11月2日(金) メキシカン・ブッシュ・セージ(メキシカンセージ、アメジストセージ、サルビア・レウカンサ)・フェルピンク

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さあ、面倒なヤツに出会ってしまいました。学名としてはSalvia leucantha ‘FerPink’ですから、そのままサルビア・レウカンサの園芸種・フェアピンク(とかフェアリーピンクと日本では呼ばれている)としていいわけです。
ところが、なのです。サルビア・レウカンサの標準和名はメキシカン・ブッシュ・セージであり、サルビア・レウカンサは別名です。かつ、こいつはほかにもメキシカンセージとかアメジストセージという呼び名もあるという手強いヤツでした。おかげで、きょうのタイトルはしつこい上にもしつこいものになりました。
さらに問題はFerPinkにもあるのです。上述したように、園芸界ではフェアピンクとかフェアリーピンクと呼んでいるのに、綴りはfairでもfairyでもなくferなのです。「公正」でも「妖精」でもなく、「特定のものを生み出すもの」なのです。発音だって、正確にしようとすれば「フェル」なのです。
考えるに、白い萼のなかにほぼ赤の花が出るので、混じり合って「ピンクを生み出している」ということなのでしょう。たしかに、遠目には淡いピンクの景色です。
やれやれ、長々とこの草の名前にこだわったおかげで、花に止まっているシロオビノメイガがホントの付け足しになってしまいました。形から蛾(メイガ)だろうと思い、色合いから検索してすぐに名前がわかったので、自分では「どんなもんじゃ!」でした。次に会うときはもう少し目立つ形で取り上げてやろうと思います。

過去のきょう 2017 カワラヨモギ 2016 アメリカフヨウ 2015 アフリカホウセンカ(インパチェンス) 2014 カワラノギク 2013 リンドウ 2012 クヌギ 2011 オオデマリ 2010 カエンキセワタ(レオノティス) 2009 ジョウリョクヤマボウシ 2008 ジャケツイバラ 2007 ルリフタモジ 2006 オリヅルラン 2005 クフェア・タイニーマイス 2004 ユリノキ

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10月3日(水) センニチコウ

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「そう言えば前回掲載のとき、花のことはけっこう端折ったっけなぁ」と3年前に書いたことを反省し、たまたま見かけたセンニチコウに迫ってみました。
…と、そこにかわいい闖入(ちんにゅう)者が出現です。とても熱心にチューチューやり始めて、レンズを恐れるそぶりがありません。これはとても好都合で、カサカサしてドライフラワーみたいなセンニチコウの花に蜜があることの証明です。
そこで、2枚の苞葉のなかで咲く花に管を突っ込むところを写そうとしたものの、なかなか素速いのです。しかもお口が体の陰になったりして、かなり粘ったものの、うまいシーンが撮れません。さらに、ヤマトシジミの証明となる翅の表模様を撮りたいのに、待っても待ってもしっかりとは翅を開いてくれないのです。
なのでつい、指で翅を開こうとしたら、あらあ、飛び去ってしまいました。で、残ったものはこの虻蜂取らず(ではなく花蝶撮らず?)の1枚というわけです。

過去のきょう 2017年 ナツエビネ 2016年 ナンテンハギ 2015年 コウホネ 2014年 ビャクブ 2013年 タカノハススキ 2012年 ヤマコウバシ 2011年 キャラボク 2010年 アオハダ 2009年 サイカチ 2008年 エゴノキ 2007年 ノブキ 2006年 マルバハギ 2005年 タケノコイモ 2004年 クサギ

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9月18日(火) カラタチ

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カラタチというのはカラスアゲハの食草だったのだと知りました。そう言えばこの春、意外なほど早くに葉を失ったカラタチを見たのは、もしかしてこの蝶の幼虫のせいだったのかといまごろ気づくボンクラ頭です。
さらに腕はナマクラでくらくらしつつ、5年前の初の出会いよりは少しだけハッキリとカラスアゲハ(雄)の色合いをとらえました。相変わらずせわしいヤツで、止まっているときでさえ、微妙に動いているようです。
さていまにして思うのは、先年の場所にはカラタチはもちろん、コクサギなどミカン科の木はなかったことです。調べてみると、カラスアゲハは湿地で水を飲むのが好きらしいとわかりました。たしかにそんな場所とそんな動きでした。
今度水気のある場所とかミカン科の木の根もとに立ったときはじっくりと待ち、尾に赤い模様の入ったカラスアゲハの雌をぜひ写してみたいものです。

<追録> カラタチはカラスアゲハだけではなくナミアゲハの食草でもありました。幼虫のナミアゲハとカラスアゲハはかなり似ているものの、模様がちょっとシンプルなので、これはナミアゲハだと思います。(2018年10月1日)
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親御さん(か、先輩?)も来ていました。(同上)
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過去のきょう 2017年 オオイタビ 2016年 アワブキ 2015年 アワブキ 2014年 オジギソウ 2013年 シロバナヤマハギ 2012年 センニンソウ 2011年 オオバコ 2010年 キレハノブドウ 2009年 ボントクタデ 2008年 ノダケ 2007年 ヒトエスイフヨウ 2006年 タカサブロウ 2005年 ヒガンバナ 2004年 シキミ

