5月23日(火) ハンノウツツジとコアジサイ

170523hannoututuji思いがけずアトムに会えたのは喜びでも、この日の本題はペケでした。「ハンノウツツジを、本場の天覧山で、天覧山(お酒)を飲みつつ眺める」というお題だったのに、なんじゃこりゃ! いろんな資料には「5~6月が花どき」とあるのに!
標高は200mに満たないとは言えけっこうな傾斜を、しかも300mlとは言え酒瓶を携えて登ったと言うに、こんなに報われないこともあるのでした。だったら頂上で飲んだくれてやるかと思えば、高尾山並みとは言わないけれど、あとからあとから狭い山頂に人が引きも切らず、とても一献傾ける風情ではありませんでした。
170523koajisaiというわけで、目論見が儚く破れた下りの道で、目を洗われました。捨てる神あれば拾う神ありです。にしても、もうコアジサイ? 山道で? やっぱり今年の春は俊足駆け抜け型のようで、散っていたハンノウツツジに罪はないようでした。

過去のきょう 2016 ハリグワ  2015 ハンショウヅル  2014 キンポウゲとウマノアシガタ(キンポウゲ)  2013 ツリガネカズラ  2012 スズメノエンドウ  2011 コウシンバラ  2010 シュロ(ワジュロ)  2009 キングサリ  2008 ユキザサ  2007 コマツヨイグサ  2006 ジャガイモ  2005 カラー  2004 トキワツユクサ

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番外編 : なつかしきアイドルたち

Atom子供のころ、お風呂のなかで独り、髪を泡だらけにして、このツンツントンガリを作るのが好きでした。ああ、そんな遊びのできたときもあったのに…(涙)。
さて、愛すべきアトムくんが日本にいったい何体あるものかはわからなくても、同じ一日のうちに2体と、しかも偶然に会えてしまったのはささやかな慶事でした。まるで自分のオツムにツンツントンガリを再現できる予感のような(笑)。
28そして、ついでに数年前に撮った28号くんです。本場(作者の出身地・神戸)にあった実物大(?)のモニュメントです。早朝だったこともあるし、台風の前だったかさなかだったかで陽光が望めず、不良在庫となっていました。
今回、ついで出演となったわけで、このポーズも「ふっかぁーつっ!」と叫んで(ん、彼って声、あった?)いるように見えます。

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番外編 : 浄法寺のこと

Urusikaki浄法寺(じょうぼうじ)の塗り物が欲しくて、新幹線の二戸駅に降りたら、素敵なお兄さんが出迎えてくれました。黒い腹掛けの胸には、二戸と合併する前の浄法寺の町章が誇らしげに白抜きされています。
去年、輪島で漆掻きのカンナ痕だけを見ても感動したのに、このお兄さんと来たら、漆鉋と掻き樽まで持っていてくれて、これはもうたまりません。
Urusidaruさらにその横には漆樽が置かれていました。昔はもっと大きな樽だったのに、近頃は需要が小口化して、樽もずいぶん小型化しているそうです。
今や国産の漆は、漆需要全体の2~3%しか流通していなくて、たしかにどこの塗り物も下塗りには中国産を使います。それが、下塗りからすべてを浄法寺漆にすると、同じような作品でもお値段が倍以上…でも、欲しい器があったのです。
残念ながらその作品は完売で、作家さんに尋ねても「次にできるのがいつになるかわからないので、注文も受けない」ということでした。うーむ、待ちます。長生きすべき動機というのは、いろんなところで生まれるものです。

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11月9日(水) モミジバフウ

161109momijibafuu40~50mほど続くモミジバフウの並木です。お見事、拍手!!です。
前に、まだ緑のままの枝を残した「局部的紅葉」を載せただけだったので、この画像はどうしても欲しいものでした。しかも、これは決して「狙った一枚」ではなく、お泊まり先であてもなく出かけた朝の散歩での収穫というところがミソです。
つまり、「犬も歩けば…」です。寒い・寒いと部屋に籠もっていてはなにも得られないわけで、この写真はマメ男くんへのご褒美と考えることにします。

