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6月23日(月) レブンハナシノブ

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<礼文記5> カラフトハナシノブと区別しない考え方もあると聞いても、いやいや、礼文島に咲いていたのだからレブンハナシノブで突っ張りましょう。
まじめに言うと、レブンハナシノブとする根拠の一は礼文島の風衝地に咲いていたことです。自分では被写体ブレがわからない程度に撮れたのが奇跡です。
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そして根拠の二は花序が詰まって花が密集することで、カラフトハナシノブの参考写真をみると、たしかに花茎がヌヘーと長くて散漫な花つきです。とは言いながら、北海道中部・東部に生息するらしいカラフトハナシノブを撮るときがあれば、「鷹揚な花の咲き具合が大人の味わい」とか馬鹿を言うことは見えていますけれど。

<補注> あと一つ、「レブン」を冠する植物を撮影したものの、それは礼文行きに先駆けて関東の植栽品を収録していたので、礼文での写真は追録にとどめました。
あすからは植物名には拘らず、自分的に面白かったものから掲載していきます。

過去のきょう 2024 クワガタソウ 2023 カリヤス 2022 ヒューケレラ・タペストリー 2021 ナツロウバイ 2020 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー) 2019 キンギョバツバキ 2018 シロツメクサ(クローバー) 2017 フイリクサヨシ 2016 ヒルムシロ 2015 ルリニワゼキショウ(アイイロニワゼキショウ) 2014 キリモドキ(ジャカランダ・ミモシフォリア) 2013 タイマツバナ 2012 ヒメシャラ 2011 ビワ 2010 ネズミモチ 2009 エーデルワイス 2008 オオバナウツボグサ 2007 ホザキシモツケ 2006 シュッコンカスミソウ 2005 キョウチクトウ 2004 ヨウシュヤマゴボウ

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6月22日(日) レブンシオガマ

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<礼文記4> 島で手当たり次第に撮影した草花のなかから、せっかく礼文に行ったのだからまずは「レブン」の冠を戴くものを優先掲載していきます。
これは葉の美しさに惚れました。さすがに塩竃を名乗るだけのことはあります。
あちこちの道端でこんな風に群生していて、「ああ、礼文に来た」と実感しました。ただ、「これは写真にしたい」と思う場所では決まって光線や風や濃霧が意地悪をしてくれて、こんな次善の写真を引っ張り出します。
なあに、こういう幸せな景色は脳味噌がしっかり覚えていてくれていることでしょう。夢のなかならしばらくは見放題です。

過去のきょう 2024 ツタウルシ 2023 アメリカタニワタリノキ・ムーンライトファンタジー 2022 カリカンサス・ホワイトドレス 2021 ハブランサス・チェリーピンク 2020 ドクダミ 2019 トキソウ 2018 テロペア 2017 マルメロとカリン 2016 サカキ 2015 ミズキ 2014 ホタルイ 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 アマリリス 2011 スカシユリ 2010 ハグマノキ 2009 シチダンカ 2008 メグスリノキ 2007 キキョウソウ 2006 ゴウダソウ 2005 スカシユリ 2004 ヤマモモ

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6月21日(土) レブンソウ

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<礼文記3> さすが花の浮島と呼ばれる地で、礼文島はレブンアツモリソウだけではありませんでした。まずはこのレブンソウ、名前がもう「礼文代表」です。
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当然ながら島を代表する美しさで、花はもちろんながら、葉が秀逸でした。葉裏の白毛が表側からも輝いて見え、まるで縁取りがされているようです。
その毛深さは花も同様で、この地の強風や潮風がどれだけのものかを如実に語っています。繊細な羽状複葉をなす一枚一枚の小葉の形はじつに鋭く無駄のない流線型であり、「用の美」というのは茶碗や皿に限らない話でした。

