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3月31日(金) ヒナギク(デージー)

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多年草で、寒さには強いので、どうかすると年の内から咲いているのを見ます。実際、デージーを前に掲載したのは、まだまだ寒風鋭い2月初めでした。
ただ、気持ち的には桜も咲こうといういまごろが素直に楽しめます。何種類かのデージーが並んでいる花壇で、この花の舌状花は管タイプでした。ふつうに平ら(前回掲載)なものと、舌状花は二種類あります。また八重の厚みにも差があるし、花のサイズも大小さまざまで、身近な花とは言え、なかなか侮れません。
さて、10年以上も前(上のリンク先)は、いまのように和名基準などという自主規制をしていなかったので、タイトルは「デージー」と単純でした。久しぶりにこの花を載せたついでに、過去記事やら索引やらを修正しておくことにします。

過去のきょう 2016 ソライロキキョウアヤメ(アリステア・エクロニー) 2015 スギナ 2014 ユリノキ 2013 オオムラサキ(オオムラサキツツジ) 2012 ジンチョウゲ 2011 エゾムラサキツツジ 2010 リビングストンデージー 2009 ヤブサンザシ(雌) 2008 サラサレンゲ 2007 オオシマザクラ 2006 クロモジ 2005 ヤマモモ

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3月30日(木) ドクウツギ

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ヒヨドリのような悪漢が来て、この芽を食べて悶絶なんてしたら、これはスクープ映像だろうと待ち構えたものの、この日は鳴き声一つ聞こえませんでした。
たぶん葉芽だろうと思う赤い突出物が、そういう目で見るからか、とても怪しい雰囲気です。1カ月くらい前からこんな具合で、満を持している感じです。実や葉軸の赤も印象的だったし、ドクウツギは赤いぞ!と覚えておくと良さそうです。
などと、人間なら知識を言葉で蓄えたり伝えたりできるのに、動物たちはどうやって危険物を避けるのでしょう。考えられるのは本能の働きです。もっとも本能ってなに?ということもわからず、不思議だなぁとまとめるしかありません。

過去のきょう 2016 アンズ 2015 ニワザクラ 2014 フリージア 2013 カミガヤツリ(パピルス) 2012 ヤエムグラ 2011 アジサイ 2010 モミジバスズカケノキ 2009 ミミガタテンナンショウ 2008 ヒサカキ 2007 ハナカイドウ 2006 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2005 ベニバナトキワマンサク

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3月29日(水) フキ(ふきのとう)

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とうが立ってしまった女性です…と言ったらセクハラです。しかし、相手はフキですから無問題です。先日掲載したフキノトウのその後の話です。
フキノトウの雌株は、開花後に茎がグングンのびて、膝丈くらいにはなります。そんな状態を「とうが立つ」と言うわけで、「とう」は漢字にすれば「薹」です。この字の意味はアブラナ科などの花茎のことで、常用漢字には収録されていないので、悲しいことにふつうはひらがな表記にされてしまいます。
で、雌株はこうして薹を立てたあと、高い位置から綿毛で種を散布します。なので、薹が立つのは種の維持には欠かせない立派な過程なのです。
さて、そこで気になるのは雄株も立つかということです。同性としては雄々しく屹立してほしいのに、残念ながら立たずに消えてしまいます。花粉を撒けばあとは用なしのお払い箱というわけで、お疲れさまでございました。

過去のきょう 2016 レリア・アンシバリナ(洋ラン) 2015 オオベニウチワ(アンスリウム・アンドレアナム) 2014 ハシバミ 2013 ニワウメ 2012 クヌギ(雄花の芽) 2011 コノテガシワ・センジュ 2010 ヒアシンス 2009 アーモンド 2008 ニシキモクレン 2007 カラシナ 2006 アマナ 2005 キブシ

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3月28日(火) シラハトツバキ

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花の直径が3cm少々しかありません。豪華絢爛を競うかに見える椿の世界で、サイズは極小の部類、色はシンプルの極みという逆張りの一品です。
中国の山に育つ種類で、小型の椿を作出するときのベースとして重宝されているのだそうです。椿を何本も植えることなど望めないふつうの庭にわざわざこの椿を植える人はいないようで、もっぱら植物園で眺めるものになっています。
ただ、いつも思うのは小さい形容として「鳩」が適切かということです。サイズとしては「雀」と言いたいのに、白い雀など見たことがありません。エナガシジュウカラならかなり白いものの、黒い模様が邪魔をします。
仕方がないので、手品師が使う、あの鳩だと思うことにしました。飛び立つときは大きく見えても、袖に入っているときは、たぶんこの花のようなのでしょう。

過去のきょう 2016 ハコネウツギとニシキウツギ 2015 フユザンショウ 2014 アミメグサ(ベニアミメグサ) 2013 ミスミソウ(ユキワリソウ) 2012 ヒロハアマナ 2011 アケボノアセビ 2010 メタセコイア(雌花) 2009 カラー・エチオピカ 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ(ハナモモ) 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ(ハナモモ)

