4月29日(火) タツタソウ

中途半端と嘆くか一石二鳥と喜ぶか、葉色が微妙です。もう少し早ければ臙脂の渋い色合い(↓)が見られ、遅ければ赤い縁取りは消えて緑一色だったはずです。
そしてタツタという名も微妙です。多くの資料は「日露戦争時に竜田(龍田)の乗組員が日本に持ち帰った」としていても、船籍としてその名を持つ船は複数あります。日露戦に参加したとすれば、起工時は水雷砲艦、日露戦前に通報艦に「格下げ」された龍田が該当しそうで、ガチの船艦でお花を持ち帰るよりは自然かなと考えました。
そんな120年も前の運搬手段の究明にも増して、この草本の学術的な位置づけは素人の手に余ります。YListが正名とするJeffersonia dubiaをWFOはシノニムとし、Plagiorhegmaという初めて知る属名を認めています。
もぉお、どんなお船で来たのか、どんな学名で呼んでくださるかなんて、ワタシは一向に興味ありませんことよ。可愛ければそれでよろしいんじゃありません?と、脛丈ほどもない小さなお姫さまはププンのプンとお怒りでございました。
そしてタツタという名も微妙です。多くの資料は「日露戦争時に竜田(龍田)の乗組員が日本に持ち帰った」としていても、船籍としてその名を持つ船は複数あります。日露戦に参加したとすれば、起工時は水雷砲艦、日露戦前に通報艦に「格下げ」された龍田が該当しそうで、ガチの船艦でお花を持ち帰るよりは自然かなと考えました。
そんな120年も前の運搬手段の究明にも増して、この草本の学術的な位置づけは素人の手に余ります。YListが正名とするJeffersonia dubiaをWFOはシノニムとし、Plagiorhegmaという初めて知る属名を認めています。
もぉお、どんなお船で来たのか、どんな学名で呼んでくださるかなんて、ワタシは一向に興味ありませんことよ。可愛ければそれでよろしいんじゃありません?と、脛丈ほどもない小さなお姫さまはププンのプンとお怒りでございました。
<追録> 同じ日、違う群落も撮影していました。上の写真よりは葉にまだ臙脂色が強く残っているわりに花は終わり気味で実がたくさんできていて、教科書的な生長進行順では現実をとらえきれません。
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