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8月19日(日) フサフジウツギ(ブッドレア)

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ここは草木ブログなのだから、画像面積では圧倒的に劣っていても、主役はやはりフサフジウツギなわけです。ところが、当のそのフサは付け根側2/3がもう枯れて縮んで黒変してしまって、見る影もありません。
さぁどうする…とIrfanViewをイジッていたら、あっ、こんなことができるんだぁと大発見(笑)です。これからは都合悪い部分はこの手で決まりです。
しかし、アゲハ類はせわしく飛び回って落ち着かない吸蜜をするのが相場なのに、このキアゲハというのはとてもサービス精神に富んでいます。いくつかポーズを変えて、じっくりと写させてくれました。真っ黒お目々がチャーミーです。

過去のきょう 2017 シナミズキ 2016 ハクサンボク 2015 ヒメタイサンボク 2014 キレンゲショウマ 2013 ハリギリ 2012 サンカクイ 2011 オオセンナリ 2010 ヒメチドメ 2009 サルナシ 2008 アオツヅラフジ(雌株)  2007 マツブサ 2006 ミニトマト 2005 シロバナサクラタデ 2004 ムラサキゴテン

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番外編 : 夏のトンボたち

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<ハグロトンボ・雄> ちょっとした森のなかで薄暗かったので、これでもうまく撮れたなぁと自画自賛です。ヒラヒラと舞うときの真っ黒な翅にまず驚き、静止したら胴体の玉虫色に感動しました。
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<ハグロトンボ・雌> 上の雄を見た場所に近いところで撮ったので、ひょっとしたらカップルかもしれません。ハグロトンボの雌は胴体も黒く、お尻の先端が太めでした。
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<シオカラトンボ・雄> 粉を吹いたような紺色が涼しげです。この色合いのほか、お尻の2本の突起の間になにもないのが雄の証拠です。
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<シオカラトンボ・雌> 俗にムギワラトンボと言われるのがシオカラトンボの雌です。雄も若いとこの色合いだそうで、雌であることを確認するにはお尻の先を見ます。ここの2本の突起の間に第3の突起があります。
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<オオシオカラトンボ・雌> さて雌雄セットで二組を掲載できたあとは、残念ながらお一人様です。ふつうのシオカラの雌とよく似ていても、胴が全体に太めです。

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番外編 : 山蛭(やまびる、やまひる)

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「痛くも痒くもない」というのは、ふつうはやせ我慢のときのフレーズでしょうに、蛭に噛まれた傷口というのは本当に痛くも痒くもないのでした。というか、子供のころ野遊びで蛭にやられた淡い記憶はあっても、大人になっては初めてのことでした。いままでずいぶん野山は歩いたし藪漕ぎもしたのに、なんのハズミだったものやら…。
で、蛭の傷口からとめどなく血が流れ続けることに、あらためてビックリです。あわてて買い求めたふつうサイズのキズパワーパッド(写真左)なんて、どんどん出てくる血のせいですぐに剥がれてしまいます。
傷口は2mm径くらいしかないのに、ピュウピュウタラタラ出続ける血は半端ではありません。女性のナプキンを貼り付けようかと真剣に考えたくらいです。もっとも、オッサンがそんなものをレジに持って行ったら不審者通報されかねません。再度薬局に出向いて、これでもか!のビッグサイズ絆創膏にしたら、どうにか間に合いました。
調べたら、蛭の傷にはオロナインがいいそうだし、これからは大型絆創膏も携帯しておくべきだし、足下に塩水をスプレーしておくといいと言います。あああ、野歩きの携行品がまたまた増えそうです。

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番外編 : 梅雨明け前後のヒラヒラもの

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<オオムラサキ> 言わずと知れた国蝶です。この深い青紫には口をあんぐりして見入るしかありません。
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<オオムラサキの幼虫> 上のような成虫になる前は蛹になるわけで、そのまた前、幼虫の最終状態です。上の写真より2週間ほど早く撮りました。
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<ヒメジャノメ> 体は小柄でも、翅の柄が一頭地を抜きん出ています。
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<カゲロウの一種> クサカゲロウとかアオバカゲロウあたりだろうとは思うものの、その見分けは多分に素人の能力範囲外です。 おとなしく止まっていたはずなのに、撮れた写真は被写体ブレが酷く、見分けに必要な細部を確認できません。
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<コシアキトンボ> 縄張りのパトロールに異様な執念を持っていて、ほかのトンボが来るとすぐに突っかかります。無事に追い払うと暫時の休憩となっても、またすぐに哨戒飛行に戻る、とても勤勉なトンボです。