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3月27日(月) ツクシチャルメルソウ

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去年、東北某県の山で偶然にコチャルメルソウを見つけたとき、次の標的を「コ」なしのチャルメルソウと決めたのに、ことは思惑どおりには進みません。
今回眼前に現れたのは、筑紫の名を冠にいただくチャルメルくんでした。チャルメル仲間は、世界の半分ほどの11種が日本に生息するそうで、しかもそれらは日本固有種と言います。敷島の国・瑞穂の国はチャルメルの国でもありました。
それらチャルメル仲間のうち、全国区なのは先に見つけた「コ」だけで、あとは「コ」なしのチャルメルソウを含め、かなり局地的に生息するようです。今回、栽培品を撮影できたツクシ以外にも、地名を冠した種類が多く、めでたく全11種をここに収録できるのは、確実に来世のことになるはずです。

過去のきょう 2016 オオムギ(六条大麦) 2015 アマナとヒロハノアマナ 2014 タカトオコヒガン 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 モクレイシ 2011 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ヤブサンザシ 2008 キブシ 2007 ミツマタ 2006 ザゼンソウ 2005 ヒュウガミズキ

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3月26日(日) ダンコウバイ

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ダンコウバイ、5度目の登場にしてようやくの雌花(雌株)です。恥ずかしながら、初めてダンコウバイという木を知ってから12度目の春です。かなり躍起になって捜索したのに、庭木としてはとてもレアなので、「発見」に手間取りました。
で、それだけの執念は報われたかと言えば、わかっていたことではありながら、この密やかさにはつくづく呆れます。あるかなしかの雄シベの痕跡を従えた雌シベ(柱頭)は、長さが3mmもないほどで、花びらだってごくつましいものです。
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あまりさびしいので、オマケに雄花(雄株)を載せます。パッパカパーと開いた雄シベに、見る方が気恥ずかしくなります。雌雄両方の写真に見えている葉芽を比べれば、雌花のささやかさと雄花の派手さの違いがわかります。
さてこれでダンコウバイの実を写せる目処はついたわけで、花の蕾を実と勘違いしたなどという悲しい過去ともようやくサヨナラできそうです。

<補注> 雌株の実が少しだけ膨らみ、葉が展開し始めた様子はこちら、実が色づいた様子はこちらです。

過去のきょう 2016 マンサク 2015 ツノハシバミ 2014 ヒマラヤユキノシタ 2013 フラサバソウ 2012 シュンラン 2011 ハッカクレン 2010 ハチジョウキブシ(雌花) 2009 フッキソウ 2008 キュウリグサ 2007 ダイコン 2006 シンビジウム 2005 チューリップ

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3月25日(土) ヒメウズ

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かつては貴重品だと思っていたものが、ドバッと目前に現れるのは、ありがたいことである反面、もの悲しさも伴います。一輪だけ写して喜々としていたころが笑えてしまうほどに大きなヒメウズの群生を見て、なんだよぉ…などと独り言です。
後ろも前も、右も左も、みんなヒメウズで、ヒメウズの大特売会状態です。草木の撮影に魚眼レンズの必要性を感じたことなどなかったのに、これは新しい貯金を始める動機が一つできてしまいました。
かつて、さかしらげにヒメウズの種のこぼれ方に難癖をつけたことに赤面です。たとえパラパラと数粒落とすだけでも、それが営々と続けばものすごい数を播くことになるし、元々多年草なのだから、大特売会などお茶の子さいさいなのでした。

<追録> 3月初旬の開花を見つけました。ひと冬を越したとは思えないきれいな姿にびっくりです。(撮影:2023年3月7日)
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過去のきょう 2016 キクバオウレン 2015 マツバラン 2014 ウグイスカグラ 2013 オトコヨウゾメ 2012 カワヅザクラ 2011 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2010 ハオルチア・オブツーサ(雫石) 2009 カランコエ・ラクシフロラ 2008 ハナノキ(雄花) 2007 ナツグミ 2006 シュンラン 2005 フッキソウ

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3月24日(金) イボタノキ

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やれやれ、肩の荷が下りたとはこのことです。イボタノキと言えばイボタ蝋で、昔、敷居に…云々、木よりも蝋の方が有名ではないかと思うくらいです。
そんなに有名なら、その蝋の素になるイボタロウムシの分泌物を見なければ!と思いつつ、無為に過ぎて行く年月に泣かされてきました。その涙がようやく乾く日が来たのです。おお、まるでこの枝だけが樹氷のようです。そして、その雪肌に点々と見える黒い穴がイボの語源だと言います。
そんな多少の気色悪さなど好奇心の前では物の数ではなく、この白い物体をつまんで潰してみました。滑りません。ニチョッとした感触です。
イボタ蝋の製法を調べてみたら、加熱して溶かし、冷やして固めるとあります。融点が高いので、夏でもべとつかないことが特徴でした。とは言うものの、拙宅の敷居にはビニールの敷居すべりが貼られ、碁石を磨くのにいいと言われても、碁や将棋はルールもさっぱり、という無粋者は、ニチョッだけで大感激なのでした。

<補注> 別の場所でもっと大きなものを見ました。(2019年4月20日

過去のきょう 2016 モモ 2015 カラミザクラ(シナミザクラ) 2014 ハナニラ 2013 コバノオランダガラシ(クレソン) 2012 ノシラン 2011 サワラ 2010 スノーフレーク 2009 ヒサカキ 2008 キクラミネウス水仙・ジャンブリー 2007 ゼンマイ 2006 カツラ(雄花) 2005 ヒアシンス

