6月28日(土) チシマフウロ

<礼文記10> レブンシオガマと並んで島内各所でよく見かけました。斜面を埋める大群生があったりして、とても気候に適合しているとわかります。
もっとも、きのうのエゾツツジに似て分布地は本州北部の冷涼地にもわたります。さらに千島を経て北米にまで生育するそうで、花びらの儚さに反し、性質は強健です。
それは花の中心部や萼、あるいはもうできていた実の毛深さに現れています。あるいは先行する雄シベを追い抜く勢いで雌シベが突き出す花のしかけにもそのタフさが感じられて、優しげな薄紫色の裏には強烈な生への執念が潜んでいるのでしょう。
もっとも、きのうのエゾツツジに似て分布地は本州北部の冷涼地にもわたります。さらに千島を経て北米にまで生育するそうで、花びらの儚さに反し、性質は強健です。
それは花の中心部や萼、あるいはもうできていた実の毛深さに現れています。あるいは先行する雄シベを追い抜く勢いで雌シベが突き出す花のしかけにもそのタフさが感じられて、優しげな薄紫色の裏には強烈な生への執念が潜んでいるのでしょう。
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