
プラプラしている実は中指の先くらいのサイズです。猿さん御用達という名前ではあっても、猿だけでなく熊もこれがお気に入りだそうで、山で探すときは要注意です。
キウイの原型みたいな言い方をされてはいても、皮にはまったく毛がないし、サイズもこちらはずいぶん小型です。もっと熟せば、実の作りや色がキウイそっくりになるものの、いまの時期はまだ青リンゴの味わい(食感も)です。
というわけで、どう見ても食べても「梨みたい」とは思えません。もしかしたら、山のなかで猿がこれを飽食し、里に降りて来ないことを願って「猿無し」と呼んだとしたら、とてもいい名前に思えます。(はた衛門珍説)
実をコクワと呼ぶ地方もあり(注1)、先年、東北の道の駅でそんなラベルのついたドライフルーツを見つけました。うま酸っぱ~くて、パクパク食べてしまいました。
<補注1> ドリカムが『晴れたらいいね』で、「一緒に行こうよ こくわの実 また採ってね」と歌っています。ただ、ふつう「コクワ」はサルナシの実のことを指すのにあえて「こくわの実 」としているのは「こくわ」が木の名前と認識されているように思えます。
ところが、サルナシ(Actinidia arguta var. arguta)とコクワ(A. arguta var. arguta f. platyphylla)は別のものとされていて、吉田美和さんが見た「コクワ」の木を確認したいものです。
<補注2> 実がおいしいだけでなく、花がとてもキュートです。(2013年5月17日)
2008年のきょう<アオツヅラフジ(雌株) > 2007年のきょう<マツブサ> 2006年のきょう<ミニトマト> 2005年のきょう<シロバナサクラタデ> 2004年のきょう<ムラサキゴテン>