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8月31日(日) オーニソガラム・サウンデルシアエ

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あまりに花茎が長すぎるので、たった2株では4対3の絵になりません。全体の姿や根生する葉を見たくなったときはよそのサイトのお世話になるつもりです。
それにしても、花壇や花屋で見かけやすいオーニソガラム(ウンベラツム)ならその背丈はだいたい30cm程度なのに対し、こちらはその3倍はあります。見かけがじつに間抜けです。ウンベラツムの和名がオオアマナなので、こちらはキョダイアマナかと言うとそんな間抜けな和名はなくて、学名をそのまま覚えるしかありません。
その種小名saundersiaeは、この品種の公認に尽力したミセス・Saundersに因んでいて、苗字とは言え女性のお名ならばがんばって覚えることにします。

過去のきょう 2024 テンガイメギ(テンジクメギ) 2023 パキポディウム・ラメレイ 2022 パラグアイオニバス 2021 ベニモンヨウショウ 2020 センジュガンピ 2019 マミラリア・長刺白珠丸 2018 シナサワグルミ 2017 ヒュウガミズキ 2016 クロトンモドキ 2015 ニオイサンタンカ 2014 モミジガサ 2013 ヤバネヒイラギモチ 2012 ボタンヅル 2011 ゲットウ 2010 トウゴマ 2009 シシウド 2008 ソテツ(雄株) 2007 カクレミノ(斑入り) 2006 ヒオウギ 2005 サフランモドキ 2004 タイワンホトトギス

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8月30日(土) アカサンゴバナ(ベニサンゴバナ、パキスタキス・コッキネア)

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背丈ほどの木の先に真っ赤な花穂がつきます。艶のある大きめの葉とこの豪華な花穂の対照が鮮やかで、赤珊瑚花という名前には素直に頷けます。
ただ、標準和名はアカサンゴバナなのに、ベニサンゴバナという別名の方がよく使われます。赤と紅、イメージとしては紅の方が重い(深い)はずでも、この花を見た自分はわりと「朱」を感じてしまって、話が面倒になります。
かつて、この花穂部分が黄色いウコンサンゴバナを収録していて、そう言えばあのときも呼び方には悩まされたものでした。まったく進歩のない人です。

過去のきょう 2024 ガーデンハックルベリー 2023 タケニグサ 2022 バオバブ(アダンソニア・ディギタタ) 2021 アカガシ 2020 セイロンライティア 2019 ツブラジイ 2018 イモネノホシアサガオ 2017 コカモメヅル 2016 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ) 2015 アメリカブクリョウサイ(ゴマギク) 2014 クチナシ 2013 ノシラン 2012 ヤマハギ 2011 ハツユキカズラ 2010 ヘラオモダカ 2009 ホツツジ 2008 マツカサアザミ 2007 ヤマホタルブクロ 2006 ホウセンカ 2005 メランポジウム 2004 トロロアオイ

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8月29日(金) コケオトギリ

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手前のスケールが効いています(自画自賛)。もし添え忘れていたら、コヤツの正体がわからなくなっていた虞(おそれ)が十分です。
花びらや萼が5数性で葉が対生ですから、Hypericum(オトギリソウ属)だろうとはわかるのです。しかし、その葉がまるでひよこ草、いやあれよりさらに幼気です。
つまり、自分的には「かわいらしさ」を感じるのに、和名が哀れです。後半のオトギリはその属メンバーなので仕方ないとして、「コケ」は酷いと思うのです。もっとも、冷静に考えれば苔には気色悪い系だけでなく美しい系もあって忌み嫌うものではなく、今回の用例も、そのサイズとか這うような習性を示したかったわけです。
自分の思い込みの強さには「たまに」気づくことがあっても、もはや反省は無駄な歳ではあります。偏向的な思いを日記に書き付けるくらい、遠慮無用でしょう。

過去のきょう 2024 クロミサンザシ 2023 レモン・ポンデロサ 2022 ソナレマツムシソウ 2021 エケベリア・トプシータービー 2020 ニチニチソウ 2019 アメリカアリタソウ 2018 オオバベニガシワ 2017 ゴマキ 2016 オヒョウ 2015 ホソエカエデ 2014 オミナエシ 2013 ベニバナエゴノキ 2012 トチカガミ 2011 ホソバヒャクニチソウ 2010 カジノキ(雌株) 2009 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2008 ハネミギク 2007 スズメウリ 2006 シシトウガラシ 2005 ソラヌム・ラントネッティ 2004 ガガイモ

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8月28日(木) マツバゼリ

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酷い画像だと自分を罵りながら、暑くてゆったりなんてしていられなかったし、調べたら嫌われ者の外来種だし、とりあえず名前を覚えておくかと捨て鉢です。
熱帯アメリカからわざわざ来ていただくほどの見かけではありません。どうせなにかにひっついて来たのでしょうが、花は小さいし、触れば臭いし、いいとこなしです。
ただ、分類的にはセリ科のなかで初めての収録になるCyclospermum(マツバゼリ属)なので、コレクター気質は満足させてくれます。あるいは種小名leptophyllumはラテン語的には「細い葉」と素っ気ない意味なのに、日本に来たら「松葉」などと優雅におだてあげられていて、図に乗るんじゃないかと心配になります。

過去のきょう 2024 フクシマシャジン 2023 サルビア・コッキネア・フジプルコ 2022 タカクマムラサキ 2021 モミジバスズカケノキ 2020 オオウラジロノキ 2019 ワビスケ(紺侘助) 2018 木立性ベゴニア・アシュラ 2017 レンゲショウマ(白)とモミジアオイ(白) 2016 オクラとトロロアオイ 2015 オキナアサガオ 2014 カクレミノ 2013 アメリカオニアザミ 2012 ガマズミ 2011 ラクウショウ 2010 ミッキーマウスノキ 2009 ヒメキンミズヒキ 2008 クララ 2007 ミツバアケビ 2006 ヘチマ 2005 ヤブラン 2004 ケイトウ

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8月27日(水) ヒレタゴボウ

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わざと害草を捜し回っているわけではないのに、3日前に続き、困った帰化植物の登場です。まだ外来生物法で指定はされていなくても、田んぼやその近辺では立派な邪魔者です。ただ、花がきれいな分、嫌われにくいところが狡猾です。
ゴボウを名乗ってもたいしたものではないし、茎のヒレ(白矢印)も地味です。ミズキンバイ(やチョウジタデ)と同属なので、出身地名を重ねてアメリカミズキンバイという別名もあり、その方がわかりすく、かつあの爺の顔が重なって駆逐に好都合です。
そう言えばこのごろは「外人」嫌いが増えました。JICAがアフリカ・ホームタウンというわからん構想を出したら、近場では木更津市が大騒ぎです。「人類みな兄弟」なんてあくまでお題目ということです。民草の気持ちがわからないヤツらに国を任せたくないことは自明なのに、デカイ顔して居座るトップもいて、次の選挙こそ、見てやがれ。

