
温室のなかで汗をたらしながら
花を撮ったのは、ほんの2カ月前でした。あのときに比べれば、楽な季節になりました。予定どおりに実を見つけ、満面笑みです。
ふつうの夾竹桃と違う形だとは聞いていても、これは意外過ぎました。色とサイズは青梅を思わせるものの、臍状の窪みが2カ所あるので、鈴の形に見えます。
キョウチクトウ科同士ではあっても、かたやキョウチクトウ属、こちらはキバナキョウチクトウ属です。花はごくわずかな違いだったのに、実の違いが決定的でした。
<追録> 西表島では路傍の木でした。冬なのに花と実が一緒です。しかも実は大きくなるとこんな不思議な形になるのでした。(撮影:2024年12月23日)


コメント
わずかな違いも見落とさない師匠の眼力は凄いですね。
これもそれもみーんな探究心のたまもの。私にこういう目があればボケないんでしょうが。さっぱりです。
投稿: zenpeichan | 2010-11-13 08:37
zenpeichanさんへ:
いえいえ、わずかではなくて、この二つは棒と鈴の違いですから、
いくら老眼が進んだワタシでもバッチリでしたよ。
こちら、このオヘソ状の窪みがかわいいでしょ。
投稿: はた衛門 | 2010-11-14 06:56