2月13日(木) ヤナギバルイラソウ

200213yanagibaruira1
こういう「枯れ藪」が自分のウチのそばにあったら、ふつうは「処分」しちゃうんでしょうねえ。アテにしていた市内3カ所の「観察」場所を巡ってみたら、どこも「きれーい」に刈られてしまっていて、志木はとても美観重視の街なのでした(涙)。
もうダメかと焦ったら、おぉ~、太っ腹の場所が都内にありました。バナナのような胡瓜のような実(種の莢)がプランプラン、うれし涙で滲んで見えます。
200213yanagibaruira2
花のときには気づきにくかった萼がずいぶん目立ちます。そして、莢はパッカリと割れたものから、まだ緑みを残した固いものまで、さまざまの熟度です。それだけ、長い期間にわたって花が咲き続けた証拠です。
種は軽いし、小さな羽もあるので、拡散能力が高そうです。志木の街が妙に紫色に染まっても困るので、気早に刈った人たちには感謝すべきなのでしょう。

過去のきょう 2019 ビワモドキ  2018 キルトスペルマ・ジョンストニイ 2017 ギンメイチク 2016 アオハダ 2015 ヒメバショウ(ビジンショウ) 2014 フヨウ 2013 アリドオシ 2012 クリハラン 2011 オウギバショウ(タビビトノキ) 2010 ドンベヤ・ワリッキー 2009 マツザカシダ 2008 カマツカ 2007 アブラナ 2006 ネコヤナギ 2005 ユキヤナギ

| | コメント (0)

2月9日(日) アグラオネマ・コンムタツム

200209agmodestum
意表を突かれるというのはこういうことでしょう。葉を楽しむべきアグラオネマに、こともあろうに花さえ見たことがないのに、いきなり実ですかい!!
待ってくださいよ。アグラさんはサトイモ科でしょ。花はあの仏炎苞のなかの、あの肉穂のはずではないですか。それがどうしてこれなんですか!!
…という動揺を抑えながらググり続けると、たしかにアグラオネマがこんな実をつけている写真を見ることができました。ただし花はやはり仏炎苞です。
そうと知ってから写真を見直すと、実の付け根にそれらしい残骸があります。実のつきかたも、そう思って眺めれば肉穂だったらしく見えてきます。

<追録&タイトル訂正> 記事掲載当初はこのアグラオネマをモデスツムとしていました。しかし、仏炎苞や肉穂をつけた株の葉を見つめ直し、コンムタツムではないかと考え直しました。タイトルをコンムタツムに訂正し、上の写真に至るまでの様子を追加収録しておきます。(2020年2月16日)
200209a_commutatum_f
200209a_commutatum_mi1
200209a_commutatum_mi2

過去のきょう 2019 ギョリュウモドキ(カルーナ)  2018 ツルギキョウ 2017 リュウキュウカンヒザクラ 2016 キンギョツバキ 2015 アリマウマノスズクサ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 フブキバナ 2012 クズ 2011 グズマニア 2010 セントポーリア 2009 タチツボスミレ 2008 カリン 2007 ハラン 2006 ロウヤガキ 2005 コエビソウ

| | コメント (0)

2月8日(土) ソテツ

200208sotetu
冬の陽だまりでこの様子を見ることができて、ソテツの実(胚珠)の「一生」がつながりました。朱色の卵をここに載せてからすでに13年、ソテツのゆったりした生長にも負けないほどに辿々(たどたど)しいはた衛門の成長です。
ものの順序から言えば、夏、雌花が開くところがスタートでしょう。当初はこの雌花(雌株)がわかりにくくて、ずいぶんと探し回ったのがいい思い出です。
その雌花(心皮)の隙間から、まだ若くて黄緑色の胚珠が顔を覗かせるのも、夏のうちのことでした。そこから一気に年を越してしまうのはやや端折り過ぎながら、一枚の心皮の付け根に複数個の胚珠が育っているのが見えます。わかったようでわからなかった「裸子植物」の意味も、この写真で少しだけ理解が進みました。
その胚珠は、この時期、まだ腎形をしていると知ったのもうれしいことです。これからこのクビレがとれて膨らみ、「怪鳥の卵」がコロコロと並ぶしかけでした。

過去のきょう 2019 アガベ(吉祥冠)  2018 ウメ(緋梅) 2017 アグラオネマ 2016 デンドロキルム・ウェンツェリー(洋ラン) 2015 ウチワヤシ 2014 プリムラ・オブコニカ 2013 タカサゴユリ 2012 ナツハゼ 2011 トチノキ 2010 サンタンカ 2009 モミジバフウ 2008 シシガシラ 2007 キャラボク 2006 ナツミカン 2005 オオイヌノフグリ

| | コメント (0)

