10月21日(水) ロウバイ類(種類未詳)

201021nanika1roubai1
自虐ネタの続編です。トボトボ歩いていたら、抜け殻くんに誘われて目に入ったこのけっこうデカめの葉っぱに記憶がありません。うううぅぅぅ。
先の尖り方がまず第1ポイントですか。鋸歯のないことが次のポイントで、対生というのも忘れてはいけないでしょう。ツヤツヤしてはいても、触ると案外に固くてガサガサというところも大事そうです。しかし、うううぅぅぅ、答えが出ません。
201021nanika1roubai2
…と、場所を変えつつ、ジトーと眺め回していたら、あーぁ、またカンニングしてしまいました。なんだよ、お前かよ!と言われたロウバイは困ったことでしょう。きれいに黄色くなった葉もここに登場しているし、大晦日にまだ緑色だと騒がれてもいます。
しかし、それらは皆、「花あってこそ」だったのでした。葉を葉としてしっかり見つめてはいませんでした。したがって、今回の葉がなにロウバイなのか、いやいや、ロウバイの種類によって葉も違うのかもぜんぜんわかりません。とりあえず新年が来てこの木についた花を見て、「ふーん、この花にあの葉か」とうなずくことにします。

過去のきょう 2019 シャムソケイ 2018 センウズモドキ  2017 シュウカイドウ 2016 エビスグサとカワラケツメイ 2015 ハグロソウ 2014 サツマイモ 2013 アマチャヅル 2012 キンメイモウソウチク 2011 コミカンソウ 2010 レイジンソウ 2009 ミゾソバ(白花) 2008 ハマトラノオ 2007 ウメバチソウ 2006 アキノキリンソウ 2005 サザンカ 2004 モッコク

| | コメント (0)

10月18日(日) サンヘンプ(コヤシタヌキマメ、コブトリソウ)

201018crotalaria_juncea
ここには二度目の登場となるCrotalaria junceaです。前回はそれをサンヘンプ(コヤシタヌキマメ)と訳したのに、今度の畑ではコブトリソウと呼ばれていました。
ん、小肥り? 瘤取り? どっちにしても笑える名前です。正解は後者で、しかしそれは民話の「こぶとりじいさん」ではなくて、土のなかにいる線虫の一種「ネコブセンチュウ」を駆除する力に着目した名前でした。病害防止だけでなく緑肥の効能もあって、そちら方面については前回記事でも触れています。
ということは、緑肥機能をアピールするときはコヤシタヌキマメで、害虫駆除機能に注目するときはコブトリソウという感じでしょうか。さて、こんな風に名前が輻輳しているときはYListの出番です。Crotalaria junceaの和名はサンヘンプでした。
そして、別名欄にはコブトリソウがありません。たぶん種苗会社の売り出しネームみたいな気がします。その代わり、クロタラリア(学名のカタカナ読み)とサンマが記載されています。トホホ、秋刀魚まで出てきたか…というのは早とちりで、これは前回触れたSunnに「麻」をくっつけたものでしょう。
ということで、サンヘンプの副題はYListに逆らう形でコヤシタヌキマメにコブトリソウをつけ加えてみました。植える人がどう呼んでいるかというはた衛門基準です。

過去のきょう 2019 ドラゴンフルーツ 2018 クロキ  2017 ハンノキ 2016 ウルシ 2015 エゴノキ 2014 ガマズミ 2013 アカガシ 2012 シマススキ 2011 アレカヤシ 2010 コウリンタンポポ 2009 ヒメグルミ 2008 クスノキ 2007 スズラン 2006 サラシナショウマ 2005 タイワンホトトギス 2004 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)

| | コメント (0)

