7月22日(月) マムシグサ

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単純に「きれい!」です。年甲斐もなく「かわいい!」と思います。鬱蒼とした山の小径でこういうオブジェを見つけたときの高揚感は特別です。
似たような色変化は、かつてヤブツルアズキの実でも見つけました。ただ、派手さ加減でいくなら、マムシグサの実に勝てる相手はなかなかいないでしょう。
気になるのは粒の欠け方です。かつて10月末11月末にとらえたマムシグサの実は花床全体に粒が残っていました。対するに今回のものは穂の先から次々と実が消えてしまっています。地面に落ちた形跡はなかったので、鳥の仕業でしょうか。
きれい! かわいい!で終わっておけばいいものを、どうしてこういう違いが出るのかなぁ…などと考えてしまうものだから、山通いがやめられなくなります。

過去のきょう 2018 ベニヒ 2017 イヌエンジュ 2016 ウオトリギ 2015 カシワ 2014 メタカラコウ 2013 センジュラン 2012 キクイモモドキ 2011 パイナップルリリー 2010 ヒメヤブラン 2009 イヌヌマトラノオ 2008 オオダイコンソウ 2007 ヤブカラシ 2006 クリナム・パウエリー 2005 イヌゴマ 2004 ノブドウ

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7月17日(水) サンゴジュ

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関東に限れば、7月の日照時間は観測史上最低なのだそうで…。ただ、そんな黒雲がパカッと割れて陽射しが降り注ぐときも、ごくたまにあるのです。
その気まぐれな光線が照らしてくれたのはサンゴジュの果柄でした。ほどよく枝分かれして透き通るような赤色は「これこそが珊瑚」と思えました。 じつはこれまで、サンゴジュの「珊瑚」は実のことを指すと思っていました。牧野博士だって、「果実を見立てて」と書いています。だがしかし、実が真っ赤になった状態はワタシにはイクラにしか見えませんでした。見立て力の差なのでしょう。
かつ、ここからこの果柄は色褪せて来て、珊瑚には見えなくなってきます。チラッと射したお日様がワタシにだけ教えてくれた「サンゴジュの真実」でした。

過去のきょう 2018 ナガバハエドクソウ 2017 オオバギボウシ 2016 シソ(アカジソ、アオジソ) 2015 チドリソウ 2014 サワグルミ 2013 ミソハギ 2012 コンロンカ 2011 エンビセンノウ 2010 ヤナギハナガサ 2009 マサキ 2008 ヤナギラン 2007 チダケサシ 2006 トモエソウ 2005 オイランソウ 2004 ヤブツバキ

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7月13日(土) ホソバイヌビワ

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陽に透けた葉脈がキモカワイくて、ついこんな撮り方をしてしまいました。実際に見るときの印象はこれとはちょっと違い、あまり変哲がありません。
細葉と呼ばれるくらいスマートではあっても、葉の質感はイヌビワそのものです。その「ふつうさ」は写真左下に写った葉がよく示しています。
実もイヌビワとなんら変わりません。この木のものを試食したことがないので「たぶん」ではあっても、これは雌株だと思います。もう少し熟したら蜜が垂れてくるはずなので、そのときまで誰にも見つからずにいてくださいよ。

過去のきょう 2018 アマ 2017 コシロノセンダングサ 2016 ホタルイ 2015 ハラン 2014 アオジクユズリハ(イヌユズリハ) 2013 ハス(古代蓮) 2012 シマトネリコ 2011 ハナハッカ(オレガノ) 2010 タマゴタケ 2009 タカトウダイ 2008 オタネニンジン 2007 セイヨウニンジンボク 2006 チドリソウ 2005 ヘメロカリス 2004 ヘクソカズラ

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7月9日(火) ダイダイ

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これはダイダイだそうです。この手の柑橘系を見分ける目が全然不足の自分は、こうして教えてもらいながら、微妙な違いを頭に擦り込まなくてはいけません。
第一印象:けっこうたくさん実がつくもんですねー。続いての感想:葉っぱが少し細くて長めですかねー。それに、かなり繁くつきますねー。 中身の味についてはもうスルーを決めているのでいいとして、不思議なのはナツミカンでもさんざん悩んだように可食時期です。夏のミカンが冬のうちから準備万端(お味OK)なように、正月飾りのダイダイは夏のうちからこの充実ぶりです。
さらに思い出せば、ハッサクも同じように半年前には完璧な姿でした。要は「この手の柑橘系」はじっくり型なのか早熟型なのか、よくわからん生態なのです。それでもそれぞれには世間的な「適機」があるわけで、食べられるものをわざわざ待つなんて、人間がそこまで豊かになっている証なのだろうなぁ…が締めの感想です。