1月22日(水) サラシナショウマ

200122sarasina
捨て切れないほどにきれいなお菓子の箱を思い出します。なかの種も飛び出し尽くして完全にカラッカラの用済みなのに、その莢があまりにも美的でした。
振り返ってみると、サラシナショウマは過去5回の登場がすべて9月10月花期に限られていました。そのあと、緑のプックリした実になるのは知っていても、撮影意欲は湧かなかったし、そのなかにある種にも無関心でした。もっと言えば、春先の芽吹きあたりはまったくノーマークという恥ずかしさです。
…という懺悔は、そのまま今後の撮影スケジュールとなるわけです。ただ、そんなことを言っていると、アカショウマはどうする? イヌショウマは、オオオバショウマは、キレンゲショウマなんてどうするの? トガクシショウマも、トリアシショウマも、ヤマブキショウマだってあるよ。レンゲショウマも同じだよ!となるわけで、パッカリ口を開けたサラシナショウマの実の殻が、♪バーカ・バカと合唱しているように見えてきます。

過去のきょう 2019 シュロチクヤシ 2018 ハイゴケ 2017 クサトベラ 2016 キンヨウボク 2015 ヘラオオバコ 2014 カジイチゴ 2013 マテバシイ 2012 フモトシダ  2011 オヒルギ 2010 サンタンカ 2009 ヒメリュウキンカ 2008 チョウセンゴミシ 2007 シュロチク 2006 サンシュユ 2005 イヌビワ

| | コメント (0)

1月19日(日) ペルネッチャ・ムクロナタ(シンジュノキ、ハッピーベリー)

200119pernettya
小指の先ほどの実がこんなにビッシリとついて、色もほんわりして、たしかに幸せな感じではあります。流通名ながらも、ハッピーベリー、けっこう頷けます。
ただ、和名だとシンジュノキです。実が白くなるタイプもあるので、それならまさしく真珠に見えても、このほんわり色だと「ちょっとなぁー」です。
ならば学名でいくと、これがまた難儀です。Pernettya mucronata、後半はムクロナタとしか読みようがなくても、問題は前半です。ペルネッチア、ペルネティア、ペルネチア、ペルネッティア…細かな違いとは言え、揺れています。
で、自分がローマ字読みするとペルネッチャでした。どうせグチャグチャなんだから、あとひとつ増えてもいいだろうというまったくの無責任姿勢で、グチャグチャの混乱をネッチャ・ネッチャさせてしまおうという悪趣味です。

過去のきょう 2019 ヤッコカズラ(フィロデンドロン・ペダツム) 2018 コウヤボウキ 2017 セロジネ・クリスタータ 2016 ショウジョウアナナス 2015 乙女サザンカ 2014 ホオズキ 2013 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2012 シロミナンテン 2011 レッド・ジンジャー 2010 セイヨウヒイラギ 2009 シホウチク 2008 カリン 2007 チョウセンマキ 2006 ニホンスイセン 2005 オケラ

| | コメント (0)

1月10日(金) シュウメイギク

200110
これを「綿のよう」と称する人がいるにはいても、ワタシにはどうしてもカビにしか見えなくて、そろそろ鏡餅にもカビが生えていないか心配になります。
たぶんこの白いモワモワのなかに見える黒い粒々がいかんのです。これがなければワタシだって綿と思えるかもしれないのに、罪なヤツです。
もちろんこれは種で、モワモワに包まれたまま三々五々に飛び散るわけです。なので理屈的には綿毛であっても、どうも自分の好きな綿毛とは違います。
花の盛りにはまさに麗人のごとく、そして姥となってはコメディアンに変貌するシュウメイギクのその老後は、なんとも不気味な姿です。

過去のきょう 2019 シイクワシャー(ヒラミレモン) 2018 キュウリグサ 2017 アメリカデイゴ(カイコウズ) 2016 ヒメフヨウ 2015 ハッカクレン 2014 コクテンギ 2013 サネカズラ 2012 バンダ(洋ラン)  2011 ブータンルリマツリ 2010 カゴノキ 2009 チャボタイゲキ 2008 ツバキ(詳細不明) 2007 ゴシキトウガラシ 2006 シバザクラ 2005 ダイコン

| | コメント (0)

1月9日(木) ヒヨクヒバ(イトヒバ)

200109hiyokuhiba
あー、やっぱりこいつの正体はサワラなんだな…と納得しました。遡ってみればおととしの初収録の写真にだって緑色の実はたくさん写っています。二度目の登場では秋になって、その実はやや色づき始めていました。
それなのに、こうしてカラッカラに枯れて茶色くなったミイラを見て「同じだぁ」とうなずくなんて、しつこいというかトロいというか、自分に苦笑です。
そして思うのは、どうして特定の葉っぱがピローンと長くのびたのか、です。光合成の効率向上ため、というのは針葉樹では説明になりにくそうです。サワラを脱する手段がほかになかったから、なんて、ヒヨクヒバが囁いてくれたら感激です。

