ミルトニア・スペクタビリス・モレリアナ 2015 ヤマホタルブクロ 2014 アオツヅラフジ 2013 マツヨイグサ 2012 ククイノキ 2011 ナツユキカズラ 2010 スズムシバナ 2009 オオハナワラビ 2008 クロサンドラ 2007 マイヅルソウ 2006 ハエドクソウ 2005 ヒガンバナ 2004 ハゼラン

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9月28日(日) ジュズダマ

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ジュズダマをここに載せるのも5回目(↓)となると、脇役が必要になります。と言うか、カマキリにはいつも冷たいコメントばかりしています。
今回のシーンだって、日陰に潜んだところは賢くても、そもそもジュズダマに寄る虫はいるものでしょうか。「ジュズダマはね、風媒花なんだよ、虫さんは来ないよ!」と呟いてみたものの、まったくなにを考えているのか、不動心の権化です。
そこで話を主役に戻せば、殻(苞葉鞘)の黄色がきれいでした。かつ、10月も来ようというのにまだ花(正確には雄シベ)が見えています。つまりは、もしかしてお節介な虫がノコノコやって来て、我慢強い旦那にきょうの糧を与えてくれるかも…と、話はやっぱり脇役に戻ってしまって、ジュズダマさんには深くお詫びをしておきましょう。

<ジュズダマの過去記事・掲載順> ☆ 開花状態と葉 : 2004年7月18日 ☆ 真っ白になった実と完全に枯れた葉 : 2011年2月6日 ☆ 雄花と雌花 : 2013年7月31日 ☆ 緑・茶・黒・白など各色の実 : 2013年10月1日

過去のきょう 2024 バッコヤナギ 2023 ヨレスギ 2022 トウオオバコ 2021 ムラサキクンシラン(アガパンサス) 2020 エゾリンドウ 2019 ルリマツリモドキ 2018 シクンシ 2017 アカガシワ 2016 ヤマボウシ 2015 クレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン) 2014 ナンテンハギ 2013 ヒッコリー 2012 ツルマメ 2011 メヒシバとオヒシバ 2010 セイヨウカラハナソウ(ホップ) 2009 シオン 2008 チョウジタデ 2007 カンボク 2006 ヤマジノホトトギス 2005 ケイトウ 2004 セイタカアワダチソウ

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9月27日(土) ガイラルディア・ファイアーホイール

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海外の園芸ページでコヤツの正体を知りました。そこにはGaillardia aristata ‘Fire wheels’とあって、ほぉ、オオテンニンギクの園芸種かと合点したわけです。
ところがこの名の邦訳を試みると困るのです。「火の車」では聞こえが悪すぎます。あちゃらの人たちはこの言葉に妙な意味を込めないのでしょうが、諸物価高騰に苦しむ当節の日本ではあまりに庶民感情を逆なでしてくれます。
いや、訳さなければいいでしょ…と気づいて、そのまんまのタイトルにしました。どうもこのGaillardia(テンニンギク属)というのは15年もの長きに亘ってはた衛門さんを悩ませ続ける性悪グループなのです。火の車とは、どうやらワタシのオツムでした。

過去のきょう 2024 キケンショウマ 2023 ストレプトカルパス・サクソルム 2022 アイギョクシ(カンテンイタビ) 2021 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ) 2020 オオウラジロノキ 2019 ヤマアジサイ 2018 ヤツマタオオバコ 2017 ステゴビル 2016 ヤブマメ 2015 コモチシダ 2014 ラクウショウ 2013 ヒガンバナ 2012 ダンコウバイ 2011 シラカシ 2010 イガオナモミ 2009 ヤブラン 2008 アメリカアゼナ 2007 ミズカンナ 2006 ヒデリコ 2005 ホオノキ 2004 ペンタス

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9月26日(金) チヂミザサ

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先週のマコモと同じで天使を思わせる羽に魅せられました。もっとも「天使のはね♪」とは歌わずに撮っていて、それは接写のピント合わせに必死だったからです。
純白の柱頭と対比をなす真っ赤な刺状物体は芒(のぎ)で、光って見えるのは粘液をまとっているからです。前にもチヂミザサの花は載せていても、あのときの芒は乾き気味だったし、実ももう少し膨らんでいました。やや早い段階をとらえたようです。
そのせいか、前はセットで写っていた雄蕊(葯)がありません。熟度の違いからすれば、チヂミザサは雌性先熟なのでしょう。前と似たような写真かなと気後れしながら取り上げたわりに、とても大切なことが理解できたうれしい一枚です。

過去のきょう 2024 ツリバナ 2023 シクンシ(八重) 2022 ユウスゲ 2021 ゲンノショウコとタチフウロ 2020 ヨツバハギ 2019 ツリフネソウ 2018 リンボク 2017 ヤブニッケイ 2016 ウラジロノキ 2015 イヌシデ 2014 ツノナス(フォックスフェイス) 2013 ホオノキ 2012 食用菊・料理菊・もってのほか(イエギク) 2011 キャットミント 2010 フウトウカズラ 2009 リンボク 2008 ヒメクグ 2007 ジャコウソウ 2006 ヌスビトハギ 2005 アレチヌスビトハギ 2004 コブシ

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9月25日(木) オヒシバ

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話はおとといのシコクビエの続編です。1反4石は眉唾でも、あの稔り具合はかなり印象的で、あれとオヒシバが同属とは、なかなかに信じがたいことでした。
そこで野道のスターであるオヒシバを再撮影してみました。若い段階では穂がプアーかもしれないと思い、熟したであろう色合いの穂も構図に入れ込みました。
しかし、やはりオヒシバはオヒシバでした。いくら酔狂でも、この実を口に入れようとは思えません。葉に縦の折れ線が入りやすいとか、花茎ががっちり丈夫とか、あえて捜せばその辺が共通点でしょうか。基礎知識のない趣味爺の限界です。

