6月1日(日) キンシバイ

もう梅雨だろうという日々のなかにもピカッとしてくれるときがあって、そんなときにこの黄色い花を見ると、もう夏なんだなぁと覚悟新たにします。
そんな情緒的な感慨とは別に、多少は科学的な目の持ち合わせもあって、この写真には二つの視点を込めました。一つはキンシバイの学名=Hypericum patulumの後半部が意味するところ=「わずかに開いた」です。同属で感じの似たビヨウヤナギの花がわりとだらしなく開くのに対し、たしかに花冠がお椀型でつぼんでいます。
そしてもう一点は雄シベのつくりです。無数に見える雄シベが、じつは5つの束に括られていることをビヨウヤナギで確かめたまま、キンシバイの「金糸」を確認していませんでした。ひょいと思い出してちょいと引っ張ったら、お仲間と同じでした。無体なことをしてしまったお詫びに、つまんだ雄シベの葯を雌シベに擦りつけておきました。
そんな情緒的な感慨とは別に、多少は科学的な目の持ち合わせもあって、この写真には二つの視点を込めました。一つはキンシバイの学名=Hypericum patulumの後半部が意味するところ=「わずかに開いた」です。同属で感じの似たビヨウヤナギの花がわりとだらしなく開くのに対し、たしかに花冠がお椀型でつぼんでいます。
そしてもう一点は雄シベのつくりです。無数に見える雄シベが、じつは5つの束に括られていることをビヨウヤナギで確かめたまま、キンシバイの「金糸」を確認していませんでした。ひょいと思い出してちょいと引っ張ったら、お仲間と同じでした。無体なことをしてしまったお詫びに、つまんだ雄シベの葯を雌シベに擦りつけておきました。
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