3月7日(火) ツノハシバミ

170307tunohasibamiやっぱりなにかに引っかかるためのツノなのかなぁ、と、温さを感じるようになった風に吹かれながら考えました。ただ、こんな空中にあっては、毛に引っつけてくれる動物だって届かないよなぁ、と、枯れ残った実だけで数分は楽しめます。
しかし、本当は悔しい実です。追いかけ本命のふつうのハシバミの実は、膨らむやいなや速攻でなくなるのに、どうしてツノくんだけ、これ見よがしなんでしょう!
とは言え、面白い形であることは事実です。さらにその枝についた丸い葉芽がチャーミングです。ただし、下の枝にはまだ雄花しか見えず、雌花は気配すら見せていませんでした。野山の春は、ここから一気に加速するのでしょう。

過去のきょう 2016 フキタンポポ 2015 クンシラン 2014 シラカシ 2013 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2012 ヒメサザンカ・エリナ 2011 マンサク 2010 ジャノメエリカ 2009 キルタンサス 2008 バショウ 2007 エリカ・コロランス・ホワイトデライト 2006 クロッカス 2005 セツブンソウ

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3月2日(木) アヤメ

170302ayame1ふつうの庭やちょっとした公園あたりで育てられるアヤメは、花後に茎を切られることが多いので、この時期まで放置されることが稀です。記憶をたぐってみても、こんなシーンを見た覚えがなく、自分のなかの貴重画像になりました。
花どきには気づかなかったのに、1本の茎には花が2個つくのでした。たぶん同時に咲くのではなく、1個が枯れると次、というしかけなのでしょう。
170302ayame2種は、これは何型と言えばいいのか、ほぼ不定形です。発芽力は強いらしいので、持ち帰れば「アヤメの園」も夢ではありません。ただし、花をつけるまで数年かかるらしいと知ると、この種をこの場に戻してきたのは正解だったようです。

過去のきょう 2016 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2015 ナリヒラヒイラギナンテン 2014 ハボタン(高性種) 2013 ギシギシ 2012 オランダミミナグサ 2011 セイバンモロコシ 2010 バンクシア・エリシフォリア 2009 クロチク 2008 ケンポナシ 2007 ラナンキュラス 2006 ヤマノイモ 2005 ギンヨウアカシア

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2月28日(火) ナズナ

170228nazunaたかがペンペングサと言うなかれ、群れなして咲けば、それなりに春到来を告げる景色ではあります。隣のお姉さんクラスも、束になって歌えばそれなりという方式は、ひょっとしてこんな野歩きをしていて思いついたとか。ヾ(- -;)
しかして、花の下にはもう「ペンペン」がいっぱいです。次世代への移行準備は万端というところです。夏には枯れて、秋に芽生えてここに至るというリズムですから、ペンペングサ、いや失礼、ナズナさんは越年草ということになります。
そして、咲いては結実、咲いては結実というこの咲き方のことは、学術的には「無限花序」と言うようです。「無限じゃないよなぁ」とクレームをつけたいのに、この花穂の生長限界点を見極める根性もなくて、プラプラと野歩きは続きます。

過去のきょう 2016 ハハコグサ 2015 ナナコバナ 2014 ゼニアオイ 2013 カタセツム・グレースダン 2012 ラカンマキ 2011 オニシバリ 2010 ナギ 2009 セリバオウレン 2008 シシガシラ(寒椿) 2007 ブロッコリー 2006 ヤブラン 2005 シモバシラ

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2月25日(土) ミラクルフルーツ

170225miracle_fruit初対面の第一印象は、「コーヒーノキ?」でした。正体を知ってから見直すと、真っ赤な実はやや細長くて、さらに枝振りがだいぶ違います。もちろんこれは他人の空似という奴で、コーヒーノキはアカネ科、このミラクルフルーツはアカテツ科(初めて知る科)と、まるで素性が別でした。
さて、問題はなにが「ミラクル」かということです。なんと、これを食べたあとには、口に入れるほかのものを甘く感じるというのです。この真っ赤な実があれば、お砂糖いらずの食生活ができる→簡単ダイエット→ミラクル~!というわけです。
果たして、口に入れるものすべてが甘い食生活ってどうよ?という疑問は残るものの、機能の珍しさという意味ではかなり特筆ものの真っ赤な実でした。