過去のきょう 2024 ケハギ 2023 ヒメアジサイ 2022 ケラトテカ・トリロバ 2021 フトヒルムシロ 2020 カザリナス(ヒラナス、アカナス) 2019 キバナツノゴマ 2018 ヒノキ 2017 ナツザキツツジ 2016 チョウセンヒメツゲ 2015 イヌビワ 2014 マツカゼソウ 2013 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2012 コマツヨイグサ 2011 オカボ(イネ) 2010 アワ 2009 イヌトウバナ 2008 アキグミ 2007 アキノタムラソウ 2006 キクイモ 2005 ハゲイトウ 2004 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ)

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8月26日(火) アメリカギク

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男の背丈ほど、けっこうな「壁」を形成していました。去年載せたネバリノギクもなかなかの高さがあったのに、あれを上回る圧迫感です。さすがアメリカです。
ただ、あれに比べたら花色が凡庸に過ぎます。自国の車が冴えないのに、日本で売れないのはこちらの規制のせいだとする言いがかりと通底しています。
細い葉っぱも変哲がなくて、ヨメナと違うのはデカさだけって、ホントにアメ車そのものかい?とからかったら、ほら、茎の上部で分岐して、花がたくさんつくでしょ!と得意そうに返答してきます。なにを言うか、賑やかなのは上っ側だけじゃないか、と、草木には糞味噌を言えても、話の通じない爺相手だと、向こうが転ぶのを待つしかありません。

過去のきょう 2024 ネバリノギク 2023 カラスウリ 2022 アブラギリ 2021 ケンポナシ 2020 サンショウ 2019 ハマビワ 2018 サンヘンプ(コヤシタヌキマメ) 2017 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2016 ハナタバコ(ニコチアナ・サンデラエ) 2015 ノシラン 2014 ヤコウカ(ヤコウボク) 2013 シシウド 2012 シロモジ 2011 クマシデ 2010 コウリャン 2009 コシアブラ 2008 ヨルガオ 2007 ハンゴンソウ 2006 サンゴバナ 2005 タマスダレ 2004 リコリス・オーレア

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番外編 : アピオス花茶

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笊一杯に収穫したアピオスの花を3日にわたって天日干ししました。きれいだった赤色は失われ、サイズは半分以下になり、はっきり言ってゴミです。
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7月の末に開き始めたら、その後、花房はドンドンドンドンできては開き、蔓がのびるに従い、果てしなく咲き誇りました。それを残さず摘むのはわりと面倒でした。
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さて試飲です。色? はて? 香り? はて? 味? はて?
しょうがないのでチョウマメ茶のときを真似てレモンを垂らしたらピンクになりました。アントシアニンが含まれてはいるようです。
ただ、ワタシの鼻と舌はこれをお茶として認めないので、残りを焙じてみました。茶は心なし茶色になり、香りも焙じ茶に似て、お茶を飲んでいる気分は出ました。
さて、また花がドンドンできたら、摘みますか? もうやめておきます。蟻ンコがこの花大好きなので、ヤツらのために地面に置いてくることにします。

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8月25日(月) サンブリテニア

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毎年、新しい園芸種がどれほど市場に出てくるものか、小手先の調べでは概数すら掴めません。ただ、そのまま全種が売れ行き好調だと、ホムセンの売り場がパンクしてしまうわけで、不人気品はどんどん淘汰される厳しい世界です。
このサンブリテニアはおそらくそんな残念組でしょう。けっこう歩き回るヒマ人が、この10年、実際の植え込みはここ1カ所でしか見たことがありません。
普及しなかった理由は見てのとおりで、暑い盛りに咲いてくれるのは良くても、その花が小さめで疎らです。もちろんうまく育てれば豪華に咲き誇るのですが、そのためには蕾や葉に水をかけずに灌水する必要(茎折れしやすい)があると言います。
日当たりや風通しも不可欠で、それが不足だと病気が出やすいそうです。さらに冬越しも苦手とあって、翌年また懲りずに買い込む人はガクンと減ることでしょう。手間いらずで常に明るく元気…草花にも人間にも当てはまる「愛される条件」です。

過去のきょう 2024 キンロバイ 2023 マホガニー 2022 シロガネヨシ(パンパスグラス) 2021 リコリス・オーレア 2020 ツチアケビ 2019 セリ 2018 クサトベラ 2017 アワブキ 2016 ニシキハギ 2015 ハシバミ 2014 カリガネソウ 2013 ヌマミズキ 2012 コミカンソウ 2011 クワイ 2010 ミズオオバコ 2009 クサアジサイ 2008 タチフウロ 2007 キオン 2006 セイバンモロコシ 2005 ルコウソウ 2004 コブシ

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8月24日(日) ゴウシュウアリタソウ

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畑の隅を占有しようと這い寄る不気味な草です。まるで練り切りを押し型で抜いたみたいに分厚くて特異な形の葉、邪悪そうな赤い蔓、やや黄色みを帯びてごく小さな花の塊、各々のパーツそれぞれが敷島の国土を蹂躙しそうな悪相です。
アリタソウ属ならば少しは立ち上がって良さそうなものを、障害物に当たるまではそんな無駄なことをせず、ひたすら匍匐前進あるのみです。名前のとおりにオーストラリアの原産でも、どうやら関東の畑地が気に入ったようで、農家を困らせています。
あまりに快適な環境だと、こういう「招かれざる」害草が増えて困ります。このごろ街にもそんな侵入種が蔓延っていて、なにかいい除草剤はないものでしょうか。

<補注> どうも帰化植物が目につきます。(2025年8月27日

過去のきょう 2024 キセワタ 2023 ヒメガマとコガマ 2022 モリスサンザシ 2021 ゼラニウム 2020 ツルコケモモ 2019 エンジュ 2018 ササガヤ 2017 イヌホオズキ 2016 スイゼンジナ(キンジソウ、ギヌラ・バイカラー) 2015 ウメガサソウ 2014 カジノキ(雌株) 2013 キバナコスモス 2012 サルココッカ・コンフサ 2011 イチョウ 2010 ウリクサ 2009 オオモクゲンジ 2008 ヤバネヒイラギモチ 2007 フウセンカズラ 2006 フヨウ 2005 キンミズヒキ 2004 ブラシノキ

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8月23日(土) ジャノメクンショウギク(ガザニア・リゲンス)

