1月5日(日) ヒハツモドキ
<八重山記11> 竹富島観光の定番である古風な家並みも、その保存はものいりなことだし、勝手な建て替えはできないのだそうです。折しも屋根の修復をしていましたが、こんな重い土や瓦を運び上げるのがもし夏だったらと怖気を震います。
そんな竹富の石垣がPiper(コショウ属)で蔽われていました。現地ではピパーチと呼ばれ、よそ行きに言えば島こしょう、標準和名ならばヒハツモドキです。
おっと、沖縄の常で発音にはかなりの幅があります。竹富ではピーヤシだし、県内にはピパチ、ピパーツ、ヒバーチ、ヒハチ、フィファチなどの変化型があるそうです。
さらにおっとで、きのうのヤマヒハツ2種とヒハツつながりです。もっともあの2種のヒハツは名前だけ(分類的にまったく別で、当然ながら胡椒成分なし)だったのに対し、きょうのヒハツはモドキとされながらも胡椒直系です。ロングペッパーと味的には大差ないそうで、八重山そばには必需品、島の味を形成するものだと言います。
香辛料とするには実を天日干しして粉にするし、葉を天ぷらにもします。志木でも栽培できればいいのに、冬の平均気温が15度以上も違っては無理な話です。
そんな竹富の石垣がPiper(コショウ属)で蔽われていました。現地ではピパーチと呼ばれ、よそ行きに言えば島こしょう、標準和名ならばヒハツモドキです。
おっと、沖縄の常で発音にはかなりの幅があります。竹富ではピーヤシだし、県内にはピパチ、ピパーツ、ヒバーチ、ヒハチ、フィファチなどの変化型があるそうです。
さらにおっとで、きのうのヤマヒハツ2種とヒハツつながりです。もっともあの2種のヒハツは名前だけ(分類的にまったく別で、当然ながら胡椒成分なし)だったのに対し、きょうのヒハツはモドキとされながらも胡椒直系です。ロングペッパーと味的には大差ないそうで、八重山そばには必需品、島の味を形成するものだと言います。
香辛料とするには実を天日干しして粉にするし、葉を天ぷらにもします。志木でも栽培できればいいのに、冬の平均気温が15度以上も違っては無理な話です。
過去のきょう 2024 ナルキッスス・カンタブリクス・フォリオスス 2023 ポンポネッラ 2022 グレビレア・ピーチズアンドクリーム 2021 ムシトリスミレ 2020 ヒカゲツツジ 2019 ムチゴケ 2018 ツクシカイドウ 2017 セイヨウフダンソウ(スイスチャード) 2016 オドリコソウとヒメオドリコソウ 2015 ドラセナ・コンシンナ 2014 ハクサイ 2013 ボタンヅル 2012 ヤマコウバシ 2011 カルドン 2010 キチジョウソウ 2009 サザンカ(白八重) 2008 ミミズバイ 2007 オオキバナカタバミ(オキザリス・セルヌア) 2006 ナンキンハゼ 2005 ノイバラ
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