番外編 : ポプラ並木+α

Populus221026
北大のポプラ並木、だいぶ旧に復したようで、安直な観光写真をパシャリ。全国から寄付が寄せられたそうで、あらら、心配するだけだった爺さんは赤面です。
Sheep221026
その並木の脇にはノンビリと草を食む一群がいてホッコリ。ところが雄は若いうちにジンギスカンになっちゃうそうで、おほー、どこでも「男はつらいよ」と同情です。

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番外編 : 千歳川

Salmon221027b
きのうの番外編に記したように紅黄葉にドンピシャだっただけでなく、今回の旅は鮭の遡上もピーク時期でした。はた衛門はかなり強運男のようです。
Salmon221027
見学した千歳川には最大で55万匹が帰ってくるのだそうで、それほど広くない(石狩川の支流)川面が鮭で埋まっていました。地元の人も「ここしばらく見たことがない」量だそうで、今年はちゃんちゃん焼きをいっぱい食べましょう!!

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番外編 : 北海道の色

Sorbus_commixta
今回の旅は天気に恵まれ、かつ紅黄葉にもぴったりのタイミングでした。
最高に感動したのはナナカマドで、どこに行っても美しく色づいた葉と豊穣の稔りを堪能できました。一生分のナナカマドを見尽くした気がします。
Betula_platyphylla
そして、飛行機の着陸アプローチ時からずっと眺め続けたのがシラカンバです。たぶん関東近辺に居ては絶対に味わえない景色でした。
Ginco
さらにお決まりの北大イチョウ並木です。

こんな感動の色彩をさらに際立たせたのが光線の強さでした。北海道の空気はまだまだ澄んでいるようです。ほっぺの皮が突っ張って弱りました。

<補注> 真っ赤な葉はナナカマドに代表してもらったものの、埼玉近辺ではせいぜいオレンジ色にしかならないマルバノキの葉が北海道では美しい赤に染まることを知りました。(旧記事にその写真を追録掲載

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番外編 : 札幌・夜パフェ事情

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いくら当節の流行りとは言いながら、まさか夜の札幌で外に並ぶなんて、みんな勤勉(笑)です。8時を回ると行列という情報はウソではありませんでした。
目当ての「パフェ、珈琲、酒、佐藤」は無理っぽく、ならば姉妹店の佐々木はと言えば臨時休業だそうで、三番目の候補先「パフェテリア ミル」でセーフ!!
ありついたパフェさまはじつに美しく楽しくおいしく、ウヰスキーとも良く合って、悪徳の塊が人を幸せにすることに、いまさらながら感じ入ったのでした。

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番外編 : ウポポイでウホホイ

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25日、曇り空の羽田を飛び立ったらすぐにいい具合の空になり、陸奥湾にさしかかると下北半島がクッキリと見えました。走ればすぐに横断できそうな(一番狭い部分で9km少々)細さです。風力発電の風車が林立していました。
千歳の空港からは、一日一便しかないバスにピッタンコでウポポイへ直行です。着いたそこには高校生の大行列があって、まず驚愕。元々この辺にはアイヌのことを学ぶ施設があって、昔から北海道の子はここで「勉強させられた」とか。それがいまは全国ワイドの修学旅行先と化したわけで、爺婆は速攻でたじろぎました。
221029upopoi
それでも気を取り直して辿り着いたのが博物館の2階にあるテンパテンパ(アイヌ語で「触ってね」の意)コーナーです。上の娘がそのデザインに関わったので、安曇野に続いての親バカ視察というのが今回の旅行の第一目的だったのです。
ところが、コロナのせいで「触ってね」は「見るだけね」でした。それでも、一応は娘の仕事の痕跡を確認し、学生さんの波からは早々に退散です。
そして、広い敷地をうろついていたら発見したのが「草木の見本園」でした。アイヌにまつわる植物を植えた小さなスペースながら、きょうの本編に載せたチョウセンゴミシの実を撮影することができて、激写爺さんはウホホイです。
それ以外にも少なからぬ「ウポポイ土産」は撮影できたわけで、そのうちのいくつかはこのあとゆっくりと掲載していくつもりです。

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9月20日(火) マルバハッカ(アップルミント)

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小さな集落にある四つ辻の一角がミントで埋もれていました。丸い葉と白くて長い花穂には見覚えがあって、アップルミント(マルバハッカ)でしょう。
高齢化が進んだ(ように思える)この村にお洒落なミントはやや不釣り合いです。雑草化して殖えやすいというアップルミントの性質を思い出しました。
そんな「楽土」を得て蔓延っているせいで、とても元気です。かつて撮影したのは管理された花壇で、あのときの花穂は先端の尖りが失われ、全体もいささかくたびれて見えました。たまたま同じ9月20日の登場で、本来の美を披露できました。

過去のきょう 2021 キョウガノコ 2020 ヒャクニチソウ 2019 ツノゴマ 2018 ヤブニッケイ 2017 クサギ 2016 クロモジ 2015 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2014 カラムシ 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 オトコエシ 2011 マコモ 2010 キセワタ 2009 マルバハッカ(アップルミント) 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ソテツ(雄株) 2006 アシタバ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フジバカマ

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9月19日(月) センニンソウ

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見上げる高さまで生い茂ったクズを追いかけるようにセンニンソウが花盛りでした。絡みつくものさえあればどこまでもエスカレートしそうな競演です。
さらに波打ち際で花開くセンニンソウです。そのタフネスさには常日頃感心していたものの、まさか潮にまで強いとは思いませんでした。
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さて、その波打ち際でのオマケで、クサフグです。網でも持っていればすぐに捕まえられそうなほど、人間の影を気にしない大物さんでした。
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そしてイトマキヒトデです。これはたくさんいたし、網などなくてもチョイと手にとることができそうでも、気色が悪すぎます。握手はしないでサヨウナラです。