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ガザニアだろうなぁとは思えるものの、花には賑々しさがありません。葉も、あの艶めきはなくて、葉焼けしたのかと覗き込むと、根もとの葉色もくすんでいます。
つまり全体に地味で、花壇を飾っているガザニアとは別モノのようです。そんな系統にはガザニア・リゲンスという種類があって、園芸種の母体とされる原種でした。ジャノメクンショウギクという和名も持っているので、「有名人」ではあるようです。
参考サイトには、花の中心部が蛇の目模様になっているものもありました。せっかくならそういう一品を撮りたかったものの、変化型もありという学習ができました。

過去のきょう 2024 フウリンウメモドキ 2023 ヒメカカラ 2022 パイナップル 2021 ウォーターバコパ 2020 チョロギ 2019 カキチシャ 2018 八重サンユウカ 2017 カジノキ 2016 斑入りセイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス、イングリッシュ・アイビー) 2015 クサギ 2014 スズムシバナ 2013 アカメガシワ 2012 メドハギ 2011 ヒャクニチソウ 2010 シクンシ 2009 チチタケ 2008 テッポウユリ 2007 ヒャクニチソウ 2006 タカサゴユリ 2005 ミズヒキ 2004 ハナトラノオ(カクトラノオ)

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8月22日(金) オウソウカ

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今年は夏休みを「柔軟に」運用するようにとのお達しが御上から出ているそうで、そんなことにもお許しが必要なのかと感心したり、通学で倒れられたら面倒だというその筋の腹黒さを邪推したり、横丁の爺さんは素直ではありません。
ただ、延長していただくまでもなく、夏休みの宿題は悠々と提出です。3年前の夏、花びらが緑から黄色に変わるのを見逃したきりでした。はいはい、たしかに花が見事に黄色く輝いているし、その右上にはまだ色づかない花も写し込めました。
あとはhexapetalusという種小名が示すように花びらが6枚であることもなんとなく分かります。「なんとなくではなく、しっかり下から覗き込んで写せよ!」という自省の思いは無きにしも非ずながら、時節柄、そのような行動は慎んでみました。

過去のきょう 2024 クルマバナ 2023 ウイキョウ(フェンネル) 2022 イチイガシ 2021 ラカンマキ 2020 シラタマノキ 2019 アベマキ 2018 白絹姫錦 2017 バショウ 2016 エビスグサ 2015 ハダカホオズキ 2014 クロマツ 2013 ウド 2012 ヒメコマツ(ゴヨウマツ) 2011 ミズキ 2010 パパイヤ 2009 タマガワホトトギス 2008 ヤナギラン 2007 キハダ 2006 オオボウシバナ 2005 クコ 2004 ハシラサボテン

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8月21日(木) アリストロキア・ラビアタ

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この夏にタンザワウマノスズクサを掲載したばかりで、Aristolochia(ウマノスズクサ属)としてはこれがこのブログちょうど10番目(↓)の収録となりました。
最良の(Aristo)出産(lochia)という属名どおり、花(萼)の形が胎児を思わせるのがこの属の共通特性ながら、その思わせ方には微妙な差があります。前述のタンザワウマノスズクサはいかにもサクソフォンだったのに対し、こんどのこのラビアタを見た自分はパンのバスケットとか赤ちゃんを入れる篭を想像しました。海外の人は「オランダ人のパイプ(斑入り)」とか「雄鶏花」とか言うそうで、てんで勝手です。
なお、異名をA. brasiliensisというようにブラジルの産です。この属は世界中に500種以上はあるそうで、このあとどんな奇態に出会えるか、期待しましょう。

<このブログに収録済みのAristolochia・種小名abc順>ウマノスズクサ ☆ アリストロキア・エレガンス(パイプカズラ) ☆ アリストロキア・ギガンテア(オオパイプカズラ) ☆ オオバウマノスズクサ ☆ アリストロキア・ラビアタ ☆ アリストロキア・サルバドレンシス ☆ アリマウマノスズクサ ☆ タンザワウマノスズクサ ☆ アリストロキア・トリカウダタ ☆ アリストロキア・ウェストランディー

過去のきょう 2024 ヤエガワカンバ 2023 キバナツルネラ 2022 セイヨウマツムシソウ(スカビオサ) 2021 アングロア・クロウェシイ 2020 キンウラハグサ 2019 メキシコ・ジャイアント・トクサ 2018 リュウガン 2017 ベニマツリ(ロンデレティア・オドラタ) 2016 ショウキウツギ 2015 エノキウツギ(ウオトリギ) 2014 フジカンゾウ 2013 チシャノキ 2012 ワタ 2011 フトイ 2010 タカサゴユリ 2009 ツルリンドウ 2008 ペチュニア 2007 オタカラコウ 2006 オトコエシ 2005 シロガネヨシ 2004 ガガイモ

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8月20日(水) バルレリア・アルボステラタ

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やや、枝先にキャベツが! 芽キャベツの新種か?
男の背丈ほどの木で、葉はベルベットのような毛を持ちソフトムードです。キャベツに見えるのは花序(苞)で、咲いた花もまた柔和な雰囲気です。
その優しい風貌に反し、アフリカ(原産地)の灼熱や乾燥に耐える強さを持ちます。まだ和名がなくて、もし街で見かけても思い出せそうにない名前だけが難点です。

過去のきょう 2024 オオイタドリ 2023 キンゴジカ 2022 タブノキ 2021 メキシコラクウショウ 2020 キバナキョウチクトウ 2019 フサフジウツギ 2018 アラゲハンゴンソウ(ルドベキア・ヒルタ) 2017 ペチュニアとヘクソカズラ 2016 ブラッソレリオカトレヤ・ペンシルバニア・スプリング・ローランド 2015 カンガレイ 2014 イワガラミ 2013 タムラソウ 2012 シャシャンボ 2011 カカオ 2010 カラミンサ 2009 コマツナギ 2008 ユリズイセン(アルストロメリア) 2007 モクゲンジ 2006 ハナキリン 2005 トクサ 2004 モッコク

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8月19日(火) ウスバラセイタソウ

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うーむ、こんな写真(かつてのラセイタソウも)では「ふつう」と「ウスバ」の違いがハッキリしません。ところが、指の記憶はわりと鮮明で、8年前に愛おしくそのシボシボをなで回した満足感に比べると、今回はザラつきは感じても厚みが頼りないのです。
また、別名のウスバオニヤブマオも記憶しておきたいことで、鋸歯がラセイタソウよりもずっと大きく、葉形も幅があってヤブマオに近い感じがします。
なお、上に出た植物たちは皆Boehmeriaに属す(↓)ものの、この属の和名が不安定で困ります。カラムシ属とされるケースが多くは感じても、ヤブマオ類の解説だとヤブマオ属になっていたり、単にマオ属とされることもあります。

<このブログに収録済みのBoehmeria・和名50音順>アカソ ☆ カラムシ ☆ クサコアカソ ☆ メヤブマオ ☆ ヤエヤマラセイタソウ ☆ ヤブマオ(↑) ☆ ラセイタソウ(↑)