10月17日(土) シキミ

201017sikimi
先月、上の娘が引っ越しをしました。広めの庭はかなり「自然状態」だったようで、「これはなんだ?」「これは?」といろんな写真が送られてきます。
その写真が不得要領という言い訳はできても、これがけっこうムズイのです。不動産屋が幹は切ってくれたそうで、そこから出たひこばえの葉であることも判断しにくい理由です。4種尋ねられて、1本はまだ回答保留中です。
という情けない騒動をきっかけにして、枝先につく数枚の葉だけで樹種がわかるようにならなくちゃなぁ…と思い始めた矢先、これに出くわしました。基本は互生のくせに、枝先はこうして束生しています。うーん、なんだっけ、これ??
と目が泳いだとたん、実(写真左端)が見えてしまいました。カンニングと同じです。ダメだよ、そんなとこにあっちゃあ、とかブータレながら、「あーあ、シキミの葉も正確には覚えていなかったか」と自虐気分全開のお散歩でした。

過去のきょう 2019 トウチャ 2018 アサガオ 2017 ヤブツルアズキ 2016 ジョウロウホトトギスとキイジョウロウホトトギス 2015 ヒダカミセバヤ 2014 サイカク 2013 タイアザミ 2012 シマトネリコ 2011 アンゲロニア 2010 ヒイラギモクセイ 2009 キチジョウソウ 2008 ヨウシュイボタ(セイヨウイボタ、プリベット) 2007 トウガラシ(タカノツメ) 2006 スズメウリ 2005 クロマイ 2004 サザンカ

| | コメント (0)

10月15日(木) サンタンカ(イクソラ・シネンシス)

201015santanka
屋外に植えられたサンタンカを見て驚いたのはもうひと昔も前のことです。それまでは温室で鑑賞するものと思い込んでいたので、夏の盛りの直射日光を浴びて美しく輝くその花色には新鮮な驚きを感じたものでした。
ただ、あの植栽は立派な公園にあったのに対し、なんと今年はごく近所(志木市柏町)の「いこいの小径」にサンタンカが植えられてしまいました。ここの花壇は、業者さんが定番品の草花を季節ごとに植え替えていたのに、今年からはその管理が地元にゆだねられたようで、コマコマといろんなものが並ぶようになったのです。
そのなかに、少なからぬサンタンカがあるのを見て、ずいぶん唐突な選択だこと!と笑っていたのに、こんな「収穫」があったのですからありがたいことです。近くにあればこそ、花が終わってもじっくりと見入ることができました。
さて問題はこれからです。この花壇にも冬は霜が降りて、土が浮き上がっていることがしばしばです。そもそも熱帯・亜熱帯域の原産品がそれに耐えられるものか、もう笑ったりせず、期待と不安の目で見つめ続けることにします。

過去のきょう 2019 イロハモミジ 2018 キイジョウロウホトトギス 2017 ツルギキョウ 2016 ノダケ 2015 コメナモミ 2014 マルバルコウ(マルバルコウソウ) 2013 ワレモコウ 2012 テイカカズラ 2011 トウネズミモチ 2010 オオオナモミ 2009 シロホトトギス 2008 ツルシキミ 2007 オオベンケイソウ 2006 クズ 2005 シュウメイギク 2004 ノブドウ

| | コメント (0)

10月11日(日) ツルウメモドキ

201011turuumemodoki_all
ツルウメモドキの収録がついに10回目となったので、掲載日付順(暦年は無視)に過去9回のサムネイルを並べてみました。きょうの記事は、時系列でいくなら、この総覧で白いダイヤ形を入れた位置に嵌まることになります。
201011turuumemodoki
そして、その写真のテーマはと言えば、ほんのりの色づきです。「涼しい」を飛び越えていきなり「寒く」なったこのごろ、ツルウメモドキの実も夏の緑(仮種皮)から冬の赤(蒴果)への衣替えを急いでいました。
…というきょうの主旨だったのに、ありゃー、10月9日の写真がはた衛門の言い分を邪魔してくれます。この写真をきょうのものに入れ替えれば、次の11月5日の姿ともきれいにつながります。しかし、そういう辻褄合わせはいけないことでしょう。
個々別々の生長過程を見せるツルウメモドキに見習えば、いろんな人にそれぞれの意見があることは理の当然です。ただし、そこを統制するのはツルウメモドキとは違う話で、無理筋を通そうという某国宰相さんにはエールを送っておきましょう。

