10月19日(土) ムクゲ

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♪モスラ~ヤモスラ~♪というザ・ピーナッツのかわいい歌声が甦りました。もう40年にもなりますかねえ。それにしても、なんじゃ、お前は!
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正体はハラナガツチバチ(の類)でした。触覚が短いので雌とはわかっても、これだけ粉まみれだと、確認したいポイントがさっぱり見えません。
ムクゲの花のなかで虫が花粉にまみれるシーンはこれが二度目です。ほかの花で虫がここまで粉だらけになるのは記憶になくて、ムクゲの花粉には虫を狂わせる麻薬みたいな成分があるのかと邪推してしまいます。
そう言えばこのピンクのムクゲも二度目の登場です。前は10月28日に掲載していて、ムクゲの花のなかでは最終ランナーと言えそうな元気者です。

過去のきょう 2018年 アカバナツユクサ  2016年 トダシバ 2015年 カワミドリ 2014年 原種シクラメン(ヘデリフォリウム) 2013年 コナギ 2012年 カンノンチクとシュロチク 2011年 ヒシ 2010年 タヌキマメ 2009年 ウオトリギ 2008年 マツブサ 2007年 ミヤマガマズミ 2006年 ヨモギ 2005年 イシミカワ 2004年 ギシギシ

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10月14日(月) タイアザミ

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ソローリ・ソロリ…タイアザミの茎葉に擬態していたボクは、ようやく訪れた獲物を見つけ、抜き足・差し足で待機場所から歩を進めたのです。
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あと一歩のところまで近づき、さあ手をのばそうとした瞬間、ナミアゲハのヤツはヒラリと飛び上がってしまいました。よくあることです。ボクだって失敗ばかりしているわけではなく、きっちりとオオスズメバチを捕まえたこともあるのです。
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それなのに、ボクを撮っていたジジイは声を上げて笑いやがったのです。さらに、そのボクに接写レンズを向けて「バッカだなあ、お前」と呟いたのです。
許せません。同情するべき他人の失敗をあざ笑うなんて、あいつは人間の屑です。七代かけて呪ってやるから、覚悟しやがれ~。

過去のきょう 2018年 ザミア・フルフラセア 2016年 アカシデ(ソロ) 2015年 サワフタギ 2014年 キミノクロガネモチ 2013年 サネカズラ 2012年 ナルコユリ 2011年 ヨモギギク(タンジー) 2010年 ヒルムシロ 2009年 ヒシ 2008年 ヒメマツバボタン 2007年 ベンケイソウ 2006年 ホトトギス 2005年 ポポー 2004年 キツネノマゴ

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9月26日(木) ツリフネソウ

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へーえ、ツリフネソウにはこんな花粉媒介者が来ているんだぁ…というだけの写真です。言い訳するのも恥ずかしい写真、あ、写真というのもおこがましいか、ま、なんというか、たまたま1枚だけ写ってしまった画像記録です。
ただ、酷い写りのわりには蜂さん(マルハナバチの一種らしい)のお口のストローが一応見えているのがうれしいところです。格納していたストローをピロンと出して、さあ、これからツリフネソウの距までズイッと入れようかという状態です。
蜜源である距をこんな奥にするなんて、ずいぶん意地悪な花だこと!と、いまごろあらためて感心します。この配置によって、長いストローを持ついく種かのマルハナバチが限定的にツリフネソウの花粉媒介の役割を担います。「頼りはあなただけなんだからね」「おっしゃー、任せとき~」、そんな吹き出しをつけたくなります。

過去のきょう 2018年 リンボク 2017年 ヤブニッケイ 2016年 ウラジロノキ 2015年 イヌシデ 2014年 ツノナス(フォックスフェイス) 2013年 ホオノキ 2012年 ショクヨウギク(料理菊・もってのほか) 2011年 キャットミント 2010年 フウトウカズラ 2009年 リンボク 2008年 ヒメクグ 2007年 ジャコウソウ 2006年 ヌスビトハギ 2005年 アレチヌスビトハギ 2004年 コブシ

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9月14日(土) ユウガギク

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毎度毎度、ユウガギクには申し訳ないことながら、刺身のつま扱いです。ただ、こうしてときどき登場できるだけ、身の幸せと思ってもらいましょう。
で、今回の刺身はなにかと言うと、ツバメシジミです。白黒ブチのアンテナがかわいくて、それとおそろいのように後ろにのびた突起がまたチャーミーです。そしてそれらとは対照的に、燕をイメージさせる翅(表側)の色がシックです。
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そしてシジミつながりで、もう一皿、お刺身を出しましょう。表のオレンジ色が派手なこのウラギンシジミはもちろん雄で、雌はその斑が地味に灰色です。
右側に貼り付けたのはこの雄が翅を畳んだところです。翅の裏側にとどまらず、おみ足までが銀白色で、貴公子然としたオシャレさんです。

