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追録編 : オウギバショウ(タビビトノキ)

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<八重山記33> 海岸近くではアダンが大きな顔をしていたのに対し、少し内陸部ではオウギバショウがやたらと幅を利かせていました。マダガスカル原産で東南アジアや中米に勢力を張るというのに、八重山もそこに加わる気でしょうか。
ただし、勝手に増殖しているのではなく、敷地境界に何本も並んでいることが多いことからして、塀に利用されているようです。ブロック塀よりはずっと高さが稼げるし、もし烈風に倒れたとして、人工物よりも被害はずっと軽微で済むのでしょう。
オウギバショウの葉は向きが東西にそろうというのは俗説とされてはいても、八重山で見た限りはこうしてうまい具合に並んでいました。微妙なズレはさておき、見た範囲では概ね同じ向きで衝立効果を出していて、俗説とは断じきれない気がします。

<補注> 属違いなのにオウギバショウを名を借りる面倒な種類がありました。(2025年3月6日

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