過去のきょう 2019 コクサギ 2018 コブナグサ 2017 エノキグサ 2016 ツユクサ 2015 ミズカンナ 2014 ツルドクダミ 2013 ダリア(雪乃) 2012 ウンナンオガタマ 2011 ツヅラフジ(オオツヅラフジ) 2010 アメリカセンダングサ 2009 コンニャク 2008 クマノミズキ 2007 ハブソウ 2006 サンショウ 2005 ワタ 2004 ケープヒルムシロ

| | コメント (0)

番外編 : ミョウガの実と種

201011myouga
新聞記事をそのまんま転載で、許可もいただかずにごめんなさいです。ただ、自分ではとても見ることができないものらしいし、かつて幸運にも花を収録したときさえ、「次は実」とは露ほども考えなかったわけで、盲点を突いていただいた読売新聞(埼玉版)さまには大・大・大感謝です。
それにしても、ものすごくわかりにくい写真で参りました。ネットで調べたら、ごく数例、記事がありました。しかしその写真もなかなかわかりにくくて、それは記事主さんのせいではなく、この実と種がずいぶん素っ頓狂な姿であることが原因です。
まずは真っ赤な実(果実・果肉)です。花が咲いて受粉してから50日もかかってこうなるそうで、位置的には花がついた場所にできるものの、なんかお芋のようなナマコのような変な姿なのです。
さらにそのなかから出て来る白い物体です。種を包む皮だそうで、その裂け目から黒い種が覗いています。これがけっこうハッキリした白と黒で、まるでプロレスラーのマスクみたいに目鼻がついているように見えたりします。
いやいや、実物を見ていない者が好き勝手に解説してはいけないわけで、いつかこの真っ赤な果実&ミョウガマスク氏(笑)とのご対面が叶い、この番外編がお役御免となる日が来ることを念じておきましょう。

| | コメント (2)

10月10日(土) アカバナ

201010akabana1
衝撃的な美に遭遇したこの3月以降、ここにはよく通いました。ただ、夏になっても蕾さえ見つからず、どうにも「ただの草」でした。それが8月になると根もとの葉が色づいて、ほかの草が緑一色のなかでは異色の存在となってきました。
そしてようやく咲き始めです。なんと、終わった花にはもう長い莢ができていて、秋に入ってからの変化がかなり足早な性質だとわかります。
201010akabana2
しかし、「赤葉菜」説を支えるほどには葉の色づきが進んでいません。左写真に無理に花を入れて秋の姿であることを証明したものの、葉の色具合は8月の初めとほとんど一緒です。色合いも、赤と言えば赤ですけれど、うーむむ…。
そして右写真が自分的には今回一番の収穫でした。スケールを当ててみて初めて認識した花の小ささです。大量のピンぼけ写真に泣いたわけがわかりました。ナマで見ている分には案外に気づきにくい事実でした。
そして、蕾から開花までの莢の生長速度です。かつての開花写真ではあたかも莢が初めから長いように見えていたので、観察課題が小さく一歩前進しました。

過去のきょう 2019 ホソバタデ 2018 ヒメザクロ 2017 コバノチョウセンエノキ 2016 ヤナギバルイラソウ 2015 ウラジロモミ 2014 シラハギ 2013 ハマビワ 2012 キバナアキギリ 2011 バナナ 2010 アキノウナギツカミ 2009 ハゼノキ 2008 カラハナソウ 2007 アブラガヤ 2006 リンドウ 2005 ソバ 2004 シャリンバイ

| | コメント (0)

