4月7日(月) アオナシ

とてもレアな木だと思っていたミチノクナシの近縁種になります。つまり、この2種はPyrus ussuriensisの変種同士で、ミチノクナシはvar. ussuriensis=ウスリー地方を原産地とするのに対し、このアオナシはvar. hondoensis=日本の本州がその本拠地というわけです。ミチノクナシではまだ見ていない花(注)を撮影できました。
もっとも、アオナシの「青」は実が茶色まで行かず黄緑色でとどまるという意味らしくて、やれやれ、花を撮って喜んでいる場合ではないのでした。
その実は来月には径3cmほどまで膨らみ、夏に上記の色になったところで終わり、囓っても「とてもとても…」のようです。なんでも口に入れたい自分にとってはかなりヤル気が萎える情報ながら、乗りかかった船でクェー!と顔をしかめてみましょう。
<補注> ミチノクナシの開花状態も収録できました。(2025年4月15日)
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