8月12日(水) ホルトノキ

200812horutonoki
敢えて書き留めて置けば、この写真、望遠ではなくて35mmのマクロレンズで撮ったものです。つまり、ほぼ右肩をかすめて、このヤバイお人が通過しました。
幸いにワタクシなど眼中になかったようで、もしこの オオスズメバチが“You’re in my way.” なんて叫ぶ血気盛んなヤツだったら危ないところでした。
へー、こんなところにホルトノキがあったのかぁ、と花盛りに釣られて近づいたのは呑気な爺さんだけではなく、怖~いシオヤアブも複数いました。もちろん、安全なその他一同も多数ご来客で、ホルトノキの花は大人気状態でした。
そんなにおいしい蜜が出るのだろうか?という好奇心が湧かないことはなかったものの、花に手をのばす勇気などまったく持ち合わせがなくて、抜き足差し足で後ずさりして、望遠レンズでの撮影に切り替えたのでした。

過去のきょう 2019 トウフジウツギ 2018 イポメア・テラスブロンズ 2017 スパイダーリリー(ヒメノカリス) 2016 セイヨウミヤコグサ 2015 ケイトウ(鶏冠鶏頭) 2014 モミ 2013 ガマ 2012 ナギ 2011 ベニシダレ 2010 タバコ 2009 カノコユリ 2008 キキョウ 2007 トチバニンジン 2006 カンガレイ 2005 ニチニチソウ 2004 ミソハギ

| | コメント (0)

8月11日(火) バーベナ・ハスタタ

200811verbena_hastata
見るからにクマツヅラ…なのだけれども、ちょっと派手なのです。いえいえ、絶対値はかなりのショボさです。ただ、クマツヅラと比べるどこか「豪華」なのです。
ときどき花壇でも見かけるこれはアメリカ産でバーベナ・ハスタタ(Verbena hastata)、一方、まず絶対に園芸栽培されることのないクマツヅラの学名はVerbena officinalisですから、両種はほとんど兄弟とも言える間柄なのでした。
ただ、どうせならこの長い花穂全体が一気に咲いてくれればいいのに、そこは同属のよしみ、咲いては結実しながら徐々に花穂がのびる無限花序なのです。人間にはそれがイマイチ物足りなくても、毎日安定して食事にありつける虫たち(写真手前にいるのはブチヒゲカメムシ?)にはうれしい存在なのでした。

過去のきょう 2019 ニチニチソウ 2018 シナウリノキ 2017 ハスノハカズラ 2016 ヤシャブシ 2015 アオツヅラフジ 2014 オヤリハグマ 2013 ハナザクロ 2012 キジョラン 2011 オニバス 2010 カンレンボク 2009 ツルレイシ 2008 シデシャジン 2007 メタカラコウ 2006 コリウス 2005 タマガヤツリ 2004 ハツユキソウ

| | コメント (0)

7月18日(土) オミナエシ

200718ominaesi
かなり「またかい?」画像です。最近も「花と蝶」の構図は出したばかりだし、そのものズバリでオミナエシに蝶というのも、ずっと前にもう収録済みです。
しからばきょうの掲載趣旨やいかにと問えば、「クルルン!」です。ベニシジミの口吻(吸収管)が蚊取り線香のようにクルクル巻いています。対して、上にリンクしたのはどちらも管がのび切っています。蝶は蜜を吸う(または舐める)ために花に止まるわけで、飛行中は巻いていても、降り立ったら即のばします。
したがって、「止まっている+巻いている」はかなり瞬時のはずで、これはとてもラッキーな一枚でした。「あ、またもツマにしてくれて」とオミナエシが怒っています。いやいやオミナエシさん、美しい老後のお姿まで載せて差し上げたんだし、お女郎さんがお大尽の「妻」になって幸せに…という昔話を思い出しましょうよ。

過去のきょう 2019 ルイヨウボタン 2018 カヤ 2017 カジノキ 2016 イヌカラマツ 2015 イヌザクラ 2014 タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット) 2013 ウワミズザクラ 2012 スズカケソウ 2011 ニンジンボク 2010 ゴボウ 2009 マツカゼソウ 2008 アオツヅラフジ 2007 シオデ 2006 ノハナショウブ 2005 サトイモ 2004 ジュズダマ

| | コメント (0)

7月14日(火) ムラサキバレンギク

200714murasakibarengiku
えーと、エキナセアの和名はムラサキバレンギクだったよなぁ。紫を載せずにただバレンギクと言えばラティビダ(Ratibida・未収録)のことらしいし、このサイズでこの垂れ下がり方だと、ムラサキバレンギクだと思うんだけど…。
という葛藤は、吸蜜中の蝶(たぶんヒョウモンチョウのうちのなにか・中型)にはまったく関係ないことだったでしょう。もちろんエキナセア本人もあずかり知らない問題で、本来は花びらが赤紫であることなどどうでもいい話のはずです。
悪いのは爺さんを悶々とさせる園芸家さんなのです。白い紫、これはアガパンサスでもあった話です。今後は名前に色名を入れることは禁止とする法律を作ったらいかがなもんでしょう。揚げ足取りに忙しい野党の皆さん、たまには悩める植物愛好家たちに救いの手をさしのべれば、人気が上がるかもしれませんぜ。

