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11月8日(金) シナオケラ

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このシナオケラはホソバオケラとともにその根茎が蒼朮(そうじゅつ)と呼ばれる漢方の原料になります。一方、白朮(はくじゅつ)も同じく漢方名で、そちらにはオケラオオバナオケラが使われます。「朮」はオケラのことです。
根茎の参考写真を見ると、白朮はたしかに白っぽいのに比べ、蒼朮は黒いと言うか、濃茶であって、決して蒼(あお)くはありません。言葉の綾だろうと思います。
いやいや、話はシナオケラで、ホソバオケラの変種とされ、両者はかなり似ています。ただこんなミイラ状態でも、茎の分岐が強いことや葉の鋸歯が刺状でパサついて見えることがわかります。渋いオケラの渋い見分けポイントです。

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