6月16日(火) ブルーベル・クリーパー

260616bill_heterophylla
植え付けてまだ1カ月少々なので、うまく夏を越してどういう姿に育つのか、まだ予測がつかないでいます。というのは、このオーストラリア生まれの常緑低木(半蔓性)は、向こうではAustralian bluebellを筆頭に、bluebell creeperとされたりclimbing bluebelとも呼ばれるそうです(by Wiki)。 這う(creep)ものと登る(climbing)もの、さてこの先、どっちの性格が目立って来るのか、興味津々です。
もっとも、登る場合には手がかり・足がかりが欲しいようで、それはあえて与えないでいます。自分としてはこのままのたうってくれた方が面白いと思うのです。
ただ、今年の梅雨はどうもネチネチ隠微な感じで、這い回らしてばかりだとご機嫌を損じるかもしれません。和名にはヒメツリガネというゆかしいものもあって、さてもこの姫様の体調にはくれぐれも注意しながら梅雨と盛夏を乗り切りたいものです。

過去のきょう : 2025 ムラサキツリガネツツジ および2024~2005年6月16日へのリンク

| | コメント (0)

6月15日(月) アスカイノデ

260615pol_fibrillosopaleaceum
地面から出た葉が放射状にのび、シダ特有の円座のような形を作ります。油を塗ったかに見える深緑の羽片がよく目立ち、常緑性なので寒い間も元気でした。
同属のイノデとは葉柄元側の鱗片で見分けるようです。イノデのそれは捩れないで素直な形なのに、アスカイノデは先が縒れて窄まります。
アスカは奈良のことかと思ったら、東京の飛鳥山に因むものでした。桜の名所だとばかり思っていたのに、次の春は桜を無視して足元を探し回りましょう。
おっと、ナミテントウを無視するところでした。かつてナツグミの葉の鱗状毛を撮った写真に写っていたのは黒地に濃オレンジの斑紋でした。ナミテントウの外見の「いい加減さ」については、その記事に恨めしげに書き留めています。

過去のきょう : 2025 トサシモツケ および2024~2005年6月15日へのリンク

| | コメント (0)

6月14日(日) ジャボチカバ(キブドウ)

260614myr_cauliflora
ジャボチカバ…なんとびっくり、芽が出ました。ネットにあたると、わりと多くの皆さんがタネを土に埋めてみるらしく、しかも意外に良く育っているのでした。
そして、白状すればこの写真は娘1号宅のものです。父親は沖縄からのお取り寄せを食べて満足だったのに、娘の好奇心は親を超えてくれました。
じつはそのタネは先日の父島土産です。いや、タネを買ったのではなく、当然に実を求めました。農産物観光直売所で1パック350円とかだった記憶があります。帰りのおが丸でそれをみんなで食べたのに、娘1号はタネを全部持ち帰ったのでした。
面白いのは、1個のタネから複数の芽が出ていることです。多胚性というらしく、ジャボチカバがそんな性格だというのは新しい学びでした。さてこの芽たちがこのあとどういう人生を送るのか、自称・凄腕ガーデナーのお手並み拝見と参りましょう。

過去のきょう : 2025 ホルトソウ および2024~2005年6月14日へのリンク

| | コメント (0)

6月13日(土) キバナキツネオラン(エレムルス・ステノフィルス)

260613ere_bungei
花屋さんで面白いものを見つけました。1mもあるかという茎の上半分が花だらけ…というよりシベだらけ、エレムルス(Eremurus)だそうで、お初の出会いです。
ただ、なるべく属名だけで呼ばないようにという自己ルールに従い、なんとか下の名前を知りたくてあちこち探りました。YListにはEremurusに4種が収録されていて、そのすべてに和名が当てられています。あらぁ、けっこう有名品ですか。
それらのなかでEremurus bungeiがキバナキツネオランとされ、資料写真も上の様子とそっくりです。ただ、WFOによればbungeiはシノニムで、現在の正名はstenophyllus subsp. stenophyllusでした。これは「細い葉」の意で、資料写真とも符合します。
そしてEremurusが面白いのは品種によって花色が違うことで、今回求めたものはたまたま黄色でも、例えば白花はE. olgae、ピンクはE. elwesiiのようです。(注)
さらに興味深いのは、まるタランチュラのような球根です。とても鉢植えに収まるサイズではなくて、どこかで地植えを試すことができないか、画策中です。