過去のきょう 2019 ラシャカキグサ 2018 シロヒモノキ 2017 ホシダ 2016 ヘツカラン 2015 ハマビワ 2014 スノードロップ 2013 リュウノウギク 2012 ハナカイドウ  2011 マメキンカン(キンズ) 2010 カンボタン 2009 カンザクラ 2008 レモン 2007 ネメシア 2006 タマサンゴ 2005 ロウバイ

| | コメント (0)

12月28日(土) メヒルギ

191228mehirugi
いいものを見ました。メヒルギの実(種)です。形がチョー面白いし、色が緑から淡い黄色に変化(サイズの違いからすると、順序は逆かも)してきれいです。
と、ここまでは撮影時の感想であり、あとは事後学習といういつものパターンです。この実、てっきりマメ科植物のように莢のなかに複数の種が並んでいると思いました。ところが、ヒルギ類の実はこれ全体が一つの種なのです。
専門的には「胎生種子」といい、このまま木にぶらさがった状態で、下から根、上から葉を出し、ある程度育ってから親元を離れるのでした。この細長く尖った形は、落ちたとき、下の泥に突き刺さりやすいための必然の姿でした。
これは楽しみができました。俄学習しただけの胎生種子の行く末をこの目で確かめられる可能性があります。さらにオヒルギとかヤエヤマヒルギの同じ姿を見る夢もできたし、逆にメヒルギはまだ花を見ていなくて、来年も忙しくなりそうです。

<補注> 同じマングローブ植物でありながら、ゴバンノアシはヒルギ類と違って「浮いて流れる」作戦でした。

過去のきょう 2018 カクチョウラン 2017 オケラとホソバオケラ 2016 ブラサボラ・デビッドサンダー(洋ラン) 2015 メドハギ 2014 ビロードモウズイカ 2013 フユノハナワラビ 2012 ススキ 2011 バラ(シャルル・ド・ゴール) 2010 サンキライ(サルトリイバラ) 2009 イイギリ 2008 ヤツガシラ 2007 ヤブツバキ 2006 サネカズラ 2005 カンアオイ 2004 ブルーデージー

| | コメント (0)

12月18日(水) トゲバンレイシ

191218togebanreisi
頭上はるかにこんな物騒なものがぶら下がっていて、おい、落ちてくるなよ!が49%、ちょっと落ちてみろ、味見してやるから!が51%の気持ちでした。
そう言えば、トゲのないふつうのバンレイシの試食もまだです。両方を詰め合わせにしてひと儲けしようという気の利いた果物屋さん、ありませんかぁ~。
果実の大きさを「ラグビーボールくらい」と言えれば当世風でカッコ良かったのに、残念ながらそこまで巨大ではなく、縦方向で24~25cmだったでしょうか。
木のことも実のこともひっくるめてサワーソップというのが通称で、実は生食するほかジュースなどに加工すると言います。ただ、その味については、Wikiの説明を読んでも簡単には想像がつかなくて、複雑らしいことだけはわかります。

過去のきょう 2018 ペペロミア・クルシフォリア 2017 ススキ(とオギとアシ) 2016 エイザンスミレ 2015 ベニニガナ 2014 クサソテツ 2013 シオデ 2012 シモバシラ 2011 ソシンロウバイ 2010 リンドウ 2009 チドリノキ 2008 マルバアキグミ 2007 ハクサンボク 2006 ムクロジ 2005 マリアアザミ 2004 ワビスケ

| | コメント (0)

12月16日(月) テイキンザクラ

191216nanyouzakura
これまで二度、花と葉だけしか写したことのなかったナンヨウザクラなのに、実がついているのを見つけました。ラッキーです。
ただ、この喜びはすぐに困惑へと暗転したのです。ナンヨウザクラの実のことを調べてみたら、「ジャムになる」とあります。ん、この実…無理でしょう。
なんと、過去にナンヨウザクラとしてきたこの木は、初回掲載で別名として触れたテイキンザクラなのでした。別名ではなくてテイキンザクラが本名、分類的にはトウダイグサ科(Jatropha integerrima)なので、今回見た実の形にも合点がいきます。
つまり、自分はまだナンヨウザクラ(Muntingia calabura)は見ていないのです。花びらは薄くて白くて、かなり本物の桜の感じです。実は赤くなって食べられます。世間でもなぜかこの二つは混同されてきたようで、これを契機に自分の頭(と過去記事)をきれいに訂正しておかなくてはなりません。

<補注> 本来のナンヨウザクラを見ることができました。(2020年1月3日

過去のきょう 2018 キフゲットウ 2017 シラヤマギク 2016 ミズヒキ 2015 タカサゴユリ 2014 ハキダメギク 2013 洋ラン(品種不明) 2012 イソギク 2011 コウシンバラ 2010 フウ 2009 サンビタリア 2008 シラキ 2007 コスモス(矮性) 2006 タアツァイ 2005 リュウキュウマメガキ 2004 ネズミモチ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