10月3日(木) アズマレイジンソウ

アズマレイジンソウには、a. アズマトリカブト、b. イブキレイジンソウ、c. シナノレイジンソウ、d. ウスゲレイジンソウと別名が少なくとも4つあります。これらの名前が、この種を見分けるときに案外に役に立つので、煩雑さを顧みず並べてみました。
まずa.で、これがトリカブト類(Aconitum)だと言っています。次にb.とc.は分布域を示していて、この日本固有のAconitumが本州で見られるとわかります。

残ったd.がずいぶんと差別用語に思えるのは個人的な被害者意識であり、この「薄毛」は葉脈や葉柄に生える毛が開出(発生点から直角にのびる)せずに屈毛(毛が伏している)状態であることを示します。ずいぶんと渋い見分けポイントであって、ふつうのレイジンソウを収録した14年前には見ようともしていないことに赤面します。
まずa.で、これがトリカブト類(Aconitum)だと言っています。次にb.とc.は分布域を示していて、この日本固有のAconitumが本州で見られるとわかります。

残ったd.がずいぶんと差別用語に思えるのは個人的な被害者意識であり、この「薄毛」は葉脈や葉柄に生える毛が開出(発生点から直角にのびる)せずに屈毛(毛が伏している)状態であることを示します。ずいぶんと渋い見分けポイントであって、ふつうのレイジンソウを収録した14年前には見ようともしていないことに赤面します。
<既収録のAconitum(トリカブト属)・和名50音順> ☆ アコニット(セイヨウトリカブト) ☆ エゾトリカブト<リンク先8枚目写真> ☆ オクトリカブト ☆ センウズモドキ ☆ ハナトリカブト ☆ ヤマトリカブト ☆ レイジンソウ<リンクは文中>
<補注> 葉柄の毛は開出している(屈毛ではない)のに薄毛と名付けられた桜がありました。(2024年10月6日)
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