過去のきょう 2024 クルマムグラ 2023 マルババンウコン 2022 ミコシガヤ 2021 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ) 2020 アセロラ 2019 キバナフジ 2018 ヒナマツヨイグサ 2017 ウチワゼニクサ 2016 ノビネチドリ 2015 サンカヨウ 2014 ホソバタイサンボク 2013 ドイツスズラン 2012 ヤマコウバシ 2011 マルバチシャノキ 2010 ルリミゾカクシ 2009 コアジサイ 2008 クリンソウ 2007 イトバハルシャギク 2006 ツキヌキニンドウ 2005 アンズ 2004 ハンゲショウ

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6月20日(金) ホテイアツモリソウ

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<礼文記2> 礼文に行ったならこれを撮らねば!と重圧に感じていたレブンアツモリソウに比べると、同じCypripedium(アツモリソウ属)でも、こちらはまったく予定外のうれしいオマケでした。まさしく布袋様がニコニコと微笑んでいるみたいです。
ふつうのアツモリソウに比べると体型がでっぷりして、花色が少し濃いめです。ただ、きのうの写真でわかったように色目には変化幅があります。
そこで自分的に思うホテイアツモリソウと他種との違いは側萼片(両手のように左右に開く)の「しっかり度合い」です。幅があって、ヒラつかず、唇弁との脇が閉まっていて、このためにガッシリ丈夫に見えます。布袋様はたぷたぷ体型だと思っていたのに、じつは意外にもマッチョだったなんて、とても愉快な発見でした。

過去のきょう 2024 ウズアジサイ 2023 レモンタイム 2022 セイヨウスモモ(プラム、プルーン) 2021 ヒルザキツキミソウ(白花種) 2020 ハマボッス 2019 ハマヒルガオ 2018 イソノキ 2017 ヤハズホオノキ 2016 アナベル(アジサイ) 2015 ゼラニウム 2014 ハンゲショウ 2013 サントリナ 2012 ノトカクタス(品種未詳) 2011 カワラマツバ 2010 ヤブムラサキ 2009 ウズアジサイ 2008 ササユリ 2007 クロバナフウロ 2006 マリアアザミ 2005 ムラサキシキブ 2004 アガパンサス

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6月19日(木) レブンアツモリソウ

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<礼文記1> 雨と風は植物撮影の天敵なのに、雨はほぼ降らず&10m以上の風があたりまえの島でそよ風しか(岬は別)吹かず、やはりワシは神かと思ったのです。
しかし、濃霧という伏兵にやられました。お花畑が断崖となって海に落ち込む「これぞ礼文島」という景色が、ただの白濁・意味不明写真です。
ただ、うまく霧が束の間晴れたり陽が射したりというタイミングはあったし、そこまでツキはなくても足下の花ならそれほど霧に邪魔されなくて、まあまあの運でした。
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で、暮れから正月の「八重山記」に続き、また少しの間、「礼文記」です。その第一弾はもちろんレブンアツモリソウです。このためにはるばる…。
なのに、むぅ、遅かった!というのが上の写真です。袋の枯れ方が勉強だよとか、子房がもうだいぶ大きく(太く)なってるなあとか、涙ながらの観察です。
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とは言え、やはりワシは神で(笑)、捜せばこの程度のものが幾本か見つかりました。もっとも、微妙に黄色具合が違っていて、嵌め込んだものが一番flavum(学名の変種部分=黄色の意)でした。まずは礼文訪問の最大目的を達成です。

<補注> 思いがけず、ホテイアツモリソウまで収録できました。(2025年6月20日

過去のきょう 2024 スギゴケ 2023 アスフォデルス・アエスチブス 2022 マオラン(覆輪タイプ) 2021 カリカンサス・ハートレッジワイン 2020 アセビ 2019 ムクロジ 2018 ミヤマオダマキとヤマオダマキ 2017 ドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー) 2016 ヒオウギアヤメ 2015 アフリカホウセンカ(インパチェンス) 2014 ムクロジ 2013 ササユリ 2012 ガクアジサイ 2011 ナナミノキ(雌株) 2010 キョウガノコ 2009 エゾヘビイチゴ(ワイルドストロベリー) 2008 ミヤマウグイスカグラ 2007 イチヤクソウ 2006 サクラ(染井吉野) 2005 コムラサキ 2004 コムラサキ

