5月1日(月) ダンコウバイ

170501dannkoubai1この振り仰いだ角度は、決して無理な姿勢を取ったのではなく、ごく自然な立ち姿のまま望遠レンズを向けたものです。つまり、今まで見てきたダンコウバイ(せいぜい3~4m)よりも、この木はうんと大きいぞ!と言いたいわけです。
落葉低木には分類されるものの、5~6mにはなるらしく、であれば、今回出会ったこの木はどうやら最大サイズの1本ということになります。しかもそれが雌株でした。1カ月前にはそのショボさに呆れた雌花が、しっかりと実を膨らませていました。
170501dannkoubai2どれどれ、とその実(の赤ちゃん)に迫ってみました。運の良いことに山側斜面に少し登ると、大きなこの木の枝を俯瞰できるという最高の場所でした。そしてもう一つの感動は葉の柔らかさでした。モフモフ・フワフワ、忘れられません。

過去のきょう 2016 シマセンネンボク(ドラセナ・フラグランス・マッサンゲアーナ、幸福の木)  2015 タラヨウ(雄株)  2014 アツモリソウ  2013 チシャノキとマルバチシャノキ  2012 ヨウラクユリ(フリチラリア・インペリアリス)  2011 ヒメリンゴ  2010 セイヨウシャクナゲ  2009 ユズリハ(雌花)  2008 ハシリドコロ  2007 ナツトウダイ  2006 カシワ  2005 シラン  2004 ベニバナトチノキ

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追加編 : ナワシログミ

170402nawasirogumi過去の写真を見て苦笑いしてしまいました。やっていることが、まるで一緒です。グミらしい葉裏を示しつつ、実をパシャリ…十年一日の如しとはこのことです。
ただ、あまりの陽射しになす術がなかった昔に比べれば、少しだけ見やすいものが撮れたよね、とささやかに自己満足です。加えて、2月の状態よりはかなりグミらしい形に膨らんだ実のかわいさがたまりません。
苗代どきまであと少し、ここからもうちょいムッチリ体型になり、赤く色づいて、花殻が落ちると、パクパクタイムの到来です。

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3月7日(火) ツノハシバミ

170307tunohasibamiやっぱりなにかに引っかかるためのツノなのかなぁ、と、温さを感じるようになった風に吹かれながら考えました。ただ、こんな空中にあっては、毛に引っつけてくれる動物だって届かないよなぁ、と、枯れ残った実だけで数分は楽しめます。
しかし、本当は悔しい実です。追いかけ本命のふつうのハシバミの実は、膨らむやいなや速攻でなくなるのに、どうしてツノくんだけ、これ見よがしなんでしょう!
とは言え、面白い形であることは事実です。さらにその枝についた丸い葉芽がチャーミングです。ただし、下の枝にはまだ雄花しか見えず、雌花は気配すら見せていませんでした。野山の春は、ここから一気に加速するのでしょう。

過去のきょう 2016 フキタンポポ 2015 クンシラン 2014 シラカシ 2013 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2012 ヒメサザンカ・エリナ 2011 マンサク 2010 ジャノメエリカ 2009 キルタンサス 2008 バショウ 2007 エリカ・コロランス・ホワイトデライト 2006 クロッカス 2005 セツブンソウ

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3月2日(木) アヤメ

170302ayame1ふつうの庭やちょっとした公園あたりで育てられるアヤメは、花後に茎を切られることが多いので、この時期まで放置されることが稀です。記憶をたぐってみても、こんなシーンを見た覚えがなく、自分のなかの貴重画像になりました。
花どきには気づかなかったのに、1本の茎には花が2個つくのでした。たぶん同時に咲くのではなく、1個が枯れると次、というしかけなのでしょう。
170302ayame2種は、これは何型と言えばいいのか、ほぼ不定形です。発芽力は強いらしいので、持ち帰れば「アヤメの園」も夢ではありません。ただし、花をつけるまで数年かかるらしいと知ると、この種をこの場に戻してきたのは正解だったようです。

