5月12日(月) ニンジン(ビスナガ・ダウコイデスを訂正)
<記事訂正> とんでもないエラーをしてしまいました。記事掲載から4日後、畑の主(知り合い)に「これなに?」と尋ねたら「ニンジンよ」ですと!
ひぇ~、恥ずかし過ぎます。ニンジンの花がこんなに雄大かつ盛大に咲いてくれることを学びました。写真下のお馬鹿な記述は、いつもどおり「晒し」て禊ぎとします。

畑の隅が盛大に白い花笠で飾られていました。1mほどの高さまで咲き上がり、こんもりした半球状の花穂が次々と開いていきます。
最初はドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー)だろうと思いました。ところが、見るほどに「なんとなく」違う気がしてきます。一つは花、もう一つは葉です。
ドクゼリモドキ(Ammi majus)の花穂はやや平たく散開し、小穂ごとの距離は空き気味なのに対し、こちらはまとまりがいいのです。葉もA. majusは披針形で多少なりと葉幅が見られるのに、こちらは完全に線形でツンツンしています。
さて、こんな特徴から調べていくと、まずAmmi属のうちのvisnagaに行き着きます。ところがYListはA. visnagaはA. majusのシノニムだとしています。そんなはずは?とWFOにあたるとA. visnagaはVisnaga daucoidesのシノニムでした。
書いていて頭がワヤになりますが、Ammi属からVisnaga属が切り離され、その一員としてdaucoides(意味不明)の種小名を与えられたのがこれになります。
ということで、これは「白花笠背高糸葉芹」だろうというはた衛門の命名が世界的に認められるまで(笑)は、仕方ないのでこれはビスナガ・ダウコイデスです。
最初はドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー)だろうと思いました。ところが、見るほどに「なんとなく」違う気がしてきます。一つは花、もう一つは葉です。
ドクゼリモドキ(Ammi majus)の花穂はやや平たく散開し、小穂ごとの距離は空き気味なのに対し、こちらはまとまりがいいのです。葉もA. majusは披針形で多少なりと葉幅が見られるのに、こちらは完全に線形でツンツンしています。
さて、こんな特徴から調べていくと、まずAmmi属のうちのvisnagaに行き着きます。ところがYListはA. visnagaはA. majusのシノニムだとしています。そんなはずは?とWFOにあたるとA. visnagaはVisnaga daucoidesのシノニムでした。
書いていて頭がワヤになりますが、Ammi属からVisnaga属が切り離され、その一員としてdaucoides(意味不明)の種小名を与えられたのがこれになります。
ということで、これは「白花笠背高糸葉芹」だろうというはた衛門の命名が世界的に認められるまで(笑)は、仕方ないのでこれはビスナガ・ダウコイデスです。
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