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3月17日(月) シャボンロカイ(明鱗錦、シャボンアロエ)

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地に伏せるように広がる葉の中心からグィーンと飛び出す花茎…こういう被写体を4対3の画面に収めるために、いつもどおりの切り貼りです。省略した茎の中間部の長さは、なんとほぼ1mもあり、間抜けなことこの上もありません。
いや、このアロエを責めているのではなく、あくまで撮影側の勝手な不満です。そして、そんな構図上の不都合よりさらに深刻な問題は、このアロエの名前です。
温室での表示はメイリンニシキ(Aloe saponaria)でした。ところが、YListはこの学名を異名とし、この和名(明鱗錦)も認めていません。そして、面倒なことに、シャボンアロエで良さげなところをシャボンロカイ(A. maculata)としてくれていました。
このロカイはアロエの呼び方としてときどき出遭うものの、このブログに登場するのは初めてです。そもそもアロエは蘭語・Aloëで、これを中国で蘆薈とあてたら、日本でそれをロカイと読むようになった…なんだか伝言ゲームみたいな話です。
あと、シャボンは葉の切り口を水に漬けると泡立つことに拠っているし、明鱗錦は葉の白斑を言っていて、やれやれ面倒なアロエ、いやロカイですこと…。

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