<追加記事> (2016年12月6日)
161206momijibahuu真っ赤に染まったモミジバフウに拍手をしてからほぼひと月、今度は「あれれ?」と首を傾げることになりました。
陽当たりもよく、木も十分に大きく、環境にはなんの問題もないように思える4~5本の並木が、どうにも情けない色づきです。まるで一人で紅黄葉の見本帳になったようなこの色具合はどうしたことでしょう。
考えられることは、地域差(=寒暖の変化度合いとかその速度差)でしょうか。お見事な色合いだった上の写真は金沢市での一枚だし、思い出に残る真っ赤なモミジバフウ並木は山形市のものでした。
たった2カ所を根拠にするのは不心得でも、やはり日本海側に比べると、関東南部の気候はダルイのだろうと思わざるを得ません。どうかモミジバフウさま、近所でもお見事!と拍手したくなるような色合いに染まってくださいますように…。

2015年のきょうコエビソウ> 2014年のきょうコウヨウザン> 2013年のきょうカンレンボク> 2012年のきょうソバ> 2011年のきょうイワレンゲ> 2010年のきょうキクニガナ(チコリ)> 2009年のきょうアワコガネギク> 2008年のきょうジャコウソウモドキ> 2007年のきょうシラキ> 2006年のきょうスズメウリ> 2005年のきょうハナミズキ(アメリカヤマボウシ)> 2004年のきょうダチュラ

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番外編 : 動いてくれ~(志免鉱業所竪坑櫓)

Tatekouyaguraドライブ中の視界にいきなり飛び込んで来た「なんじゃこれ」です。デカい(高さ48mほど)し、ゴツいし、まさかハウルの動く城ではあるまいな!?
なんと、ここ(福岡県志免町)の地下は石炭層(だった)で、地中430mまでエレベーターを上げ下ろしするための塔なのでした。残念ながら東京オリンピック(前回)の年に閉山になり、今は廃墟(周辺立ち入り禁止)です。
とは言いながら、これだけの風体なので全国的に有名らしく、知らなくて驚いたのは恥ずかしいことだったようです。赤面する自分の頬は、まるでこの日の夕焼け空みたいだったことでしょう。(写真は色調補正あり)

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番外編 : せめて1~2ひき

Semete12「ぜったい獲るな!」とは言えないんでしょうねえ。4年生ですもん、自分たちだってゴマダラカミキリを獲ることはあるんでしょうねえ。
自分たちはよくって、よそから来た人だけダメ…ということを言わないところがとってもフェアです。「せめて1~2ひき」というひと言が泣かせます。
いい子たちなんだろうなあ。日本はまだまだいい国でいられるかな。篠栗の山のなかで、ほっこりと暖かな気持ちになりました。

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番外編 : 交差点で立ち止まる・その2

Minamititosemati久しぶりの交差点話題です。「ど」と読むか「と」と読むか、発音の違いだった前回に比べると、今度は漢字をどうあてるか、やや深い問題です。
画面左上から右に走るのが県道で、それと直交して右上に抜けるのが市道です。それぞれの信号には交差点名看板があって、それが県道は信号の上、市道は下についているのが笑えます。ただし、それは今回は不問とします。
Kakudai問題はここが「南千歳町」なのか「南千才町」なのかということです。ふつうの地図では「歳」だし、この町の統計データでも「歳」なので、「才」はこの看板に限った当て字であることがわかります。30歳を30才と表記する「あれ」です。
たぶん、画数の多い「歳」は見にくいからという配慮だとは思います。だとしても、外来者が首を傾げるには十分な「ご配慮」です。この「ご英断」をなさった某県某市・道路行政担当のお方のご尊顔を拝したいものです。

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10月18日(火) ウルシ

161018urusi1きのうに続いて輪島土産です。輪島にはさすがに漆器の美術館が二つあり、その一つ、漆芸美術館の前庭に植わっていたウルシの木です。
花の時期にはほど遠く、実の房の一つも見えず、せっかくの紅葉もまだその兆候さえないという三方ふさがりの時期ではあったものの、自分には見分けがむずかしいこの木を、100%保証付きの場所で写せて大満足です。
161018urusi2さらに、美術館のなかにはこんな展示もありました。ハゼノキのそれによく似た実を確認できた上に、漆掻きのカンナ痕を目にして、もう大々満足です。
さて、今回の輪島旅行は甥の結婚式参列のためでした。この甥のことはアテ(ヒノキアスナロ)の項で触れました。エネルギッシュに活動してきたおかげで地元にも溶け込み、今回は村総出の心温まる式と披露宴となりました。
その様子は、ご参加くださった地元の市議さんが素敵な写真と上手な説明でご自分のブログに載せてくれていますので、リンクさせていただきました。