過去のきょう 2024 ハリブキ 2023 カンレンボク 2022 チョウセンアサガオ 2021 ハス(白光蓮) 2020 カレエダタケ 2019 オオチゴユリ 2018 フサフジウツギ(ブッドレア) 2017 シナミズキ 2016 ハクサンボク 2015 ヒメタイサンボク 2014 キレンゲショウマ 2013 ハリギリ 2012 サンカクイ 2011 オオセンナリ 2010 ヒメチドメ 2009 サルナシ 2008 アオツヅラフジ(雌株)  2007 マツブサ 2006 ミニトマト 2005 シロバナサクラタデ 2004 ムラサキゴテン

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8月18日(月) ハナヒリノキ

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小リンゴみたいというか、キャンドルみたいというか、憎たらしい名前に反して実は愛嬌があります。スズランに似た花もイケていたし、和名が酷いだけですか。
いや、葉っぱのゴツさが初夏より一段増しました。枝振りのワヤクチャ具合は夏冬変わらず、まったくのデタラメです。上の「愛嬌」発言は取り消します。
まだやや平たい実はこれからわずかに膨らんで、隊列はこのまま崩さずに、枯れた姿を次の花のころまで残します。鳥に啄まれることを望むでもなく、かと言って弾けて種を撒き散らすでもなく、この実はまるで不動心の権化なのだと気づきます。

過去のきょう 2024 クサタチバナとチョウジソウ 2023 ミズオトギリ 2022 ムニンノボタン 2021 ニオイニンドウ(ハニーサックル) 2020 シダレエンジュ 2019 ニシキカズラ 2018 キヌア・チェリーバニラ 2017 タヌキノカミソリ(リコリス・インカルナタ) 2016 キバナノコギリソウ 2015 タイタンビカス 2014 イロハモミジとオオモミジ 2013 ヨウシュヤマゴボウ 2012 サイカチ 2011 ライラック(ムラサキハシドイ) 2010 オオチドメ 2009 シロバナサルスベリ 2008 キカラスウリ(雌株) 2007 クルマユリ 2006 ゲンペイクサギ 2005 カラタチ 2004 コリウス

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8月17日(日) ヒツジグサ

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久しぶりのヒツジグサです。ただ、この写真を選んだ一番の理由は花から飛び去ろうとするキゴシハナアブです。かつてはミズアオイの花でじっくりと吸蜜していてくれたのに、ヒツジグサはお気に召さないのか、つれなくプイッと去ってしまいました。
そこで草木ブログらしく話を花に戻すと、この写真の撮影時刻は14:10です。まさしく未の刻に開花し始めています。この水草の名前由来が「午後2時ころに咲く」と「午後2時ころに萎む」の相反する二つに割れていることに悩んではいるものの、図鑑的な解説は前者がメジャーだし、自分の見かけた数もそちらに傾いてきた感じです。
水温とか日照具合で開花具合には違いが出そうでも、咲くにせよ萎むにせよ概ね未の刻は絡んでいます。自分では「ヒツジ(の足跡)グサ」などという珍説まで打ち出してはみたものの、まあだいたいは午後に咲いている花なのでしょう。

過去のきょう 2024 オオバキハダ 2023 オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ) 2022 ハナシュクシャ 2021 カルドンとアーティチョーク 2020 ハブランサス・チェリーピンク 2019 グロッバ・ウィニティ(シャムの舞姫) 2018 アカギ 2017 フシノハアワブキ 2016 カナリーキヅタ(ヘデラ・カナリエンシス) 2015 ハマナツメ 2014 ショウジョウソウ 2013 イヌザクラ 2012 モミジアオイ 2011 ニクイロシュクシャ 2010 チドメグサ 2009 バリバリノキ 2008 オオダイコンソウ 2007 フシグロセンノウ 2006 サボテン(緋牡丹) 2005 ルドベキア・タカオ 2004 シンツルムラサキ(ツルムラサキ)

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番外編 : 不幸はある日突然に(43M550M)

43m550ms
火曜日、ヨチノブが打ち込まれ、ワタシふてくされてTVを消し、夕方、電源を入れたら無反応…。見れば通電ランプが消えていて、プラグを差し直しても同じです。
記録を確認したら2011年購入でした。液晶テレビの通説寿命からすれば楽に倍以上はお勤めしてくれたわけで、東芝を責めるわけにはいきません。おっと、東芝はもうガチャガチャになって、TV部門はすでに赤いお国のものですか。
なので特にREGZAに固執する理由はないのに、後継機をREGZAで捜した理由は録画方法とその資産です。剥き出しのHDDを繋げば録画できるという機能はコスト的に魅力だし、2TB×2台のHDDに撮り溜めてある番組は家族みんなの資産です。

急いで探し当てた機種は43M550M、送料込みで56,800円、これでまた14年持ってくれたら、1日当たり11円ちょっと、娯楽品とは言え贅沢ではないでしょう。
で、木曜の4時過ぎに届いて、置き台に不都合が生じて音響とかの配線からすべてやり替えという難事業になりはしたものの、棚裏お掃除もしっかりできて、このごろすぐに限界の来る腰の具合もヤバくなるころ、セッティング完了です。

おお、さすが画素数が旧機の倍になった効果は絶大です。色が濃密です。音も細かく調節できて、せっかく配線し直したアンプも無用になりそう(注)です。ウチのWi-Fiにもすぐ繋がって、YouTubeも使えます。すべての動作が俊敏です。

…と満足した翌日、妻女が「同じ時間帯に2番組の録画ができない」と怒ります。んなワケあるまいよとやってみたらホントでした。え、チューナーは地デジ・BSともに2個ずつあることは確認しているのに、どういうこと?と調べたら、2番組同時録画にはチューナーが3個ずつ必要(1個は視聴用に固定)なのでした。無知でした。
さらに、セッティングのときに判明したのは、過去の録画は新しいTVでは見られない=TVと録画機能は紐付きということでした。2台のHDDはすべて新TVでフォーマットしてゼロからのスタートです。これも驚きの事実でした。無知でした。
無知+無知=開き直りしかありません。はい、諦めましょう!と人ごとのように吐き捨てた裏で、急ぎだったんだもん、仕方ないよ、と自分に言い訳です。

