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10月2日(水) オオバアサガラ

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思いがけず高原で出会った(5月7月掲載の木は同じもので北陸の平地の品)オオバアサガラは、いかにも涼しげでした。あの鬱蒼とした佇まいはどこへやら、実(種)はサパサパと枝に残るばかり、葉はほんのりと秋色に変化中です。
さて無念なのは、この木(の実)は最初からこんなサッパリ系だったのか、それともワッサワサからここまで種を撒き散らしたあとなのか、わからないことです。
しかし、少なくとも多少の種は地上に落ちたか鳥に運ばれたかのはずで、近くに芽生えはあってしかるべきだと思うのです。なのに、前の場所でもここでも、それらしい若木はまったく見つかりません。ならばこの種をウチに持ち帰って発芽試験(注)をしてみようかという気持ちが淡く生まれても、もし芽が出たら、そのあと困るのは自明です。

<補注> 専門の先生たちによる研究レポートを拝見すると、オオバアサガラの発芽率は2割前後とあって、やはり「気むずかしい」性質のようです。

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