6月14日(日) ジャボチカバ(キブドウ)

260614myr_cauliflora
ジャボチカバ…なんとびっくり、芽が出ました。ネットにあたると、わりと多くの皆さんがタネを土に埋めてみるらしく、しかも意外に良く育っているのでした。
そして、白状すればこの写真は娘1号宅のものです。父親は沖縄からのお取り寄せを食べて満足だったのに、娘の好奇心は親を超えてくれました。
じつはそのタネは先日の父島土産です。いや、タネを買ったのではなく、当然に実を求めました。農産物観光直売所で1パック350円とかだった記憶があります。帰りのおが丸でそれをみんなで食べたのに、娘1号はタネを全部持ち帰ったのでした。
面白いのは、1個のタネから複数の芽が出ていることです。多胚性というらしく、ジャボチカバがそんな性格だというのは新しい学びでした。さてこの芽たちがこのあとどういう人生を送るのか、自称・凄腕ガーデナーのお手並み拝見と参りましょう。

過去のきょう : 2025 ホルトソウ および2024~2005年6月14日へのリンク

| | コメント (0)

6月12日(金) ヘツカニガキ

260612sin_racemosa
さあ、このポンポンポンと枝先に飛び出た物体がなんなのかです。あと先がなくていきなりこれを見せられたら、できたての実かと思っても不思議ではありません。
ただし、この木の場合はここからひと月あとに盛大な開花を見ています。つまり、このかわいらしいオブジェはヘツカニガキの蕾なのですが、さてこれ(頭状花序)を単に蕾と呼んでいいのか迷います。きのうのアリウム・ギガンテウムも同じことで、この手の球体一つは数え切れないほど多くの花の蕾から成り立っているわけです。
あえて言えば「蕾の集合体(注)」なのでしょうが、こんなことを周りの人に言ったら、「ああ、面倒くさいヤツ」と煙たがられるだけなのはわかっています。

<補注> 農業関係ではこういう場合に「花蕾(からい)」という言葉を使うこともあるようですが、これでは単一の花の蕾と区別しにくいだろうと思います。

過去のきょう : 2025 ハルナユキザサ および2024~2005年6月12日へのリンク

| | コメント (0)

6月10日(水) ガビハナミズキ

260610subsp_capitata
まことに密な花つきで、丈夫なのでしょうなぁ。うぅ、蛾眉を名乗りますか。あのお国がお里なわけですね。しつこくてタフなのでしょう、さぞかし…。
ただ、植物的な素性を知ろうとして頭が痛くなりました。多くの参考ページではこれをDendrobenthamia emeiensisとしていて、そんな属を知りません。悔しいのでWFOにあたったら、それはシノニムで、正名はCornus capitata subsp. capitataでした。つまり、ヒマラヤヤマボウシの亜種になるわけです。丈夫なわけです。
ヤマボウシハナミズキになるんかい!?という言いがかりはやめておきます。それを言うと、サンシュユだってただのミズキだって、みんなCornusです。ゴゼンタチバナなんて変わり種も含まれます、広~い心でこの木を見上げておきましょう。

過去のきょう : 2025 タンザワウマノスズクサ および2024~2005年6月10日へのリンク

| | コメント (0)

6月6日(土) サンゴバナ

260606jus_carnea
20年も昔に掲載したきりだったサンゴバナです。よそのお宅の玄関前で、両手で抱えきれないほどに幅があり、咲きっぷりも良く、じつに豪華な眺めでした。
もっとも、いかに温暖化が進もうと外での冬越しはむずかしいのでは?と株下を覗いたら、尺物の大きな鉢が2個並んでいました。「やっぱりね」と安堵した反面、冬にこれを屋内に取り込めるとはすごいなぁ…と悲しく感動してしまいました。
おっと、話はサンゴバナで、この20年の間にはサンゴバナを称する植物を2回(ウコンサンゴバナアカサンゴバナ)取り上げています。ただし、それらは科レベルならサンゴバナと同じ(キツネノマゴ科)でも、属違いだし、見かけも違います。
ならばサンゴバナと同属(Justicia・キツネノマゴ属)はどうかと言うと、キツネノマゴはもちろんのこと、コエビソウジュステキア2種)も、似ているとはあまり思えません。サンゴバナの美しさは「唯一無二」…大谷クンと同じです。

過去のきょう : 2025 ペラルゴニウム(品種不明) および2024~2005年6月6日へのリンク

| | コメント (0)

6月5日(金) ユッカ・ロストラタ

260605yuc_rostrata
こういうレア物が近所に植わっているとは驚きました。ただ、失礼ながらかなりムリムリのスペースなので背景をうまく処理できません。切り貼りでごまかします。
白くて大きな花と葉の薄さがユッカの証明で、細く鋭い葉先と毛皮を纏ったような幹からロストラタと判断しました。ちなみにrostrataは「嘴のような」形状を指し、同じ種小名はヘリコニア・ロストラタナガハシスミレにも使われています。
もっとも、このユッカのお里はテキサスあるいはメキシコの乾燥地帯で、志木の、しかも川の近くではちょっと苦しいかと心配します。そんな目で見ると、上に毛皮みたいと述べた樹皮も厚みが不足だし、やや黒ずんでいます。おとといの大雨はさぞかし不愉快だったことでしょう。オーナーさん、湿気対策をくれぐれもよろしくお願いします。

