11月18日(月) シンツルムラサキ(ツルムラサキ)
肩の高さほどの棚にツルムラサキの赤茎種と青茎種が仲良く絡んでいて、このごろなんでもかんでも、あちらでもこちらでも、反目し合ってばかりの人間世界に愛想が尽きていた爺さまは、ややウルッとしつつシャッターを押しまくったのでした。
ところが!なのです。ひえー、学問世界は反目ではなく進歩し続けているわけで、かつては赤茎と青茎は学名が一緒、単なる色違い扱いだったのに、去年あたり、赤茎種はシンツルムラサキ(Basella alba 'Rubra')と別扱いになっていました。
日本には赤茎が先にもたらされたので、別扱いすべきは青茎だろうと思いがちでも、世界的にはBasella alba(白、つまり青茎)が標準で、赤茎は派生種扱いです。ただ、そのわりに「シン」には「新」ではなく「真」をあてるようで、この和名は傍系を本家筋とするような納まりの悪さを感じます。いやいや、本家だ分家だという発想こそが反目を生むわけで、「シン」は辰砂(赤褐色)の「辰」だと勝手に考えておきましょう。
ところが!なのです。ひえー、学問世界は反目ではなく進歩し続けているわけで、かつては赤茎と青茎は学名が一緒、単なる色違い扱いだったのに、去年あたり、赤茎種はシンツルムラサキ(Basella alba 'Rubra')と別扱いになっていました。
日本には赤茎が先にもたらされたので、別扱いすべきは青茎だろうと思いがちでも、世界的にはBasella alba(白、つまり青茎)が標準で、赤茎は派生種扱いです。ただ、そのわりに「シン」には「新」ではなく「真」をあてるようで、この和名は傍系を本家筋とするような納まりの悪さを感じます。いやいや、本家だ分家だという発想こそが反目を生むわけで、「シン」は辰砂(赤褐色)の「辰」だと勝手に考えておきましょう。
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