7月31日(木) ヒツジグサ

さて、絵としては気持が良くても、それだけでは済まなくて困るのがこの世界です。睡蓮と呼びたいのに未草であるわけは去年触れたものの、今年はその「未」についての悩みを抱えました。
図鑑には未の刻に開く派と萎む派があって迷うのに、実物も両方に出会いました。写真は開く派で、2時前の撮影です。一方、まったく別の池では2時過ぎには閉じられてしまいました。涼しい顔をしたイヤな奴です。
<補注1> 上に記したように、ヒツジグサの花は午後になって咲き始める場合(場所?)もあれば、午前中から咲く(そして2時過ぎに萎むケースあり)こともあります。
したがって、もし名前の由来が開花時刻だとしても、「開花特性の一部を反映したネーミング」と考えるべきだと思うようになりました。(2010年8月22日)
<補注2> 未の刻開花事例を一つ増やしました。(2025年8月17日)
2007年のきょう<キハギ> 2006年のきょう<ナツズイセン> 2005年のきょう<マンリョウ> 2004年のきょう<サンゴジュ>





