過去のきょう 2016 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2015 ナリヒラヒイラギナンテン 2014 ハボタン(高性種) 2013 ギシギシ 2012 オランダミミナグサ 2011 セイバンモロコシ 2010 バンクシア・エリシフォリア 2009 クロチク 2008 ケンポナシ 2007 ラナンキュラス 2006 ヤマノイモ 2005 ギンヨウアカシア

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2月28日(火) ナズナ

170228nazunaたかがペンペングサと言うなかれ、群れなして咲けば、それなりに春到来を告げる景色ではあります。隣のお姉さんクラスも、束になって歌えばそれなりという方式は、ひょっとしてこんな野歩きをしていて思いついたとか。ヾ(- -;)
しかして、花の下にはもう「ペンペン」がいっぱいです。次世代への移行準備は万端というところです。夏には枯れて、秋に芽生えてここに至るというリズムですから、ペンペングサ、いや失礼、ナズナさんは越年草ということになります。
そして、咲いては結実、咲いては結実というこの咲き方のことは、学術的には「無限花序」と言うようです。「無限じゃないよなぁ」とクレームをつけたいのに、この花穂の生長限界点を見極める根性もなくて、プラプラと野歩きは続きます。

過去のきょう 2016 ハハコグサ 2015 ナナコバナ 2014 ゼニアオイ 2013 カタセツム・グレースダン 2012 ラカンマキ 2011 オニシバリ 2010 ナギ 2009 セリバオウレン 2008 シシガシラ(寒椿) 2007 ブロッコリー 2006 ヤブラン 2005 シモバシラ

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2月25日(土) ミラクルフルーツ

170225miracle_fruit初対面の第一印象は、「コーヒーノキ?」でした。正体を知ってから見直すと、真っ赤な実はやや細長くて、さらに枝振りがだいぶ違います。もちろんこれは他人の空似という奴で、コーヒーノキはアカネ科、このミラクルフルーツはアカテツ科(初めて知る科)と、まるで素性が別でした。
さて、問題はなにが「ミラクル」かということです。なんと、これを食べたあとには、口に入れるほかのものを甘く感じるというのです。この真っ赤な実があれば、お砂糖いらずの食生活ができる→簡単ダイエット→ミラクル~!というわけです。
果たして、口に入れるものすべてが甘い食生活ってどうよ?という疑問は残るものの、機能の珍しさという意味ではかなり特筆ものの真っ赤な実でした。

過去のきょう 2016 ニセアカシア(ハリエンジュ) 2015 ウォーターポピー(ミズヒナゲシ、キバナトチカガミ) 2014 アカマツ、ほか2種 2013 コーヒーノキ 2012 シクラメン 2011 エンジュ 2010 ヤタイヤシ 2009 アカバナアセビ 2008 アオキ 2007 オカメザサ 2006 フクジュソウ 2005 アブラナ

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2月19日(日) ココヤシ

170219cocos_nucifera♪名も知らぬ遠き島より…流れ寄った椰子の実ではなく、某大温室の天井にも届かんばかりのココヤシについていたココナッツ(椰子の実)です。
「名も知らぬ遠き島」では鈴なりになる実も、ほかの草木とぎゅう詰めにされる環境はお気に召さないようで、かなり散漫な結実具合です。南の島では、木から落ちるこの実に当たって死ぬ人もいるというので、身構えつつ待ってみたものの、たかが3~4個ついた実の落下に出会う確率はとても低いようでした。

過去のきょう 2016 ジンチョウゲ 2015 シマムラサキツユクサ 2014 クスノキ、ほか2種 2013 キンカチャ 2012 エビモ 2011 タチバナ 2010 タコノキ 2009 キバナセツブンソウ 2008 バイモ 2007 カキナ 2006 マサキ 2005 オウレン