<補注> いまどきのTV(薄型・枠極狭)の構造に、しかも下位機種に音を期待することは酷でした。内蔵イコライザーで中音を持ち上げたりしても、そもそものプアーさがだんだん気になってきました。かつ、前と同じ配線(ヘッドホン端子からアナログ音源を取る)でいけると思ったら、その手はダメとわかりました。HDMI端子も入力ばかりで、音出力端子はなんと光デジタルでした。つまり、古いアンプにつなぐためには光デジタル→アナログに信号を変換する機構が必要なのでした。
そして、捜すとそういう変換器がありました。こういう分野は「あのお国」の独壇場です。接続コードと電源用USBコードがついているわりにお値段が手ごろ(1,699円)で、これ以外にはUSB電源アダプター(5V1A・520円)を買えばいいだけでした。
また、付属の取説の日本語がほぼ完璧でわかりやすいのも好感度高めでした。かつての中華取説は笑うしかない代物だったのに、改善が進んでいるのでしょうか(たまたま?)。説明どおりに結線して、ほんの5分・10分で完了です。
「おお、いい音だねえ」とか自画自賛しながら、見なくてもいい歌番組なんぞダラダラ楽しんだりして、んむ、いらんことしちまったかな。(2025年8月30日)

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8月16日(土) ササバモ

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♪笹の葉さぁ~らさら…と呟いてみてから、ありゃ、さらさらは小川ではなくて軒端でするのだもんねえと頬を赤らめてしまいました。
ただ、本当に笹の葉に見えるし、それが水面で気持ち良くさらさらしているのです。ヒルムシロのそれに似た花穂が立っていなかったのも結果オーライでした。暑さが落ち着いたころに咲きやすいそうで、またの出会いを待ちましょう。
そのヒルムシロとは同属です。しかし、こちらは流水を好むし、それもあってか葉形が細身です。沈水型の株もあると言うことで、水面でさらさらと涼しげなこの写真を得られたのは織姫さまからのやさしいプレゼントだと思うことにしておきます。

過去のきょう 2024 アマゾントチカガミとミニホテイアオイ 2023 センナリバナナ 2022 イクソラ・ダッフィー 2021 ストロファンツス・プレウッシー 2020 エンジュ 2019 ソテツ 2018 ルドベキア・トリロバ(タカオ) 2017 ハマダイコン 2016 エノコログサ 2015 キツネノカミソリ 2014 ニワウルシ(シンジュ) 2013 タヌキマメ 2012 タマサンゴ(フユサンゴ) 2011 マキエハギ 2010 キブシ 2009 オニグルミ 2008 ダイコンソウ 2007 ウバユリ 2006 センジュギク(アフリカン・マリーゴールド) 2005 ゴマ 2004 コナラ

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8月15日(金) ヒメシロネ

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久しぶりに見たヒメシロネの茎葉(画面右側)がとても若々しいことが主題です。ずいぶん昔に掲載した写真は、満開状態である分、茎葉も「お姉さま」でした。
あれに比べると、へえぇ、こんなに新鮮な時期があるのでした。あまりに当然すぎることに感動しつつ、よく見ると、茎の下側ではすでに花も開いています。
茎葉が若々しいのに花も咲いて…と一人で感動していたら、栃木の高校教師が校内のあちこちに20台以上もカメラを仕掛けていて逮捕!というニュースを見ました。あらま、若々しいことに感動するのは草木にしておけばいいのに、このところ教師のこういう悪行が目に余ります。ふつうの先生たち、肩身が狭いでしょうけど、ガンバ!!

過去のきょう 2024 セルリア・プリティピンク 2023 マグノリア・ラヌギノサ 2022 オオブドウホオズキ(トマチロ) 2021 ミズヒナゲシ(ウォーターポピー) 2020 クミスクチン(ネコノヒゲ) 2019 ピネリア・ペダチセクタ 2018 クダモノタマゴ(カニステル) 2017 タニワタリノキ 2016 ウバメガシ 2015 テイカカズラ 2014 オジギソウ 2013 ヤマナシ 2012 トチカガミ 2011 マツバボタン 2010 イイギリ 2009 サワグルミ 2008 コバノカモメヅル 2007 クサボタン 2006 ホシオモト(パイナップルリリー) 2005 オオハンゴンソウ 2004 ルリマツリ

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8月14日(木) ミニパイナップル

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親指サイズのパイナップルです。もっとも親指とは言っても手ではなく足の方でしょうか。パイナップルだと知らされないと、なにか別モノに見えてしまいます。
ちょうど花の時期で、これからふつうに生長し(ただしサイズはほぼこのままで)、ふつうにパイナップルの姿になります。ただ、甘みが足りなくて、食べられないことはなくても食用にはせず、もっぱら見て楽しむ観賞園芸品です。
沖縄では花屋さん向けに生産・出荷がされていて、「ミニパイン」と呼ばれています。果実部分の下の茎がとても長い(30~40cm)ので、花材として重宝されるようです。成熟すると実が落ちやすいのですが、爪楊枝で接合すると長く楽しめます。

過去のきょう 2024 ツルムラサキ 2023 ナンゴクサンショウモ 2022 ナツザキツツジ 2021 アエスクルス・パルビフローラ(ボトルブラッシュバックアイ) 2020 キンギョバツバキ 2019 セイロンライティア 2018 コモスス・ベイケリ 2017 ヒメキンミズヒキ 2016 キバナルコウ(キバナルコウソウ) 2015 ミズカンナ 2014 ズミ 2013 カキツバタ 2012 アオギリ 2011 ハシドイ 2010 ミクリ 2009 コスモス 2008 キツネノカミソリ 2007 キバナコスモス 2006 ハイビスカス(ブッソウゲ) 2005 サネカズラ 2004 エンジュ

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8月13日(水) ツルビランジ

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冴えないお姿に反し、ビランジという名前が迫力です。その謂われを捜してみても出てこなくて、牧野博士が「和名びらんぢノ意予能ク之レヲ解セズ」と投げ出しているので、たぶん、後続の皆さんもアンタッチャブルだったのでしょう。
ただ、かなりクセつよ解釈をすることもある高橋先生はアイヌ語や外来語に語源を求めて諦めたあと、江戸末期の書物に「ひらんさう」の名を見つけて(山渓「野草の名前」)います。先生はそれに緋蘭草とあてたものの、確信には至らなかったようです。
なお、この写真での姿が冴えないのは、関東平地での栽培品だったからです。本来は妙義山(自生はここだけ)の崖で、名前どおりに蔓を垂らして咲くものです。

過去のきょう 2024 テマリカンボク 2023 マキバブラシノキ 2022 カエデドコロ 2021 スパティフィラム 2020 ロシアンセージ 2019 パセリ 2018 ダンコウバイ 2017 チリメンガシ 2016 イヌエンジュ 2015 ホツツジ 2014 ホウセンカ 2013 サンゴシトウ(ヒシバデイゴ) 2012 ヒヨドリバナ 2011 ミソハギ 2010 ダンゴギク 2009 ハス(八重) 2008 レンゲショウマ 2007 レンゲショウマ 2006 ヌスビトハギ 2005 ニガウリ 2004 オモダカ

