12月30日(月) シャリンバイとハナミズキ

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荒れた2019年の総括です。広い河川敷だとここまで大きく育つのかと見上げたシャリンバイなのに、その葉っぱは泥に覆われたままでした。
高みの枝に引っかかったままの菓子袋が哀れなので取ってやろうとしても届きません。180cmの男が手を伸ばして跳び上がってもぜんぜんダメなのだから、この場所は3m近くまで泥の海になっていたわけです。
この泥がかなりしつこくて、指で撫でるくらいではきれいになりません。葉の呼吸や光合成が邪魔されるでしょうから、立ち枯れする木も出そうで心配です。
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一方、こちらは近所の柳瀬川の土手です。かわいそうなので起こしてやろうとしたものの、一人の力ではビクともしませんでした。
ハナミズキの根は浅く張るタイプなのだという新知識にはなっても、関係者の皆さんがこの木のことを知っているのか、残った根で来春は花を開くことができるのか、とんだ憂いを抱えたまま年越しをすることになりました。

過去のきょう 2018 シクラメン・かがり火 2017 ヒイラギ 2016 レックスベゴニア・ワイルドファイアー 2015 ガザニア(クンショウギク) 2014 ヤブミョウガ 2013 ホトケノザ 2012 ユキワリソウ 2011 ミカイドウ 2010 ネメシア 2009 サワラ 2008 ヨルガオ 2007 ポインセチア 200 コガマ 2005 コトネアスター 2004 ソシンロウバイ

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お笑い編 : 発「砲」ウレタン

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こんな危ない家を買う人がいるものでしょうか。発「砲」する住宅ねえ、マル暴関係のお方だったら、こういう装備のオウチに済む必要があったりして(笑)。
昔むかしの正月、新宿のデパートの外壁に「迎春」と書いた大きな垂れ幕がかかっていて、その「迎」の字には縦棒が2本あって、笑ったものでした。まだ看板屋さんが手書きでああいうものを作っていたころの懐かしい思い出です。
あれから幾星霜、変換キーを押せばどんな漢字も難なく「書ける」時代になったのに、泡が立つ代わりに弾が飛び出すのだから困ったものです。原稿を作った人が気づかなくても、印刷屋さんは気づくだろうに、黙って直すにしても、発注者の間違いを指摘するにしても、どちらにしてもトバッチリが来そうで、知らん顔をしたのでしょうか。
などと他人をからかっておけば、まさか自分で不注意なミスなどできません。もしかしてこの記事にそんな恥があったら…と思うと、三度も読み返してしまいました。

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番外編:カパル

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とりあえず野歩き用の帽子にくっつけてはみたものの、とてもこれをつけたまま外に出る勇気はありません。いくら「志木大好き」でもカパルは要りません。
なんでこんなキャラが去年のグランプリで優勝してしまったのでしょう。日本が誇るゆるキャラ界はもはや救いようのない人材(?)不足のようです。
いえ、とくにカパルに恨みはないのです。ただ、志木にはカッピーとかあらちゃんとか、先行して市民に親しまれていたゆるキャラがあったのです。カパルはいわばそれらの裏の存在だったのに、立場が急に逆転してしまいました。
友達の間でも、「陰気くさい」とか「薄汚い」とか批難の声ばかりで、買い物ついでに渡されてしまったこのバッジ、もらい手探しに難航中です。「燃えないゴミ」にするのも気が引けるわけで、ゆるキャラの地元なんてこんなもんですかねえ。

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番外編 : 不濁病(ふだくびょう)

Yanasekawa
勝手な病名をつけました。お役人がかかりやすい症状です。
これ(↑)がその病気を発見した看板で、我々住民は「やなせ『が』わ」と濁らせる名前が濁っていません。前に交差点の名前を濁らせない病を隣の新座市で発見したので、この辺の自治体の流行病(はやりやまい)でしょうか。
Yanasegawa
ちなみに、不濁看板の近くにはこんなものもあって、しっかり『が』です。これは県が設置者なので、 不濁病は市レベルで流行しているもののようです。
Singasikawa
柳瀬川とは並行して流れ、志木市役所付近で合流する新河岸川も濁りません。『が』としないと発音しにくいと思うのに、どうしても濁りたくないようです。
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ことは川だけではなく、そこにかかる橋も濁りません。
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さらに、旧新河岸川にかかる小さな橋まで、この徹底ぶりです。いわゆる内規というヤツでもあるのでしょうか。それとも公務員は潔癖でなければならないという責任感の表れだとしたらすばらしいことです。
いずれ、地元で「濁る・濁らない」が話題になることなど皆無で、蟷螂の斧というかごまめの歯ぎしりというか、ご苦労さまではあります。こんな些事を見つけて喜ぶ爺さんがいて、 不濁病の患者さんたちはさぞや喜んでくださることでしょう。