過去のきょう 2018 ヒゴタイ 2017 クマツヅラ 2016 ヤブニンジン 2015 ハマボッス 2014 アカガシ 2013 カラスビシャク 2012 ザクロ 2011 ギボウシ(ラブパット) 2010 タイトゴメ 2009 ツルレイシ 2008 オオハンゲ 2007 グリーンローズ 2006 カラジューム 2005 ナンキンハゼ 2004 タイサンボク

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7月7日(日) イヌリンゴ(ヒメリンゴ)

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緑色のボディに赤みが少しずつ注してきているのがかわいくて、このタイミングも記録しておこうと撮りました。さて掲載にあたっては念のために素性調査です。ここ数年頼りにしているYListに先月不具合が発生し、回復は7月末と告知されてはいたものの、もしかしてと開いてみました。あーら、うれしや、早めに回復していました。
そこで「ヒメリンゴ」を検索すると、和名は「イヌリンゴ」でした。ガーン! すでに「ヒメリンゴ」で6回も掲載(下欄参照)しています。全部訂正です。あーあ。
というわけで、かわいい姿がメッチャ憎たらしく見えて来ました。多少赤みが兆している段階の写真もあったんだから、きょうは違うものにしようかなあ VS チャンスだよ、過去記事を全部正確にしよう…相克の結果は「義」の勝ちでした。

<イヌリンゴの過去掲載> ☆ 花と葉(2011年5月1日) ☆ 大きくなりかけの実、葉(2012年6月9日) ☆ 青い実、葉 、枝(2011年7月8日) ☆ 鈴なりの赤い実、葉、枝(2007年12月5日) <以下の2記事は別種である嫌疑濃厚> ☆ 真っ赤な実、枝(2006年1月8日) ☆ 真っ赤な実、葉、枝(2004年12月12日

過去のきょう 2018 キツリフネ 2017 ベゴニア・ドレゲイ 2016 ハルパゴフィツム(ライオン殺し、悪魔の爪) 2015 スナビキソウ 2014 ザイフリボク(とジューンベリー) 2013 アマドコロ 2012 ゴマギ 2011 ヤマユリ 2010 タケニグサ 2009 トモエソウ 2008 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2007 シャシャンボ 2006 ナス 2005 チヂミザサ 2004 シャグマユリ(トリトマ、トーチリリ-)

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7月3日(水) ヤブデマリ

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前も同じように上から見下ろす位置でヤブデマリの実を見つけました。当然ながら、花の時期にも俯瞰の写真があり、樹木は見上げて撮るものと相場が決まっているなかで、ヤブデマリは少しだけ異色の存在です。
樹高がないからそうなるわけではなく、枝を引き寄せたくても手が届かないこともあるくらい大きな木ではあるのです。そんな木を俯瞰できるわけはひたすらヤブデマリの生息環境にあります。沢に下る斜面が大好きなのです。
かくなる理由で、同じアングルで実の写真が登場しました。わざわざ持ち出した意味は実の色です。前よりずっと赤が鮮やかで、実は黒熟するのがパターンと思っていると、抜けていくタイプもあるのでした。さてこうなると、次はこの時期と花の時期の中間あたりを狙い、緑色の実を上から眺めてみたくなります。

過去のきょう 2018 キツネノボタン 2017 ナガバハエドクソウ 2016 カレープラント 2015 シデシャジン 2014 ヨコグラノキ 2013 エゾミソハギ 2012 アマチャ 2011 シロザ 2010 ストケシア(ルリギク) 2009 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2008 ウツボグサ 2007 イタチハギ 2006 オカトラノオ 2005 ボタンクサギ 2004 ユズリハ

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6月30日(日) カラシナ(セイヨウカラシナ)

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季節を間違えた写真ではない証拠に、緑みを少しだけ入れました。毎年いまごろ、広い河原がこうして麦藁色の幾何学模様で埋め尽くされます。
ただ、このカラシナには悲しいことに発展性がなくて、いくらこれだけの種を作ったところで、この群生が勢力を広げることはないのです。その理由は、この川の両岸が高い護岸壁だからです。文字どおり、殖える「余地がない」のです。
もっと悲しいのは、川が一度増水すれば、これらの種は虚しく東京湾まで運ばれてしまうことです。それでもすべてが流されるわけではなく、また来年、芽吹いて花が咲き、この景色を作るはずです。この幾何学模様は無限の生命力の賛歌です。