<覚え書き> オヒシバ : Eleusine indica、シコクビエ : Eleusine coracana(ともにイネ科オヒシバ属)
メヒシバ : Digitaria ciliaris(イネ科メヒシバ属)

過去のきょう 2024 カラメドハギ 2023 サイウンカク(彩雲閣:ユーフォルビア・トリゴナ) 2022 スカーレットオーク 2021 サルスベリ 2020 オオバシマムラサキ 2019 サンタンカ(白花種) 2018 ホザキアサガオ(ミナ・ロバータ) 2017 ツルマメ 2016 ヤブタバコ 2015 イワシャジン 2014 オオモクゲンジ 2013 エゴマ 2012 ムクロジ 2011 スダジイ 2010 オニバス 2009 ヒオウギ 2008 クサネム 2007 オオモクゲンジ 2006 ハナセンナ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フウセントウワタ

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9月24日(水) シケシダ

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シケシダは湿気羊歯です。さて、この場所がそんなに湿っていたかと言うと、わりと陽光燦々の写真でもわかるようにふつうの野道です。もっとも、キノコ類は生えていたので、その程度の湿気はあって、カラカラにはなりにくい場所という感じです。
夏緑性で柔らかな手触りはコウヤワラビを思わせても、分類的にはヘラシダが仲間(オオシケシダ属)でした。なるほど、ヘラシダの記事に「こんな胞子嚢の並び方は初めて見た」と書いた葉裏の模様が共通です。行儀良いグループでしょうか。
ただ似ているのは胞子嚢の並び方だけで、ヘラシダの葉は硬くて単葉で、葉を裏返さない限り、仲間同士だなんて思えません。ヘラシダよりはずっと見かけやすい羊歯だし、シケシダはシケシダとあっさり覚えておくことにします。

<補注1> 逆ハの字にきれいに並ぶ胞子嚢がオオシケシダ属には限らない特徴だと知りました。(2025年10月7日
<補注2> 同属(Deparia)のノコギリヘラシダを収録しました。(2025年10月21日

過去のきょう 2024 オオモミジ 2023 カギカズラ 2022 ビクトリアアスター・キエト 2021 キクイモモドキ 2020 アカザカズラ(オカワカメ) 2019 シマスズメノヒエ 2018 ハイビスカス・レモンフラミンゴ 2017 ヒュウガミズキ 2016 アメリカニワトコ 2015 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2014 オトコエシ 2013 ナンキンハゼ 2012 シュロソウ 2011 オカボ(イネ) 2010 ヌルデ 2009 ミズワラビ 2008 ダンドボロギク 2007 サンゴジュ 2006 カラスノゴマ 2005 アスパラガス 2004 シュウカイドウ

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9月23日(火) シコクビエ

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シコクビエという名前からだと、四国の特産品かと思いそうです。たしかに、いまでも四国では栽培されているようだし、四国稗とあてる向きもあります。
ただ、メジャーなのは四石稗の表記で、1反から4石穫れるという意味のようです。しかし、現代農業の米でもそのくらいの効率らしく、この素朴な農作物がそんなにハイパフォーマンスだとは信じにくいところがあります。さらに四石は「よんこく」だろうと思えて、その方面だと「しこく」と読むのか、知識不足からの疑問も生まれます。
そんなわけで、この歴史ある穀物の呼び方を探っていくと、アカビエ、エゾビエ、カモアシビエ、カラビエ、コウボウビエ、タイコウビエ、ダゴビエ、チョウセンビエ、マタビエ、ヤツマタ、ヨスケビエなどが出てきます。穂の形状や色合いによるものが大半でも、来歴由来や用途を言うものもあり、つまりは各地に深く根付いていたことを示します。
もっとも、粒のままで食する場合の評価はあまりよろしくなく、粉に引くという一手間が必要らしく、さて、いまどき、そこまでする人がどれだけいるかが問題です。

<補注> 稗を名乗ってはいるものの、ふつうのヒエ(未収録)とは属違いであり、シコクビエはなんとオヒシバと同属です。
⇒ 念のため、オヒシバを再撮影してみました。(2025年9月25日

過去のきょう 2024 セイタカトウヒレン 2023 エキノドルス・コルディフォリウス 2022 クスドイゲ 2021 ニオイシュロラン 2020 ハイビスカス・ロバツス 2019 コナラ 2018 コリウス(ジゼル) 2017 ツルフジバカマ 2016 エゴマ 2015 タカサゴユリ 2014 タムシバ 2013 オオベンケイソウ 2012 サネブトナツメ 2011 アカメガシワ 2010 オオバチドメ 2009 ヤブマメ 2008 アゼナ 2007 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2006 コナギ 2005 ヤブツルアズキ 2004 ナナカマド

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9月22日(月) シロテングタケ

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傘の縁に垂れ下がるレースは、美しいと気色悪いの境目です。かつてはこれを食べたこともある(現在は有毒性が知られている)そうで、そこまで食糧事情が逼迫していたのかと胸が苦しくなりました。物価が上がった、家計が苦しいという声が巷に横溢してはいても、いまどき、まさかこれに手を出す人はいないことでしょう。
それにしてもAmanita(テングタケ属)はこれで3番目の収録であることに自分で驚いています。最初に出会ったのはゴルフボールそっくりのタマシロオニタケ、次がまるで朱色の卵に見えるタマゴタケでした。同属同士とはとても思いにくい3種です。
そして、この属はたった3種で驚いてなんぞいられない巨大グループのようで、野歩きを楽しくしてくれる役者揃いです。これからもよろしくお願いいたします。

