8月24日(木) イヌホオズキ

170824inuhoozuki112年と8カ月ぶりのイヌホオズキです。初掲載のとき、仲間の多いイヌホオズキ類の見分けを早く覚えたいと思ったくせに、狡けた時間の長さに自分で驚きます。
加えて、前の掲載はなんと12月の後半であり、つまり夏から冬まで、ズーッと存在するイヌホオズキのタフさにもあらためて驚きます。
170824inuhoozuki2さて、肝心の見分けです。イヌホオズキを称するものは少なくても5種類あるようで、そのなかで、アメリカとかテリミノとかの冠がつかないこれは、自分的に見分けを覚えるときの基準だと考えることにしました。
まずは実です。形は球形からやや縦長で、艶がありません。萼は和菓子細工を思わせる量感があり、軽く反り返ります。
170824inuhoozuki3花は、ほかの4種よりは切れ込みが浅いことが特徴です。数やサイズや花色は、あまり見分けに役立たないようです。
さて問題は比較すべきほかの種類の撮影です。この12年間、目の端にとらえては精査せずに来たツケは重く、今回の改心の成果が問われます。

過去のきょう 2016スイゼンジナ(キンジソウ、ギヌラ・バイカラー)> 2015ウメガサソウ> 2014カジノキ(雌株)> 2013キバナコスモス> 2012サルココッカ・コンフサ> 2011イチョウ> 2010ウリクサ> 2009オオモクゲンジ> 2008シナヒイラギ> 2007フウセンカズラ> 2006フヨウ> 2005キンミズヒキ> 2004ブラシノキ

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8月23日(水) カジノキ

170823matigai1先月、「コウゾが実をつけている!」と喜んだ木です。残念ながら、この熟しかけた様子にはコウゾ系の雰囲気は微塵もなく、まるっきりカジノキです。
170823matigai_ha落胆した目で葉を見直すと、例の雌花しかつけず、それが結実しないコウゾの葉とは別物であることがわかってきます。このゴワつき具合や毛深さからして、どうしたってこれはカジノキです。鋸歯も、コウゾにしては少し小さ過ぎます。
170823matigai_mi樹上では小さめに見えた実も、こうして比較すると、むしろ問題の木の方が大きいくらいというか、これはまるっきりカジノキの実です。
170823kajinoki1ちなみにこちらが真性のカジノキです。やれやれ、糠喜びでした。2枚の写真を見比べると、これはまったく同じものであるとしか言えません。というわけで、先月の記事は速攻で訂正し、実のつくコウゾ探しの旅は続きます。

過去のきょう 2016セイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス、イングリッシュ・アイビー)> 2015クサギ> 2014スズムシバナ> 2013アカメガシワ> 2012メドハギ> 2011ヒャクニチソウ> 2010シクンシ> 2009チチタケ> 2008テッポウユリ> 2007ヒャクニチソウ> 2006タカサゴユリ> 2005ミズヒキ> 2004ハナトラノオ(カクトラノオ)

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8月19日(土) シナミズキ

170819sinamizuki春、その豪快な咲きっぷりに驚かされたシナミズキが、実をつけていました。これでもか!という花の様子は、在来のトサミズキヒュウガミズキとは別格に思えたのに、こうして結実した姿は、やはり三者が同属ということを証明しています。
などと言いながら、過去の掲載を調べると、ヒュウガミズキの今ごろは収録していないことに気づきました。トサミズキの実を載せたところでヒュウガミズキも撮るべきだったのに、どうもそういうソツのない行動が苦手です。
おっと、そんな開き直りは恥の上塗りになるだけです。この戻り梅雨が明けたら、とっととヒュウガミズキを写しに行くことにします。

過去のきょう 2016ハクサンボク> 2015ヒメタイサンボク> 2014キレンゲショウマ> 2013ハリギリ> 2012サンカクイ> 2011オオセンナリ> 2010ヒメチドメ> 2009サルナシ> 2008アオツヅラフジ(雌株) > 2007マツブサ> 2006ミニトマト> 2005シロバナサクラタデ> 2004ムラサキゴテン