10月7日(水) ネズミサシ

201007juniperus_rigida1
わかったぞぉー!です。去年悩んだ「チューリップ状に開いた物体」は、これが雌花でした。初めは胚珠が剥き出しで、それが「花」状態であり、そこから徐々に鱗片が肥厚して胚珠を包み込んで「実」になるのでした。
201007juniperus_rigida2
その実は2~3年にわたって枝に残り、白っぽい緑色から黒紫色まで変化するわけで、「咲いた咲いた桜が咲いた」とはかなり異なる生態でした。実を齧ってみると、この変化の過程がギッシリと包み込まれていました。
201007juniperus_rigida3
ところが、まだわからんぞぉー!です。なんですか、このウッドペッカーみたいなパーツは? 写真上部は自然状態で、それをこじ開けてみたのが下の嵌め込みです。さらに枯れたもの(右下)もあって、これらはみな雌株についていました。
ネズミサシ、なかなか楽しませてくれます。雌花でも実でもない、雄花でもない、この第3のパーツ、正体はいったいいつわかることでしょう。

過去のきょう 2019 サカキ 2018 タイヌビエ 2017 ゴキヅル 2016 トウガラシ(ブラックパール) 2015 チョウマメ(クリトリア) 2014 ペンタス 2013 シマスズメノヒエ 2012 コクテンギ 2011 オオミサンザシ 2010 ハッカ(ニホンハッカ) 2009 ヒメヒゴタイ 2008 ミヤギノハギ 2007 コガネバナ 2006 ヤマジノホトトギス 2005 オギ 2004 ハス

| | コメント (0)

10月3日(土) フッキソウ

201003pachysandra_terminalis
おお、豊穣の稔りです。フッキソウの実については、7年前の記事とそれにつけた追録で、だいたいのところを学んだつもりでした。で、当時の写真には白い実が1株に3個ついていて、それでもけっこう豪華と思っていた節がありありです。
それが倍とはいかなくても5個です。最初、なにか別のものかと疑いました。しかし、葉の緑みはやや薄らいでいても、これは立派にフッキソウです。
脇に見えている株も、これから白く膨らみそうな粒まで数えれば4個ですから、これでさえ以前の記録は更新しています。
いくつが「ギネス」なんだろう?と調べたら、5個の写真はすぐ出てきました(涙)。ただし、6個は見つかりません。つまり、いまのところ1位タイ記録です。よーし、次の捜索目標は6個です。雌花が多い女系株から探さなくては!

過去のきょう 2019 クリ 2018 センニチコウ 2017 ナツエビネ 2016 ナンテンハギ 2015 コウホネ 2014 ビャクブ 2013 タカノハススキ 2012 ヤマコウバシ 2011 キャラボク 2010 アオハダ 2009 サイカチ 2008 エゴノキ 2007 ノブキ 2006 マルバハギ 2005 タケノコイモ 2004 クサギ

| | コメント (0)

10月1日(木) ウラジロガシ

201001urajirogasi
前回は半分ズルだったウラジロガシのドングリです。今度はまっとうに樹上のものをとらえました。やれやれ、これで落着と思ったら、あれれ~、話が合いません。
風折れした枝を拾ったのは9月上旬のことでした。その写真のドングリは、いかにもウラジロガシらしく、すでに先が尖って砲弾型をしています。
対するに今回は9月の末、つまりズル写真よりは20日もあとのタイミングなのに体型が「おへちゃ」です。後ろに見えるものも、ほかの枝のものも、みんな寸足らずの発育不良でした。これではこの秋のうちに「成人」しきれません。
もしかして1年目状態(ウラジロガシは2年成)とも考えたものの、さすがにそれはないでしょう。明らかにこの秋にフィニッシュすべきドングリです。このあとを確認できない遠征先の木なのが無念であって、ここからの急成長を祈るばかりです。

過去のきょう 2019 カラタネオガタマ 2018 タンバホオズキ 2017 ラセイタソウ 2016 シカクマメ 2015 ナガボノシロワレモコウ 2014 ヒメジソ 2013 ジュズダマ 2012 サンショウ 2011 ハゼノキ 2010 ギンドロ(ウラジロハコヤナギ) 2009 チャノキ 2008 プルメリア 2007 アケボノソウ 2006 ゴンズイ 2005 ハゲイトウ 2004 シュウメイギク

| | コメント (0)

より以前の記事一覧