過去のきょう : 2025 チヂレタケ および2024~2005年6月5日へのリンク

| | コメント (0)

6月4日(木) ユスラウメ

260604pru_tomentosa
地球さんは台風一過という言葉さえ忘れたようで、大雨は過ぎ去ってくれたものの、ドヨンの空が継続中です。なので、光線強烈だった日の撮りおきです。
ユスラウメの実は姿も味も大好きで、このブログを始めてすぐに取り上げました。そして実の登場二度目はやや奇をてらって雫を宿した姿でした。
そんな過去があっての三度目登場ですから、なまじっかなものは出せません。ああ、ここに埋もれていたい…。これだけ豪華な稔りは初めて見ました。

過去のきょう : 2025 クレマチス(品種不明) および2024~2005年6月4日へのリンク

| | コメント (0)

6月2日(火) アジサイ・凛・パープル

260602rin
傾いた夕陽が強烈なスポットライトでした。徘徊中の細い路地で見かけたので、光線状態が良い頃合いに出直す手もあるのに、面白い写真かなと「採用」です。
そして、ここまでインパクトのある姿をしていると、すぐに正体は知れました。去年、お隣さんに撮影させてもらった「ひな祭り」と同じく加茂荘花鳥園の作品で、こちらの名前は「凛」…まあ、そんな雰囲気は感じます。キリッとしています。
その「凛」には色違いがあって、しかし、ここのお宅はかわいいピンクバージョンではなく、この紫バージョンを選んだわけです。よろしいご趣味ですこと。
葉が丸いフォルムでしっかりした厚みがあるのもこのシリーズの特色のようで、これなら花後にも逞しく育つことでしょう。健康美の「凛」ちゃんです。

過去のきょう : 2025 ニオイヒバ および2024~2005年6月2日へのリンク

| | コメント (0)

6月1日(月) カリン

260601pse_sinensis
小さな実が赤と緑の染め分けになっていました。まるでこれから赤く熟すのかと思わせる様子でも、カリンの実は梅雨時の若緑色が秋に黄色く色づくだけです。
若葉が赤みを帯びる草木というのはあって、あれは太陽光や虫から自分を守るための経過措置と言われています。生長してそれら外部要因に打ち勝つ体力がつくと、赤みを捨て去り、光合成に有利な緑色を強めるという仕掛けです。
そこから類推するに、カリンの実が赤を纏うのも、葉と同じ動機なのでしょう。そう思って見直せば、たしかにお陽さま方向だけが色づいています。賢いものです。

過去のきょう : 2025 キンシバイ および2024~2005年6月1日へのリンク

| | コメント (0)

5月30日(土) ロニセラ・フラグランティシマ

260530lon_fragrantissima
花が振りまく香りを楽しむ季節(2~3月)はアッという間に過ぎ去り、気がつけばこんな真っ赤な実が目立っていました。梅雨に入る前に写せて幸運でした。
そして、初めて実の形を知ったことで、「ヒョウタンボク」を名乗る和名(標準和名も別名も)を記事タイトルに使わない選択が正解だったと満足です。本来のヒョウタンボク、あるいは別種のオニヒョウタンボクの実は、まさに「瓢箪」の形容がピッタリなのに対し、フラグランティシマのそれはくたびれた男性のあれを思わせます。
もっとも、学者先生たちも「フグリノキ」とはしにくかったことでしょう。その苦衷に思いを致せば、舌を噛みそうなカタカナ名前も笑って許せるというものです。
また、半落葉の葉がきれいに更新されていたのもうれしいことでした。今シーズンは梅雨前のこんな若々しい葉の掲載が少なくて、少しだけ気分が高揚しました。

過去のきょう : 2025 クレナイロケア(ロケア) および2024~2005年5月30日へのリンク

| | コメント (0)

5月28日(木) カラコギカエデ

260528ace_tataricum_subsp-aidzuense
どうにかカラコギカエデの花どきを捉えたというのに、この木の特性(湿地好き)が花の接写を拒みます。こうして当年枝に花をつけ、その花のほとんどは雄シベだけしかない雄花です。ただし、どこかに両性花(雌シベあり)があるはずです。
Imgp0765
幾枚かの写真を無理に拡大して探したら、刺股状の幼い実を見つけました。かなりわかりやすい2個のほか、もっと若いもの3個には白矢印をつけました。
Imgp0721
さらにしつこく探したら、雄花のなかに埋もれた雌シベ2個を発見です。拡大にはとても耐えない画質なのが悔しくても、この木の生殖方法がわかりました。
初の出会いで見た豊かな稔り具合からすれば、両性花はまだまだこの花房に埋もれてはいるのでしょうが、とりあえずその存在を確認できて大満足です。

過去のきょう : 2025 エゾウスユキソウ(レブンウスユキソウ) および2024~2005年5月28日へのリンク

| | コメント (0)

より以前の記事一覧