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3月23日(木) アルアウディア・アスケンデンス

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ホワイトデーは終わりました。バレンタインなどとっくのとうです。なにをいまごろハートですかい?というセルフ突っ込みが刺々しく心に刺さります。
だけど、いいじゃないですか。かわいいものはかわいいのです。太さが15cmほどの幹がズズズーンと6~7mにはのびていて、それが全部ハートで覆われているのだから、胸キュン女子ならずとも、ハート射貫かれっぱなしです。
ただし、問題はこの棘です。いくらかわいくても、もしこれを部屋に置いた日には、洋服ピリピリ、お肌チクチク、たまらないことでしょう。見かけのわりには名前の難度が高いし、ヤワな趣味の素人さんは固くお断りのハートさんです。

<補注> フトフタツバカナボウ(太二つ葉金棒)という、学名とおっつかっつの舌噛み和名(このブログには不採用)があります。

過去のきょう 2016 ソラマメ 2015 ヒロハノアマナ(ヒロハアマナ) 2014 コシノヒガン 2013 コブシ 2012 ウメ(西王母) 2011 クロッカス 2010 ハルニレ 2009 トキワイカリソウ 2008 フサアカシア 2007 セントウソウ 2006 カンスゲ 2005 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

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3月22日(水) マミラリア・ラウイ・ダシアカンサ

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うわ、もうマツバギクの季節!?と焦ります。ただし、緑の葉ではなく白い毛に埋もれているので、正体がサボテンであることは見え見えです。
それにしても、一つひとつは1cmに満たない小型の花なのに、これだけ咲けば豪華な眺めです。そして、色がまさしくあのマツバギク色です。
小さな蕾がまだまだたくさんついていて、これらが全部一斉にほころんだ様子を見てみたいものです。しかし、サボテン類は一日花が多いはずなので、そんな素敵なシーンは夢で見ておくことにしましょう。

<補注> 重厚な和名を持つマミラリアがありました。(2017年8月31日

過去のきょう 2016 シロモジ 2015 アマメシバ 2014 ローダンセマム・アフリカンアイズ 2013 セツブンソウ 2012 ヤマアイ(雄花) 2011 アカシデ 2010 パンノキ 2009 ヤドリギ 2008 ミニアイリス 2007 タアツァイ 2006 コノテガシワ 2005 ダンコウバイ

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3月21日(火) ミケリア・プラティペタラ

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濃い葉色に純白の花がきれいです。ただ、どうも、なにか欲求不満を誘います。咲くならパッカリと開けばいいのに、なにやらケチな咲き方、だいたい花数だって妙に散漫ではありませんか。葉も、色はさておき、薄くて歪んでいて、むむぅ…。
というのは、たぶん同じミケリアでもマウダイエの残像があるからです。あの豪華な花つきやドッシリした葉の存在感に比べると、このプラティペタラに対する評価はどうしても辛いものになってしまうのは仕方ないところです。
さてこのミケリアという属は、日本ではオガタマノキ属と呼ばれます。つまり、仲間にはマウダイエだけでなく、オガタマノキカラタネオガタマ、さらにはウンナンオガタマなども含まれるわけです。花がケチだと言っても、オガタマノキよりは大きいし、葉を云々してもウンナンオガタマよりは正常な形です。
などなど、つらつら鑑みるに、これはこれでいい木だなと思い至りました。

<追録1> たった1本の木を見て、その種を評論するなどとんでもない愚挙と思い知りました。プラティペタラの名誉回復画像です。(撮影:2017年3月28日)
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<追録2> さらに元気な状態を見ました。(撮影:2023年3月8日)
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過去のきょう 2016 ニガナ 2015 ヤマネコノメソウ 2014 キブシ 2013 オトメツバキ 2012 カジイチゴ 2011 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) 2010 チトセラン2種(サンセベリア) 2009 クサイチゴ 2008 アネモネ 2007 チンゲンサイ 2006 アブラナ 2005 ツクシ

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3月20日(月) ハッカクレン(ミヤオソウ)

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グッ・グググという音が聞こえそうな芽吹きの姿です。開ききれば50cmにもなる葉ですから、地中から噴き出るやいなや、エネルギー全開です。
そして、元気さでは葉に一歩もひけをとらない花蕾です。咲くまでにはまだ50日もあるというのに、はち切れそうに気合い十分です。
もう一つ面白いのは、去年の茎や葉の残骸が朽ちずに存在することです。冬の間、何度も強風に晒されたことでしょうに、驚くほどのスタミナです。調べてみたら全草有毒の危険物だそうで、恐るべしハッカクレン(注)です。

<補注> 八角蓮ないし六角蓮は中国名であり、標準和名はミヤオソウでした。
ただ、ミヤオの意味がいまのところ不明なので、当面はハッカクレンと呼んでおくことにします。(2021年10月)

過去のきょう 2016 アブラチャン 2015 アカシデ 2014 熱帯スイレン 2013 バイモ 2012 フキ(ふきのとう) 2011 コノテガシワ 2010 ソシンカ 2009 クサボケ 2008 房咲き水仙・グランドモナーク 2007 カブ 2006 スズメノカタビラ 2005 ハクモクレン

