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1月15日(水) クサミズキ

250115no_nimmonianus
<八重山記21> ずいぶんとワッサワサした木だなという第一印象でした。大きめで葉脈がクッキリ目立つ長楕円形の葉が互い違いで密に並びます。
葉・花・実、どれもがミズキを思わせはしても、それぞれなんとなく違います。名前だけはミズキを名乗っていたものの、そこに「クサ」が載っかって、当然ながらそれは「草」ではなくて、「臭」の方です。葉も花も、いつもながらの鈍感さんは感じなくて、中国名に臭味假柴龍樹というのがあるので、それを踏襲しただけだろうと断じます。
石垣から南西に向かってスリランカあたりまで、広く分布する木でも、所属するクロタキカズラ科そのものが日本には3種しか存在せず、ここにはこれが初収録です。残りの2種のクロタキカズラとワダツミノキ、どうにかして出会いたいものです。

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