過去のきょう 2016 ニセアカシア(ハリエンジュ) 2015 ウォーターポピー(ミズヒナゲシ、キバナトチカガミ) 2014 アカマツ、ほか2種 2013 コーヒーノキ 2012 シクラメン 2011 エンジュ 2010 ヤタイヤシ 2009 アカバナアセビ 2008 アオキ 2007 オカメザサ 2006 フクジュソウ 2005 アブラナ

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2月19日(日) ココヤシ

170219cocos_nucifera♪名も知らぬ遠き島より…流れ寄った椰子の実ではなく、某大温室の天井にも届かんばかりのココヤシについていたココナッツ(椰子の実)です。
「名も知らぬ遠き島」では鈴なりになる実も、ほかの草木とぎゅう詰めにされる環境はお気に召さないようで、かなり散漫な結実具合です。南の島では、木から落ちるこの実に当たって死ぬ人もいるというので、身構えつつ待ってみたものの、たかが3~4個ついた実の落下に出会う確率はとても低いようでした。

過去のきょう 2016 ジンチョウゲ 2015 シマムラサキツユクサ 2014 クスノキ、ほか2種 2013 キンカチャ 2012 エビモ 2011 タチバナ 2010 タコノキ 2009 キバナセツブンソウ 2008 バイモ 2007 カキナ 2006 マサキ 2005 オウレン

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2月17日(金) カワラハンノキ

170217kawarahannoki嫁さんと電車に座っていたら、向こうに立っていた女性の後ろ姿が、嫁さんの知り合い(ワタシもよく知っている)にそっくりでした。顔を確かめたら別人だったものの、見れば見るほど、後ろ姿は「その人」そのもので、びっくりでした。
で、このハンノキです。「ハンノキだ」と思って通り過ぎようとしたのに、なにか引っかかります。全体の背が、ハンノキほど大きくありません。
あらためて眺めると、枯れた実も少し長さがあるような…。そして決定的には雌花がポイントでした。ヤマハンノキと違って上に向くものの、ふつうのハンノキのような愛らしさがなく、ちょっとひねくれ気味に空に向かっています。
ふーん、カワラハンノキというのがあるのでした。さらにミヤマカワラハンノキというものの存在も知ってしまいました。電車の「後ろそっくりさん」に慌てて声をかけなかったのは正解でしたが、野山でハンノキ属さんたちに会ったなら、見分けポイントを指差喚呼しながら、素性をしっかり確かめないといけません。

過去のきょう 2016 ヤマザクラ 2015 ホウライシダとヒシガタホウライシダ 2014 メグスリノキ 2013 タギョウショウ 2012 セキショウモ 2011 ネコヤナギ 2010 スイセイラン(彗星蘭) 2009 バニラ 2008 フクジュソウ 2007 イノモトソウ 2006 ウメ(白梅) 2005 ナズナ

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2月15日(水) タマゴノキ

170215tamagonokiおちょぼ口のような雌シベの痕跡がキュートです。「タマゴ」っていうから、どんな形の実がなるのか、けっこう期待していた木です。へー!ホー?プッ(失礼)。
この緑色は若い状態で、これから黄色く熟すようです。それも見たいし、逆に花を撮り損なったわけでもあるし、ちょいと追いかけたくなりました。
さて、このタマゴは卵でしょうか、玉子でしょうか。産みたてなら生卵だし、遠足には茹で玉子でしょうか。ただ、卵焼きとも書くし玉子焼きとも書くので、プロセスで変化するものとも言い切れません。思いがけずややこしい問題を背負い込んでしまったのは、このかわいらしい「タマゴ」のせいです。

過去のきょう 2016 ハイビャクシン(ソナレ) 2015 パキポディウム・グラキリス 2014 リギダ松 2013 ミヤマシキミ 2012 シライトソウ 2011 ハンノキ 2010 モミ 2009 イトススキ 2008 ホルトノキ 2007 オニヤブソテツ 2006 オオイヌノフグリ 2005 マンサク