<追録> 若い段階だと、タマゴタケと似た形状でした。(撮影:2025年9月24日)
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過去のきょう 2024 ヤブツバキとマテバシイ 2023 タヒチアンハット(カロミア・テッテンシス) 2022 アカソ 2021 オオケタデ 2020 テンジクスゲ 2019 カイトウメン 2018 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2017 ダンコウバイ 2016 シェフレラ・アルボリコラ・スターシャイン 2015 ホオノキ 2014 トレニア(ハナウリクサ) 2013 イタビカズラ 2012 ハブソウ 2011 アレチヌスビトハギ 2010 ノチドメ 2009 アカネ 2008 ツユクサ 2007 カワラケツメイ 2006 チヂミザサ 2005 オトコヨウゾメ 2004 ミヤギノハギ

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9月21日(日) シュロソウ

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かつてはこのシュロソウをずいぶんと熱心に追いかけました。初めは当然ながら、目立ちすぎるほどに個性的で迫力あるその花色に魅せられたものです。
ただ、その色合いに負けないほどにこれは癖の強い仕掛けの花だとわかり、とても見つけにくい雄花を、出直しの撮影でようやくとらえたのはうれしい思い出です。さらに、この和名の由来である根もとの葉(葉鞘)を確認できたのは初冬でした。
そんな4回の掲載でツボを押さえたつもりなのに、グラマラスな再登場です。かなり似たシーンは3度目記事(3枚目写真)でも取り上げていても、あれよりは色塩梅が少しだけ味を増しています。撮影日に大差はないので、この季節は日ごとに秋らしさが深まるのでしょう。起き抜けに涼しさを感じる朝も目立ってきました。

過去のきょう 2024 タイタンビカス 2023 キリンカン(麒麟冠:ユーフォルビア・グランディコルニス) 2022 フォルディア・カウリフロラ 2021 セイオウボ(西王母) 2020 ハナキリン 2019 シナサイカチ 2018 ヘビウリ 2017 スズメウリ 2016 プロステケア・コクレアタ・アルブム 2015 イワガネソウ 2014 ヒノキアスナロ 2013 ツルリンドウ 2012 ヤマグルマ 2011 カラスザンショウ 2010 ハダカホオズキ 2009 ケツユクサ 2008 ミズタマソウ 2007 ミズタマソウ 2006 ヤマハギ 2005 オトコエシ 2004 ナツメ

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9月20日(土) マコモ

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♪天使のはね!という歌を口ずさみながら撮りました。たしかあれはランドセルのCMソングだったはずです。さて、ランドセルにこんなパーツがあったかなと改めて調べたら、肩ベルトに施したいろいろな工夫のことでした。知らんかった(赤面)。
ということで、マコモと関係ないランドセルのことは忘れて、この繊細で美しいフェザーに見惚れます。これがマコモの柱頭であることはずいぶん前に学習済みです。あのときの写真よりは若干開花が進んで穂がバラけています。
こうして雌花の受粉が済んだころ、茎の下側で雄花が咲き始めます。雌花が花粉を受けるには上下が逆に思えるし同時に咲けば良さそうなのに、他家受粉を狙うマコモは雌雄の位置を逆にし、さらに時間もずらします。かわいい顔して性悪です。

過去のきょう 2024 アマヤニリンゴ(タヒチモンビン) 2023 ミミズバイ 2022 マルバハッカ(アップルミント) 2021 キョウガノコ 2020 ヒャクニチソウ 2019 ツノゴマ 2018 ヤブニッケイ 2017 クサギ 2016 クロモジ 2015 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2014 カラムシ 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 オトコエシ 2011 マコモ 2010 キセワタ 2009 マルバハッカ(アップルミント) 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ソテツ(雄株) 2006 アシタバ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フジバカマ

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9月19日(金) ハブランサス・ロブスツス

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この花茎の太さ、横向きに開く花、グインと反り返るシベ…どれもがハブランサスの特徴です。ただ、自分で育てたチェリーピンクとはかなり趣が違います。
その違い(骨太さ、花色の濃さ、花後の粗雑感)を頼りに捜すと、中南米の野生種であるロブスツス(Habranthus robustus)に行き着きました。原種はこぼれ種で殖えやすいそうで、この場所(集合住宅の花壇)の来年以降が楽しみです。
ロブスツスは異名で正名はツビスパツス(tubispathus)とする考えを見かけるものの、自分ではこのハブランサスをWFOの見解に従って呼ぶことにします。

過去のきょう 2024 ジャワユリ(パンクラチウム・ゼイラニクム) 2023 ピレア・ヌムラリフォリア(マルバハイミズ) 2022 センニンソウ 2021 ギンモクセイ 2020 キサントステモン 2019 サントリナ 2018 コヤブラン 2017 ヤブツルアズキ 2016 ハエジゴク(ハエトリグサ、ハエトリソウ) 2015 カンガレイ 2014 マキエハギ 2013 シシオクマワラビ 2012 カシグルミ 2011 サンシュユ 2010 アオハダ 2009 フジマメ 2008 カラスウリ 2007 カゼクサ 2006 ミズキンバイ 2005 シロバナマンジュシャゲ 2004 ツリフネソウ

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9月18日(木) トチノキ

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5歳の男の子にこれをあげたら泣き出されたことがあります。ママさん曰く、大きなお目々のようで怖いのだそうです。うう、いけない爺になってしまいました。
ただ、その本人もこれで栃餅を作ろうとして、1週間ほど晒したのにまだ足らなかったらしく、とても苦~いお餅を泣く泣く一人で食べたことがあります。
つまり、栃の実は行きどころが非常に少ないわけです。こうやってまとめて棄てられても仕方ないかと頷くしかありません。しかし、もったいない話です。畳1枚分はゆうに超える面積がビッシリこれでした。生で栃の実を囓るよりも苦い思いです。