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8月17日(木) フシノハアワブキ

170817husinohaawabuki花の時期には、このフシノハアワブキがふつうのアワブキと同科同属だということに今ひとつ納得がいかなかったものです。あれから2カ月、実の時期を迎えて、はいはい、この実を見たなら、あのときの不満顔がニコニコニッコリに変わりました。
その顔がまた引きつったのは、ふつうのアワブキの撮影を忘れたままであることを思い出したからです。かつて写した実の写真は、アワブキから名誉毀損で訴えられそうに悲しい状態(今の時期からひと月あと)のものでした。
とはいうものの、ままならないのは天気です。関東は戻り梅雨だそうで、東京は8月に入ってもう16日間ずっと降っていると言います。涼しいのはうれしくても、カメラにカビが生えてしまわないか、心配になります。

過去のきょう 2016オカメヅタ(ヘデラ・カナリエンシス、カナリー・アイビー)> 2015ハマナツメ> 2014ショウジョウソウ> 2013イヌザクラ> 2012モミジアオイ> 2011ニクイロシュクシャ> 2010チドメグサ> 2009バリバリノキ> 2008オオダイコンソウ> 2007フシグロセンノウ> 2006サボテン(緋牡丹)> 2005ルドベキア> 2004ツルムラサキ

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8月16日(水) ハマダイコン

170816hamadaikonまたもやクレヨンしんちゃんが喜びそうな写真です。しかも、前は1本だけだった○ンコが、こんなに大量にプラプラして、オラ、たまらんぞぉ~!
ハマダイコンの元気な姿を海辺で見たのは2カ月少々前の季節でした。栄枯盛衰は世の習いであっても、この変貌スピードにはため息が出ます。
新鮮だったときの種のレポートが文字だけだったのに続き、今回もこの莢&なかの種は絵になりませんでした。ポロッと一区切りには簡単に折れるものの、そこからは爪では太刀打ちできません。枯れ上がった種の正確な姿は簡単には現出せず、莢と種が渾然一体としたゴミ状物体に空しくサヨナラしてきました。

過去のきょう 2016エノコログサ> 2015キツネノカミソリ> 2014ニワウルシ(シンジュ)> 2013タヌキマメ> 2012タマサンゴ(フユサンゴ)> 2011マキエハギ> 2010キブシ> 2009オニグルミ> 2008ダイコンソウ> 2007ウバユリ> 2006アフリカン・マリーゴールド> 2005ゴマ> 2004コナラ

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8月7日(月) アベマキ

170807abemaki油照りのなかをうろついた甲斐があって、ついにアベマキの生写真です。ドングリと葉はすでに撮影したことはあっても、それは小動物の食べ散らかし痕でした。
それが、今度はめでたく樹上の姿です。アベマキは二年成で、受精した年は赤ちゃん状態(殻斗なし)のままなので、イガイガが美しいこれは立派な成人です。
そのわりにドングリが頭を出していないのが残念でした。殻斗の中央にもう穴が開いていて、角度が良ければ、このなかにドングリが見えたはずです。
食べ散らかしを写した時点まであと1カ月の時間で、ドングリはグイッと背丈をのばし、9月下旬にはコロンと丸い完成形になるわけです…という先人の記録に学んだ机上知識を自分の体験にすべく、来月もここに来てみることにします。

過去のきょう 2016サワシバ> 2015ネムノキ> 2014ケイビラン> 2013ムラサキナツフジ(サッコウフジ)> 2012バアソブ> 2011ハナスベリヒユ(ポーチュラカ)> 2010ミツバ> 2009リキュウバイ> 2008タンキリマメ> 2007ミヤコグサ> 2006オモダカ> 2005ツユクサ> 2004ナツズイセン

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7月30日(日) ツルウメモドキ

170730turuumemodokiしつこくも9度目の登場となったツルウメモドキです。ところが、記録を見ると夏はすっぽり抜けていて、5月のあとはいきなり10月、つまり花のあとは実がパッカリと割れた姿になっていて、この若々しい実をまだ載せていませんでした。
今の時期、はち切れんばかりに膨らんだ実の緊張感がいいし、そのわりには柱頭の痕跡もしっかり残っていて、いかにも「若者」という感じです。葉も、なにかの食害に遭ってはいるものの、まだまだ緑深くて元気そうです。
最初に掲載してからすでに11年、いろんな場所でこの木を撮りました。悲しいことに、枯れたり抜かれたりした場所がいくつかあるのに、その分、新しい撮影場所が増えてここまで来ました。ツルウメモドキよ、永遠なれ!と応援しておきます。

過去のきょう 2016ユクノキ> 2015シロバナブラシノキ> 2014キジカクシ> 2013キリ> 2012メマツヨイグサ> 2011ビロードモウズイカ> 2010オオセンナリ> 2009ヒメイワダレソウ> 2008シマトネリコ> 2007マタタビ> 2006アカザ> 2005メヤブマオ> 2004ミズキ

