9月23日(木) ニオイシュロラン

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これがみんな真珠だったら何億円!?とか、あぁ、海ぶどう、しばらく食べてないなぁとか、我ながら考えることがさもしくて悲しくなります。
しかし豪華な稔りです。ニオイシュロランの開花は何度も見ていながら、こうなることを全然予測していなくて、初めてお目にかかった「その後」です。
この真珠(笑)を割ると、なかから黒い種が数粒出てきて、播けば発芽も可能ではあるようです。ただ、それなりの大きさまで育つには5年以上もかかるということで、特に急ぐ人生ではないのに、待つのが苦手の爺さんはスルーです。

過去のきょう 2020 ハイビスカス・ロバツス 2019 コナラ 2018 コリウス(ジゼル) 2017 ツルフジバカマ 2016 エゴマ 2015 タカサゴユリ 2014 タムシバ 2013 オオベンケイソウ 2012 サネブトナツメ 2011 アカメガシワ 2010 オオバチドメ 2009 ヤブマメ 2008 アゼナ 2007 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2006 コナギ 2005 ヤブツルアズキ 2004 ナナカマド

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9月17日(金) ボダイジュ

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お寺の裏庭にある大きな菩提樹です6月に花が咲き、すぐに実をぶら下げ、そこから夏を越して、実の数はやや減った代わり、ほんのり色づきました。
お釈迦さんがこの木の下で悟りを開いたのは子供でも知っている話で、そんな大事な木が裏庭に植えられているのは理にかないません。子供ではないはた衛門は、少しだけ頭を巡らせてそのワケを考えてみました。
ここに収録している菩提樹には、この木(アオイ科シナノキ属)のほかにインドボダイジュベンガルボダイジュ(ともにクワ科イチジク属)があります。じつはお釈迦さんが日除けにしたのはそのうちのインドボダイジュでした。
熱帯に育つインドボダイジュを中国や日本に植えることができないので、やむなく葉が似ているこの木を菩提樹と呼んだという強引な話でした。もしかして、ここの和尚さん、その経緯を知っていて庭に植えたのだろうかとニヤリです。

<補注> そんな事情を踏まえたものか、信心のない人々用にはコバノシナノキという別名が用意されています。ふつうのシナノキの弟分という扱いです。

過去のきょう 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 シラハギ 2018 センナリヒョウタン 2017 ユウガギク 2016 トキリマメ 2015 マウンテンミント 2014 キハギ 2013 ベニシダ 2012 ヒトエスイフヨウ 2011 キミガヨラン 2010 トウゴマ 2009 トウガン 2008 コバノカモメヅル 2007 ハシカグサ 2006 コウヤマキ 2005 ヌルデ 2004 ワレモコウ

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9月15日(水) ウンシュウミカン

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5月の中旬に花が咲いていたので、あれから4カ月が経っています。もうこんなに色づいて、昔、汽車の旅に出ると買ったのがこんな色具合でした。網に5~6個入っていて、うっすら緑が混じっていて、それでもおいしいミカンでした。
子供のときはそれを不思議とも思わなかったのに、いま気づけば「9月にミカンかい?」です。さて、いまごろ真面目に学んでみたら、温州みかんには「極早生」という品種群がありました。9月中旬から収穫が可能とあります。
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一方で「もうちょっと待ってね」というタイプ(写真左)や、「おいらは正月用だぜ」と頑固なタイプを植えているお庭もありました。
来月下旬から11月いっぱいに収穫するのが「早生」、12月上旬を適期とするのが「中生」、そしてしんがりが12月中旬・下旬に収穫する「晩生」と続きます。3カ所で撮影したミカンには、各お宅のせっかち度が反映されていたのでした。

過去のきょう 2020 ドドナエア 2019 スダジイ 2018 オオバナイトタヌキモ 2017 コカモメヅル 2016 シマツナソ(モロヘイヤ) 2015 センニチコウ 2014 ミツバウツギ 2013 ヒメガマ 2012 イイギリ 2011 エノキ 2010 マルバチシャノキ 2009 ソクズ 2008 ヤマジノホトトギス 2007 コボタンヅル 2006 トキリマメ 2005 ホワイトベルベット 2004 タラノキ

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9月13日(月) カシグルミ(テウチグルミ)

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稔りの秋というのはいまこの季節のことなのだと実感です。散歩していると、栃の実ボタボタ、栗の実ポロポロ、そしてカシグルミがゴロゴロでした。
それらをいちいち拾って歩いていると、ポッケはすぐにいっぱいです。皮も持ち帰りたいので、カシグルミは泣く泣く6個だけであきらめました。
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以前、たった1個拾えた実は中身が腐っていたので、今回はドキドキです。あれ? 前回、簡単に手で割れた殻が割れません。どんなに叩いてもムリで、足で踏んでようやくパキパキ言い始めました。そこからは指でムキムキです。
もう少しきれいに剥きたかったのに、オニグルミヒメグルミみたいにパックリ割れないのが意外でした。破片のメチャメチャ加減に苦戦のあとが滲んでいます。
そこからは奥方にバトンタッチで、ホウレンソウのクルミ和えにしてもらいました。なかなかに満足感が漂う一品であったことは間違いがありません。