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3月19日(日) オオバベニガシワ

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おぉ、ブラックベリーがいまごろ?というのは冗談です。誰だよ、グミ(お菓子)をこんなに貼り付けたのは?というのは少しだけマジな驚きです。
開いたときのタコ踊りには失笑するというのに、その前段階からこんな奇妙奇天烈な風体とは、オオバベニガシワの雄花は役者です。
さてこうなると、連れ合いさん(雌花)のその後(結実状態)を見ていないのが気にかかります。あの奇怪なピロピロがあれからどうなるのか、貧弱な想像力をフル稼働させながら、稔りのときを待つことにします。

<補注> 雌雄の花の付き方について、視野が少し広がりました。(2017年4月15日

過去のきょう 2016 リュウキュウベンケイ 2015 ミミガタテンナンショウ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 アメリカハナノキ(雄株) 2012 コリヤナギ 2011 オオイヌノフグリ 2010 コブシ 2009 モクレイシ 2008 ロドレイア・ヘンリー 2007 コマツナ 2006 ウグイスカグラ 2005 コブシ

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3月18日(土) フキ(ふきのとう)

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今年も何回か、蕾どきに天ぷらで楽しみました。そんなわけで、咲いてしまえばフキノトウには用がないかというとさにあらずです。
フキは雌雄異株であり、地下茎でつながって咲き出すので、群生して咲いた花はみな雌雄どちらかに偏ります。なので、一つの群生だけを見ていると、花に雌雄があることには気づきにくいところがあります。
遠目から見て「白いなぁ」と思うときは雌株(1枚目写真)です。二叉に分かれた透明の柱頭をもつ雌シベがどっさりと束になっています。蕗の爺とか蕗の姑とか呼ばれることになったのは、たぶんこの雌花の印象からだと思います。
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雌株の群落から少し離れたところにあった雄株(↑)です。全体が黄色っぽく見え(↓)て、個々の花もふつうの花の形です。爺や姑には見えにくいはずです。

さて問題は、開く前の蕾だけ見ても雌雄がわからない(ワタシは)ことです。つまり雌雄どちらを食べているのかわからずに、「春の味だねー」とかほざいてきたわけです。次の機会こそ、天ぷらにする前に分解してからじっくり味比較してみます。

<追録> 7~8mの距離から撮りました。花部が白く見えたので肉眼では雌株だろうと判断しました。ところが撮った写真をこうして拡大してみたら、花びらがしっかり見えます。つまり雄株でした。雄株=黄色っぽいという本文の記述はやや観察例が不足の浅い見立てでした。(撮影:2024年3月11日)
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過去のきょう 2016 ハルニレ 2015 シュゼンジカンザクラ 2014 ラショウモンカズラ 2013 ウケザキクンシラン 2012 クロッカス(クリームビューティ) 2011 フサザクラ 2010 ウグイスカグラ 2009 ユーカリ 2008 ヒメリュウキンカ 2007 ミズナ 2006 スギ 2005 バイカオウレン

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3月17日(金) ウォールム・バンクシア(バンクシア・アエムラ)

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後ろでボケている花穂の形から、バンクシアの仲間であることがわかります。ならばそこにピントを当てればいいものを、盛りを過ぎた姿よりは珍しい形の葉に惹かれてしまいました。もう少し絞れば良かったのに、ドジです。
先太りで長いヘラ型、リズミカルに並ぶ大きな鋸歯、骨太な主脈と緊密な側脈…もうこれは葉の造形としては完璧に殿堂入りでしょう。
呼び名が二つあるのがやや面倒でも、この葉に免じて許しましょう。通称のウォールム(Wallum)はアボリジニがそう呼んでいた名残、対してアエムラ(aemula)は「張り合っている・競っている」という意のラテン語に由来する学名です。
なにと競っているのか考えてみました。バンクシアは、80種もある(注2)そのほとんどがオーストラリアにひしめき合っているそうで、そのなかでこの大きな花穂と特徴的な葉は、よっぽど「俺が、俺が!」と叫んでいるように見えたのでしょう。

<補注1> コースト・バンクシアを収録しました。(2019年1月24日
<補注2> ヘアピン・バンクシアの収録にあたって調べ直したところ、バンクシアの総数は170以上とわかりました。(2022年10月9日

過去のきょう 2016 ムラサキオモト 2015 ベニウチワ(アンスリウム・シェルツェリアナム) 2014 ナンテン 2013 ナギイカダ 2012 ウメ(鹿児島紅) 2011 ロニセラ・フラグランティシマ 2010 ソメイヨシノ 2009 ヤマアイ(雌花) 2008 マツバギク 2007 ソテツ 2006 アンズ 2005 トサミズキ

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3月16日(木) タマツヅリ(セダム・モルガニアヌム)

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このごろは葡萄でもラグビーボール型のものがあるし、色合いも微妙にそれっぽくて、房の具合だってそんな感じだし…と、食い意地が頭をもたげます。ただし、下に置いたカードと比べると、これは葡萄にしてはちょっと小さすぎです。
日本では「玉つづり」と呼ばれて、多肉愛好家さんたちの間ではわりとメジャーな品種のようです。吊り下げた鉢から滝のようにこの房が垂れ下がっている見事な「作品」を、ネットで見ることができます。
ただ、玉つづり(Sedum morganianum)には「新玉つづり(S. burrito)」という類似種があって、今回写したものはそっちかなと思わないでもありません。
その疑念のもとは葉先の尖り具合で、素人目で見る限り、morganianum=尖り気味、burrito=丸まり気味なのです。ただし、大勢は丸くても、写真に赤丸をつけたように立派に尖った葉もあるので、暫定morganianumとしておきます。

