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2月25日(火) アロマティカス

250225col_amboinicus
もうこんな日記は投げだそうと思うことがしばしばあって、きょうもその日です。写真のコヤツは通称・アロマティカス、語感がいいし、葉に触るとすっきり香がして、水遣りをサボっても平気、お店で処分価格になっていたとは信じられない良品です。
さて、流通業界ではこのアロマティカスのフルネームはプレクトランサス・アロマテカスとされています。えっ、これがあのモナ・ラベンダーと同属なの? 葉形・葉質がかなり違います。茎色、違います。花もあんなに賑々しくは咲かないらしいのです。
土台、アロマテカスが種小名かと思ったら、本当のそれはamboinicusでした。これはインドネシア東部の島名に由来していて、そこが原産地のひとつのようです。
念のためPlectranthus amboinicusをWFOで調べると、それはColeus amboinicusのシノニムだと出ます。え、コリウス(注)ですか? 葉質、かなり違いますけど…。
しかし、YListも同じ見解だし、別名にメキシカンミントやキューバンオレガノを上げる始末です。インドネシアがメキシコやキューバとくっついてしまいました。
さて、いまは指先サイズで丸くてプックリした葉が、これから生長すると細長くなり、薄くなり、鋸歯が目立つようになるというのでしょうか。そもそも花を咲かすのは難度が高いそうだうし、夏を乗り切れるかどうかも不安です。ただ、こんなワヤクチャの理解のままで枯らすのは悔しくて、なんとしても2~3年は観察したいものです。

<補注> 今回の学習にはオマケがあって、ふつうに花壇を飾るコリウスはプレクトランサス属でした。一方、そのプレクトランサスを称するアロマティカスがじつはコリウス属で…投げ出す程度ではなく、なぎ倒したい倒錯の世界です。

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