過去のきょう 2024 トヨハラヤナギ 2023 フイリタコノキ 2022 キンエノコロ 2021 イヌキクイモ 2020 チョロギ 2019 ヒガンバナ 2018 カラタチ 2017 イタビカズラ 2016 アワブキ 2015 アワブキ 2014 オジギソウ 2013 シロバナヤマハギ 2012 センニンソウ 2011 オオバコ 2010 キレハノブドウ 2009 ボントクタデ 2008 ノダケ 2007 ヒトエスイフヨウ 2006 タカサブロウ 2005 ヒガンバナ 2004 シキミ

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9月17日(水) アキギリ

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秋だなんてまだとても思えなくても、アキギリの花を見つけたら、秋なのかなぁと思うところがいい加減です。そんな日和見爺に比べると、植物は案外に暦に忠実で、こうして季節の花が咲き出します。ウチではリコリス・オーレアが花開きました。
にしてもアキギリさん、お疲れ気味じゃありませんか?と、無理に仲間に引き込もうとするところが姑息です。比較物はずいぶん昔に収録した紫紺の花です。
ただ、あれこれ調べてみると、あの花色の写真も見れば、今回のようにあえかな色合いのサンプルも少なくありません。あるいはもっと赤紫方向に振れた花もある始末で、「だいたい」の範囲とその限度を知ることが草木遊びのキモなのでしょう。

過去のきょう 2024 アガスターシェ・ローズミント 2023 サイカク(犀角) 2022 イヌエンジュ 2021 ボダイジュ 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 シラハギ 2018 センナリヒョウタン 2017 ユウガギク 2016 トキリマメ 2015 マウンテンミント 2014 キハギ 2013 ベニシダ 2012 ヒトエスイフヨウ 2011 キミガヨラン 2010 トウゴマ 2009 トウガン 2008 コバノカモメヅル 2007 ハシカグサ 2006 コウヤマキ 2005 ヌルデ 2004 ワレモコウ

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9月16日(火) エリマキツチグリ

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見かけたときはふつうのツチグリだろうと思いました。ただ、あれの外皮は10枚ほどに細く裂けていたのに対し、こちらはダラッと大雑把な剥け方です。
それに気づいてから見つめ直すと、中央部も蒸かし饅頭のようで、コロリと丸い感じのしたツチグリとはやや違います。そんな特徴からすると、これはツチグリとは科レベルから別(↓)のエリマキツチグリでした。この暑さに襟巻きですか・汗。
そんな暑苦しい和名に対し、属名・Geastrumは「地上の星」を意味します。たしかに、外皮がきれいに5裂した参考写真も見ます。だがしかし…です。これが「地上の星」だなんて言ったら、みゆきさまがお怒りになるようで、畏れ多いことです。

<補注> エリマキツチグリ : Geastrum triplex(Geastraceae)
ツチグリ : Astraeus hygrometricus(Astraeaceae)

過去のきょう 2024 ステノカルプス・シヌアツス 2023 アカサヤネムノキ 2022 オリヅルラン 2021 オオカナダモ 2020 クロバナタシロイモ 2019 クズ 2018 シロモジ 2017 ヤマグワ 2016 インドソケイ 2015 スネイルフラワー 2014 シュウブンソウ 2013 ミケリア・マウダイエ 2012 ママコノシリヌグイ 2011 マルバアメリカアサガオ 2010 ミズアオイ 2009 カンレンボク 2008 モミジガサ 2007 アオツヅラフジ 2006 サルスベリ 2005 ベニゴウカン(ヒネム) 2004 ツルボ

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9月15日(月) アワ

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久しぶりにアワの畑を見て、「米が食べられないなら粟を召し上がれ」とどこかの王妃さまに言われたような気がして、ググッと寄ってみました。
かつ、粟の値段も真面目に調べてみました。あらら~、王妃さまってホントにいい加減なこと言うものです・笑。粟ってブランド米と同じかそれ以上するのでした。たとえかさ増しのために入れるにしても、そんな単価では話になりません。
生産量を増やせばいいいのかしれなくても、いまさら粟を作ろうと言われても農家が泡を食うだけでしょう。みなさん、慌てずにカルローズを食べましょう!と言ってみたら、この春に急遽買い込んだ10kgにつきあってくれた家族は、「もうイヤだ、あれなら古古古古米の方がまだマシだ」と言います。そうかなあ、カルローズ、変じゃなかったのになあ…と、舌が鷹揚な爺さんは、こっそり米びつに混ぜる気満々です。

過去のきょう 2024 ブロッキニア・レヅクタ 2023 ヒメゴクラクチョウカ 2022 ヒロハノナンヨウスギ 2021 ウンシュウミカン 2020 ドドナエア 2019 スダジイ 2018 オオバナイトタヌキモ 2017 コカモメヅル 2016 タイワンツナソ(モロヘイヤ) 2015 センニチコウ 2014 ミツバウツギ 2013 ヒメガマ 2012 イイギリ 2011 エノキ 2010 マルバチシャノキ 2009 ソクズ 2008 ヤマジノホトトギス 2007 コボタンヅル 2006 トキリマメ 2005 ホワイトベルベット 2004 タラノキ

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9月14日(日) アデニウム(アデニウム・オベスム、砂漠のバラ)

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アデニウムとしては3番目の収録になります。たった3種の比較で生意気ながら、葉や花の感じがいかにもキョウチクトウ科メンバーであることを思わせます。
2番目収録のアデニウムもオベスム(obesum=「肥大した」の意)だったものの、その後ろにドワーフがつきました。つまり、枝が横にのたうっていて、いかにもドワーフ(背が低い)だったのに対し、今度はオベスムの本家であり、かつアデニウムの本家(標準和名がアデニウム)です。さすが、キリッとしています。
前のドワーフで根もとの膨らみは見ているので、今回は心置きなく花のアップです…というのは苦しい言い訳で、温室植物の根もとは、ときに撮影に不向きです。この美しい花の下もずいぶん無粋な景色だったので、やむなくこんな構図です。

