9月23日(月) セイタカトウヒレン
腰丈ほどにスックと立ち上がった茎に目を奪われました。その茎にはこれ見よがしのヒレがついていて、うーん、記憶をたぐっても、こんなん、見たことありません。
なんだ、あれ?とブツクサ言いながら徘徊を続けると、少し陽当たりのいい斜面で咲いているアザミ風のこの花(写真右側)の苞は、これ、あれじゃないですか!?
トウヒレンは塔飛廉で、飛廉は中国でこういう感じの草本を言うようです。それがスックと立つから塔だし、中国から借りた名前だから唐を当てる考えもあるようです。
問題は、このSaussurea(トウヒレン属)の和名で、このように塔飛廉を当てる種類もあれば、ヒゴタイやアザミを借りる輩もいて、140種ほどある仲間がそれぞれ勝手に○○ヒゴタイとか○○アザミ、あるいは○○トウヒレンを称します。どうしてそんなカオスに陥ったのだ!と憤激しても、学者さんにも気分があったとしか思えません。
なんだ、あれ?とブツクサ言いながら徘徊を続けると、少し陽当たりのいい斜面で咲いているアザミ風のこの花(写真右側)の苞は、これ、あれじゃないですか!?
トウヒレンは塔飛廉で、飛廉は中国でこういう感じの草本を言うようです。それがスックと立つから塔だし、中国から借りた名前だから唐を当てる考えもあるようです。
問題は、このSaussurea(トウヒレン属)の和名で、このように塔飛廉を当てる種類もあれば、ヒゴタイやアザミを借りる輩もいて、140種ほどある仲間がそれぞれ勝手に○○ヒゴタイとか○○アザミ、あるいは○○トウヒレンを称します。どうしてそんなカオスに陥ったのだ!と憤激しても、学者さんにも気分があったとしか思えません。
<補注> Saussurea(トウヒレン属)は名前問題の宝庫でした。(2024年10月5日)
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