<マジメなメモ>
☆ ムラサキバレンギク:Echinacea purpurea
☆ バレンギク: Ratibida pinnata(Wikiにリンク
☆ コバレンギク:Ratibida columnifera

過去のきょう 2019 オオグルマ 2018 ランダイスキ 2017 ユクノキ 2016 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー) 2015 ユリノキ 2014 シマススキ 2013 クロモジ 2012 トチバニンジン 2011 ノウゼンカズラ 2010 ベニバスモモ(ベニスモモ) 2009 ミヤギノハギ(ナツハギ) 2008 ジュンサイ 2007 チョウセンシラベ・シルバーロック 2006 カランコエ 2005 マルバマンネングサ 2004 ホテイソウ

| | コメント (0)

7月7日(火) マタタビ

200707matatabiyotusujihanakamikiri
こらこら、まだ年季は明けてないでしょ!…という写真です。開花中は俯いて人見知りの本人に代わり、虫寄せのために白く化けるマタタビの葉なのに、もう緑に戻りつつあります。花がしぶといのか、葉がサボリ屋なのか、微苦笑です。
そして、ヨツスジハナカミキリにも「こらこら」と声をかけました。花粉をクチャクチャやってくれずに、そんなところを舐めたってダメでしょ!
こうしてあとから写真を見直して気づくことはいろいろあって、撮影のときはマタタビの葉柄の付け根を舐めてみませんでした。そこに蜜腺のある木もたまにあるので、ヨツスジくんは花粉よりもそっちが好きだったのかもしれません。
葉が緑に戻るのは、近くのマタタビも同じタイミングだったのか、葉の付け根は花粉よりも甘いのか、部屋に戻ってから考えても仕方がありません。現場で瞬時にそんなことに考えが及ぶセンスが欲しいとつくづく思います。

過去のきょう 2019 イヌリンゴ(ヒメリンゴ) 2018 キツリフネ 2017 ベゴニア・ドレゲイ 2016 ハルパゴフィツム(ライオン殺し、悪魔の爪) 2015 スナビキソウ 2014 ザイフリボク(とジューンベリー) 2013 アマドコロ 2012 ゴマギ 2011 ヤマユリ 2010 タケニグサ 2009 トモエソウ 2008 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2007 シャシャンボ 2006 ナス 2005 チヂミザサ 2004 シャグマユリ(トリトマ、トーチリリ-)

| | コメント (0)

番外編 : 虫の名前メモ(2020年5~7月)

Kujakutyou0703
<クジャクチョウ> ウッソでしょ!という色合いの翅です。オレンジ色のパンチはもちろんのこと、前翅先端の虹色にも強く惹かれます。(撮影:7月3日)
こうやって地べたで休憩することが多い蝶だそうで、楽に撮影できました。ただ、枯れ葉のような翅裏も大切なポイントとは知らず、表だけで満足してしまいました。
0617syoujou_f0617
<ショウジョウトンボ> これまで真っ赤な雄は二度(2009年2010年)登場していても、雌は初めてです。雄に比べると地味ではあっても、翅の付け根のオレンジ色がそこはかとなくお洒落です。(撮影:6月17日)
200527himehirataabukawadisya
<ヒメヒラタアブの仲間> ヒラタアブは種類が多くて、なかなか特定できません。たぶんヒメヒラタアブのなかの「なにか」です。(撮影:5月27日)
そして、この写真の花はカワヂシャです。今年見つけた群生地は、あのあと無残な刈り取りに遭ってしまいました。ところがこの写真はもっと身近な場所で撮れました。アブの体長が1cm以下なので、花の小ささがわかります。
200527himehirataabumamegunbai
これも、たぶん上と同じヒメヒラタアブのなかの「なにか」です。こちらではマメグンバイナズナにまとわりついていました。(撮影:5月27日)

| | コメント (0)

6月1日(月) サイカチ

200601saikatikoaohanamuguri
清新・無垢とはこのことかと思えるサイカチの幼い葉です。艶のある肌合いは透明感にあふれ、葉先の尖りがヤンチャそのものです。
周りの先輩たちを見ると、この輝きがだんだんに薄れ、先端のツンツンも次第に失われて小判型に丸まってしまう過程がわかります。
そんなサイカチの雄花を蹂躙しまくる暑苦しいヤツがいました。まったく花粉しか見えていなくて、その挙動は唐突です。接写しているこちらの顔にも平気で衝突してくれます。かなり重量感のある体当たりを二発受け、苦笑いしながらこのコアオハナムグリと若葉を見比べて、たぶん寿命が幾月かは延びたことでしょう。

