1月4日(土) コウトウヤマヒハツとヤマヒハツ
<八重山記9> 花びらがほぼないショボショボした花が初夏に咲き、その花穂にまとまってついた実は冬にかけて緑から赤を経て黒に変わります。どういう理由で色合いの異なる実が混在するのかは想像できなくても、とても美的です。
和名は後ろ側から理解していきたくて、まずヒハツはインドナガコショウの収録時に学びました。そのヒハツに全体の姿が似るとして名付けられたものがヤマヒハツ(↓)であり、その同属種で紅頭嶼を中心に分布するのがコウトウヤマヒハツ(↑)です。
さてこの属(Antidesma)は今回の2種が初収録です。どちらも常緑の低木で、雰囲気はよく似ています。八重山の地で一挙に撮影できたのは幸運だったものの、コウトウヤマヒハツにはシマヤマヒハツという別名がある一方で、ヤマヒハツはイリオモテヤマヒハツとかリュウキュウヤマヒハツとも呼ばれています。たぶん三日もすればどれがどれだったか混乱は必定で、こうして書き付けておくしか手がありません。
和名は後ろ側から理解していきたくて、まずヒハツはインドナガコショウの収録時に学びました。そのヒハツに全体の姿が似るとして名付けられたものがヤマヒハツ(↓)であり、その同属種で紅頭嶼を中心に分布するのがコウトウヤマヒハツ(↑)です。
さてこの属(Antidesma)は今回の2種が初収録です。どちらも常緑の低木で、雰囲気はよく似ています。八重山の地で一挙に撮影できたのは幸運だったものの、コウトウヤマヒハツにはシマヤマヒハツという別名がある一方で、ヤマヒハツはイリオモテヤマヒハツとかリュウキュウヤマヒハツとも呼ばれています。たぶん三日もすればどれがどれだったか混乱は必定で、こうして書き付けておくしか手がありません。
<補注> この2種が似非(えせ)ヒハツだった(コショウ属ではない)のに対し、あとで取り上げたヒハツモドキは純正のコショウ属です。(2025年1月5日)
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