過去のきょう 2020 マルバヤナギ(アカメヤナギ) 2019 ネズミサシ 2018 クルマバナ 2017 アカソ 2016 スパティフィラム 2015 シロバナシナガワハギ(コゴメハギ) 2014 キササゲ 2013 ナンバンギセル 2012 ナツユキカズラ 2011 オウゴンニシキ(オウゴンカズラ) 2010 キバナキョウチクトウ 2009 マルバタマノカンザシ 2008 ノシラン 2007 オオブタクサ 2006 キツネノマゴ 2005 ウラハグサ(フウチソウ) 2004 フジ

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9月10日(金) セイヨウムラサキ

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あーぁ、いまごろあのホンモノくんもこうして実をつけているのかなぁ…と懐かしみながらセイヨウくんの実で我慢しました。実を撮るだけのために片道80kmを走る気力は出なくて、というより、開花期以外は展示してくれないのです。
だったら野山を探せばという簡単なものでないのは百も承知なので、安直に接写できるセイヨウムラサキに迫ってみました。陶磁器のような実がもうほぼできあがり状態で、これから葉が落ちると実だけが枝に残ります。
資料画像によれば、ホンモノくんの実もこんな感じではあるようです。セイヨウくんには失礼ながら、これで秩父まで出かけた気持ちになっておきましょう。

過去のきょう 2020 トキホコリ 2019 テンニンソウ 2018 トケイソウ 2017 キレハノブドウ 2016 イヌビワ 2015 ギンコウボク 2014 アキカラマツ 2013 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012 イワガネゼンマイ 2011 カワラケツメイ 2010 ヤナギタンポポ 2009 メドハギ 2008 ノシバ 2007 ハネミギク 2006 ヤハズソウ 2005 イチイ 2004 ヤマボウシ

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9月8日(水) フウセンカズラ

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自分で育てないといかん!と思いながらの一枚です。日除けカーテン代わりに育てるケースがほとんどで、それはつまり窓辺を覆っているのであり、それを写すということは他人さまのお宅の内部を盗撮しようという形に見えてしまいます。
どうしたって及び腰&逃げ腰になってしまい、花の細部に迫ることができません。同じように、窓辺に手をさしのべて実をいただき、そのなかの種を写すなんてことも無理な話で、いまだに種の猿面模様を撮ることもできないでいます。
などなど弁解を重ねても話が先へ進まなくて、ああ、思うさま花に迫り、これでもかと実を剥きまくりたいのぉ…と今年もまた反省です。

過去のきょう 2020 ジャコウソウ 2019 オオヒナノウスツボ 2018 オオバイヌツゲ 2017 ツブラジイ 2016 ドラセナ・レフレクサ 2015 イチイ 2014 ナンバンギセル 2013 アメリカノウゼンカズラ(黄花) 2012 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2011 シラヤマギク 2010 ゴジカ 2009 キツリフネ 2008 ミヤコグサ 2007 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2006 キカラスウリ 2005 ナガボノワレモコウ 2004 シュクシャ

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9月5日(日) コノテガシワ

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そろそろ色づこうかな…というコノテガシワの実です。もっと若い段階を、ずいぶん昔にHP(蔵)に入れたきりでした。とても目立つ実なので、こちら(ブログ)にもとっくに収録したと思っていたら、枯れて割れた姿だけを2回載せていました。
あらためてコノテガシワの過去掲載を見ると、上述のHPが2004年夏で一番古く、あとは3月の花、同月の割れた実、同じく3月に園芸種(千手)の葉、そして1月にまた割れた実、最後も3月で並木の眺めという具合でした。
たぶん、3月は見るべき草木が一番少なくて、ついこういう針葉樹に目が向いたものかと自己分析しても、こんな美的なシーンを無視する理由にはなりません。一枝を花瓶に挿したら、けっこう不思議な感じがしておもしろそうです。

過去のきょう 2020 ヤマザクラ 2019 バラ(サプライズ) 2018 ウコン 2017 クマツヅラ 2016 ハゲイトウ 2015 ウンラン 2014 アベマキ 2013 モミジガサ 2012 シチヘンゲ(ランタナ) 2011 シマトネリコ 2010 ツリガネニンジン 2009 フジカンゾウ 2008 ムカゴイラクサ 2007 タムラソウ 2006 ナンバンギセル 2005 ヒメマツバボタン 2004 モクレン(類)