<サイカチの四季>1月 ☆ 2月 ☆ 5月 ☆ 8月 ☆ 10月 ☆ 11月 

<補注> 同じマメ科であるエニシダの葉にも、サイカチとそっくりの特性がありました。(2020年6月3日

過去のきょう 2019 ハナヒリノキ 2018 クスダマツメクサ 2017 オニスゲ 2016 フキタンポポ 2015 オオヤマフスマ 2014 クサイチゴ 2013 マツバギク 2012 シロモジ 2011 アズキナシ 2010 シライトソウ 2009 ナツハゼ 2008 ギンリョウソウ 2007 ムシトリナデシコ 2006 ユスラウメ 2005 カルミア 2004 ソメイヨシノ

| | コメント (0)

5月26日(火) ハクチョウゲ

200526hakutyouge
「おお、これぞ白丁」とは言えなくて、かなり「とりあえず」の一品です。4日前、ムラサキハクチョウゲを載せてから、少し真面目に探し回りました。しかし、いざ探してみると、完全に白い花だけの株というのはないものです。
この写真でも、光線の陰りと言い繕えそうなうっすらした紫色の筋が見えます。しかし、肉眼でも「うむぅぅ」とうめきながらの撮影でした。真っ白の花も一つ二つはあって、それだけ写せば完全品ではあっても、それではいかにもズルです。これ以外にあと4株をチェックしていて、それらはすべてこれよりもくっきりと「筋入り」でした。
なかなか簡単に「これぞ白丁」には会えないものだと悄げるはた衛門を慰めてくれたのは蜜蜂さんです。あまりおいしそうにも見えないハクチョウゲの花を、はた衛門に負けず劣らずのしつこさで舐め回っていらっしゃいました。

<追録> 昔、真っ白だと思って撮影したファイルを見つけました。白飛びしている花はさておき、そうでない花にはやはり筋があります。この程度で限度かもしれないという言い訳のために載せておきます。(撮影:2005年5月28日)
050528

過去のきょう 2019 ナツハゼ 2018 ヒナゲシ(ポピー) 2017 ウワバミソウ  2016 カワラサイコ  2015 ウサギノオ(ラグラス)  2014 シナユリノキ  2013 オヤブジラミ  2012 ヤブデマリ  2011 アカマツ  2010 ギョリュウ  2009 マユミ  2008 イワカガミ  2007 ネメシア  2006 ワジュロ  2005 スイカズラ  2004 キョウチクトウ

| | コメント (0)

5月20日(水) トベラ

200520tobera
ミルキーホワイトとターコイズブルーの取り合わせ、こんなシーンに出会えたのはとてもラッキーでした。トベラの花をここに取り上げたのはもう15年も前のことで、珍しさで力が入り過ぎ、あまりに情緒に欠けていて恥ずかしい写真でした。
200520aosuji2
さて、トベラが案外に身近にあることを知ったいまはヒラヒラさんも面白くて、きょうはトベラからはすぐに話をそらし、アオスジアゲハが主役です。ちなみにこちらの写真の脇役はアメリカジャスミン(ニオイバンマツリ)です。
200520aosuji3
そして最後は脇役もなしのアオスジアゲハ祭りです。まったく予想のつかないせわしい動きをする蝶なので、これでも自分の採点は85点の一枚です。

過去のきょう 2019 カンボク 2018 キバナカイウ(カラー・エリオッティアナ) 2017 ホソバヒナウスユキソウ  2016 オヘビイチゴ  2015 ハタケニラ  2014 ホオベニエニシダ  2013 コチョウラン  2012 セイヨウサンザシ  2011 ケヤキ  2010 ハグマノキ  2009 アオダモ  2008 ヤブジラミ  2007 カルセオラリア  2006 ツルウメモドキ  2005 トベラ  2004 カキノキ

| | コメント (0)

5月11日(月) ルリヂシャ(ボリジ)

200511borago_officinalis
前回の登場から10年以上が経っていて、ボリジを物珍しげに眺める度合いはすっかり減りました。しかし、まだまだ学ぶところが多いハーブです。
まずは画面右上の蜂です。ニホンかセイヨウかの見分けはできなくても、たぶんミツバチではあるはずで、ボリジの花は彼らに好まれるのだそうです。
その花の色をマドンナブルーと称することも今回の「へぇー」で、この花びらから採れる染料を使い、画家は聖母マリアの服を塗ったと言います。
さらにルリヂシャという和名のもとになった萵苣(ちしゃ)っぽい葉です。いや、名前がそうなので、つい「ぽい」としたものの、そんな邪魔な知恵なしにこの葉を見てレタス類を連想するには、生えている剛毛がかなり邪魔をします。
ただ、花とともにハーブティーに使ったそうで、それなら頷けます。そのお茶は、飲むと「勇気凜々瑠璃の色」になるそうで、なにやらよくできた話です。

過去のきょう 2019 アキタブキ 2018 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2017 レモン  2016 テウチグルミ  2015 タラヨウ(雌株)  2014 ニガナ  2013 サンショウ  2012 クサソテツ  2011 カマヤマショウブ  2010 ハナイバナ  2009 ネコノメソウ  2008 クマガイソウ  2007 ナニワイバラ  2006 セリバヒエンソウ  2005 ポポー  2004 スイカズラ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