番外編 : 矛と盾

Hokotate何年か前まで、フジテレビに「ほこ×たて」という番組がありました。けっこう面白くて、毎週楽しみにしていたのに、「やらせ」が発覚して消失、悲しいことでした。
で、これは野原での「ほこ×たて」です。あまりに面白くて、20分ほどじっくり見入ってしまいました。あの暴れん坊オオスズメバチが、最初はブンブン唸っていたのに、だんだんおとなしくなるのが哀れを誘いました。
この勝負、クヌギの樹液を吸いに来た獲物を捕らえたオオカマキリに軍配はどうやら上がりそうです。ただ、元気なうちはスズメバチだってカマキリの腕を刺しまくり囓りまくりしていたので、カマキリくん、勝利後も果たして無事にいたものかどうか…。
ガチンコの「ほこ×たて」、忘れられない名勝負でした。

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9月17日(日) ユウガギク

170917yuugagikuユウガギクが主役でないことは明白な一枚です。このごろ、こういう顔のロボットをよく見るけれど、あのイメージってベニシジミから来ていたのでしょうか。
しかし、こんなにくたびれても蜜はあるようで、ずいぶん長いお食事時間でした。ユウガの名に反して姿は優雅ではなくなっても、野の花はタフなものです。
なお、優雅でないというのは言いがかりで、この菊のユウガは柚香、つまりユズの香りがするという意味です。ただし、まだこの香りは確認できていません。
花が咲き出したら香りはしなくなるという話もあって、花のない時期に見つけられるかが課題です。基本的な野草なのでとっくに収録したはずと思っていたら、ブログにもHPにもなくて、ユウガギクにはとても申し訳ない初登場となりました。

<追加写真> あまりにユウガギクが不憫なので、違う写真を持ち出したものの、こちらはハナムグリが主役でした。おまけに小さなアブ(白矢印)まで乱入してきて、ユウガギクの不憫度はさらに増してしまいました。(2017年9月22日)
170922yuugagiku
過去のきょう 2016年 トキリマメ 2015年 マウンテンミント 2014年 キハギ 2013年 ベニシダ 2012年 ヒトエスイフヨウ 2011年 キミガヨラン 2010年 トウゴマ 2009年 トウガン 2008年 コバノカモメヅル 2007年 ハシカグサ 2006年 コウヤマキ 2005年 ヌルデ 2004年 ワレモコウ

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9月4日(月) エノキ

170904enokiエノキの葉裏が変なことになっていました。虫こぶだろうと思ったら、枝葉にこぶがなくて、ただ白い綿(またはカビ)のようなものが付着しているだけです。
そのうち、この物体の一つがヒラヒラと舞い、ワタシの手の甲に! ひえー、いくら野歩きで虫類には慣れたとは言え、正体不明のこれにはゾッとしました。
さて調べてみると、エノキワタアブラムシというのがこいつの正体でした。綿でもカビでも虫こぶでもなく、この白いホワホワすべてがアブラムシなのです。エノキの汁を吸い、自分は粘性の液体を排泄するんだそうで、そのオシッコ(ウンチ?)は甘いという記述を見かけました。世のなかには勇気ある人がいるものです。

過去のきょう 2016年 キリ 2015年 マテバシイ 2014年 トクサ 2013年 ムベ 2012年 コンテリクラマゴケ 2011年 ヒャクニチソウ(矮性) 2010年 イチビ 2009年 オオリキュウバイ 2008年 アズマカモメヅル 2007年 クロホウシ 2006年 イトススキ 2005年 アメリカノウゼンカズラ 2004年 フサケイトウ

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8月27日(日) ナツザキツツジ

170827natuzakitutuji二度咲き目のハンノウツツジを掲載するときも、今回と同じようにアゲハに助演してもらって季節を示しました。ツツジと言えば春の花なのに、この黒い大きなアゲハはたぶん夏の蝶=たぶんとしか言えないのがチョー(蝶)悲しい=です。
いや、真面目な話、かなり調べてもこの蝶は特定できません。けっこう似たものが3~4種あって、どれがどれやら…。もう少しヒラヒラブンブンも学習しようよ!という思いは抱えつつ、今回は「8月に撮りました」という自主申告で済ませます。
真面目にツツジ科ツツジ属ではあるくせに、アメリカの南東部でこうして夏に咲いているのだそうです。こういうものは、島倉千代子のマネをして♪ツツジもいろいろ♪と口ずさみながら眺めるしかありません。

過去のきょう 2016 チョウセンヒメツゲ 2015 イヌビワ 2014 マツカゼソウ 2013 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2012 コマツヨイグサ 2011 オカボ(イネ) 2010 アワ 2009 イヌトウバナ 2008 アキグミ 2007 アキノタムラソウ 2006 キクイモ 2005 ハゲイトウ 2004 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ)

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7月27日(木) ウマノスズクサ

170727jakouageha今ごろになると、ついあの変なラッパを探してしまいます。今回だって、「あ、この葉はあれに間違いない」と思って、舐め尽くすように捜索したのです。
そしたら、「ゲゲ、これは!?」でした。最初は枯れた葉かなにか、ゴミかと思ったものの、触るとムニョムニョと動くのです。で、いっぱいいました。10匹ほど!
へー、これ、ジャコウアゲハの幼虫ですって。親御さんと面会したくて、しばしこの場でお待ちしたのに、この日はご都合が悪かったようです。
170727umanosuzukusaおっと、ラッパです。何度見ても、この奇態には呆れます。おかしな花をつける草におかしな虫、まるで選ばれし者の競演というすばらしい空間でした。