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9月3日(金) ハマナツメ

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「植物の実・傑作選」というページを作りたくなります。ハマナツメの実、これは確実にそのトップ10に並ぶことでしょう。お笑い大賞を狙えます。
形からして、これは花托をそのまま膨らませたのでしょう。なかには種がいくつか入っているようです。硬めのスポンジ質の実の役割は、その種を保護し、水に浮いて種を遠くに運ぶことにあるのでしょう。
西日本の海岸には、この実が役割を全うできそうな崖っぷちにハマナツメが並んでいる場所があるそうです。もし不幸にして海にポチャンとならなくても、それはそれでこの実がカラッカラに枯れて割れれば、種は転げ出るしかけでしょう。

過去のきょう 2020 ノブドウ 2019 ホツツジ 2018 ノコギリシダ 2017 バアソブ 2016 レックスベゴニア 2015 レモングラス 2014 オオモクゲンジ 2013 ダイコンソウ 2012 シマトネリコ 2011 ヘラノキ 2010 トレニア(ハナウリクサ) 2009 オオマルバノホロシ 2008 メボウキ 2007 ゲンノショウコ 2006 サワギキョウ 2005 ガガイモ 2004 ナンキンマメ(ラッカセイ)

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8月30日(月) アカガシ

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元気溌剌、まさに青年期の輝きです。ゴールまであと2カ月ほど、涼しくなれば色も上がり、先端があと少しのびてドングリらしい尖り具合になります。
これが50日ほど前はどうだったかと言うと、まだ殻斗に埋もれ、頭の先だけが見えているに過ぎませんでした。人間にとっては忌まわしいだけの夏なのに、植物にとっては急成長する大切な季節なのだとしみじみ知らされます。
そして、忘れていけないのはこのアカガシのドングリが二年成(注)であることです。去年の5月末に受粉して以来、赤ちゃん状態で14カ月を暮らし、ようやく殻斗から顔を出すのが7月です。そこから10月のゴールまでは一気呵成です。
セミやカブトムシが土中にいる期間の長さはどこの子も知っているのに、頭上のじっくり型生命を知る子は少ない気がします。こんなに美しいドングリを見上げて子供に語ってあげられるパパさん・ママさん、もっと増えてほしいものです。

<補注> 二年成タイプのドングリはほかにいくつか取り上げています。(50音順)
アベマキ ☆ ウバメガシ ☆ クヌギ ☆ スダジイ ☆ ツクバネガシ ☆ ツブラジイ ☆ マテバシイ

過去のきょう 2020 セイロンライティア 2019 ツブラジイ 2018 イモネノホシアサガオ 2017 コカモメヅル 2016 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ) 2015 アメリカブクリョウサイ(ゴマギク) 2014 クチナシ 2013 ノシラン 2012 ヤマハギ 2011 ハツユキカズラ 2010 ヘラオモダカ 2009 ホツツジ 2008 マツカサアザミ 2007 ヤマホタルブクロ 2006 ホウセンカ 2005 メランポジウム 2004 トロロアオイ

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8月26日(木) ケンポナシ

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実の形が奇妙奇天烈で、かつ、それがおいしいとなれば、贔屓にしないわけがありません。ケンポナシ、ついに6回目の登場です。
その実(果柄・軸)の生長過程を過去掲載で追うと、まず9月1日、軸はまだ細いままで色も上がらず、種部分もまだ若緑色でした。次が10月23日で、軸は丸々太り、種の皮はすでに茶色に変わっています。そして11月12日、軸に瑞々しさが宿り、いかにもおいしそうな風合いに変わってきています。
…という順を辿って比べてみると、今回はまだ8月なのに軸は肥り出しているし、その色合いなど10月の写真よりもはっきりと上がっています。つまり、木により年により、ケンポナシがおいしく変貌する段取りにはけっこう差が生じるのでした。
もしかして、こういう年は味もいいのかな…と考えたものの、それを証明する手段を思いつかず、いつもながらはた衛門珍説は言いっ放しの無責任です。

<文中リンク以外のケンポナシ過去掲載>3月2日:実のミイラ ☆ 6月28日:開花状態

過去のきょう 2020 サンショウ 2019 ハマビワ 2018 サンヘンプ(コヤシタヌキマメ) 2017 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2016 ハナタバコ(ニコチアナ・サンデラエ) 2015 ノシラン 2014 ヤコウボク 2013 シシウド 2012 シロモジ 2011 クマシデ 2010 コウリャン 2009 コシアブラ 2008 ヨルガオ 2007 ハンゴンソウ 2006 サンゴバナ 2005 タマスダレ 2004 リコリス・オーレア

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