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6月18日(水) オオナルコユリ

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株全体のサイズとか、茎の撓い方とか、その断面が丸いところなど、いかにもナルコユリなのに、いやいや、「これ別物でしょう感」がありありです。
どう見ても花と葉がデカイのです。花の筒部が長くて、下ぶくれでドッシリしています。葉も大きく(広く)て長くて、サンキラのようにお餅を包めそうです。
そのデカさが素直に名前に反映されて、これはオオナルコユリでした。うーん、単純すぎてつまらんぞと呻いたら、オオバオウセイとかオニナルコユリと呼んでくれてもいいですよと来ました。ふん、オウセイは黄精だろ、知ってんぞ&鬼を名乗るにはまだまだ嫋やか過ぎるぞ…というのは、どうにも可愛げのない爺の呟きです。

過去のきょう 2024 ガンコウラン 2023 サワダツ 2022 オオバイチジク 2021 ブルーファンフラワー(スカエボラ) 2020 キキョウ 2019 フタマタイチゲ 2018 ウリノキ 2017 コルクガシ 2016 ベニバナヤマシャクヤク 2015 サワフタギ 2014 ワタナベソウ 2013 コクテンギ 2012 ヒルザキツキミソウ 2011 ハナショウブ(沖津白波) 2010 テイカカズラ 2009 ニオイロウバイ 2008 イワタバコ 2007 ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) 2006 ベニバナ 2005 マツバギク 2004 サルスベリ

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6月17日(火) ルリソウ

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属名がNihonです。もうこれ以上の形容がないくらい、我が国の固有種です。もっとも、以前はOmphalodesとされていました。その辺の学術界隈事情は不明です。
おっと、そんな生囓りの学名論議をするなら、Nihon japonicumという完璧な名前があって、和名ではヤマルリソウです。そちらとこちらでは背丈もずいぶん違うし、花色もこちらが鮮やかで瑠璃には近いので、たぶんルリソウのイメージが元になり、それより野性的だからヤマルリソウという名付け経緯だろう…は爺の勝手な推測です。
もっとも、このルリソウだって近場の野歩きで出くわすことはないし、マジマジ見ればしっかりと毛だらけです。いやいや、余計なことを言っているとどっちがどっちかわからなくなります。スッとのびやかな花茎と葉=ルリソウ…と記憶しておきます。

過去のきょう 2024 アイシャ(八重咲きオリエンタルユリ) 2023 セイヨウナツユキソウ 2022 シロバナモウズイカ 2021 レンブ 2020 コウシュンカズラ 2019 ヤブニッケイ 2018 セッコク 2017 カボチャ(セイヨウカボチャ) 2016 ウラジロヨウラク 2015 ウキヤガラ 2014 マロニエ(セイヨウトチノキ) 2013 ケマンソウ(タイツリソウ) 2012 ハグマノキ(スモークツリー) 2011 ラベンダー・デンタータ 2010 ヒメジョオン 2009 ギンバイカ 2008 アゼナルコ 2007 ワラビ 2006 ローズゼラニウム 2005 カツラ 2004 シロタエギク

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6月16日(月) ムラサキツリガネツツジ

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花の赤色が濃くて、紫と形容されてもあまり抵抗がないし、その形を釣鐘と称することにはさらに素直に頷きます。ムラサキツリガネツツジ…いい名前です。
その花よりもさらに特徴的なのは花柄や萼や葉の毛です。これは他の類似種との見分けポイントになるらしいので、しっかり目に焼き付けておきます。
富士山の周辺が生息域で、しかも絶滅危惧種です。同属(Menziesia・ヨウラクツツジ属)のガクウラジロヨウラクはもう少し見かけやすくて、せめてあの程度にポピュラーになってくれないものかと無理なことを考えてしまう美しさです。