2015年のきょうエゴノキ> 2014年のきょうガマズミ> 2013年のきょうアカガシ> 2012年のきょうシマススキ> 2011年のきょうアレカヤシ> 2010年のきょうコウリンタンポポ> 2009年のきょうヒメグルミ> 2008年のきょうクスノキ> 2007年のきょうスズラン> 2006年のきょうサラシナショウマ> 2005年のきょうタイワンホトトギス> 2004年のきょうハナミズキ(アメリカヤマボウシ)

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10月17日(月) ジョウロウホトトギスとキイジョウロウホトトギス

161017jourou輪島の町をぶらついていたら、珍品を見つけました。ジョウロウホトトギス(別名:土佐上臈杜鵑草)には紀伊・相模・駿河のバリエーションがあるので、簡単に区別するのは危険ですが、相模と駿河は栽培がむずかしいと言うし、紀伊はもっと葉が細長いので、これはふつうのジョウロウホトトギスと見ました。
盗撮させていただいて言うのもなんですが、たった一本きりが長く垂れ下がっていて、背景が世俗の日常そのもので、どうにも写真になりません。横の無粋な諸々をこれ以上入れないために、いつもとはずいぶん違う判型になりました。
161017kiijourou1さて、お口直しと言うか、他日・他所で撮った紀伊上臈杜鵑草です。一連のジョウロウホトトギスの特徴は花がうつむくことで、蕾はツンと上向きなのに、咲くと下を向くというややこしい性格です。同じ黄色いホトトギスでも、キバナツキヌキとかタマガワが上向きなのに対し、さすがお上臈さまは奥ゆかしいことです。
161017kiijourou2そのお上臈さまの裾をめくるという痴漢行為をしてみました。ふつうのホトトギスと同じく、雌シベについたガラス質のキラキラがきれいです。
また、いわゆる杜鵑模様も、黄色と赤のコントラストが強烈です。そして、花弁の先の尖り具合がたまりません。あでやかなお上臈さまに怖いツノとは、あまりにできすぎた話で、なるほどねーと深くうなずいてしまいます。

2015年のきょうヒダカミセバヤ> 2014年のきょうサイカク> 2013年のきょうタイアザミ> 2012年のきょうシマトネリコ> 2011年のきょうアンゲロニア> 2010年のきょうヒイラギモクセイ> 2009年のきょうキチジョウソウ> 2008年のきょうヨウシュイボタ(セイヨウイボタ、プリベット)> 2007年のきょうトウガラシ(タカノツメ)> 2006年のきょうスズメウリ> 2005年のきょうクロマイ> 2004年のきょうサザンカ

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番外編 : MISIAの森

160526misianomori MISIAの森(石川県津幡町)という場所があることを知って、訪ねてみました。調子外れにEverythingなど口ずさみながら、心は弾みます。
結果と言うか、歩いてみた結論は、むふふ、まあふつうの森でした。MISIAでイメージしたのはクスノキでした。九州生まれだという彼女にはやはり南の木が似合うし、風格のある枝張りはMISIAの重厚な歌声そのものです。さらに樟脳のあの香りが、突き抜ける彼女のハイノートと完全にオーバーラップするのです。
ところが、森の入り口で迎えてくれたのはクヌギでした。うーん、クヌギが嫌いなわけじゃないけれど、ちょっと拍子抜けです。クスノキも少しは見かけましたが、イメージツリーというほどの存在感はありませんでした。樹相としては関東近辺のそれと大差なく、訪問が徒労だったかと少し寂しくなりました。
しかし、気持ちをフラットに戻して歩き進んでみると、ホッペはだんだんと緩んでしまいました。小径の脇がショウジョウバカマで埋もれているなんて、そんじょそこらで見られるものではありません。サワフタギの花が白い天蓋となって頭上を覆っていたのもうれしい景色でした。
要は特にこれと言った珍品や稀少種はないのだけれど、ふつうがふつうに潤沢に残されているのです。そうか、MISIAがサポートしたいのはこういう場所なのだと気づいたら、胸が温かくなりました。
神奈川にも同名の森があるそうで、これからだんだんに増えて来るのかもしれません。偉いなあ、ありがたいなあと思いつつ、その晩、聴いた彼女の歌声は、いつにも増して艶やかに心に滲みて来たのでした。

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