過去のきょう 2024 サンザシ 2023 プレイガール 2022 シロガネヨシ(パンパスグラス) 2021 オオボウシバナ 2020 ウツボカズラ(ネペンテス) 2019 ユウガギク 2018 ミソナオシ 2017 ヤマブキ(一重) 2016 ウスギコンロンカ 2015 エビヅル 2014 ツリガネニンジン 2013 サルトリイバラ(サンキライ) 2012 アキノエノコログサ 2011 アメリカアサガオ 2010 トウテイラン 2009 コヤブラン 2008 フユイチゴ 2007 ノアサガオ 2006 ガマズミ 2005 ニラ 2004 ハナゾノツクバネウツギ

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9月13日(土) スイゼンジナ(キンジソウ、ギヌラ・バイカラー)

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へぇ、こんなにたくさん植えてるんだ!と驚いたスイゼンジナの畑です。近在の道の駅くらいへの出荷なら十分にこなせそうな量で、決してこのお宅(の脇の畑=11日のコナギ発見散歩の続き)だけで食べようという魂胆ではなさそうです。
そして、もう一つ新鮮に感じたのは、かつて撮影したスイゼンジナと比べ、密植しているせいか、株がキリッと立っていることでした。前は単独の株だったので、いかにもGynura(サンシチソウ属)らしく、ヘロヘロと這うようでした。
冬の石垣で食したときはハンダマ(パンダマ)という名だったし、金沢でいただいたときはキンジソウ(キントキソウ)でした。埼玉のお店ではまだ見かけなくて、「二色菜」とかネーミングして並べてくれたら、物好き爺さんはすぐ買ってあげましょう。

過去のきょう 2024 シカクヒマワリ 2023 トウガラシ(ゴシキトウガラシ) 2022 タイヘイヨウグルミ 2021 カシグルミ(テウチグルミ) 2020 マルバヤナギ(アカメヤナギ) 2019 ネズミサシ 2018 クルマバナ 2017 クサコアカソ 2016 スパティフィラム 2015 シロバナシナガワハギ(コゴメハギ) 2014 キササゲ 2013 ナンバンギセル 2012 ナツユキカズラ 2011 オウゴンニシキ(オウゴンカズラ) 2010 キバナキョウチクトウ 2009 マルバタマノカンザシ 2008 ノシラン 2007 オオブタクサ 2006 キツネノマゴ 2005 ウラハグサ(フウチソウ) 2004 フジ

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9月12日(金) チョウマメ(クリトリア)八重種

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ようやく咲きました。自家栽培のチョウマメです。
種を蒔いたのが4月17日でした。しかし、発芽がよろしくないので、5月に入ってすぐに追加の種を蒔きました。赤道直下がお里だそうで、関東の露地の場合はいわゆる春蒔きの感じではなく、GWからあとの方が発芽がスムーズのようです。
二度目の種かどうかは不明でも、それからは元気な発芽があり、7月初めには支柱(行灯)を立ててあげました。蔓はビュンビュンのびて、始末が難儀です。
そしてきのう(9月11日)朝、いきなり「あ、咲いてる!」でした。つまり、「うふふ、蕾が膨らんできたぞ」がなかったのです。ただ、後付けで捜すと、写真でも開いた花の上の節2カ所で蕾がほころんでいます。内容物が青いのでわかりにくいのでした。
さて、種は一重と八重と2種類蒔いています。まだ開き初めながら、なにやらグチャッとしたこの花は八重種でしょう。あまり「クリトリア」らしくない風貌を是とすべきか非とすべきか、やや微妙な心持ちです。

<補注> 冷え込んできてもまだ花をつけています。(2025年11月13日

過去のきょう 2024 オオイタヤメイゲツ 2023 カンコノキ 2022 マツカサススキ 2021 ネコノシタ 2020 アイ 2019 ナベナ 2018 ハクウンボク 2017 ヌルデ 2016 アンジェラ(つるバラ) 2015 ミソナオシ 2014 ハンゲショウ 2013 モクレイシ 2012 カナムグラ 2011 ハナウコン(クルクマ・ペティオラータ) 2010 タコノアシ 2009 シュウカイドウ 2008 マルバルコウ 2007 キツリフネ 2006 ツユクサ 2005 ハギ 2004 ヒガンバナ

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9月11日(木) コナギ

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葉先にまだ露の雫を残していて、朝の田舎道散歩は心が弾みます。撮影は8時半で、その30分前にはここら一帯にオルゴールが響き渡っていました。
時報として8時というのはどんな意味があるのか不思議で、町の人に尋ねたら、「野良仕事から引き上げて朝ご飯にしなさいよ」の意味だそうで、ひぇ~、それを聞いてから歩き始めて「朝」を満喫していたワタシは顔から火が出る思いをしたのでした。
閑話休題、久しぶりに見たコナギです。こんなにかわいいのに、水田害草としてはとても凶悪なのだそうで、撮影場所は荒れた田でした。許してもらいましょう。
今回の勉強はその種小名vaginalisです。鞘(葉鞘)のあることを指していて、Clitoriaと並んで、俗ッ気の抜けきらない爺には刺激的なネーミングです。

