
この季節はどうやらワタシのPCホシイ病が勃発するらしく、
4年前にもデスクトップを購入していました。それで今年はどうしたかというと、ついに自作をしてみました。
メーカー製は、どうも帯に短し襷に長しに思います。できるだけシンプルに、しかし基本性能は十分に、という願望が募るばかりでした。
1日の朝に各パーツをネット発注したら、2日の夜にはすべて揃いました。で、きのうの朝にその内容を点検してみて、まず愕然。CPUは仕方ないにしても、マザーボードやハードディスクや、パソコンケースまで、説明書のほとんどが英語なのです。ネットの安さにつられたものの、これははっきり言って落とし穴でした。それじゃなくても親しみにくいIT用語を原語?で楽しませてもらいました。
さらに襲う伏兵は自分の目と指でした。すべての文字が小さい! すべてのコネクターが細い! どれがどれやら見えないし、挿したいところに挿さっているのか、なんとも不安です。今度やるときは、時計職人がつけているあの妙な片目レンズが不可欠です。
などと不安でいっぱいの工程を終え、さてスイッチオン。あ、動いちゃった! あれ、ちゃんとできちゃったみたい。うーん、感動じゃあ。
で、BIOSを設定し、OSを入れて…というプロセスで、すでにお口はニンマリと弛んでいたはずです。この初期設定作業にはとにかく「再起動」操作が多いのに、これが速い・速い。これまでの習慣で、再起動の間に小休憩なんて思ったら、そんなヒマがないほど「次、どうぞ!」。
さらに、今回の代替えの大きな動機だったウイルス対策ソフトのカッタルさが、まったく違う次元にまで改善しました。いままで1時間半もかかっていたウイルスチェックが、なんと10分で終了です。しかも、それをしている間も、前のようにほかのソフトのスピードが落ちるなんてことがありません。なんとも快適です。これでハードだけだと4万円。ぜったいのお値打ち価格です。
ということで、いきなりPCブログになってしまいました。今回のパーツ選びはけっこうアタリだったと自画自賛しつつ、組み合わせを載せておきます。
CPU Athlon64X2 4200+ 5,970円
マザーボード GA-MA74GM-SH2 8,470円
メモリ PSD22G800KH 1GB×2 4,980円
ハードディスク WD3200AAKS 6,650円
DVDドライブ DH-20A3S 3,570円
電源 ZU400WX1 3,980円
PCケース KLX800 6,750円
<合計> 40,370円 (相性問題はありませんでした。表示は入手価格です)
05年の発売当時は6万5千円も(実売)したAMDのデュアルコアが5,970円というのが今回のキモでした。狙っていたコイツがついに生産中止になり、売り切れになる店も出はじめたので、ちょっと焦って今回の初体験になりました。
<補注> 2台目の自作は仕事仲間用でした。(2009年5月4日)