過去のきょう 2018 ツタ(ナツヅタ) 2017 ピンオーク 2016 トキワマンサク 2015 モモ 2014 タイトゴメ 2013 クマヤナギ 2012 タチアオイ 2011 ネコノチチ 2010 フタリシズカ 2009 ボリジ 2008 モミジバゼラニウム 2007 ハマカンザシ 2006 ブーゲンビリア 2005 セイヨウノコギリソウ 2004 ヒョウタン

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6月29日(土) ヤマボウシ(シナヤマボウシ)・ウルフアイ

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街ではいま常緑ヤマボウシが満開で、ここ数年、あちこちの庭にずいぶん植えられたことがわかります。対して標準的なヤマボウシ類はこうして花が終わり、実が色づくにはまだ早く、どうにも見どころのない状態です。
なのにそちらのヤマボウシを取り上げました。ただし、これは正確にはシナヤマボウシであり、さらにこうして葉に白い覆輪があります。名前をウルフアイと言い、業界的にはわりと代表的な園芸品種だと言われています。
ところが見ません。公園でも住宅街でも、ちっとも見ることがないのです。「押し」だという業界と、ぜんぜん見かけない実態の関係が理解不能です。ついでにこれのどこが狼の目なのかわからなくて、当面、自分には「不思議の木」です。

過去のきょう 2018 ヒメアシボソ 2017 ボウフウ 2016 セレウスサボテン(鬼面角) 2015 フレンチ・マリーゴールド 2014 カンボク 2013 イトラン 2012 ソテツ 2011 ウリカエデ 2010 カワラナデシコ 2009 イブキトラノオ 2008 チガヤ 2007 ハンネマニア(チューリップポピー、メキシカンチューリップポピー) 2006 ノカンゾウ 2005 ボケ 2004 ボタンクサギ

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6月27日(木) ハクウンボク

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「ハクウンボクのこんな写真は載せたことがあったなぁ」という淡い記憶はあったことがきょうの主題です。掲載してから、「ありゃー、同じ時期のもの、もうあるじゃん」となる事態だけは来ないでほしい…切なる願いです。
過去掲載を調べたら、「こんな写真」はここから40日ほどあとのものでした。両者を比べると、マスカットのような梅雨どきの瑞々しい実と、夏を超しながら円熟味を加えていく実の比較ができて、これがきょうのサブテーマになりました。
40日の時間経過は葉にもしっかり見られます。うう、ときの流れは容赦ないなあというのは老人としての心細い感想だし、紫外線を40日浴び続けたらお肌も劣化しそうだなあというのはまだまだ気が若い見栄っ張りの感想です。

過去のきょう 2018 コバンコナスビ 2017 クガイソウ 2016 トルコキキョウ 2015 ズッキーニ 2014 キリ 2013 アフリカナガバモウセンゴケ 2012 ウオトリギ 2011 シチダンカ 2010 ヒメコウゾ 2009 ムラサキセンダイハギ 2008 ウチワサボテン 2007 クマツヅラ 2006 カリフォルニアローズ 2005 タイマツバナ 2004 ヤブカンゾウ

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6月26日(水) トマト

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トマトの花をようやく収録です。実をここに載せたのはもう12年も前で、それもビルの地下で育つ「最新型」をキワモノ的に取り上げたのでした。
あれに比べると、今度はごくふつうにそこらの家庭農園で育つものです。トマトを丸ごとガブリとやるとき、そのヘタがつかみやすくて便利だったりします。あのヘタ、つまり萼は、花の時期から完成サイズに近いことに気づきます。
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1枚目写真の実(後方でボケている)はわりとふつう型なのに対し、2枚目の実はちょっと「今風」です。別に味が大違いのわけではなし、ふつうでいいやん…というのは「ワタシ、食べる人」の意見で、お料理する側には見場も大切なのでしょう。

過去のきょう 2018 コバンノキ 2017 アメリカスズカケノキ 2016 トサミズキ 2015 チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)・ホットリップス 2014 コウホネ 2013 ハマナス 2012 アカツメクサ 2011 ウチワサボテン 2010 イヌウメモドキ(雄株) 2009 シコタンソウ 2008 ヒメカイウ 2007 カクテル(つるバラ) 2006 ヤポンノキ 2005 ガクアジサイ 2004 モッコク

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