<補注> 同じようにお洒落な和名を持つセダムを収録しました。(2026年1月20日

過去のきょう 2016 シュロ(ワジュロ) 2015 ホウカンボク 2014 イチリンソウ 2013 熱帯スイレン 2012 セツブンソウ 2011 バクチノキ 2010 タイリンミツマタ 2009 ヒュウガミズキ 2008 マメイヌツゲ 2007 キバナスズシロ 2006 キクザキイチゲ 2005 オオタチツボスミレ

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3月15日(水) コバノガマズミ

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「さあ行くよぉー」というコバノガマズミの声が聞こえてきそうです。淡くボケてくれた黄緑のバックに、赤い芽鱗と若緑の葉がきれいに映えました。
葉裏のモフモフがまたかわいいのです。育ってしまった葉を見ると、「どうしてここに毛が必要?」と首を傾げるばかりなのに、「そうか、こうして寒さから芽を守っていたんだ」と、大きく頷いてしまいました。発見の喜びです。
そして、もう一つうれしかったのは、ふつうのガマズミの芽吹きとは案外に様子が違うのがわかったことです。「ふつう」の方のキリッとした姿も美しいし、「コバ」の方はこのかわいさが捨てがたくて、春は眼福の季節だと気づきました。

<コバノガマズミの過去記事・掲載順> ☆ 色づきかけの実と緑の葉 : 2007年10月5日 ☆ 真っ赤な実と枯れかけの葉 : 2008年10月29日 ☆ 花と葉 : 2014年5月6日 ☆ 実と葉(ガマズミと比較) : 2014年10月26日
<補注> 上の写真を見直すと明らかに混芽です。文中、葉のことにも触れているのに、混芽とは気づきませんでした。恥ずかしい過去です。(2020年4月18日

過去のきょう 2016 ナツズイセン 2015 アオイスミレ 2014 エノキ 2013 アメリカハナノキ(雌株) 2012 カワヅザクラ 2011 カンノンチク 2010 ヒマラヤゴヨウ 2009 トサミズキ 2008 クサノオウ 2007 モミジイチゴ 2006 カタクリ 2005 ヒイラギナンテン

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3月14日(火) ユキワリイチゲ

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保育園に行っている近所のミワちゃんを久しぶりに見たら、背丈がグンとのびていて驚きました。縮むだけの我が身から見れば、じつにまぶしい姿です。
で、ユキワリイチゲ(注)にも「わぁ」と驚きました。花茎がクィーンとのびて、後ろに写った花なんてヨタっている始末です。咲き始めには葉の間から顔を覗かせていたものが、3月に入るとスッとのび出し、そしてこんなにスマートになりました。
もう一つあらたに気づいたのは、花がそれぞれ勝手な方を向くことです。お陽さまを向いて開くのかと思っていたら、これではまるで保育園の庭をみんな勝手な方向に走り回る園児です。ミワちゃん、きょうも元気で駆け回ってねー。

<補注> ルリイチゲという別名に納得しました。(2026年3月22日

過去のきょう 2016 ドンケラリー(正義) 2015 シダレヤナギ 2014 デンドロビウム・ユキダルマ・キング 2013 ホトケノザ 2012 カタクリ 2011 カイヅカイブキ 2010 ハルニレ 2009 オオイヌノフグリ 2008 マツバギク 2007 ウチワノキ 2006 アセビ 2005 ユキツバキ

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3月13日(月) ツゲ(ホンツゲ)

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12年前に逆戻りした写真です。かつて、なにも知らずに「ああ、これがツゲの花か」と撮った写真と、内容がなんら変わりません。
ただし、うれしがっていた過去とは違って、今回はかなり悔しがっています。過去もそうだったように、今回も雌花にはまだ早過ぎる時期の遭遇でした。
じつはこの写真でも気配は見えていて、雄花(と言っても花びらはなし)3個ほどに囲まれた中央の膨らみが雌花なのです。このあと、これがほころぶと、ふてぶてしいまでの3本の雌シベがドーンと出現するしかけです。
ということをわかって眺めるだけに、悔しさが募るものの、こうして持ち越し課題が増えてくれるのはボケ防止には良かろうよと自分を慰めておきます。

<補注1> ツゲとしてはかなりの大木の、幹や枝の様子は4年前にとらえてあります。
<補注2> 雌花を収録しました。(2018年3月24日

過去のきょう 2016 メガクリニウム・マキシマムとメガクリニウム・プラチラキス(コブラオーキッド) 2015 ミチタネツケバナ 2014 カエデ類、ほか2種 2013 ハルサザンカ(絞笑顔) 2012 ワイヤープランツ 2011 ススキ 2010 レバノンスギ 2009 ヨシ(アシ) 2008 ヒメカンスゲ 2007 オガタマノキ 2006 ダンコウバイ 2005 シキミ

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3月12日(日) サボテン(金晃丸)