過去のきょう 2024 シマヨシ 2023 アキザキスノーフレーク 2022 カナクギノキ 2021 テキサスセージ(レウコフィルム) 2020 ムクゲ 2019 マルバハギ 2018 ゴマノハグサ 2017 コバノカモメヅル 2016 ダイサギソウ 2015 メリケンムグラ 2014 ナナコバナ 2013 ミズタマソウ 2012 ウラジロガシ 2011 カジカエデ(オニモミジ) 2010 カラムシ 2009 シオン 2008 ドイツトウヒ 2007 ムシカリ 2006 イボクサ 2005 ダールベルグデージー 2004 ニラ

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9月10日(水) メハジキ

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こうしてググッと寄ってみて、メハジキの花びら(裏側)とか萼がずいぶんと毛深いことに気づきました。かつて、開花の姿を載せたときには見えていなかった細部です。
花と「蕾」のコラボがかわいらしかったあの状態から50日ほどが経過していて、花との対比物が「実」に変化していることも小さな発見でした。これがあと1カ月もすれば、この実は枯れ色になって種がこぼれ出すという流れです。
暑い・暑いと愚痴っている間にも草木はしっかりと自己変容を続けて…と抹香臭くまとめようとしたら、隣町のURの植栽(躑躅)がたくさん枯れているのを見つけました。自分も哀れな躑躅にならぬよう、メハジキくらいには元気に過ごしたいものです。

過去のきょう 2024 ツルマサキ 2023 レモンマートル 2022 パナマソウ 2021 セイヨウムラサキ 2020 トキホコリ 2019 テンニンソウ 2018 トケイソウ 2017 キレハノブドウ 2016 イヌビワ 2015 ギンコウボク 2014 アキカラマツ 2013 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012 イワガネゼンマイ 2011 カワラケツメイ 2010 ヤナギタンポポ 2009 メドハギ 2008 ノシバ 2007 ハネミギク 2006 ヤハズソウ 2005 イチイ 2004 ヤマボウシ

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9月9日(火) キブシ

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崖を蔽うように育つキブシを見ました。ここは海に面していて、荒れたときには波を被るであろう場所です。かつ、枝振りは崖をよじ登るようで蔓植物かと疑いました。これまでは集合住宅の植栽に始まり、独立樹か、または林縁でわりと乾燥した環境に育つものしか知らなかったので、キブシの「別の顔」を見た思いです。
そして、このプラプラする紐状物体も初めて見た気がします。そうか、これが花芽(の穂)なのでした。これが冬を越して充実し、春、花開くわけです。
穂の多さからしてこれは雄株でしょうが、来春この場所に立つ予定がありません。近所のキブシで冬芽の変化過程を確認するという課題が生まれました。

<既収録のキブシ・掲載順>2005年3月29日 : 雌株の開花と展葉 ☆ 2008年3月27日 : 雌雄の花の比較 ☆ 2008年7月12日 : 青い実・葉・枝 ☆ 2010年8月16日 : 青い実と葉 ☆ 2014年3月21日 : 雌株の開花 ☆ 2024年6月4日 : 色づいた実・葉・枝  ☆ 2025年12月3日 : 彩り豊かな葉

過去のきょう 2024 ポップコーン(ハゼトウモロコシ) 2023 シロガネチカラシバ 2022 カカツガユ 2021 シロバナヤマハギ 2020 キバナヨウラク 2019 カホクザンショウ(カショウ) 2018 タイマツバナ 2017 ナス 2016 ネコノシタ 2015 ノコギリソウとセイヨウノコギリソウ 2014 アキニレ 2013 ミドリヒメワラビ 2012 ゴンズイ 2011 イヌザクラ 2010 サジガンクビソウ 2009 シュロソウ 2008 ガンクビソウ 2007 キレンゲショウマ 2006 カラスウリ 2005 マメアサガオ 2004 マーガレットコスモス

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9月8日(月) ヒムロ

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キラキラ感がある葉で、大きな図体に似合わないかわいらしさがあります。リースやアレンジメントの素材として重宝されていて、もっともな話です。
ヒノキの仲間(Chamaecyparis・ヒノキ属)で、サワラの園芸種になります。こういう大きな木が園芸的に必要だったなんて、宅地がどんどん小割にされていくいまの時代では考えられないことです。しかもヒムロは姫榁(または檜榁)と書き、10mもの高さになる木に姫の字を当てる感覚にはもはやついていくことができません。
同じ素性のもの(サワラの園芸種)にはヒヨクヒバがあるし、対象をヒノキ属の園芸種にまで広げるとチャボヒバクジャクヒバをここに収録していて、民家の垣根としてそういうものに大きな需要があった時代なんて、いまや夢物語です。

過去のきょう 2024 コメツガ 2023 フイリダイダイ 2022 ヒメジョウゴゴケ 2021 フウセンカズラ 2020 ジャコウソウ 2019 オオヒナノウスツボ 2018 オオバイヌツゲ 2017 ツブラジイ 2016 ドラセナ・レフレクサ 2015 イチイ 2014 ナンバンギセル 2013 アメリカノウゼンカズラ(黄花) 2012 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2011 シラヤマギク 2010 ゴジカ 2009 キツリフネ 2008 ミヤコグサ 2007 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2006 キカラスウリ 2005 ナガボノワレモコウ 2004 ハナシュクシャ

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9月7日(日) ヤナギイチゴ

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かなり(ものすごく)特徴的な葉です。形のスマートさ、刻みが深く複雑な葉脈、互生なのに枝先ではまるで輪生のように密集する生え方など、とてもクセつよです。
なのに名前が出てきません。自分でクセつよだと言っておきながら、しかも既視感はあるのに名前が一文字も思い浮かびません。先日受けた認知機能検査は、一緒に受けた5人のなかの最速で回答終了できたのに、ぜんぜん自慢できません。
仕方ないので、上に述べたような単語を並べて検索してみました。ちなみに、その前に当然ながらGoogleレンズを試したものの、この手の画像はたぶん一番苦手だろうことは予想どおりでした。ヤナギイチゴにはかすりもしませんでした。
一目瞭然ではない画像の場合は、まだまだ言葉検索の方が早いようです。もっと早いのは自分の記憶だったはずなのに、手間のかかる歳ごろになったものです。

