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1月16日(木) モンパノキ

250116he_arboreum
<八重山記24> 海辺でよく見かけた木です。3mほどまで大きいもののあって、しかし葉が柔らかくてふんわりしているので、圧迫感がありません。
かなりの数を見たというのに、花や実を見つけられませんでした。資料写真だと、夏に白いサンゴのような花が咲き、それが海ぶどうのような実になるようです。八重山に限らず、奄美以南に分布するというので、またの機会を待ちましょう。
モンパという不思議な音は日本語らしくて紋羽とあてます。葉が紋羽二重のように柔らかいことを指していて、八重山の植物にしては都風な呼び名です。

<補注> 分類的にはムラサキ科キダチルリソウ属であり、同属(Heliotropium)種としてはスナビキソウキダチルリソウ(ヘリオトロープ)を収録しています。

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