過去のきょう 2024 ヤマウルシ 2023 アブラギリ 2022 ゲンペイクサギ(ゲンペイカズラ) 2021 ヘメロカリス 2020 ヘリコニア・フミリス 2019 ヒメコウホネ 2018 ヤナギイチゴ 2017 アカガシワ 2016 マルバシモツケ 2015 カシグルミ 2014 ガマ 2013 サンショウ 2012 タイリンマツヨイグサ(ゴデチア) 2011 ナデシコ・ソーティ(黒花ナデシコ) 2010 イボタノキ 2009 バイカウツギ 2008 サンショウバラ 2007 フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム) 2006 ハタザオギキョウ 2005 バショウ 2004 オシロイバナ

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6月15日(日) トサシモツケ

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コデマリにしては花房が大き過ぎるし、花の時期が少し遅いとか、シモツケにしてはこのシュッとした立ち姿があまりに美的だとか、解せません。さてその正体は…。
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Spiraea(シモツケ属)のなかでこの木を特徴付けるのは、まず葉の形です。倒披針形のスマートさがとてもよく目立ちます。そしてもう一点が雄シベで、花びらよりも長くのび出ています。それらを考慮すると、これはトサシモツケとなりそうです。
別名にはホソバイブキシモツケがあって、この木の理解に役立ちます。細葉は上に述べたように大切な特徴だし、伊吹は自生が土佐だけに限るものではないことを示しています。ふだんは「名前は一つでいい」と思いながら、ご都合主義の爺です。

過去のきょう 2024 ツマトリソウ 2023 プヤ・アルペストリス 2022 タケシマホタルブクロ 2021 チャンチン 2020 ベニガクアジサイ(ベニガク) 2019 シロバナハマナス 2018 シュンギク 2017 アフリカハマユウ(インドハマユウ) 2016 イノデ 2015 ライムギ 2014 エゾアジサイ 2013 ベニバナ 2012 ヒメタイサンボク 2011 ノグルミ 2010 ニゲラ 2009 ヤマブキショウマ 2008 ベニバナイチヤクソウ 2007 ムラサキウマゴヤシ 2006 オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ) 2005 シャクヤク 2004 ハキダメギク

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6月14日(土) ホルトソウ

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ホルトは例のホルトノキと一緒で、ポルトガルから日本に伝来したことを示します。もっとも「キ」の方は源内さんの勘違いという恥ずかしい裏があるのに対し、こちら「ソウ」は室町時代に本当に渡来した記録があって、謂わば真性ホルトです。
あるいはこのタネが続随子(ぞくずいし)という生薬になることも記憶必須事項です。下剤や利尿薬その他いろいろ、また油も有用とモテモテ植物だったようです。
そんなお役立ち度が認められてか、ほかのEuphorbia(トウダイグサ属)を差し置いてE. lathyrisという学名を持っています。lathyrisは古いギリシャ語でEuphorbiaを指していて、つまりはEuphorbiaのなかのEuphorbia、畏れ多い草なのです。

<補注> トウダイグサ属は仲間が多くて、このブログでさえ、収録はこれで30種になります。そのすべてをここに並べてリンクさせるのは面倒…というものぐさで、代表のトウダイグサだけにその処置をしておきます。

過去のきょう 2024 コケモモ 2023 ガリカバラ 2022 シジミバナ 2021 クローバー・ティントワイン 2020 サラガミネキキョウ 2019 オニノヤガラ 2018 ゲンペイシモツケ 2017 ツクバネガシ 2016 ホソバアオキ 2015 ボダイジュ 2014 タツナミソウ 2013 ネズミモチ 2012 ウワバミソウ 2011 ラムズイヤー 2010 ヤマグワ 2009 ジョウリョクヤマボウシ 2008 ムクノキ 2007 ナンテンハギ 2006 ヤエドクダミ 2005 ブナ 2004 ガクアジサイ