過去のきょう 2018年 ミソナオシ 2017年 ヤマブキ(一重) 2016年 ウスギコンロンカ 2015年 エビヅル 2014年 ツリガネニンジン 2013年 サルトリイバラ(サンキライ) 2012年 オオエノコログサ 2011年 アメリカアサガオ 2010年 トウテイラン 2009年 コヤブラン 2008年 フユイチゴ 2007年 ノアサガオ 2006年 ガマズミ 2005年 ニラ 2004年 ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)

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9月3日(火) ホツツジ

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アァ、いーけないんだぁ、いけないんだぁ。そんなもの食べると死んじゃうんだぞぉ~、とシゲシゲ見入ってしまいました。人間が嘔吐・痙攣してしまうというのに、体重で比べたら1/10,000もない蝶々が平気だなんて、解せない話です。
いや、もしかしてこのヒメウラナミジャナメさんだけがお馬鹿で、このあとフラフラ・パタリと逝っちゃうんじゃないかと見守ったものです。なんのなんの、まったく泰然・悠然と美しい翅を閃かせて飛び去って行きました。
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この花とか葉を蛆殺しに使ったというから恐ろしいものです。その葉も、けっこう虫に喰われています。人間や蛆には毒なのに、毛虫や蝶は平気だなんて、え、人間ってじつは蛆と仲間だったのか!?と悲しい気づきをしてしまいました。

過去のきょう 2018年 ノコギリシダ 2017年 バアソブ 2016年 レックスベゴニア 2015年 レモングラス 2014年 オオモクゲンジ 2013年 ダイコンソウ 2012年 シマトネリコ 2011年 ヘラノキ 2010年 トレニア(ハナウリクサ) 2009年 オオマルバノホロシ 2008年 メボウキ 2007年 ゲンノショウコ 2006年 サワギキョウ 2005年 ガガイモ 2004年 ラッカセイ

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9月1日(日) クサギ

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やった! こいつらを引き留めてくれるなんて、えらいぞ! というわけで、感謝を込めて、きょうのタイトルはクサギです。仕舞いの花が輝いて見えます。
いやはや、モンキアゲハ、ここ数年、ずいぶん追いかけました。畑の上、田んぼの縁、森の木陰、この時期は案外とあちこちでヒラヒラしているくせに、一瞬たりと羽ばたきを止めることがないのです。撮っても撮ってもボケボケでした。
それが、クサギの蜜にはちょいとだけホバリング時間が長めでした。このカップル(赤い模様の目立つのが雌)以外にも4~5組が群がっていて、モンキアゲハ追っかけ爺さまは大興奮です、えらいぞ、クサギ!と大感謝です。
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ところが!だったのです。別の場所では「ああ、シンド」という声が聞こえそうに、爺さまが完全停止していらっしゃいました。うわ、ボロボロ。お疲れさまです。人生後半、お互いにツライですよねえ。あと少しだけ、がんばってみましょうか。

過去のきょう 2018年 ヌスビトハギ 2017年 ヒルムシロ 2016年 イヌトウバナ 2015年 ミズキンバイ 2014年 ムクゲ 2013年 シュウブンソウ 2012年 ヤブデマリ 2011年 ハリギリ 2010年 トウワタ(アスクレピアス) 2009年 キバナアキギリ 2008年 ケンポナシ 2007年 アゲラタム 2006年 ヘクソカズラ 2005年 センニンソウ 2004年 マツムシソウ

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8月25日(日) セリ

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なにを撮りたかったかバレバレです。ナガメというのは「長め」でも「眺め」でもなく「菜カメムシ」の意味であって、しっかりとセリの蜜を漁っていました。
こういう虫にでも示唆してもらわないと、まさかセリの花に蜜があるなんて考えもしませんでした。いや、蜜ではなく花粉を食べていたのかもしれません。いずれ、ナガメはセリにとって大切な花粉媒介者なのでした。
こうなると、ときどき見かけるカメムシたちはそれぞれに特殊な草木のために役立っているのかと思えてきました。きれいな色や変わった姿だけを愛でていないで、草木とともに生きる彼らの生態をもう少し真面目に見つめたくなりました。

過去のきょう 2018 クサトベラ 2017 アワブキ 2016 ニシキハギ 2015 ハシバミ 2014 カリガネソウ 2013 ヌマミズキ 2012 コミカンソウ 2011 クワイ 2010 ミズオオバコ 2009 クサアジサイ 2008 タチフウロ 2007 キオン 2006 セイバンモロコシ 2005 ルコウソウ 2004 コブシ