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2月7日(火) コブシ

170207kobusi1あとひと月もすれば、コブシの花芽も割れ出します。そんな冬芽のわきに、枯れっ枯れに干からびた実が少なからず残っていました。花のあと、すぐに棍棒状の雌シベが膨らみ始めるので、この殻は10カ月もここにこうしていたわけです。
170207kobusi2もちろん、木の下にはたくさんの根性なしたちが落ちていました。その殻には種もいくつか残っていたので、それをほじくり出してみると…。おお、あのミヨーンとのびる白い糸は健在でした。朱色だった種の皮は黒変し、風化して割れているのに、ミヨーンはまだまだ粘性が十分で、風で種がクルクル回っても平気です。
このミヨーンを活かす用途はなにかないものか、かなり考えました。掲示板にポスターを止める? コブシの殻より自分の頭の方が風化しています。

過去のきょう 2016 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2015 チャボリュウノヒゲ(チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ、タマリュウ) 2014 トウカエデ 2013 コウヤボウキ 2012 アシボソ 2011 コセンダングサ 2010 ロドデンドロン・クリスティアナエ 2009 ネモフィラ・スノーストーム 2008 ビワ 2007 ヤブソテツ 2006 ボケ 2005 フクジュソウ

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2月4日(土) オオオナモミ

170204ooonamomi1用水の土手に続くオオオナモミの群生です。茎や葉はカラカラに干上がって、ヒッツキ虫だけが運び屋さんの到来を待ち構えていました。
さて、その運び屋について考えてみました。オオオナモミは男の腰丈くらいの高さになるので、イタチ野ウサギくらいだと実に触れないで通過できます。たぶんタヌキかそれより大きくないと運び屋としては失格です。
そんな大きな野生動物が、この辺(ウチの近所)をうろつくとは思えません。まあ、野生に限らず、飼い犬であってもいいのですが、この土手を自由に走り回らせる酔狂な飼い主は、たぶん非常に稀な存在でしょう。
170204ooonamomi2というわけで、オオオナモミの実が散布される方法は皆目見当がつかないまま、実のクローズアップです。棘の先がマジックテープの雄側と同じくフック状になっていて、指の皮にさえ簡単に食い込んでくっつきます。
この棘が密生していること、そして先端の2本のツノが内側に湾曲しないで平行であることがオオオナモミであることの証明です。
170204ooonamomi3そしてその中身です。殻が固いことはわかっていたので、歯に刻みの入ったキッチンばさみで切りました。種は平たい楕円形でした。
さて、新たな疑問です。こんなに殻が固いと、種は発芽できません。実際、傍の地面に落ちていた実も、まるで朽ちる気配はありませんでした。
いったいこの殻が何年風化すれば種は自由の身になれるのか、タイムカプセルの役割であることは想像できても、ちょっと頑丈すぎないか、心配になります。

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2月1日(水) ハマビワ

170201hamabiwa「あっ、これかぁ」と感動してしまいました。2年前の同時期にはこの同じ木に実を見つけられなくて、去年もたぶんついていなかったと思うのです。
どういう条件で結実するのか、不稔になるのか、そこのところはまったくわからなくても、とりあえず「見たもんねー」です。あとはこの果皮がふてぶてしい黒色になるまで追っかけをすれば、ハマビワもひととおりマスターです。
…などと偉そうに書きながら、どうせまた「え?」とか「あ!」となるのはわかっているのです。ただ、この辺ではレアものの木なのに、初の出会いからたった3年半で要点を押さえるなんて、かなり相性がいいのだろうと自己満足です。

過去のきょう 2016 マルバウツギ 2015 フクジュソウ 2014 ベニバナイチゴノキ  2013 ヒマラヤザクラ 2012 ムサシアブミ 2011 オオバギボウシ 2010 カモジゴケ 2009 シノブ 2008 ガビサンハンショウヅル 2007 キンポウラン 2006 ホウレンソウ 2005 アセビ

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