 

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8月12日(火) ヒトモトススキ

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沼地で足下が不自由です。名前のヒトモトは一本と書き、一つの株が株立ち状に分岐するからとか、横に這わずに立ち上がるからとか言うものの、前記事情で株下を掻き分けて確認することができません。あとで知ったことながら、この葉の縁はザラツキが酷いそうで、不用意に触らなくて正解(本音は悔しい)でした。
そんな事情で、ヒトモトススキという和名の根拠は確認が取れていません。かつ、葉が危険物というところからつけられたシシキリガヤも裏付けはなしです。
情けなくも、遠くからのズームだけで、「全体、ススキっぽいか」と納得しようとしたら、これはススキと違ってイネ科ではなく、カヤツリグサ科でした。立ちの強いヒトモトススキを眺めている自分にまったく立つ瀬がないなんて、苦笑いもできません。

過去のきょう 2024 コマツカサススキとヒメマツカサススキ 2023 ゲッカコウ(チューベローズ、オランダズイセン) 2022 フジ・長崎一才 2021 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ) 2020 ホルトノキ 2019 トウフジウツギ 2018 イポメア・テラスブロンズ 2017 スパイダーリリー(ヒメノカリス) 2016 セイヨウミヤコグサ 2015 ケイトウ(鶏冠鶏頭) 2014 モミ 2013 ガマ 2012 ナギ 2011 ベニシダレ 2010 タバコ 2009 カノコユリ 2008 キキョウ 2007 トチバニンジン 2006 カンガレイ 2005 ニチニチソウ 2004 ミソハギ

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8月11日(月) セイバンモロコシ

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柳瀬川の土手道からの眺めです。桜の季節だけではなくて、真っ直ぐに駅(近く)まで行けるこの道は、いつもそこそこの人通りがあります。しかし、この写真が示す「異変」に気づいている人はたぶんごく少数でしょう…とドヤ顔で撮りました。
写真手前が土手道直下の斜面で、ここがセイバンモロコシに蔽われるのはそれほど異常事態ではありません。問題はその先、川面まで続く河川敷部分で、そこまですべてがセイバンモロコシで埋め尽くされていることに先月ふと気づきました。
この河川敷が特定の植物に占有される事態に目を見張った最初は10年前で、その年、ここがいきなりハルシャギクのお花畑になったのです。次が4年前で、そのときの主役はオオケタデでした。いずれも表土の攪乱が原因だったはずです。
ところが今回はそのような原因を想定できません。また、果たして秋口までセイバンモロコシの天下が続くかも予測不能です。原因も先行きもわからないままこれだけ大々的な変化が起きてしまっていいものか、横丁の爺さんには手に余る疑問です。

過去のきょう 2024 コゴメヤナギ 2023 イタチハギ 2022 タイヨウベゴニア(オオバベゴニア) 2021 ホウセンカ 2020 バーベナ・ハスタタ 2019 ニチニチソウ 2018 タイワンウリノキ(シナウリノキ) 2017 ハスノハカズラ 2016 ヤシャブシ 2015 アオツヅラフジ 2014 オヤリハグマ 2013 ハナザクロ 2012 キジョラン 2011 オニバス 2010 カンレンボク 2009 ニガウリ 2008 シデシャジン 2007 メタカラコウ 2006 コリウス 2005 タマガヤツリ 2004 ハツユキソウ

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8月10日(日) イタドリ

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イタドリはタデ科です。つい「蓼食う虫も好き好き」というありふれた成句が頭をよぎるものの、いやいや、おやつとは言わなくても、子供のころは若芽(スカンポ)をしゃぶりつつ遊び呆けておりました。「蓼食うガキはごくノーマル」だったのです。
さてもこの場所ではイタドリだけが受難者でした。隣にはヨウシュヤマゴボウがあるのに被害皆無です。もっともあれは全草毒持ちなので虫も避けたのでしょう。ところがビワも横にあるのに、これも食べられていません。本当にイタドリだけなのです。
イタドリを選択的に食する虫としてはイタドリマダラキジラミが有名です。しかしそれは茎に入って汁を吸うそうで、葉を食い荒らしはしないようです。気持ち悪さをこらえながら、葉表・葉裏をジトーッと点検したのに、なにもいません。
今年は自宅でカツオナが白骨死体になってしまったので、あの線から考えるとやはり蝶類の青虫被害の線が濃厚です。来年は梅雨明けあたりに犯人逮捕に漕ぎ着けて、次の夏にはすっきりした気分で突入したいものです。

過去のきょう 2024 エゾカワラナデシコ 2023 セレベス(サトイモ) 2022 グロリア・ムンディ 2021 サルスベリ・ブラックパール 2020 サンユウカ 2019 イヌカラマツ 2018 ツルマオ 2017 シュムシュノコギリソウ 2016 タヌキモ 2015 ケイトウ(八千代鶏頭) 2014 エンジュ 2013 ヤナギタムラソウ(バーノニア) 2012 スイショウ 2011 ネコノチチ 2010 オオグルマ 2009 ホオズキ 2008 ゲッケイジュ 2007 ヤマホトトギス 2006 マルバタマノカンザシ 2005 ベニバナサワギキョウ 2004 ゴンズイ

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8月9日(土) コタヌキラン

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既視感のある草です。その「知ってる感じ」はこの薄汚い(ごめんね)穂にあるわけで、それが茎の先端と、その少し下につく形は記憶に残りやすいのでしょう。
その穂がふつうのタヌキランよりもショボイ(ごめんね×2)のでコタヌキランです。決して子狸がかわいくないのではなく、あくまでサイズ表現だと思います。
そして、調べてびっくりはその別名です。その一がエゾコタヌキラン、その二がヤクシマコタヌキタンでした。蝦夷と屋久島、さてその2カ所の間には生息できないのかと言うとそんなことはなくて、だいたいが亜高山帯の荒れ地を好むそうです。屋久島は緯度的にはずっと南でも、標高の高い場所なら蝦夷と似た環境だというわけでした。

過去のきょう 2024 ミヤマウメモドキ 2023 ジュアヌロア・アウランティアカ 2022 フイリダンチク 2021 オオブタクサ 2020 ハマオモト(ハマユウ) 2019 ホシアザミ 2018 モミジバスズカケノキ 2017 ソテツ(雌株) 2016 ツノハシバミ 2015 トウコマツナギ(キダチコマツナギ) 2014 チョウジソウ 2013 ネコノチチ 2012 クワズイモ 2011 イチビ 2010 オグルマ(八重) 2009 ムサシアブミ 2008 キカラスウリ(雄花) 2007 サンショウバラ 2006 カボチャ(セイヨウカボチャ) 2005 シコンノボタン 2004 ヒルガオ