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ジッと見ていると、アニメのキャラに思えてきたり、毛糸の手袋かと思ったり、サボテンに付き物の棘がなくて、とても優しい感じです。愛好家たちの間では「キンコ」の愛称で親しまれていて、人気度はなかなかのもののようです。
夏になると、透明感のある黄色の花を頭の上に豪華につけます。マツバギクカーネーションを合成したような花は、サボテンの花の概念を超えている(ただし、ネットで見ただけ)ので、ぜひ自分の目でも確かめたいものです。

過去のきょう 2016 アオモジ 2015 ポポー 2014 キジョラン(とアサギマダラの幼虫) 2013 アズマイチゲ 2012 セリバオウレン 2011 ムスカリ 2010 シシユズ(オニユズ) 2009 コブシ 2008 オオハナワラビ 2007 シロバナタンポポ 2006 サンシュユ 2005 オランダミミナグサ

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3月11日(土) アカタコノキ(ビヨウタコノキ)

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誰ですか、こんなところにダスキン忘れたのは…と思ったら、花でした。ただし、かなりくたびれ果てた姿だし、雌雄異株の、これは雄花(雄株)でした。
葉が美しいからビヨウタコノキと言われても、ふつうのタコノキとの違いはちょっとわかりにくいところがあります。標準和名はアカタコノキだという事実(by YList)が一番役に立つわけで、葉の縁にまばらについた棘が赤色です。
ほかに、葉が広くて垂れやすいのが「ふつう」、細くて垂れないのが「美葉」だそうで、垂れて広い葉が美しいと思う人には不満が残る名前です。

<追録> 雄花の盛りに遭遇しました。かなりの数の花穂から、ものすごい量の花粉がこぼれます。(撮影:2019年12月20日)
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<補注> アカタコノキの雌株に出会い、花と言い張るには1週間ほど遅かった「元・雌花」を見ました。ついでに、葉の美しさも再確認しています。(2020年1月25日

過去のきょう 2016 クリスマスローズ・ピンクフロスト 2015 カラクサケマン 2014 バンペイユ(晩白柚) 2013 ヒスイカズラ 2012 オウバイ 2011 リンドウ 2010 ハチジョウキブシ(雄花) 2009 クリスマスローズ(フォエチダス) 2008 アセビ 2007 シラー・シベリカ・アルバ 2006 ネモフィラ・ペニーブラック 2005 シバザクラ

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3月10日(金) ベンガルヤハズカズラ

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握った拳ほどの大きさの花がワサワサついて、これが周年開花するというのだから恐れ入ったバイタリティです。もっとも、それは亜熱帯気候くらいまでの話で、埼玉あたりとなると、露地の冬越しはかなわないはずです。
このシーンも大きな温室で撮りました。そのため、いくつかの植物の葉が混然と入り組んでしまっていて、写真中央で大きな顔をしているものは、ちょっと別物に思えます。「対生の心形で、基部に大きめの鋸歯あり」という説明に合致するものをなんとか見つけ、黄色い丸印で囲んでおきました。
もっとも、葉の形はかなり変異しやすいとあるので、「なに言ってんだよ。これ、みんな俺だよぉ」とご本人はむくれているかもしれません。

<補注1> 同属のマイソルヤハズカズラを収録しました。(2022年5月23日
<補注2> 余計な冠なしのヤハズカズラを収録しました。(2025年11月7日

過去のきょう 2016 キンヨウボク 2015 トウカエデ 2014 ヤマルリソウ 2013 グズマニア・テレサ 2012 タネツケバナ 2011 ノハラアザミ 2010 ソラマメ 2009 啓翁桜 2008 ユリノキ 2007 ウズラバタンポポ 2006 フッキソウ 2005 ハナニラ

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3月9日(木) サンシュユ

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塵も積もれば…という格言はホントだなと、大きな花粉玉を抱えた蜜蜂を見るたびに思います。小さな小さなサンシュユの花の、そのまた小さな雄シベの先を、いったい何回ほじくればこれだけの量になるものやら。
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それに比べると、虻くんはテイクアウトはしないように見えます。もっぱら自分の食事に専念すればいいわけで、これならサンシュユの蜜がいくら微量でも、いくつかチュクチュクすれば用は足りることでしょう。
「今朝は寒い」とか「急に冷えてきた」とか情けないことをほざいているのは人間だけで、花も虫も、もうすでに春モード全開で元気潑剌なのでした。

過去のきょう 2016 ウンナンサクラソウ 2015 コゴメイヌノフグリ 2014 シラカシ 2013 オガタマノキ 2012 コノテガシワ・エレガンテシマ 2011 フクジュソウ 2010 ユリノキ 2009 モミジイチゴ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ゲンカイツツジ 2006 カナメモチ 2005 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ)

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3月8日(水) ロマネスコ

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いずれどこかの畑で見るだろうと思っていたロマネスコなのに、徘徊範囲の畑にはついぞ現れず(↓)、業を煮やしてスーパーの棚から連れ帰りました。
で、そのスーパーではブロッコリーとカリフラワーの棚の中間に置かれていて、ワタシが「ブロッコリーだろ、これ」と言ったら、奥方に「カリフラワーの種類なんだよ」とたしなめられました。悔しいので調べたら、たしかにWikiにはそうあります。ところが、その記述の前に「伊: Broccolo Romanesco」とあって、ほらぁ、イタリア人だってブロッコロ=ブロッコリーだって言ってるじゃないかぁ。
まあ、なんでも分類したがるのはやめて、ロマネスコはロマネスコで行くか!と思い直したら、Wikiはさらに「カリッコリー」「カリブロ」「やりがい君」「ドラゴンスパイラル」など、日本での呼び方も紹介していました。
はい、これらのネーミングをした皆さんのお気持ちは痛いほどわかります。でもねえ、それぞれ勝手な受け狙いをするのはやめて、ロマネスコで統一した方が、マーケティング的には上等な手段だと思うんですけどねえ…。