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2月17日(金) カワラハンノキ

170217kawarahannoki嫁さんと電車に座っていたら、向こうに立っていた女性の後ろ姿が、嫁さんの知り合い(ワタシもよく知っている)にそっくりでした。顔を確かめたら別人だったものの、見れば見るほど、後ろ姿は「その人」そのもので、びっくりでした。
で、このハンノキです。「ハンノキだ」と思って通り過ぎようとしたのに、なにか引っかかります。全体の背が、ハンノキほど大きくありません。
あらためて眺めると、枯れた実も少し長さがあるような…。そして決定的には雌花がポイントでした。ヤマハンノキと違って上に向くものの、ふつうのハンノキのような愛らしさがなく、ちょっとひねくれ気味に空に向かっています。
ふーん、カワラハンノキというのがあるのでした。さらにミヤマカワラハンノキというものの存在も知ってしまいました。電車の「後ろそっくりさん」に慌てて声をかけなかったのは正解でしたが、野山でハンノキ属さんたちに会ったなら、見分けポイントを指差喚呼しながら、素性をしっかり確かめないといけません。

過去のきょう 2016 ヤマザクラ 2015 ホウライシダとヒシガタホウライシダ 2014 メグスリノキ 2013 タギョウショウ 2012 セキショウモ 2011 ネコヤナギ 2010 スイセイラン(彗星蘭) 2009 バニラ 2008 フクジュソウ 2007 イノモトソウ 2006 ウメ(白梅) 2005 ナズナ

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2月15日(水) タマゴノキ

170215tamagonokiおちょぼ口のような雌シベの痕跡がキュートです。「タマゴ」っていうから、どんな形の実がなるのか、けっこう期待していた木です。へー!ホー?プッ(失礼)。
この緑色は若い状態で、これから黄色く熟すようです。それも見たいし、逆に花を撮り損なったわけでもあるし、ちょいと追いかけたくなりました。
さて、このタマゴは卵でしょうか、玉子でしょうか。産みたてなら生卵だし、遠足には茹で玉子でしょうか。ただ、卵焼きとも書くし玉子焼きとも書くので、プロセスで変化するものとも言い切れません。思いがけずややこしい問題を背負い込んでしまったのは、このかわいらしい「タマゴ」のせいです。

過去のきょう 2016 ハイビャクシン(ソナレ) 2015 パキポディウム・グラキリス 2014 リギダ松 2013 ミヤマシキミ 2012 シライトソウ 2011 ハンノキ 2010 モミ 2009 イトススキ 2008 ホルトノキ 2007 オニヤブソテツ 2006 オオイヌノフグリ 2005 マンサク

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2月7日(火) コブシ

170207kobusi1あとひと月もすれば、コブシの花芽も割れ出します。そんな冬芽のわきに、枯れっ枯れに干からびた実が少なからず残っていました。花のあと、すぐに棍棒状の雌シベが膨らみ始めるので、この殻は10カ月もここにこうしていたわけです。
170207kobusi2もちろん、木の下にはたくさんの根性なしたちが落ちていました。その殻には種もいくつか残っていたので、それをほじくり出してみると…。おお、あのミヨーンとのびる白い糸は健在でした。朱色だった種の皮は黒変し、風化して割れているのに、ミヨーンはまだまだ粘性が十分で、風で種がクルクル回っても平気です。
このミヨーンを活かす用途はなにかないものか、かなり考えました。掲示板にポスターを止める? コブシの殻より自分の頭の方が風化しています。

過去のきょう 2016 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2015 チャボリュウノヒゲ(チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ、タマリュウ) 2014 トウカエデ 2013 コウヤボウキ 2012 アシボソ 2011 コセンダングサ 2010 ロドデンドロン・クリスティアナエ 2009 ネモフィラ・スノーストーム 2008 ビワ 2007 ヤブソテツ 2006 ボケ 2005 フクジュソウ

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