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6月13日(金) オニヒョウタンボク

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木の高さや枝張りは、先日掲載のハナヒョウタンボクと同じくらいに感じました。ただ、ハナヒョウタンボクは花の2個セットを見せていたのに対し、こちらはすでに実の2個セットです。同属とは言え、開花・結実タイミングは微妙に違うようです。
その実の付け根に変なヒモがついていて、これは線状の苞だと言います。ハナヒョウタンボクの写真を見直しても萼の付け根にはなにも見えません。じつはどちらも同じパーツがあるのに、ハナヒョウタンボクのそれは早いうちに落ちるらしいのです。
加えて、葉のふくよかフォルムも目立ちます。これでは鬼ではなく阿亀(おかめ)だろうと思ったら、樹皮が荒々しく剥けるのが鬼と呼ばれる由来でした。薄皮(写真左下部の嵌め込み)が剥けると、サルスベリのようにツルツル(同右)になります。

過去のきょう 2024 サルビア・ビリディス 2023 サフィニアブーケ・ゴールド 2022 オオニワゼキショウ 2021 カシワバアジサイ 2020 ショウキウツギ 2019 アセビ 2018 テンジクスゲ 2017 ナガバミズアオイ(ポンテデリア・コルダタ) 2016 ムラサキミツバ 2015 イヌガラシ 2014 チョウセンキハギ 2013 ゲラニウム(Jolly Bee ) 2012 ヒメカジイチゴ 2011 アカモノ 2010 アオテンマ 2009 ベニヤマボウシ 2008 ニワトコ 2007 ナヨクサフジ 2006 カシワバアジサイ 2005 ウメモドキ 2004 ムクゲ

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6月12日(木) ハルナユキザサ

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ふつうのユキザサに比べると、その全容もパーツも、「剛」とか「大」のイメージです。うまく花の時期にあたったので、引いたり寄ったり、撮りまくりました。
ところが、帰宅して「ふつう」の花と比べたら、あまり差を見い出せません。花茎に生えた毛が粗いと思ったのに、「ふつう」も案外に毛深いのです。花も大づくりだと思ったのに、構造としてはほとんど同じです。むむ~、落胆です。
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「そりゃそうだ。どっちにもモノサシ当ててないもん」というのは部屋でモニターを見ながらの反省です。ただ、生に接した人間としては「そういう小道具はいらないんだよなぁ」と強く思うのです。迫力というものはモノサシでは測れないと実感です。

過去のきょう 2024 ウラジロヨウラク 2023 コウトウエゴノキ 2022 ヒメマサキ 2021 アメリカオニアザミ 2020 キバナノコギリソウ 2019 チョコレートコスモス 2018 ヤマアジサイ・乙女の舞 2017 フシノハアワブキ 2016 ヤマウコギ 2015 ドクウツギ 2014 クラマゴケ 2013 フェイジョア 2012 ムシャリンドウ 2011 アリウム・ギガンテウム 2010 オオテンニンギク 2009 ニワナナカマド(チンシバイ) 2008 シナノキ 2007 オオマツヨイグサ 2006 ムシトリナデシコ 2005 クリ 2004 クチナシ

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6月11日(水) グンナイフウロ

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スッと背が高い(膝上くらい)ので、最初はタチフウロかと思いました。ところが、茎上部の葉が深く切れ込んではいるのにその裂片が細くはなくて、そこがアメリカフウロの葉を連想させたタチフウロとは違うことに気づきます。
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また、花びらは紫みが強くて、ピンクに傾くほかのフウロ類(アケボノフウロアサマフウロエゾフウロヒメフウロなど)とは感じが少し違います。
あとは渋い着眼点で、茎の毛を見ます。開出毛に混じって腺毛が目立つのがグンナイフウロの特徴で、虫たちはとても困るだろうと同情します。

過去のきょう 2024 イワカガミ 2023 シンツルムラサキとツルムラサキ 2022 オランダガラシ(クレソン) 2021 カシグルミ 2020 ヤエカシワバアジサイ 2019 マルバイワシモツケ(イワシモツケ) 2018 シナノナデシコ(ミヤマナデシコ) 2017 ショウジョウバカマ 2016 ホンカンゾウ(シナカンゾウ) 2015 カミツレ(カモミール、カモマイル、ジャーマンカモミール) 2014 ツゲ(ホンツゲ) 2013 タカノハススキ 2012 ユリノキ(斑入り種) 2011 レンゲツツジ 2010 ウメガサソウ 2009 ナンテン 2008 マグワ 2007 キンギンボク(ヒョウタンボク) 2006 ホオズキ 2005 ハアザミ(アカンサス) 2004 ナツツバキ