過去のきょう 2021 ギンモクセイ 2020 キサントステモン 2019 サントリナ 2018 コヤブラン 2017 ヤブツルアズキ 2016 ハエジゴク(ハエトリグサ、ハエトリソウ) 2015 カンガレイ 2014 マキエハギ 2013 シシオクマワラビ 2012 カシグルミ 2011 サンシュユ 2010 アオハダ 2009 フジマメ 2008 カラスウリ 2007 カゼクサ 2006 ミズキンバイ 2005 シロバナマンジュシャゲ 2004 ツリフネソウ

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9月17日(土) イヌエンジュ

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またイヌエンジュの新人登場です。去年見つけたホープくんは期待の星だったのに、やたらデカく、かつ途中に障害物があって、撮影が不自由に過ぎました。
それに比べると、この木には楽々手が届きます。これなら花も接写できたなぁ…という悔しさは脇へ置き、さっそく新鮮なお豆を試食です。
220917maackia_amurensis2
おー、イケる味でした。枝豆と比べるのは無理でも、とても素直でコミコミした豊穣感があります。イヌではないエンジュの実の方がよっぽど「イヌ」味なのだし、材もこちらが優秀となれば、ホンエンジュとでも改名してあげたくなります。

過去のきょう 2021 ボダイジュ 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 シラハギ 2018 センナリヒョウタン 2017 ユウガギク 2016 トキリマメ 2015 マウンテンミント 2014 キハギ 2013 ベニシダ 2012 ヒトエスイフヨウ 2011 キミガヨラン 2010 トウゴマ 2009 トウガン 2008 コバノカモメヅル 2007 ハシカグサ 2006 コウヤマキ 2005 ヌルデ 2004 ワレモコウ

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9月7日(水) ワシントンヤシ

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強い雨が時折落ちてくる暗い朝でした。ワシントンヤシにはまた快晴の空を背景にご登場願うこともあろうかということで、「とりあえず」の収録です。
博多の街にこんなものが植えられていたとはびっくりで、人は案外に空を見上げないものです。ほぼ20mはありそうで、図鑑的にもMAXの高さです。
埼玉の人間にすれば南国に思える福岡も、冬には立派に雪が降るし、こんな椰子の木が林立するとは異様な感じがします。ところがこのワシントンヤシというのは文字どおり北米がお里で、福岡で育つのは正常なことでした。
さて問題はこの先で、植物にも老化は確実に訪れます。これだけの巨木が怪しい状態になったら被害は甚大です。遠からず「伐採」という悲しい処置は避けられないはずで、ヤシが先かおのれが先か、形勢は予断を許しません。

<補注1> 福岡国際マラソンの中継を見ていたら、この大博通りがコースだったことに気づきました。今回から新体制になったとは言え、コースはいままでどおり、つまりかつてもここを選手が走って(写真奥から手前へ)いたのでした。
まったくなにを見ているんだか、ワシントンヤシにもマラソンにも、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られます。(2022年12月4日)
<補注2> ワシントンヤシモドキという別名を持つオニジュロ(ワシントンヤシに近い仲間)を収録しました。(2023年1月31日

過去のきょう 2021 ワックスフラワー 2020 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2019 シマサルスベリ 2018 コスツス・ルカヌシアヌス 2017 シロバナツユクサ 2016 スギモリケイトウ 2015 アッケシソウ 2014 ミズメ 2013 エビネ 2012 コマツナギ 2011 ウワミズザクラ 2010 ヒシ 2009 ヤマナシ 2008 ハグロソウ 2007 サラシナショウマ 2006 コブナグサ 2005 ウコン 2004 ママコノシリヌグイ

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9月6日(火) ウチワサボテン

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ついに念願叶いました。ウチワサボテンの実の試食です。ややデカめの拙の手でもいささかもてあまし気味のプンプクリン&ズッシリでした。
してそのお味です。ネットでの評価が揺れているわけがわかりました。おいしいと言えば言えるし、好んで食べるものではないとも言えるのです。ジューシーさは申し分ありません。甘さ…これが問題で、まるっきり無味ではないのです。しかし、甘いか?と問われると返事に窮するレベルで、まぁビミョーというところでしょうか。
さらに、芥子粒のような種がたくさん入っていて、歯触りが面白いとも言えるし、嫌いな人は邪魔と思うでしょうし、どうにも評価しにくい感じです。
それにしても貴重な出会いでした。大型台風に怯えながら立ち寄った九州の海岸で、完熟の実をポコポコつけたこれを見つけたのは僥倖としか思えません。
そして、ここまでおデブではない実もあったので、3月の温室で見たプアーな状態ともつながりができた気がします。よしよし、一件落着です。

過去のきょう 2021 ナンバンギセル 2020 クマガイソウ 2019 レックスベゴニア・シーサーペント 2018 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2017 コウゾ 2016 ディジゴセカ(アラリア) 2015 エゾノコリンゴ 2014 ヒヨドリバナ 2013 ヒトツバハギ 2012 オニバス 2011 アマクリナム 2010 ツノナス(フォックスフェイス) 2009 イチヤクソウ 2008 ヤマシャクヤク 2007 ウワミズザクラ 2006 ギンドロ 2005 リコリス・オーレア 2004 イタドリ

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