8月1日(木) ザリコミ
雌雄異株なのに、初対面が雌株とは運がいいことです。真っ赤な実が微笑んでいてくれました。花の季節には雄株も並んでいたらと期待がふくらみます。
ザリコミという日本語らしからぬ尖った名前に反し、実は薄甘くて素直な味でした。さてその変な名前は、なんと砂利+茱萸(ぐみ)だそう(注)で、この場所は特に礫地ではなかったものの、本来の自生地(低山~亜高山)はそんな場所なのでしょう。
仲間(Ribes=スグリ属)のヤブサンザシの実はノーサンキュー味、フサスグリはシャッキリの酸っぱさ、マルスグリはお料理向き…と味には統一性がありません。対して株の佇まいとか花や葉には共通性を感じます。そんなスグリ属メンバーのなかでは、ザリコミを「野歩きの友・No.1」としておきましょう。
ザリコミという日本語らしからぬ尖った名前に反し、実は薄甘くて素直な味でした。さてその変な名前は、なんと砂利+茱萸(ぐみ)だそう(注)で、この場所は特に礫地ではなかったものの、本来の自生地(低山~亜高山)はそんな場所なのでしょう。
仲間(Ribes=スグリ属)のヤブサンザシの実はノーサンキュー味、フサスグリはシャッキリの酸っぱさ、マルスグリはお料理向き…と味には統一性がありません。対して株の佇まいとか花や葉には共通性を感じます。そんなスグリ属メンバーのなかでは、ザリコミを「野歩きの友・No.1」としておきましょう。
<補注> 牧野日本植物図鑑の当該解説部を意訳しました。
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