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6月10日(火) タンザワウマノスズクサ

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このサクソフォンみたいな花に初めて出くわしたのは19年も昔の夏でした。なんじゃこりゃ~と腰が引けたことをいまだに思い出します。
以降、ウマノスズクサを名乗るものはアリマオオバを収録できているので、これが4種類目のサクソフォン(笑)になります。そして、それらのなかではもっとも花つきが良くて、上の写真には8台(www)も一緒に写り込んでいます。
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たった4種見ただけで言うのは気が引けても、このタンザワウマノスズクサの花はこれまでで一番の美しさです。開口部に縞模様が入るのはオオバと同じでも、条線の濃さや鮮明さがまるで違うし、筒の内部にまで斑点があって念入りです。

過去のきょう 2024 アクシバ 2023 ツルハナナス 2022 クレマチス・プリンセスケイト 2021 メカルドニア 2020 カンガルーポー 2019 ムラサキスズメノオゴケ 2018 ガジュマル、ほかいろいろ 2017 セッコウガキ 2016 ネグンドカエデ・フラミンゴ 2015 アブラツツジ 2014 エキノプシス・カマエセレウス(ビャクダン、ピーナツカクタス) 2013 ニッサボク 2012 ヒメコバンソウ 2011 キショウブ 2010 アカショウマ 2009 ハタザクラ 2008 ラミウム・マクラツム 2007 オニノヤガラ 2006 ヨーロッパブドウ 2005 シャグマユリ 2004 タイサンボク

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6月9日(月) カザグルマ

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クレマチスのなかにカザグルマという品種があることは知っていても、その「いかにも」な名前からして園芸種なのだろうと思っていました。無知蒙昧の徒です。
なんと絶滅危惧種ですか。こうして陽光の下で元気なお姿を拝することができたのはとてもありがたいこと…あえて「有り難い」と表記すべき幸運でした。
小葉が3ないし5枚でもタイプは羽状複葉なのだそうで、知らずに眺めると三出小葉と勘違いしそうです。そんなわがままっぽい葉に比べると、花びら(ではなくじつは萼)はどれもきっちり8枚で、すべてが気儘ではなくて帳尻が合っています。

過去のきょう 2024 ヒカリゴケ 2023 ジャガイモ(メークイン&品種不明) 2022 ベニヒメリンドウ(エキザカム) 2021 ニッケイ 2020 ヤブデマリ・ピンクビューティ 2019 キュウリノキ(ナガバノゴレンシ) 2018 タチアワユキセンダングサ 2017 トウキ 2016 オオトウワタ 2015 マツモトセンノウ 2014 シリブカガシとマテバシイ 2013 アナガリス(ルリハコベ) 2012 イヌリンゴ 2011 キレンゲツツジ 2010 ナルコユリ 2009 ニワウルシ(雄株) 2008 コアジサイ 2007 ノリウツギ 2006 ヨウシュイボタ 2005 サルビア・グアラニチカ 2004 ネムノキ

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6月8日(日) ハナヒョウタンボク

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ようやくハナヒョウタンボクの開花期に出会いました。豪華な稔りの姿をここに載せてからもう7年です。同属のヒョウタンボク(標準和名:キンギンボク)ならば実も花もわりと順調に収録できたのに、縁というのはときどきゴネてくれます。
そんな「ようやく」の思いを脇に置いても、これだけの高さ(4~5m)の木が満艦飾になるわけですから、大満足の眺めでした。キンギンボクが文字どおり金銀二色で綾なすのに比べると、こちらは白がとても優勢です。地面に落ちた花もそこそこ白いので、時間経過で黄色く退色する性質はあまりないのかと見ました。
かつ、ほぼ平らな目線で見ることができるキンギンボクに対し、こちらはどの木もどの木も見上げる角度で、太陽光線をもろに受けての観察です。花がやたらに白く輝いていた記憶は、そんな条件もあってのことだったことを忘れてはいけません。

