6月29日(日) シロヨモギ

<礼文記11>島の東北端・金田ノ岬の道路端はシロヨモギで真っ白でした。少し風が当たりにくい場所だと立ち上がるくせに、間宮海峡からの北風が吹きすさぶこの岬では匍匐して横に生命を繋ぐのが一番の得策ではあるのです。
その基本性質は園芸品になっても変わらなくて、横に延び放題の海岸ならいざ知らず、ウチの窮屈な鉢ではまったく扱いに往生させられました。
そんな園芸品と極北の母種(自然品)の見かけに顕著な差はありません。しかし、よく見ればこちらの葉は幅が狭く、厚みが感じられます。色味も、表面を蔽う白い毛の底に覗われる緑みが逞しくて、やはり園芸品とは似て非なるモノでした。
その基本性質は園芸品になっても変わらなくて、横に延び放題の海岸ならいざ知らず、ウチの窮屈な鉢ではまったく扱いに往生させられました。
そんな園芸品と極北の母種(自然品)の見かけに顕著な差はありません。しかし、よく見ればこちらの葉は幅が狭く、厚みが感じられます。色味も、表面を蔽う白い毛の底に覗われる緑みが逞しくて、やはり園芸品とは似て非なるモノでした。
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