過去のきょう 2016 アオイゴケ 2015 ルイヨウボタン 2014 キンカン 2013 スパティフィラム 2012 ハナカイドウ 2011 ムクゲ 2010 アズキ 2009 ギンバイソウ 2008 カリブラコア 2007 トウモロコシ 2006 オグルマ 2005 シルクジャスミン 2004 タカノハススキ

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7月21日(金) ワレモコウ

170721kurobaneturiabu1漆黒の翅に魅せられてパシャパシャやったものの、さてあらためて考えると、このお方はただの葉っぱの上でなにをしているのでしょう。
170721kurobaneturiabu2おっと、こっちでも終わった花穂の先で佇んでいます。クロバネツリアブというのは食事無用なのか(まさか・笑)、それとも休憩時間だったのか、美しい翅とともに、その優雅で端然とした振る舞いに惚れ込んでしまいました。
さてさて、きょうのお題はツリアブさんではなくてワレモコウ(1枚目写真)です。これまで4回登場しているなかで、時期的な最速は9月8日でした。まったくもってツリアブさんのおかげで、蕾もまだ判然としない7月に、葉だけを掲載することができたわけで、はた衛門のみならずワレモコウも大感謝でしょう。

<9月8日以後のワレモコウ> 9月17日:花 10月15日:銀色に枯れた葉、花 10月23日:ナガボノシロワレモコウとの比較(花、葉)

過去のきょう 2016 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2015 マルバアサガオ 2014 オガタマノキ 2013 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2012 ノウゼンカズラ 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ジャノヒゲ(リュウノヒゲ) 2009 エンジュ 2008 チングルマ 2007 ツボサンゴ・パレスパープル 2006 シロネ 2005 ハナヅルソウ 2004 アカメガシワ

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番外編 : 下手だなあ

170717nousagiこれがもし、野ウサギだけピタッと静止状態できれいに写っていたら素晴らしい(F1とかの写真で見る流し撮り)のに、なんとも無念です。
20mほど先で、正面向きで座っている彼(彼女?)と目が合ったときは、そのままのポーズで「はい、チーズ」できると思ったのです。7年前に出会ったピョン吉くんは、そのぐらいの距離で静止像を撮らせてくれたし…。
ところが、カメラを構えようとした刹那、このピョン子ちゃん(女性に決定・笑)、猛ダッシュ! 速い・速い。藪に飛び込むまで3回ほど、ピョーン、ピョーン、ピョーン!
この間のタヌ公も「なんだかね」の写真だったし、草木ばかり撮影していると、スピードへの対応がいけません。という反省はさておき、鳥や虫ではない自然の動物と、ときどきこうして会えるのはうれしいものです。まあ、会うのはできればこのぐらいのサイズまでにとどめておきたいですけれど。

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6月19日(月) ドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー)

170619benisijimi吸っても吸っても、ここは花の海なのだから、ベニシジミはさぞやご満悦でしょう。その周りで、蟻はもうこの幸せに溺れてしまっています。
170619akasujikamemusi一方、アカスジカメムシは終わった花が好きなようで、花びらが落ちたあとの花台をペロペロペロ…。と、蟻はなんでもござれのようで、ここでも活躍中でした。
170619dokuzerimodokiで、グッとカメラを引くと、こんな感じです。セリとそっくりで危ないのがドクゼリで、それに似ているという例の三段階命名で、このパターンはだいたい大元とはかけ離れた容貌であることが多いようです。
こんなあくの強い名前は園芸的にいかがなものか、ということで、一般にはホワイトレースフラワーと呼ばれます。ふだんは横町の隠居よろしく、「なんでも横文字にしやがって」と毒づいているのに、これにはSo good!と膝を叩きます。

過去のきょう 2016ヒオウギアヤメ> 2015アフリカホウセンカ(インパチェンス)> 2014ムクロジ> 2013ササユリ> 2012ガクアジサイ> 2011ナナミノキ(雌株)> 2010キョウガノコ> 2009エゾヘビイチゴ(ワイルドストロベリー)> 2008ミヤマウグイスカグラ> 2007イチヤクソウ> 2006サクラ(染井吉野)> 2005コムラサキ> 2004コムラサキ

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番外編 : これかぁ(ゴマダラカミキリ)

170618gomadara去年の秋、篠栗小学校4年・虫グループさんたちのけなげな看板でその存在を知ったゴマダラカミキリです。
なるほど胡麻斑で、あの絵がとても上手だったことがわかります。ただ、絵では想像できなかったのが、この翅の輝きです。まるで油で濡れているようです。
つかむと、けっこうな力であがきます。隣家のチビガキ(小2)が異様なカミキリムシファンなので、お持ち帰りも考えたものの、無事にウチまで運びきる自信もなく、未練がましくサヨナラしました。

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番外編 : 野生との接近遭遇

170613tanukijpg小さな池の向こうで藪がゴソゴソとざわめいて、かなり重量感のある音でした。「猫じゃないな、犬ならけっこう大型?」と考えたのは、人家がほど近い場所で、藪を揺する動物として猫や犬くらいしか思いつかない場所だったからです。
ところが、音の方に向けた望遠レンズがとらえたものはタヌキでした。こちらと目を合わせたまま、ガブガブ音を立てて池の水を飲むと、あっと言う間に立ち去りました。
うーん、蕗の葉にピントを当ててどうするんじゃ?と悔やんでもあとの祭りです。しかし、その奥で仔細はぼやけていても、決して彼の視線は外れていません。知床で出会った熊が、こちらなんて無視していると思ったのに、写真で確かめたら、きっちりとこちらをマークしていたのを思い出しました。野生、恐るべし。

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