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8月8日(金) ウマスギゴケ

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穏やかに陽があたるわりに地面は湿潤で、ウマスギゴケはこのような環境を好むのだそうです。もちろん、1本スッと(高さ3~4cm)、枝分かれせずに立ち上がることもこのコケの特徴であって、かつて、二度も「スギゴケ類のなかのなにか」と逃げまくっているスギゴケ恐怖症人間にしては、ずいぶんと思い切った掲載です。
もちろん、調べたなかにはオオスギゴケという悩ましい存在もありました。今回撮影したものの背丈が「大」きいので、名前的に惑わされます。ただ、「大」よりも「馬」の方が大型とか、「大」はやや日陰が好きとか、そんな説明に後押しされました。
というより、そのような見分けポイントを裏付けられる両種の比較写真があればもっと胸を張っていられるわけで、いつもながら「歩け、歩け」という結論です。

過去のきょう 2024 アメリカハマグルマ 2023 ハマトラノオ 2022 オウソウカ 2021 コバノギンバイカ 2020 ヤタイヤシ 2019 フジ(ノダフジ) 2018 シオデ 2017 アギナシ(とオモダカ) 2016 ムジナモ 2015 セイヨウフウチョウソウ(クレオメ) 2014 カラスザンショウ 2013 ノブキ 2012 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2011 ヤエカシワバアジサイ 2010 カラスザンショウ 2009 ノグルミ 2008 アオノリュウゼツラン 2007 コケモモ 2006 ウド 2005 イネ 2004 クサギ

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8月7日(木) ムラサキ

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先年のとても残念なムラサキの写真をリカバリーです。ヤマトシジミも助演してくれて、かなりの自然状態での撮影であることをことさらに強調しています。
ただし、残念ながらというか当然にと言うか、保護栽培の一品です。こういう稀少品を野山でふつうに見ることができたら……来世に期待するしかありません。
そう思って見るせいか、花の白さが目に滲みます。葉の緑だって本当に元気そうで、やれやれ、そのうち人間も保護されないとこんなに健やかに暮らせなくなるのか、待てよ、いまのエアコン漬けの毎日こそが保護「栽培」か、と情けなくなりました。

過去のきょう 2024 セイヨウカジカエデ 2023 プシコトリア・プンクタタ 2022 ヘリコニア・カリバエア 2021 ハナウコン(クルクマ・ペティオラータ) 2020 タコノアシ 2019 イヌハッカ(キャットニップ) 2018 ヤマナシ 2017 アベマキ 2016 サワシバ 2015 ネムノキ 2014 ケイビラン 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 バアソブ 2011 ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) 2010 ミツバ 2009 リキュウバイ 2008 タンキリマメ 2007 ミヤコグサ 2006 オモダカ 2005 ツユクサ 2004 ナツズイセン

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8月6日(水) ナガホノナツノハナワラビ

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ハナワラビ属としては4番目(↓)の収録になります。疎林の縁でフユノハナワラビを見つけて舞い上がったのが19年前でした。じつに亀さんの歩みです。
ただ、このハナワラビは名前が面白すぎます。「長穂の」「夏の」…二重修飾です。こういうシツコイ系の植物和名に出会うのはこれが初めてだと思います。
もちろん「冬の」との対比で「夏の」があるわけで、「長穂の」ではない「夏の」がちゃんと存在します。無念にも、まだそれを見ないうちに「長穂の」「夏の」を知ってしまったわけで、「長くない穂の」「夏の」ハナワラビ、早く収録したいものです。

<このブログ既収録のBotrychium(ハナワラビ属)・掲載順>フユノハナワラビ ☆ オオハナワラビ ☆ アカハナワラビ

過去のきょう 2024 ヘリオプシス・バーニングハーツ 2023 イケマ 2022 ハイビスカス・ミニピンク 2021 ブルーベリー(ラビットアイ系) 2020 セイロンマンリョウ 2019 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)  2018 コケイラクサ(ベビーティアーズ) 2017 ヘビウリ 2016 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2015 ルリフタモジ 2014 タカノツメ 2013 バアソブ 2012 タイワンニンジンボク 2011 アナベル(アジサイ) 2010 ヤマホタルブクロ 2009 セイヨウトラノオ(ベロニカ・ロンギフローラ) 2008 ホルトノキ 2007 タマアジサイ 2006 ウイキョウ(フェンネル) 2005 フサフジウツギ(ブッドレア) 2004 イヌキクイモ

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番外編 : 418

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ゴールまであと1周の伊勢崎オート・第1レースです。発走は午後の3時ちょうど、このときレース場の気温は41.0℃でした。
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そして、そのおよそ30分前、レース場のはす向かいにある伊勢崎地域気象観測所では「日本新記録」となる41.8℃が記録されていたのでした。
着順が1・8・4だったのは残念でも、3桁数字は見事に当たりです。
惜しいことに、わが埼玉県の新エース(古豪の熊谷よりこのごろ優勢)鳩山は2位に甘んじました。うーん、あしたこそ!!って、そんな決意、要りませんって。神様、もう許してください。お願い…。

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8月5日(火) ツクシカイドウ

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かつて鈴なりの真っ赤な実を見たのは松の内でした。そして夏の盛り、この若緑色の実のサイズはもう冬と同じに思えます。つまり、梅雨前に結んだ実が所定のサイズになってから、概ね半年もの間、変わらずこうしてプラプラしているわけです。
よほどマズイとか、鳥にとって有害な成分を含むとか、なにか問題があるかと思うと、その手の記述が見つかりません。意味不明のサバイバーです。
赤い実→青い実と続けば、次なる課題は開花シーンです。これだけの実がぶら下がるにはかなり豪華な花つきのはずで、このMalus(リンゴ属)メンバーは染井吉野が散ったころからが開花時期だったはず…とおさらいしています。

過去のきょう 2024 ヤマブドウ 2023 エスキナンサス・ミクランサス 2022 ハオルチア・ロセア 2021 カワラハハコ 2020 ミゾカクシ 2019 トクサ 2018 ヌルデ 2017 ユキハギ 2016 コマユミ 2015 オリーブ 2014 シシガシラ 2013 イスノキ 2012 コバンソウ 2011 カンガレイ 2010 ガガブタ 2009 カラスザンショウ 2008 ハマオモト(ハマユウ) 2007 クサレダマ 2006 サボンソウ 2005 ベゴニア 2004 フヨウ