過去のきょう 2024 カノツメソウ 2023 オロシマチク 2022 ワシントンヤシ 2021 ワックスフラワー 2020 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2019 シマサルスベリ 2018 コスツス・ルカヌシアヌス 2017 シロバナツユクサ 2016 スギモリケイトウ 2015 アッケシソウ 2014 ミズメ 2013 エビネ 2012 コマツナギ 2011 ウワミズザクラ 2010 ヒシ 2009 ヤマナシ 2008 ハグロソウ 2007 サラシナショウマ 2006 コブナグサ 2005 ウコン 2004 ママコノシリヌグイ

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9月6日(土) シンセンギョク(神仙玉、フェロカクタス・グラキリス・コロラツス)

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見かけが非常に人工的です。4穴の白いプラスチック板(に見えるもの)から赤い刺が飛び出して、その刺には白い横縞…凝りに凝っています。
ただ、さらに注目すべきはそのギミックの土台である緑のボディです。こういう形状のサボテンを樽形単一球状と称するらしくて、しかし話題はそんな全体像ではなく、その樽を飾る縦の突起です。これが「稜」であり、おととい、ダンゴギクで学び直した「翼」と比較すべき形態です。似たようなヒレ状でも、両者は成り立ちが違います。
あと、門外漢としての興味は和名です。もう完全に心象の世界です。Ferocactusというこの属には、ほかにセキホウとかオウカンリュウとかユウソウマルとか、楽には書き取りできないものがある一方で、ヒノデマルやシャチガシラなどわかりやすいものもあって、これら未知の仲間をここにそろえて和名コンテストをしたいものです。

過去のきょう 2024 オオウラジロノキ 2023 トキワイチゴ(ルブス・カリシノイデス) 2022 ウチワサボテン 2021 ナンバンギセル 2020 クマガイソウ 2019 レックスベゴニア・シーサーペント 2018 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2017 コウゾ 2016 ディジゴセカ(アラリア) 2015 エゾノコリンゴ 2014 ヒヨドリバナ 2013 ヒトツバハギ 2012 オニバス 2011 アマクリナム 2010 ツノナス(フォックスフェイス) 2009 イチヤクソウ 2008 ヤマシャクヤク 2007 ウワミズザクラ 2006 ギンドロ 2005 リコリス・オーレア 2004 イタドリ

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9月5日(金) デンドロビウム・ブルーバイオレット

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これが軍事ドローンの飛行演習に見えてしまうのだから嫌な時代です。某大国がお友達を集めて観閲式をやらかしてくれて、こんなものも見たような気がします。
お仲間うちで自慢するだけなら良くても、いきなり発作を起こす人たちです。いやいや、あの人たちに言わせれば、式典はどこかの侵略国を追い払った記念日行事だそうで、うーむむ、なにやら胸がチクチク痛むので、なかった話にしましょう。
冷静に眺めたらこれはデンドロビウムの園芸品で、その名もブルーバイオレット、ん、青紫より赤紫に見えますが絡まずにおきます。しかし、デンドロの変異幅の広さ(↓)には驚くばかりで、あの会合もお花の品評会にしておけばいいのにねえ。

<既収録のデンドロビウム(掲載順)>ピンクドール・エレガンス ☆ ユキダルマ・キング ☆ ユキダルマ・クイーン ☆ ファレノプシス(デンファレ) ☆ スペクタビレ ☆ ジョンソニアエ ☆ スペキオスム(タイミンセッコク)

過去のきょう 2024 ネナシカズラ 2023 アキノワスレグサ 2022 アメダマノキ 2021 コノテガシワ 2020 ヤマザクラ 2019 バラ(サプライズ) 2018 ウコン 2017 クマツヅラ 2016 ハゲイトウ 2015 ウンラン 2014 アベマキ 2013 モミジガサ 2012 シチヘンゲ(ランタナ) 2011 シマトネリコ 2010 ツリガネニンジン 2009 フジカンゾウ 2008 ムカゴイラクサ 2007 タムラソウ 2006 ナンバンギセル 2005 ヒメマツバボタン 2004 モクレン(類)

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9月4日(木) ダンゴギク

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花束を作るのに、初めに選んだのは後景に甘んじているスプレー菊でした。ピンクがかった赤がとてもきれいに見えたのです。さて、取り合わせは?
自分で選べずにいたら、店主さんが薦めてくれたのがこの黄色い小菊でした。「へー、なぁに、これ」「ヘレニウムです」と、この時点で、「え、なんだ、ダンゴギクなの」と言えれば格好良かったのに、「ふーん」。トホホ、草木ブログの主、失格でした。
ちなみにダンゴギクの学名がHelenium autumnale、シノニムが跋扈しやすい花卉業界に似合わず、正確な属名です。かつ、園芸種がたくさんありすぎて、昔、大きな花壇で撮影したダンゴギクも正確な見分けはできないまま、今回も同様です。
情けなさに涙しつつ、恥のリカバリーに茎の翼(よく)を入れ子にしておきます。これが「稜」ではなく翼とされるのは、それが葉の付け根から流れるように下にのびていて、稜と違って互生の葉の数(つき方)に依存しているからです…という説明は、自分であとで読んでもわからないだろうな(注)と、涙はさらに滲んできます。

