1月19日(日) ペルネッチャ・ムクロナタ(シンジュノキ、ハッピーベリー)

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小指の先ほどの実がこんなにビッシリとついて、色もほんわりして、たしかに幸せな感じではあります。流通名ながらも、ハッピーベリー、けっこう頷けます。
ただ、和名だとシンジュノキです。実が白くなるタイプもあるので、それならまさしく真珠に見えても、このほんわり色だと「ちょっとなぁー」です。
ならば学名でいくと、これがまた難儀です。Pernettya mucronata、後半はムクロナタとしか読みようがなくても、問題は前半です。ペルネッチア、ペルネティア、ペルネチア、ペルネッティア…細かな違いとは言え、揺れています。
で、自分がローマ字読みするとペルネッチャでした。どうせグチャグチャなんだから、あとひとつ増えてもいいだろうというまったくの無責任姿勢で、グチャグチャの混乱をネッチャ・ネッチャさせてしまおうという悪趣味です。

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1月10日(金) シュウメイギク

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これを「綿のよう」と称する人がいるにはいても、ワタシにはどうしてもカビにしか見えなくて、そろそろ鏡餅にもカビが生えていないか心配になります。
たぶんこの白いモワモワのなかに見える黒い粒々がいかんのです。これがなければワタシだって綿と思えるかもしれないのに、罪なヤツです。
もちろんこれは種で、モワモワに包まれたまま三々五々に飛び散るわけです。なので理屈的には綿毛であっても、どうも自分の好きな綿毛とは違います。
花の盛りにはまさに麗人のごとく、そして姥となってはコメディアンに変貌するシュウメイギクのその老後は、なんとも不気味な姿です。

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1月9日(木) ヒヨクヒバ(イトヒバ)

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あー、やっぱりこいつの正体はサワラなんだな…と納得しました。遡ってみればおととしの初収録の写真にだって緑色の実はたくさん写っています。二度目の登場では秋になって、その実はやや色づき始めていました。
それなのに、こうしてカラッカラに枯れて茶色くなったミイラを見て「同じだぁ」とうなずくなんて、しつこいというかトロいというか、自分に苦笑です。
そして思うのは、どうして特定の葉っぱがピローンと長くのびたのか、です。光合成の効率向上ため、というのは針葉樹では説明になりにくそうです。サワラを脱する手段がほかになかったから、なんて、ヒヨクヒバが囁いてくれたら感激です。

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12月28日(土) メヒルギ

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いいものを見ました。メヒルギの実(種)です。形がチョー面白いし、色が緑から淡い黄色に変化(サイズの違いからすると、順序は逆かも)してきれいです。
と、ここまでは撮影時の感想であり、あとは事後学習といういつものパターンです。この実、てっきりマメ科植物のように莢のなかに複数の種が並んでいると思いました。ところが、ヒルギ類の実はこれ全体が一つの種なのです。
専門的には「胎生種子」といい、このまま木にぶらさがった状態で、下から根、上から葉を出し、ある程度育ってから親元を離れるのでした。この細長く尖った形は、落ちたとき、下の泥に突き刺さりやすいための必然の姿でした。
これは楽しみができました。俄学習しただけの胎生種子の行く末をこの目で確かめられる可能性があります。さらにオヒルギとかヤエヤマヒルギの同じ姿を見る夢もできたし、逆にメヒルギはまだ花を見ていなくて、来年も忙しくなりそうです。

<補注> 同じマングローブ植物でありながら、ゴバンノアシはヒルギ類と違って「浮いて流れる」作戦でした。

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12月18日(水) トゲバンレイシ

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頭上はるかにこんな物騒なものがぶら下がっていて、おい、落ちてくるなよ!が49%、ちょっと落ちてみろ、味見してやるから!が51%の気持ちでした。
そう言えば、トゲのないふつうのバンレイシの試食もまだです。両方を詰め合わせにしてひと儲けしようという気の利いた果物屋さん、ありませんかぁ~。
果実の大きさを「ラグビーボールくらい」と言えれば当世風でカッコ良かったのに、残念ながらそこまで巨大ではなく、縦方向で24~25cmだったでしょうか。
木のことも実のこともひっくるめてサワーソップというのが通称で、実は生食するほかジュースなどに加工すると言います。ただ、その味については、Wikiの説明を読んでも簡単には想像がつかなくて、複雑らしいことだけはわかります。