<補注> 本文中に示した花色ごとの品種名はあくまで原種のことです。今回のエレムルスは冒頭に記したように花屋さんで購入したもので、おそらくハイブリッドの園芸種のはずなので、だいたいの区分を示したメモに過ぎません。

過去のきょう : 2025 オニヒョウタンボク および2024~2005年6月13日へのリンク

| | コメント (0)

6月12日(金) ヘツカニガキ

260612sin_racemosa
さあ、このポンポンポンと枝先に飛び出た物体がなんなのかです。あと先がなくていきなりこれを見せられたら、できたての実かと思っても不思議ではありません。
ただし、この木の場合はここからひと月あとに盛大な開花を見ています。つまり、このかわいらしいオブジェはヘツカニガキの蕾なのですが、さてこれ(頭状花序)を単に蕾と呼んでいいのか迷います。きのうのアリウム・ギガンテウムも同じことで、この手の球体一つは数え切れないほど多くの花の蕾から成り立っているわけです。
あえて言えば「蕾の集合体(注)」なのでしょうが、こんなことを周りの人に言ったら、「ああ、面倒くさいヤツ」と煙たがられるだけなのはわかっています。

<補注> 農業関係ではこういう場合に「花蕾(からい)」という言葉を使うこともあるようですが、これでは単一の花の蕾と区別しにくいだろうと思います。

過去のきょう : 2025 ハルナユキザサ および2024~2005年6月12日へのリンク

| | コメント (0)

6月11日(木) アリウム・ギガンテウム

260611all_giganteum
冴えないお陽さまのもとでも蜜蜂さん(画面右下)は勤勉です。吸っても吸っても吸いきれないほどの花の塊を独り占めです。早く巣に戻って仲間を連れてきたらいいのに、自分がこの立場なら、やはり同じようにここに埋もれていたいかも…。
さてこの花、1球にいったいいくつ咲いているのやら。数える根性などなくて、そうだ、同じアリウムである葱坊主のときに調べたことを思い出しました。
そこには「1,000以上とか2,000とか」と幅のある数字を記していました。なるほど、身近なネギ坊主でさえ全分解する人は稀らしくて、そんな根性の問題とは別に、コストが天地ほど違うアリウム・ギガンテウムですから、これは「謎」としておきましょう。

過去のきょう : 2025 グンナイフウロ および2024~2005年6月11日へのリンク

| | コメント (0)

6月10日(水) ガビハナミズキ

260610subsp_capitata
まことに密な花つきで、丈夫なのでしょうなぁ。うぅ、蛾眉を名乗りますか。あのお国がお里なわけですね。しつこくてタフなのでしょう、さぞかし…。
ただ、植物的な素性を知ろうとして頭が痛くなりました。多くの参考ページではこれをDendrobenthamia emeiensisとしていて、そんな属を知りません。悔しいのでWFOにあたったら、それはシノニムで、正名はCornus capitata subsp. capitataでした。つまり、ヒマラヤヤマボウシの亜種になるわけです。丈夫なわけです。
ヤマボウシハナミズキになるんかい!?という言いがかりはやめておきます。それを言うと、サンシュユだってただのミズキだって、みんなCornusです。ゴゼンタチバナなんて変わり種も含まれます、広~い心でこの木を見上げておきましょう。

過去のきょう : 2025 タンザワウマノスズクサ および2024~2005年6月10日へのリンク

| | コメント (0)

«6月9日(火) シルバー・ムレイン(シルク・ムレイン)