<補注> 翼と稜の違いを再確認するため、サボテンの稜を取り上げました。(2025年9月6日

過去のきょう 2024 カラコギカエデ 2023 アルプス乙女(セイヨウリンゴ) 2022 ブドウホオズキ 2021 シオガマギク 2020 ノササゲ 2019 ムシトリスミレ 2018 バラ(プリンセス・ドゥ・モナコ) 2017 エノキ 2016 キリ 2015 マテバシイ 2014 トクサ 2013 ムベ 2012 コンテリクラマゴケ 2011 ヒャクニチソウ(矮性) 2010 イチビ 2009 オオリキュウバイ 2008 アズマカモメヅル 2007 クロホウシ 2006 イトススキ 2005 アメリカノウゼンカズラ 2004 ウモウケイトウ

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9月3日(水) レックスベゴニア・ミスターガーデン

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花を写したかったのが明白な写真です。ところが、葉を鑑賞するレックスベゴニアのなかでも、この品種は特に暗褐色の葉に入る斑点を楽しむものだそうです。
というか、ナーセリーの写真でも花は無視されまくりです。その意味ではミスターガーデンだって花が咲くんだぞみたいな貴重ショット…と自画自賛です。
それにしてもレックスベゴニア、これで7種収録となりました。いったいどれだけの品種があるものか、とにかくとんでもない数だろうことはおぼろげにわかります。危険な夏に撮影が滞ったときは、適当に過去ファイルを捜せばなんとかなるでしょう。

過去のきょう 2024 チョウセンシオン 2023 ジャンボカボチャ(セイヨウカボチャ) 2022 フクシア・フルゲンス 2021 ハマナツメ 2020 ノブドウ 2019 ホツツジ 2018 ノコギリシダ 2017 バアソブ 2016 レックスベゴニア・シースプライト 2015 レモングラス 2014 オオモクゲンジ 2013 ダイコンソウ 2012 シマトネリコ 2011 ヘラノキ 2010 トレニア(ハナウリクサ) 2009 オオマルバノホロシ 2008 メボウキ 2007 ゲンノショウコ 2006 サワギキョウ 2005 ガガイモ 2004 ナンキンマメ(ラッカセイ)

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番外編 : 蜂蜜レポート第11弾(さくらんぼ)

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添えたティースプーンがまるでテーブルスプーンです。つまりはこの瓶がとても小さいのです。ラベルの表示を見ると110gとあって、かなりの小容量瓶でした。
そしてラベルは「さくらんぼ」です。うーん、草木ブログ的に「さくらんぼ」はないので、植物名からすると「セイヨウミザクラ蜂蜜」ということになります。桜系としては、前に「山ざくら」を試していて、さてそのお味の違いやいかに…。
と大見得を切ると恥をかくわけで、やっぱりよくわかりません。置賜のあたりで新幹線の車窓から眺めた満開のさくらんぼ畑の景色が蘇るかと思いきや、味覚障害と記憶障害が合体するとすべてが五里霧中です。

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9月2日(火) グランドホテル(つるバラ)

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背景のシュートと右下隅の蕾がこの写真の影の主役です。毎日40度超えの気温が報道されるなかで新枝がのび、次の花がスタンバッているのです。煎じて飲んだらチョー元気になるのではないかと妄想を抱いてしまいます。
もっとも、本来の主役も形や色合いが上品で、グランドを名乗るようなホテルの階段踊り場あたりを明るく飾ってくれそうです。ただ、つるバラなので、本来は庭のパーゴラを豪華に彩るのがお似合いです。アフタヌーンティーの楽しさが倍増しになります。
作出は1972年、サム・マクレディ4世によっていて、4世のネームは伊達ではなく、4代続いたバラ育種家が代々サム・マクレディを継いでいます。なんだかその話だけで圧倒される思いで、このかわいい花の裏側に厳かさが見えてくるのでした。

過去のきょう 2024 ワダコブシ 2023 トキワガマズミ(ビバーナム・ティヌス) 2022 オオイヌタデ 2021 ネオベンサミア・グラシリス  2020 ダキバヒメアザミ 2019 ニラ 2018 オオバゲッキツ 2017 アカマツ 2016 カゴノキ 2015 ウリハダカエデ 2014 キツネノマゴ 2013 ヤマボウシ 2012 カナムグラ 2011 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2010 シロネ 2009 ツルガシワ 2008 ミズカンナ 2007 ヒメシロネ 2006 イヌタデ 2005 ハス 2004 ピンクノウゼンカズラ

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9月1日(月) シリブカガシ

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同じものを見て、何回も「わ、きれい!」「これ、なに?」と楽しめるのは得なことです。ただ、その後の調べで正体を知ると、強い自己嫌悪に襲われるのが涙です。
シリブカガシの花穂は12年前の記事でしっかり取り上げているのに、それから何回、きれい!&なんだろう?をやったことでしょう。当然に「新鮮な気持ち」でパシャパシャやりまくるわけで、フィルムカメラ時代だったらデコピン3回では済みません。
もっとも、こんな暑い盛りに樫の木が花をつけるのがおかしい(ふつうは春咲き)とは思うのですが、シリブカガシがそんな変な花期だということを学習済みだから嘆かわしいのです。ま、いいでしょう。来年の夏もまたクソ暑いでしょうし、そこでまた、シリブカガシの花を見つけ、きれい!&なんだろう?と繰り返すのも乙な楽しみです。

過去のきょう 2024 カナダアキノキリンソウ 2023 メランポジウム 2022 カラタチバナ 2021 ゴシキカズラ 2020 ツクバネ 2019 クサギ 2018 ヌスビトハギ 2017 ヒルムシロ 2016 イヌトウバナ 2015 ミズキンバイ 2014 ムクゲ 2013 シュウブンソウ 2012 ヤブデマリ 2011 ハリギリ 2010 トウワタ(アスクレピアス) 2009 キバナアキギリ 2008 ケンポナシ 2007 アゲラタム 2006 ヘクソカズラ 2005 センニンソウ 2004 マツムシソウ

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