8月29日(木) クロミサンザシ
寒冷地を好む樹種で、北海道以外だと長野の高地にしか自生せず、環境省の絶滅危惧IB類指定です。秋が深まるころ、この赤黒い実はムクドリやヒヨドリに啄まれるそうで種は遠くに運ばれはしても、前記理由で平地に実生はしないようです。
そんな鳥たちと争そわなければ…と気合いが入るほどの魅力には欠ける実です。したがって、この木を次に被写体にするのは花どきの初夏にしておきましょう。
いかにもサンザシ類(↓)らしく不規則な欠刻をもつ葉も、この暑さにずいぶん痛めつけられています。ただ、枝先にはいくつか葉芽が見えていたし、全体の枝振りも健康そうではあります。ぜひに来春も元気に花を咲かせていただきたいものです。
そんな鳥たちと争そわなければ…と気合いが入るほどの魅力には欠ける実です。したがって、この木を次に被写体にするのは花どきの初夏にしておきましょう。
いかにもサンザシ類(↓)らしく不規則な欠刻をもつ葉も、この暑さにずいぶん痛めつけられています。ただ、枝先にはいくつか葉芽が見えていたし、全体の枝振りも健康そうではあります。ぜひに来春も元気に花を咲かせていただきたいものです。
<追録> 上の写真撮影から1カ月半ほどが経ち、実の赤みはほとんど失われ、漆黒の美を見せていました。ただ、あまりに高い位置についていて、味見は到底不可能でした。(撮影:2024年10月11日)
<このブログに収録済みのサンザシ属・和名50音順> ☆ アーノルドサンザシ ☆ オオミサンザシ ☆ サンザシ ☆ セイヨウサンザシ ☆ モリスサンザシ
過去のきょう 2023 レモン・ポンデロサ 2022 ソナレマツムシソウ 2021 エケベリア・トプシータービー 2020 ニチニチソウ 2019 アメリカアリタソウ 2018 オオバベニガシワ 2017 ゴマキ 2016 オヒョウ 2015 ホソエカエデ 2014 オミナエシ 2013 ベニバナエゴノキ 2012 トチカガミ 2011 ホソバヒャクニチソウ 2010 カジノキ(雌株) 2009 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2008 ハネミギク 2007 スズメウリ 2006 シシトウガラシ 2005 ソラヌム・ラントネッティ 2004 ガガイモ
| 固定リンク
コメント