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7月28日(金) ツタ(ナツヅタ)

170728tuta1ツタを写す場所には困らないというのに、まんまと花の時期を逃しました。写真の中央に、花びらと雄シベを落として、花とも実とも言いにくい状態のものがあるので、どうやら梅雨のさなかがツタの花どきだったと学びました。
170728tuta2だからと言って、来年の梅雨を待つだけでは能がありません。今年の収穫は若い蔓の先にある吸盤です。今風に言うならスパイダーマン!
ツタは、この吸盤(と俗に言うものの、負圧で吸い付くのではなく、繊毛を食い込ませている)と、もう一つ、気根で枝をのばしていきます。元・3出複葉という素性も面白いし、ありふれた植物と思っていたツタだけで、何年も「学習中」です。

過去のきょう 2016ウメモドキ> 2015ギンヨウアカシア> 2014クサソテツ> 2013ミカイドウ> 2012ネジバナ> 2011アルカネット> 2010アメリカホドイモ(アピオス)> 2009ギンパイソウ> 2008アオヤギソウ> 2007ソクズ> 2006ウマノスズクサ> 2005コガマ> 2004オオニシキソウとコニシキソウ

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7月20日(木) キリ

170720kiriなかの種を飛ばし尽くして枯れきった去年の実と、みっちり充実してはち切れそうな今年の実、この木にはその両方がたくさんついていました。なんとなくニンマリしつつ、新旧の実をツーショットにしてみました。
その含み笑いのわけは根元の杭で、「天皇陛下御在位20年記念」と麗々しく書かれていました。例の法案も無事に成立したし、この新旧の実よろしく、今上陛下もバトンタッチを待つばかりです。
植樹した9年前には、ご退位のことなど考えてもいらっしゃらなかったものやら。陛下の御心を慮るなど不敬の極みではあっても、このごろとみに「いつまで働けるものかいのぉ」と考えることが増えた爺さんとしては、なにやら眩しい被写体でした。

<過去掲載のキリ> 見上げた幹:2012年2月16日 花:2005年 5月6日 幼木:2014年6月27日 若木の巨大な葉:2013年7月30日 花蕾、葉、枝:2016年9月4日 割れた実:2005年12月20日

過去のきょう 2016チャボガヤ> 2015アオギリ> 2014ヤマシャクヤク> 2013ムラサキシキブ> 2012フシグロセンノウ> 2011ヘリオトロープ> 2010クヌギ> 2009スジギボウシ> 2008ゴウソ> 2007シダルセア> 2006ラッカセイ> 2005セイヨウハッカ> 2004サツマイモ

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7月18日(火) コウゾ→カジノキ

<タイトル訂正&言い訳> この記事時点ではコウゾかもしれないと思った木は、実が熟しかけてきたら、まるっきりカジノキでした。それがわかった記事はこちらです。いつもながらの「恥さらし」方式で、当初の記事はそのままにしておきます。(2017年8月23日)
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170718kouzoゴワついた葉の感じはカジノキだし、並んでたくさんぶら下がる実のつき方はヒメコウゾを思わせます。ということは、これは両者の雑種とされるコウゾが実をつけた姿である可能性があることになります。
これまで自分が知っているコウゾ(2カ所)は、花は雌花しかつけず、花のあとには1個の結実も見ていないのです。それに対して、開花を見ていない初対面のこの木をコウゾではないかと思うのは、上記の見かけに加え、ここが埼玉の紙産地(コウゾは和紙の原料)である小川町にほど近い古街道沿いだったことです。
170718kajinoki念のため、同じ時期のカジノキの様子(↑)を掲げておきます。葉の違い(質・寸法)はわかりにくくても、実のサイズとつき方が自分には違って見えます。1枚目写真よりは1個1個が大きめで、かつ枝に連なるというよりは数個が固まっています。
コウゾはなかなかわからないことの多い木で困ります。ただ、今回勉強し直すなかで、とても興味深いレポートを見つけました。このような資料を参考にしながら、もう少しコウゾを追いかけてみようと思います。

過去のきょう 2016イヌカラマツ> 2015イヌザクラ> 2014タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット)> 2013ウワミズザクラ> 2012スズカケソウ> 2011ニンジンボク> 2010ゴボウ> 2009マツカゼソウ> 2008アオツヅラフジ> 2007シオデ> 2006ノハナショウブ> 2005サトイモ> 2004ジュズダマ

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