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12月16日(月) テイキンザクラ

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これまで二度、花と葉だけしか写したことのなかったナンヨウザクラなのに、実がついているのを見つけました。ラッキーです。
ただ、この喜びはすぐに困惑へと暗転したのです。ナンヨウザクラの実のことを調べてみたら、「ジャムになる」とあります。ん、この実…無理でしょう。
なんと、過去にナンヨウザクラとしてきたこの木は、初回掲載で別名として触れたテイキンザクラなのでした。別名ではなくてテイキンザクラが本名、分類的にはトウダイグサ科(Jatropha integerrima)なので、今回見た実の形にも合点がいきます。
つまり、自分はまだナンヨウザクラ(Muntingia calabura)は見ていないのです。花びらは薄くて白くて、かなり本物の桜の感じです。実は赤くなって食べられます。世間でもなぜかこの二つは混同されてきたようで、これを契機に自分の頭(と過去記事)をきれいに訂正しておかなくてはなりません。

<補注> 本来のナンヨウザクラを見ることができました。(2020年1月3日

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12月14日(土) ネジキ

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一枚一枚を見ると、けっこうイケテルと思うネジキの紅葉です。赤がキリッと深いし、葉脈部分に残る黄色がまたそれを引き立てています。
ところが惜しいのは残存率というか定着度合いというか、そこの悪さです。きれいなまま、少しの間、枝にとどまればいいのに、色具合が良くなると次から次に散ってしまうのです。実の残り方まで散漫で、もぉ、全体、やる気不足です。
「雑草」という言葉がいけないとは知りつつ、やっぱりネジキあたりは「雑木」だよ…としみじみ思うのです。花のときの記事を見たら、そこでも「雑木」と書いていました。つくづく可哀想と思いながら、カワイソウとカワイイは根が同義だと再確認です。

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12月2日(月) スズランノキ(オキシデンドラム・アーボレウム)

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絵的には去年の「お初」とあまり変わりません。しかし、これとあれとは別の場所であり、つまりけっこう稀な木にリザーブができたといううれしい記録です。
しかもありがたいことに、こちらの木はやや背が低く、去年は霞んで見えていた実の穂がこんなにクッキリと見えます。手をのばして一粒つまむことができればもっとうれしかったとは言え、正体が少しずつ見えてきた感じはします。
あとは次の夏、ここで花にギュギュッと迫ることができれば万々歳です。この澄み切った青空と深い紅葉の対比は、その成功の前祝いだとしておきましょう。

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11月30日(土) カラスザンショウ

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ずいぶん前、カラスザンショウの実をメジロが啄んでいるのを写せて、けっこう満足感があったものです。ただ、あれに比べると写真としてはつまらないのに、この一枚は自分にとってかなり記念碑的で、山のなかで舞い上がってしまいました。
というのは、カラスザンショウのことを調べていると、ときどきカラスノサンショウ(ノが入り、ザとは濁らない)という呼び名が出てくるからです。牧野博士もその口で、名前の意味を「カラスが集まってその種子を食べることによる」としていました。これならば、「ノ」を入れる方が意味的に通り安いことになります。
ほかの説には「ふつうのサンショウより大きいから」とカラスのサイズを根拠にしたものがあり、こっちだと「ノ」がない方がしっくり来ます。
さて当のこのカラス、じつにしつこく、ここを離れませんでした。見上げ疲れたワタシが去るのを「フフン」と見送ってくれたわけで、その事実を思うだに、これからこの木のことはカラスノサンショウと呼んであげようと密かに思うのでした。

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11月29日(金) オオバコ

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「あー、そうだったんだ」の画像です。子供のころ、ママゴトでご飯の役だったオオバコの実…いまのいままであの粒が種だと思っていました。
ところがここまで枯れた穂をしごいて見ると、その粒は上下に簡単に割れ、なかからゴマ状の「本当の」種がパラパラとこぼれるではありませんか。この種が漢方・車前子(オオバコの別名が車前草)で、咳止めの薬になります。
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道路端の乾いた場所では枯れきっていたオオバコも、やや湿気のある草地ではまだまだ元気でした。穂もそれぞれに生育段階が違っていて、殻の緑色や雌シベの柱頭をハッキリ残すものもあり、たしかに薬草となる強健さを感じます。

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