11月10日(日) シマコガネギク
アキノキリンソウを思わせますが、立ちの強い茎と、その先だけに集まる花がなんとなく「そうじゃないよ」と主張しています。いえ、本当は名札がついていました。
そこにはシマコガネギクとあって、屋久島から南の琉球列島に分布するものでした。あらためて学名を確認すると、アキノキリンソウがSolidago virgaurea subsp. Asiaticaであり、こちらはその後ろにさらにvar. insularisと続きます。
学術的には「ほぼ同じ」という見解であり、insularis(島の)が追加されただけです。いやいや、冒頭述べた「感じ」が違うし、茎上部の葉も、わりとゆったりめのアキノキリンソウに対してこちらは細くて小さくて別物だとわかるのに、なにせカンニングした身なので生意気は言えません。早めに現地で再会できることを期待しておきましょう。
そこにはシマコガネギクとあって、屋久島から南の琉球列島に分布するものでした。あらためて学名を確認すると、アキノキリンソウがSolidago virgaurea subsp. Asiaticaであり、こちらはその後ろにさらにvar. insularisと続きます。
学術的には「ほぼ同じ」という見解であり、insularis(島の)が追加されただけです。いやいや、冒頭述べた「感じ」が違うし、茎上部の葉も、わりとゆったりめのアキノキリンソウに対してこちらは細くて小さくて別物だとわかるのに、なにせカンニングした身なので生意気は言えません。早めに現地で再会できることを期待しておきましょう。
<補注> シマコガネギクという和名ですぐに連想したのはアワコガネギクでした。しかし、あちらはChrysanthemum、こちらはSolidagoと属レベルから別物です。これでようやく、アワコガネギクは別名で標準和名がキクタニギクである意味がわかりました。
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