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8月13日(火) パセリ

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おお、ようやくのご来訪です。2月からずっとお待ちしていました。植え付けたときの記事に対し、「パセリは丸坊主にされても花は咲く」とコメントをいただいたので、蝶除けネットでもかけようかという姑息な考え(パセリの花を写したかった)は捨て、早く芋虫さんがバクバクとやってくれないか、待っていたのです。
きのうの夕方に見つけ、あわてて撮りました。手前にもう1匹いて、都合3匹です。今朝はもう食べ尽くされているかと思ったら、それほど葉が減っていません。「昔、ひと晩で丸坊主にされた」というのは、どうやら誇張された記憶だったようです。
このパセリ、冷凍保存も在庫十分で、もう今年はお役御免、あとは来年の花を待つだけです。芋虫さん、どうぞ遠慮なく平らげて、立派なキアゲハになってください。

<補注> 同じパセリでも、イタリアンの方には芋虫の気配もありません。一方、ふつうのパセリは花の気配もないのにイタリアンはすでに咲いていて、二つの生態はずいぶん違います。

過去のきょう 2018 ダンコウバイ 2017 チリメンガシ 2016 イヌエンジュ 2015 ホツツジ 2014 ホウセンカ 2013 サンゴシトウ(ヒシバデイゴ) 2012 ヒヨドリバナ 2011 ミソハギ 2010 ダンゴギク 2009 ハス(八重) 2008 レンゲショウマ 2007 レンゲショウマ 2006 ヌスビトハギ 2005 ツルレイシ 2004 オモダカ

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7月21日(日) コフジウツギ

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なにも知らないのが一番幸せというのは真理ではあって、この手の花がみんなフサフジウツギだと思っていたときは憂いがまったくなかったわけです。
草木の名前にはいつも噛みつくくせをして、房+藤空木という重層構造の名前にどうして疑念を持たなかったものでしょう。房ではない藤空木の存在を考えつかなかったなんて、いまとなっては己の迂闊さを恥じるばかりです。
で、これは藤空木の「小」型版というわけです。どこが「小」かと言うと、花が全周は咲かず、穂の上側だけしか開かない=花穂が小さく見えるのでした。ほかに、葉が細めで先が尖っているのも「小」とされる一因のようです。
さて当然ながらこの話の続きには冠なしのフジウツギの登場があるべきだし、ほかにトウフジウツギとかウラジロフジウツギなんていう仲間もあるようです。「バカだね、俺らなんか蜜があればみんな一緒だよ」とナミアゲハが笑っています。

<追録> 全周は咲かないという特徴のほか、枝の断面が丸い(稜がない)こともコフジウツギを見分けるポイントになります。
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過去のきょう 2018 ミシマサイコ 2017 ワレモコウ 2016 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2015 マルバアサガオ 2014 オガタマノキ 2013 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2012 ノウゼンカズラ 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ジャノヒゲ(リュウノヒゲ) 2009 エンジュ 2008 チングルマ 2007 ツボサンゴ・パレスパープル 2006 シロネ 2005 ハナヅルソウ 2004 アカメガシワ

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7月19日(金) アオギリ

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このあと、クマンバチくんは例によってグヮシッとアオギリの雄花を抱きしめました。もちろん、お口は萼の付け根に入り、蜜をチュクチュクです。その間、彼のお腹は雄花の葯を擦り続け、花粉まみれとなりました。
で、そのお腹を目の前の雌花(萼の内側がすでに赤変)に擦りつけるのかというとそうではなく、また別の枝に行きました。そして萼の内側がまだ黄色の花を探し、またもやグヮシッ&チュクチュクの繰り返しです。花が雄か雌かなどクマくんには関係がなくて、まだ新鮮(咲いた日の萼は黄色)かどうか=蜜の有無が問題なのです。
ふつう、花びらに現れる黒点などは蜜標と呼ばれ、花粉媒介者に蜜源を教える役割をします。それに対してアオギリの萼が色変化するのをいったいどう呼ぶのでしょう。赤は売り切れのサインだなんて、なかなか洒落たことをするものです。

過去のきょう 2018 ウワバミソウ 2017 トモエソウ 2016 アカバナルリハコベ 2015 ジュウモンジシダ 2014 ヒペリカム・ヒドコート 2013 アマチャヅル(雄花) 2012 ボタンクサギ 2011 ヨロイグサ 2010 チチコグサ 2009 メハジキ 2008 オオツヅラフジ 2007 チゴザサ 2006 ヤクシマハギ 2005 コバギボウシ(斑入り種) 2004 ヒメヒオウギズイセンとミズヒキ

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