<補注>同属ではあっても、オニヒョウタンボクのリズムはやや早めでした。(2025年6月13日

過去のきょう 2024 ユッカ・トンプソニアナ 2023 ウンナントウヒ 2022 コメツツジ 2021 クダモノトケイソウ(パッションフルーツ) 2020 サフランモドキ(ゼフィランサス・カリナタ) 2019 ムラサキ 2018 フクギ 2017 ヒゼンマユミ 2016 オオバヤシャブシ 2015 ハマクサギ 2014 イグサ(イ) 2013 トネリコ 2012 カラスムギ 2011 ジャーマンアイリス 2010 カナウツギ 2009 ギンリョウソウ 2008 アケボノフウロ 2007 シロバナヤエウツギ 2006 ウラジロチチコグサ 2005 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ) 2004 ナンキンハゼ

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番外編 : ホテイチクの筍

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ホテイチクの筍を食べることができました。長生きはするものです。
クセつよとしか言えない稈の見た目に反して、ものすごく雑味のない(おとなしい)味で、しかし食感はしっかり筍なので、サラダとかにまで使えそうです。
うちではまず筍ごはんで楽しみました。おっと、写真左は皮を剥くまえに切り落とした先端部分です。頭のクチュクチュがハチクに似ていてもあれよりは素直というかのびやかで、枯れきるまでの間、食卓のオブジェを務めてくれています。

<補注> マダケとハチクの筍は、かつて秩父で入手でき、食べ比べ済みです。

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6月7日(土) コケイラン

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木陰に生えるのはこういうランの常で、光線具合に不満は言えません。ただ、撮影枚数の半数がボツだったほどに強風の日だったのは運がなさ過ぎました。
いえいえ、ここに1本だけのこれを見つけたのだから、不運を嘆くのは贅沢です。煌めく黄褐色の花は径1cmほどで、34~5cmの真っ直ぐな花茎に17個まで数えることができました。茎の上下に鮮度差が少ないのは蘭類の美点に思えます。
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そして、多くの参考サイトが「葉は2枚」と断言するのに反し、1枚しかありません。ところが、帰宅後にあたった牧野図鑑には「1~2葉」とあって安心しました。
同じように、コケイランの「蕙」はシランのことと限定するページが多いのに、博士は「シランまたはガンゼキランの類を指す」とした上で、それと「葉が似ているが花が小さいのでついた名」と丁寧です。たしかに、漢和辞書でも蕙は「かをりぐさ、蘭の類」としかされていなくて、シランに限定する必要はないはずです。
然(しこう)して、まだ見ぬガンゼキランを、花はともかく、その葉を見るという新たな課題が生まれました。絶滅危惧種指定の大きくて重い目標です。

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6月6日(金) ペラルゴニウム(品種不明)

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どうして食品スーパーにこんなキワモノを置くのか、ヤオコーさんはじつに尖った園芸品を扱ってくださるのです。おかげで労せずして面白いものを入手できます。
ところが、キワモノ過ぎるとふつうの奥様たちは手を出さなくて、これはワタシが1鉢連れ帰ったあともずっと売れ残っていました。たしかに、ちょっと攻めすぎです。
かく言う好き者も、どんなに調べてもコヤツの正体がわかりません。値札にあったペラルゴニウムという表示を信じると、パールピンクという品種が近いように思えますが、花つきがまったく及ばないので、現時点では「品種不明」です。
と言うより、ペラルゴニウムとゼラニウムはどう違うのかが焦点で、それを理解するベースとして、かつてのゲラ・ゼラ問題を思い出す必要があります。あそこで述べたテンジクアオイ属(Pelargonium=ゼラニウムはすべてこの属)のうち、1年性で春夏だけ咲くものがペラ…「ふーん、贅沢品か」というのははた衛門的理解です。