<追録> ようやく近所の畑で見つけました。(撮影:2018年11月29日)
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<補注> 花はなかなかきれいなものでした。(2021年4月17日

過去のきょう 2016 マロニエ(セイヨウトチノキ) 2015 ガジュマル 2014 ハボタン(珊瑚系) 2013 スイレン 2012 マルバマンネングサ 2011 ネズコ(クロベ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ハーデンベルギア 2008 オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ) 2007 ヒイラギナンテン 2006 フキ(ふきのとう) 2005 クリスマスローズ

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3月7日(火) ツノハシバミ

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やっぱりなにかに引っかかるためのツノなのかなぁ、と、温さを感じるようになった風に吹かれながら考えました。ただ、こんな空中にあっては、毛に引っつけてくれる動物だって届かないよなぁ、と、枯れ残った実だけで数分は楽しめます。
しかし、本当は悔しい実です。追いかけ本命のふつうのハシバミの実は、膨らむやいなや速攻でなくなるのに、どうしてツノくんだけ、これ見よがしなんでしょう!
とは言え、面白い形であることは事実です。さらにその枝についた丸い葉芽がチャーミングです。ただし、下の枝にはまだ雄花しか見えず、雌花は気配すら見せていません(↓)でした。野山の春は、ここから一気に加速するのでしょう。

<追録> ほぼ同じ時期、雌花も開いている年があり、雌雄開花の順はかなりランダムかと思い直しました。また、雄花直上にだけ雌花が咲くものではないこともこの写真は示しています。(撮影:2023年3月8日)
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過去のきょう 2016 フキタンポポ 2015 クンシラン 2014 シラカシ 2013 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2012 ヒメサザンカ・エリナ 2011 マンサク 2010 ジャノメエリカ 2009 キルタンサス 2008 バショウ 2007 エリカ・コロランス・ホワイトデライト 2006 クロッカス 2005 セツブンソウ

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3月6日(月) エゲリア・ナヤス

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水面いっぱいが白い花に覆われて…いたように見えたのは人間の目のいい加減さで、写真にすると、まあ、こんなものでした(涙)。そうか、1㎡あたりの花数をカウントする手があったかと思うのはあとの祭りです。
土台、小指の先ほどのこの小さな花を、いったいいくつまで数えられるやら。さて、この3弁花になんとなく既視感があったのは道理で、科とすればトチカガミと一緒、属ならばオオカナダモと同じなのでした。(注)
そこで、古いオオカナダモの掲載写真を見ると、恥ずかしいほどの白飛びです。それに比べれば、8年後に撮影したトチカガミはけっこう細部まで見えていたのに、今回はまた情けなく白が潰れてしまいました。要はその日の運頼り・お天道さま頼りというわけで、目のいい加減さよりは腕のいい加減さが問題なのでした。

<補注> トチカガミ科(Hydrocharitaceae)のメンバーでは、トチカガミのほかに、ミズオオバコセキショウモスブタ(の一種)などを収録しています。
一方、オオカナダモ属(Egeria)の収録はこのエゲリア・ナヤスとオオカナダモだけに止まっています。(2022年3月現在)

過去のきょう 2016 ススキノキ 2015 シロバナオオベニゴウカン 2014 ムルチコーレ(コレオステフス・ミニコス、クリサンセマム・ムルチコーレ) 2013 ウラムラサキ(ストロビランテス・ディエリアナ) 2012 ガーデンシクラメン 2011 ヤマコウバシ 2010 キンギョバツバキ 2009 サヤエンドウ 2008 テンリンジガッコウ(椿) 2007 ネモフィラ・インシグニス 2006 ショウジョウバカマ 2005 ヨモギ

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3月5日(日) コンシマダケ

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金と銀があったので、次は銅…というのはムリだろうと思っていたら、「紺じゃあどうですか?」ときました。いやあ、竹も深い世界です。
金明竹銀明竹と同じように、稈にも紺色の縞が入ると説明にはあるものの、この日見たものは、それははっきりしませんでした。しかし、葉にはこのとおり、立派な紺縞があります。若くてきれいな葉に、それははっきり出るようです。
そして、金・銀・紺の三品種は、ともに元は真竹というのが驚きです。たしかに、真竹の佇まいは素っ気なくて本人もつまらないだろうと同情しつつ、こんなに奔放に変身してしまうなんて、いまどきのコスプレごっこも真っ青です。

過去のきょう 2016 スハマソウ(ユキワリソウ) 2015 ハコネシダ 2014 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2013 ウバメガシ 2012 センダン 2011 ウメ(黄梅) 2010 サンシュユ 2009 タチカンツバキ 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ミツバツツジ 2006 オウバイ 2005 ネコヤナギ