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10月4日(木) ヒヨクヒバ(イトヒバ)

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先日の台風24号(志木近辺は日曜深夜~月曜未明通過)が大きな土産を置いていってくれました。これはハタザクラの横にある大木です。
なにせこのブログの発端となった桜の隣にあるので、いつも気にはしていました。ただ、かつてはイトスギという名札がつけられていたし、いまはそれがヒノキとされていて、なにせ高くて枝に手が届かないので確かめようもなく、ずっと「まっ、いいか」としてきたのです。それが大枝1本バリンと折れて落ち、枝葉に触り放題でした。
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これ、どう見ても例のヒヨクヒバです。気孔帯がヒノキとはまったく違います。異常生長した葉はこれまで見たヒヨクヒバの糸部分そのものです。
また、イトスギ(別名イトヒバ)は自分でまだ見てはいないものの、シーボルトの日本植物誌にはその絵がありました。一口で言えば、その葉はヒヨクヒバから翼部分を取り去った、つまり全体が糸だけのピロピロしたもののようです。
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ただ、この大木をヒヨクヒバと決めつけるには不安要素がありました。それは樹高で、写真は右側のハタザクラを尻目にこの木がそびえる様子です。目測でおよそ15mあって、いかにも大き過ぎではないかと思ったのです。
ところが調べて見ると、仙台のお寺さんに樹高22mという大物がありました。じつはハタザクラの本名(チョウショウインハタザクラ)でわかるとおり、ここはかつて長勝院というお寺の境内でした。お寺にヒヨクヒバという取り合わせにも納得です。
ずいぶんな被害をもたらした台風も、こんなに役に立ってくれたわけだし、すぐにその現場に引き寄せてくれた神仏もいらしたみたいで、このごろ毎日仏壇に手を合わせているのはまんざら無駄ではないかと現金なことを考えました。

<補注> この大木は残念ながら根もとから伐採されてしまいました。幹の内部は半分以上も空洞になっていたので、安全上の措置だったようです。(2019年5月31日)

過去のきょう 2017 アワブキ 2016 サザンカ 2015 ハンノウツツジ 2014 ホソバヒイラギナンテン 2013 シナサワグルミ 2012 クサヨシ 2011 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2010 ギンミズヒキ 2009 アキグミ 2008 イノコヅチ 2007 キジョラン 2006 シラヤマギク 2005 ウスギモクセイ 2004 メキシカン・ブッシュ・セージ

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追加編 : 台風被害の木々

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きょうの本編で述べたように、台風24号はかなりの爪痕を残してくれました。その被害の一端を、倒れた木々から見てみます。
根こそぎとはまさにこのことで、直径20cmほどのアカメガシワがこのとおりでした。
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こちらは、きょうの本編・ヒヨクヒバの元品種であるサワラです。直径40cmほどの主幹が根こそぎやられた上に、大枝がこうして数カ所折れていました。
こういう様子をヒヨクヒバと併せ考えると、サワラの系統はやや折れやすい(割れやすい)木質なのかもしれません。
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これはニセアカシアで、用水をまたぐ橋になってくれたのはいいとして、さらに農道までふさいでくれたのは困りものでした。おかげでこの先の田んぼの持ち主たちは刈り入れどきに回り道を余儀なくされたのでした。

<追録> やや珍しい木であるシラキもやられていました。おかげで、と言えば不謹慎ながら、いかにも白い材質が確認できました。(2018年10月7日)
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2月21日(水) フクジュソウ(秩父紅)