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8月4日(月) フトイ

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背景のブルーグレイが肝要で、狭い水鉢とかではなく、このフトイがかなり広い水面の岸辺に生息していることがわかります。根もとが温泉に浸かっているならいざ知らず、昼過ぎの刻限でも、指を入れれば池水の温度はまだ「水」の範囲です。
あえてそんなことを確認するまでもなく、茎の元側は元気なのに穂先側が全滅状態になっているワケがわかりません。8月が下旬になっても花穂が残ったまま元気な様子をかつてここに収録しています。この惨状の理由がわかりません。
取りあえず異変を感じるのはこの場所のフトイだけなので、なにか個別の事情なのだとは思います。ただ、新潟のお米がピンチなのにアメリカでは大規模洪水だそうで、あの欲深爺さんがもう少し地球に目を向けてくれればと思うばかりです。

過去のきょう 2024 ウシタキソウ 2023 ヒルムシロシバ 2022 セイヨウネズ 2021 ハシバミ 2020 ミナヅキ 2019 インドジャボク 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 ヒルガオとコヒルガオ 2016 エキザカム 2015 ブルーファンフラワー(スカエボラ) 2014 ヤマブドウ 2013 ユキザサ 2012 矮性サルスベリ 2011 ハクウンボク 2010 キキョウ 2009 サギソウ 2008 ハマゴウ 2007 ナツハゼ 2006 センノウ 2005 ブルーベリー 2004 タラノキ

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番外編 : 夏のヒラヒラ・モゾモゾ・チュンチュンなど

ヒラヒラものの番外編は八重山以来で、思い返せば礼文島ではヒラヒラものをまったく撮っていません。虫がいないわけではないでしょうに、不思議なことです。
そんな礼文ミス(笑)はさておいて、夏は虫さんたちの天下です。ここ数年の在庫写真のなかから、名前を探し出せた(やや自信薄)ものを並べておきます。
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20140703
<クスサン> 親は日本全土にいる大型の蛾で、その幼虫です。こんな見かけから、幼虫時代はシラガタロウという愛称を持っています。
20110807
<ヒメアカタテハ> 前に一度、翅裏だけの姿を収録しています。たしかに裏側も美しいものの、名前からして今回の写真は不可欠です。
20140716
<スズメ> いやあ、爺も仲間に入れておくれよ…とうらやましくなりました。
150506
<ツユグモ> 前にこれと似たハナグモが餌を待ち構えているところを見ましたが、今度のツユグモはしっかりと蜂(種類不明)の頭にかぶりついていました。
20140615
<メイガ類の幼虫> 不用意に枝に触ると、心臓にはとても有害なことがあります。
20180717
<ヨツスジハナカミキリ> これも再登場組で、前は葉柄付け根を舐めていて、「なにやってんの?」とおちょくったのに、今回はしっかりと花粉を堪能していました。
Minois_dryas
<ジャノメチョウ> 落ち着きのない蝶で、大きな(幅3~4cm)くせにジッとしていません。そもそもボンヤリした柄なのに、輪をかけて朦朧とした写真になりました。
20160718
<マドガ> 翅の中央にある白斑を窓に見立てた名前です。(ここからはうまく撮れなかったので写真は拡大不可です)
20170706
<シラホシカミキリ> 広葉樹の葉が好きなカミキリムシです。
20140703_20250803152901
<ウラギンヒョウモン> 後翅に裏に入る銀白色の斑が最大特徴なのに、撮り損ないました。日本全土の草原に出没するそうで、次に見かけたら裏です、裏。

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8月3日(日) クマノミズキ

250803cor_macrophylla
クマノミズキと言えば、自分のなかでは黒い実と赤い果柄の対比具合ばかりが記憶にあって、過去掲載を調べたら開花の様子だって収録しているのに、「むふーん、こんな花だっけ?」とつくづく見返す始末です。先日、免許更新のための認知機能検査に招待され、それはごく簡単に合格したのに、脳は確実に劣化進行中です。
そんな爺さんをからかうように、クマノミズキの実と果柄がふつうのミズキと変わらない色合いを見せていました。この木の下で赤い果柄を拾い集めた記憶には間違いがないはずで、やれやれ、夏の間は両種の見分けはやめておくのが無難です。
なにか違いがないものか捜していたら、クマノミズキの種小名macrophyllaが「大きな葉」を意味することを見つけました。やったね!と写真で見比べた結果、いま、はた衛門はふてくされています。クマノの葉が若干硬いようには見えても、形やサイズにこれと言った差が見つけられません。夏はもうなにも考えないのが無難です。

<補注> 葉のつき方が両種で違うことは2008年記事で述べてはいます。ただ、大木を離れて仰ぎ見るしかないときにそれを確認するのはむずかしくて、今回の写真もそこを意識しなかったことは大きな反省点です。

過去のきょう 2024 ナツロウバイ 2023 イジュ 2022 ハナツリフネソウ 2021 ゴエッペルチア・キリンドリカ 2020 フクロユキノシタ(セファロタス) 2019 マツムシソウ 2018 ヒメグルミ 2017 ピンオーク 2016 タマアジサイ 2015 ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン) 2014 アオヤギソウ 2013 ナナミノキ 2012 ダイコンソウ 2011 シロギキョウ 2010 キツネノカミソリ 2009 アーティチョーク 2008 ハマボウ 2007 コオニユリ 2006 オニドコロ 2005 キツネノカミソリ 2004 スベリヒユ

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8月2日(土) ブラッシア・ベルコーサ

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前に取り上げたブラッシアとよく似た花です。ただ、ブラッシアは種類が多いだけでなく、それぞれの見分けがむずかしくて困ります。焦って「あれもブラッシア・ベルコーサだった」とはしないで、あれは「ブラッシア類のなにか」のままにしておきます。
そんな素人がこれをブラッシア・ベルコーサと言い切る背景は、鉢に刺さっていた名札です(涙)。種小名のverrucosaはイボ状を意味していて、花の中央部の突起を言っているのだと思います。もっとも、それを知らずに撮ったので、自分の視線は下にのびる2枚の花びらにまたがるエプロンのようなパーツに行っています。
そのエプロンがある花とない花があって、うーむ、自分はできるだけエプロンなどつけない(つけられない)で最後まで食事をしたいものだ…と切に願うのでした。

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8月1日(金) ヒマワリ

250801hel_annuus
去年まで野菜が植えられていた場所がヒマワリ畑と化していました。そしてそのヒマワリたるや、デカイのです。自分が目一杯に手をのばすと2m20cmほど、そこからまだ1mはありそう、地際の茎だって、コーラの缶くらい太くて、じつにご立派です。
立派でないのはワタシの検索能力で、「高性&多花&中輪」でグーグル先生にお伺いしても、ろくな答えをいただけません。植えた人が種袋でも保存していてくださればいいのですが、そういう幸運は過去にあまり経験がありません。
と言うか、これで4回目の登場となるヒマワリなのに、どれ一つとして品種名が不明なのです。花を見ただけで4種とも別モノとはわかるのに情けないことです。今後、ヒマワリを植えるときは必ず名札をつけるべし…はた衛門からのお願いです。

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