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番外編 : アゲハ2種(6月編)

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<クロアゲハ> アゲハ類というのは一日に2種類が目の前に現れてくれるもののようで、4月にもきょうと同じタイトルでナミアゲハとジャコウアゲハを取り上げました。
あのときからは季節がだいぶ変わって、今回写したのはまずクロアゲハです。ときどき見かけるので過去掲載があるかと思ったら、これが初でした。たぶんヒラヒラしまくるのに手こずって、いままでキチンと姿をとらえていなかったのでしょう。
今回も「キチンと」にはほど遠い画像ながら、クロアゲハと推定できる最低限の内容がありました。吸密している花はクリンソウです。
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<ウスバシロチョウ> この姿からしててっきり蛾だと思って、そっち方面をかなり熱心に調べました。おかげで蛾の多彩さはイヤというほどわかったものの、肝心のコヤツの正体が割れません。
あきらめて、「蛾」という括りをはずし、素直に翅や胴体の様子から調べたら、わりとあっけなく名前がわかりました。これでもアゲハチョウ科だそうで、素人が変にアタリをつけることの無駄を思い知りました。
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過去ファイルを点検していたら、ヤブデマリとラブラブの姿を見つけました。(撮影:2015年5月28日)

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番外編 : 沖縄のヒラヒラもの

Bekkou
<ベッコウチョウトンボ(オキナワチョウトンボ)> これは調べるまでもなく名前に「鼈甲」とつくであろうことが推測できました。飛ぶ芸術品…造物主の依怙贔屓もここまで徹底すれば立派なものです。
Oogomadara
<オオゴマダラ> これはなんとしても翅を開いたところを撮りたかった蝶です。差し渡しはたぶん15cmはあったはずで、まことに優雅にヒラリヒラリと舞うくせに、止まってしまうとずいぶん頑固に翅を開こうとしません。
我慢しきれずにチョッカイをかけたら、ふわりと飛び上がり、シャッターを押す間もなく、いなくなってしまいました。
Ruritateha
<ルリタテハ> 葉裏に逆さ吊り状態で止まっていて、閉じたこの翅はほぼ枯れ葉に見えました。ただ、ときどきコバルト色の筋が入った表側をヒラリヒラリと披露するのは、これは「我が美貌」を承知しているものの業なのでしょう。
いままで幼虫時代二度とらえていて、ようやく成虫を見ることができました。
Siroobiageha
<シロオビアゲハ> わりとふつうのアゲハかと思ったのに、調べるとなかなか正体がわかりませんでした。南西諸島でしか見られない蝶だそうで、ここにあげたほかの皆さんと比べると、少し「通」っぽい種類を撮れたことにホクホクです。

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番外編 : 虫の名前メモ(2018年4月)

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<ベニコメツキ> 翅の深いオレンジ色が魅力です。加えてこの触覚です。惚れてしまいました。脇にいる芋虫は正体不明です。
2_kurourihamusi
<クロウリハムシ> ベニコメツキとは反対のカラーリングです。見かけてレンズを向けるとすぐ逃げるので、焦ってブレました。
3_yuumadarasyakuga
<ユウマダラシャクガ> これはゴージャスです。そして、落ち着いています。もしかして死んでる?と思って触ったら、ヒラヒラ飛んでいきました。名前からして夕方が活動時間帯らしく、お昼寝中だったのでしょう。
Sujibenikokega
<スジベニコケガ> 冗談でしょ!と笑ってしまいました。色合いにも絶句だし、背なか(肩)にはなんと人面を背負っています。神様がヒマだったんでしょうか。
Agehamodoki
<アゲハモドキ> 笹の葉に綿ゴミ!と思ったら、ニュクッとそれが動きました。ウォッとビビるこちらを尻目に、ニニョッ、クニッと動いて、これでは擬態の意味がありません。
Kurobanesirohigenaga_m
<クロハネシロヒゲナガ・雄> 金色の翅に惹かれて近づいたら、ワ、なんですかそのヒゲは! そんなんで飛べるんかいとからかったら、ヨタヨタと飛んで行きました。
Kurobanesirohigenaga_f
<クロハネシロヒゲナガ・雌> 金ピカの翅は同じでも、雄よりひとまわり大きい雌です。触角も雄とはぜんぜん違って、 短くて先に細かい毛がたくさん生えていました。
Kibaraherikamemusi
<キバラヘリカメムシ> ほかのカメムシよりはグッとスマートで、カラーリングもシックです。こういう色使い、ちょっと真似てみようかなと誘われます。
Ootyabaneseseri
<オオチャバネセセリ> 前に掲載したのは単独行動だったのに、今度はラブラブ状態です…と言いたいところでも、お二人の関係は不明です。左のお方があとからやってきて、最初は左手の花をチューチューしていたのに、だんだん移動して、右の花に移りました。ちょっかい出された感じの右側のお人は、プイッと飛んでいってしまいました。

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