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6月5日(木) チヂレタケ

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枯れたブナの幹が気味悪~い輩に蔽われていました。ただ、集団なので不気味に感じたものの、個別に見るとほんわりした傘の色合いや形が優しげです。
キノコ類は種類を判別する基礎知識がなにもなくて、これをチヂレタケとしたのもかなりのエイヤッです。ただ、ハズレてもPlicaturopsis.(チヂレタケ属)のなにかではなかろうかとアバウトな気持ちでチヂレタケとしてみました。
そしていつも進歩のない反省です。キノコ類は裏側を見なくちゃダメなんだよ! 前もドジしてるでしょ! 叱ってくださる人がいなくなって久しい爺さまは、さみしさと情けなさで全身気怠くなりながら、馬鹿者!と自分に拳固をくれるのでした。

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6月4日(水) クレマチス(品種不明)

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ピントの当て先を間違えたなぁと、いま思います。クレマチスの雌シベ・雄シベの面白さは否定できなくても、あとから見て目立つのは脇のクモでした。
巣は張らないで、こうやってずっと獲物を待つのでしょう。手抜きなのか勤勉なのか、評価に困るヤツです。ずっと目を見開いて緊張状態でいるわけにはいかないでしょうから、虫がやって来そうもない頃合いにはウトッとすることもあるのでしょう。
そう言えば、ベンチでウトッとしてしまった困ったお兄さんがいま話題です。退屈にさせてしまった相手チームがいけないような気はしても、それは声高に言えないし、翌日はそんな相手に弟くんが負けてしまって、さあ、ビシッと6月攻勢、ヨロシク!

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6月3日(火) セイヨウシナノキ

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ドイツ語ではこれをLindenbaumと言います。この名はケーキ屋さんとかカフェで親しいもので、あの国でこの木を目印にするお店が発祥だったのでしょう。
それだけ親しまれることは、Tilia vulgarisという学名からも察せられます。Tilia(シナノキ属)なんだけどvulgaris=ふつうの・よくある木だという素っ気ない扱いです。
今回見た木はそれこそふつうサイズ(高さ5~6m)だったものの、ドイツでは樹齢が千年を超えることもあるそうです。そんな「ふつうではないふつう」が広場の中心に聳える景色を楽しむためだけの旅なんてできたら幸せなことでしょう。

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6月2日(月) ニオイヒバ

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これがなぜ「匂檜葉」か知るためには、ちょっとイケないことをしなくてはなりません。植わっている幹や葉をクンクンしても、とくに香りはしないのです。
罪がなくていいのは剪定作業に立ち会うことで、その場はシトラスの香りに包まれるはずです。ただ、そんな幸運に恵まれないときは、目立たない場所の葉っぱを、先っちょだけ、ほんの少し千切らせてもらいます。おぉ~、爽やかですぅ。
同属であるネズコ(クロベ)にはそんな香りはないのに、北米産のこのニオイヒバがこんな芳香を持つとは、あのオッサン、これをどんどん日本に輸出して貿易赤字とやらを解消してくれたらどうですか。ん、この爽やかさ、わからないかなあ。

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6月1日(日) キンシバイ

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もう梅雨だろうという日々のなかにもピカッとしてくれるときがあって、そんなときにこの黄色い花を見ると、もう夏なんだなぁと覚悟新たにします。
そんな情緒的な感慨とは別に、多少は科学的な目の持ち合わせもあって、この写真には二つの視点を込めました。一つはキンシバイの学名=Hypericum patulumの後半部が意味するところ=「わずかに開いた」です。同属で感じの似たビヨウヤナギの花がわりとだらしなく開くのに対し、たしかに花冠がお椀型でつぼんでいます。
そしてもう一点は雄シベのつくりです。無数に見える雄シベが、じつは5つの束に括られていることをビヨウヤナギで確かめたまま、キンシバイの「金糸」を確認していませんでした。ひょいと思い出してちょいと引っ張ったら、お仲間と同じでした。無体なことをしてしまったお詫びに、つまんだ雄シベの葯を雌シベに擦りつけておきました。

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