11月17日(月) オオバギボウシとコバギボウシ

したがって、新鮮なミイラをじっくり見て、前回は無神経だったオオバギボウシとコバギボウシの違いを確認できます。まずは「オオ」ですから背丈が違います。ただ、都合良く両方が並んだ場所に恵まれなくて、茎ののびやかさで表現してみました。
そんな証拠不足に比べると、あとの2点は「物的証拠十分」です。その1 : 果(花)柄がコバギボウシ(↓)の倍はあります。ゆえに芸術的曲線美です。

その2 : 莢の長さもコバの倍ほどあります。黒くて平たい種の寸法は両種ほぼ変わらないので、その入り具合・並び具合によって莢の長短差が明らかです。
となると、両方の種をポッケに持ち帰った場合に区別ができないわけです。困ったぞとは思ったものの、来春に育ちだせばわかるでしょ、と最後がいい加減です。
<既収録のオオバギボウシ・掲載順> ☆ 2009年7月5日 : 花と茎 ☆ 2010年6月26日 : 茎・蕾・葉(トコロに絡まれて倒伏しそう) ☆ 2011年2月1日 : 割れた莢となかの種(本文中リンク) ☆ 2013年11月28日 : 黄葉 ☆ 2017年7月17日 : 花
<既収録のコバギボウシ・掲載順> ☆ 2005年7月19日 : 花・葉(斑入り種) ☆ 2009年7月11日 : 花・葉 ☆ 2015年10月13日 : 実と種
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