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3月4日(土) ハマハタザオ

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旗竿というくらいですから、本来の花の盛りならば茎が40cmほどにまでグーンと立ち上がります。ところが、これは簡易温室育ちの咲き始めなので、茎がまだ頼りなげだし、高さも15cmほどまでしかありませんでした。
あとひと月少しもすれば、各地の海岸にこの白い十字花(アブラナ科)が咲き乱れたもの「だった」そうです。しかし、いまや温室で保護育成しなければならないその訳は、海辺の乱開発にあるというのです。
さてさて、植物の立場からは「乱」でも、その「開発」のなかには防波堤・防潮堤もあるのがつらいところです。人の存在と草の存在に軽重はないはずで、なにか方法論が違っているような気がするのに、それを声高には言えない昨今です。

<追録> 正真正銘、浜辺に咲くハマハタザオ(↓)をとらえました。場所は八戸だったので、3月初めの温室での状態(↑)と大差ありません。
ただし、岩浜を吹き上げる風に耐えて花を咲かせたその茎葉は見るからに逞しく、これなら旗竿の名に恥じることがありません。何株か立派に育っていたので、少しだけ安心しました。(撮影:2017年4月25日)
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過去のきょう 2016 キバナツルネラ 2015 オオカンザクラ 2014 トウロウソウ(セイロンベンケイ、ハカラメ) 2013 セツブンソウ 2012 ナズナ 2011 ウメ(月影枝垂) 2010 センダン 2009 スノードロップ 2008 イチョウ 2007 ヒメカンアオイ 2006 タギョウショウ 2005 スノードロップ

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3月3日(金) ユーフォルビア・プニケア

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雛人形に見えなくもないかというので、かわいいユーフォルビアの登場です。花の色形とか葉の感じが、同属のハナキリンを思い出させます。ただし、あの剣呑な棘がこちらにはないし、葉のつきかたもお雛様のようになで肩です。
英名だとジャマイカン・ポインセチアだそう(原産地がジャマイカ)で、そうか、ポインセチアもユーフォルビアでした。ほかに、ハツユキソウなんていうお洒落なものもこの属だし、マツバトウダイに幻惑された悲しい過去もありました。あるいはダイヤモンドフロストというやや名前負けのものとか、サボテンタイプも見てきました。
さて、いったいこの属はどれだけの広がりを持っているのかを確認したら、2,000という数字(注)が出てきて仰天です。無茶苦茶です。はた衛門の寿命なんてまったく無視した茫漠たる広野の端で、独り寂しくお雛様を眺めるのみです。

<補注> 2,000というゴールを目指して(笑)、ダイギンリュウを追加しました。(2024年7月13日

過去のきょう 2016 ヘラシダ 2015 ヒメキンセンカ(ホンキンセンカ、フユシラズ) 2014 ニトベカズラ(アサヒカズラ) 2013 ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ) 2012 ウメ(白梅) 2011 シナマンサク 2010 ゴールデンクラッカー 2009 オオカンザクラ 2008 ボクハン 2007 ヒトツバ 2006 オオバイノモトソウ 2005 八重カンヒザクラ

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3月2日(木) アヤメ

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ふつうの庭やちょっとした公園あたりで育てられるアヤメは花後に茎を切られることが多いので、この時期まで放置されることが稀です。記憶をたぐってみても、こんなシーンを見た覚えがなく、自分のなかの貴重画像になりました。
花どきには気づかなかったのに、1本の茎には花が2個つくのでした。たぶん同時に咲くのではなく、1個が枯れると次、というしかけなのでしょう。
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種は、これは何型と言えばいいのか、ほぼ不定形です。発芽力は強いらしいので、持ち帰れば「アヤメの園」も夢ではありません。ただし、花をつけるまで数年かかるらしいと知ると、この種をこの場に戻してきたのは正解だったようです。

<補注> 種から発芽したとき、まれにできるらしい白花のアヤメはこちらです。(2017年5月28日)

過去のきょう 2016 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2015 ナリヒラヒイラギナンテン 2014 ハボタン(高性種) 2013 ギシギシ 2012 オランダミミナグサ 2011 セイバンモロコシ 2010 ヒース・バンクシア 2009 クロチク 2008 ケンポナシ 2007 ラナンキュラス 2006 ヤマノイモ 2005 ギンヨウアカシア

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3月1日(水) リュウケツジュ(ドラセナ・ドラコ)

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傷がついたら血が流れるのです。タラーリ。竜の血がこんなにどす黒いかどうか、見た人はたぶんいないでしょうけど、まあ、そうだと思っておきましょう。
この「血」は、薬になったりインクになったり、古くから珍重されてきたそうです。「タラーリ」がお金になるのはウルシばかりではないのでした。
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そのタラーリから目を外して見上げると、ああ、これはドラセナです。残念ながら花はもう終わっていて、実がどっさりとついていました。
リュウケツジュ(竜血樹)もなかなか忘れにくい名なのに、学名もドラセナ・ドラコなんて冗談みたいで、ほかのドラセナ類から嫉妬されそうです。

過去のきょう 2016年 ミチタネツケバナ 2015 ベニモンヨウショウ 2014年のきょう カンツバキ 2013 カワヤナギ 2012 ネコヤナギ 2011 ヒガンバナ 2010 シラヌヒ 2009 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2008 カリン 2007 アリアケスミレ 2006 リキュウバイ 2005 フキ(ふきのとう)

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