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初めて見ることができた秩父紅です。本来なら秩父に出かけて撮ってくるべきところを、近場で鉢植えのものを写すことができました。「幻の」と形容されることの多い秩父紅も、いまや「そんじょそこらの」園芸品です。
元々は戦前に秩父の山のなかで見つけられ、地元で栽培されてきたものです。フクジュソウには学術的に別品種とされるもの(ミチノクフクジュソウなど)がいくつかあります。その点、この秩父紅は分類としてはふつうのフクジュソウで、色変わりという扱いです。埼玉県民としてはちょっと無念に思います(笑)。
それにしてもいい色です。花びらの内側の橙色よりも、むしろ裏側のドスのきいた紫褐色に惹かれます。個人的には「秩父黒」と呼んであげたくなりました。

過去のきょう 2017 トゲミウドノキ(サラダノキ)  2016 モクレイシ 2015 ヤマアイ 2014 チョウセンゴヨウ 2013 ハシバミ 2012 コハコベ 2011 キツネノカミソリ 2010 フラサバソウ 2009 キヅタ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ヒメイタビ 2006 ナギイカダ 2005 クロッカス

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番外編 : 火、走る

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燎原の火、紅蓮の炎、地獄の業火…、ヤマトタケルってやっぱ勇気あったんだなあ、草薙剣って、ホントにこんな火、払えるのかなあ、ぶつぶつ…。
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サクラソウ自生地として保護されている田島ケ原の、きのうが野焼きの日でした。9時ちょうどに最初の区画に点火し、順々に火を移していきます。
写真のオレンジマフラー(寒さよけではなく、熱さよけ)の人が、放火、じゃなくて点火してまわります。有料でいいから代わってほしかった…。
有料でもいいのではと思ったのはこの見物自体がそうで、はたと気がついたら2時間経っていました。下手な映画よりずっとすごいですもん。
ただ、火のそばだとやたら暑(熱)いのに、鎮まるとさすがの底冷えです。土手に座って観覧していたオジサンやオバサン、お風邪召したんじゃないですかぁ。

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巨木編 : カゴノキ

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「多和目のカゴノキ」と呼ばれている巨木です。埼玉県坂戸市多和目にある天神社の境内に鬱蒼と葉を茂らせてそびえています。樹高15m・目通り幹囲4.7m・樹齢800年超と言いますから、去年偶然に出会った「絵堂のカゴノキ(調布市深大寺南町)」をさらに(かなり)上回る貫禄です。
その大きさを示すため、幹に缶コーヒーを載せてみました。その複雑怪奇な幹の姿は、見ているうちになにやら生き物のようにも思えてきます。
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裏側に回って驚きました。どんな鳥が運んだものやら、シュロだって、生えてみてから「困ったなぁ」と思っていることでしょう。

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8月8日(月) ムジナモ

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直径5mmという小さな花です。気温30度以上の日が数日続くとか、水温が30度以上になるとかの条件が必要で、幻の花と呼ばれています。しかも、開くのは正午前後の1~2時間に限定され(一日花)、ちょっと曇ると途中で開くのをやめてしまうのだそうで、こんな不出来な写真でも宝物です。
昔は田んぼの雑草だったのに、環境の変化で国内ではいったんは絶滅したと言われています。それが、羽生市(埼玉県北東部)の宝蔵寺沼で、保存会の努力によって、今年は数万株の単位まで復活するようになりました。
それでも、まだ管理区域外では見ることができません。似た名前のタヌキモがあっけらかんとあちこちで黄色い花を咲かせているのに比べると、まだまだ深窓の令嬢で、きのう、うまい具合に見学会に参加して対面が叶いました。
じつはこのムジナモ、あの牧野博士が世に出るきっかけになった植物として有名なのです。熱中症の予兆だったか、軽い頭痛まで感じながら、どうしても実物を見ておきたかった理由がここにありました。
今年は埼大・金子教授の講座に出て、さらに見学会に参加して、いっぱしムジナモ通になってしまいました。ただ、そんな俄知識をここに書き連ねても仕方ないので、保存会が最近作ったHPにリンクさせるにとどめておきます。

過去のきょう 2015 クレオメ 2014 カラスザンショウ 2013 ノブキ 2012 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2011 カシワバアジサイ 2010 カラスザンショウ 2009 ノグルミ 2008 アオノリュウゼツラン 2007 コケモモ 2006 ウド 2005 イネ 2004 クサギ

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