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番外編 : 八重山のヒラヒラもの

<八重山記42>
Pc230974
<スジグロカバマダラ> 派手な樺色が目に飛び込みます。それを飾り立てるように黒い筋が入り、翅の後端が白黒斑です。持って回ったところがなくて直球の名前に好感が持てます。飛び方がゆったりしているなと思ったら、それは「オレは毒持ちだぜ」とアピールしているらしくて、油断も隙もありません。
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Pc231137
<マルバネルリマダラ> 黒の地に瑠璃が淡く浮かび上がっていて、じつに奥床しい配色です。そんな地色に浮かぶ白い絣模様は琉球の織物のようで落ち着きがあります。前翅がゆったりしたカーブで、やさしさを感じます。
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Pc231022
<ルリモンジャノメ> ずいぶん待ったのになかなか翅の表側を見せてくれなくて焦れました。閉じているとただただ汚れた茶色なだけに、チラッと見せてくれた瑠璃色の紋を忘れることができません。
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Pc230997
<リュウキュウアサギマダラ> すでにフトボナガボソウの項で登場しています。ただ、あの1枚よりはずっと後ろ正面に回り込めたし、ふつうのアサギマダラと同じでジッと翅を開いたままにしてくれるので、けっこうファンになりました。
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Pc231112
<オオゴマダラ> ヒラヒラもの那覇編に引き続き、今回の八重山記ではすでにサガリバナキンヨウボク(金葉木)に登場済みです。那覇では単独行動だったのに、八重山ではいつも賑やかでした。大型のわりに集団行動が嫌いではないようです。
そしてついに羽化シーンです。まだ開ききらない翅のわりにもう大人サイズかと驚きました。そして蛹の色が、色が…(絶句)。
かつてツマグロヒョウモンの蛹の金色に騒いだのが恥ずかしくなりました。

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