7月28日(日) エゾエノキ
蝦夷を名乗るからには北海道限定の樹種かと思えば、全国に分布するそうで、巴投げを喰らいました。どういうわけじゃい!?と噛みついてみると、日本にあるエノキ属のなかで、コヤツだけが蝦夷「にも」自生するという意味でした。
そう言えば、かつて取り上げたコバノチョウセンエノキもやたらと面倒を含んだ名付けでした。本来のエノキがあまりに単純な名前である分、ほかの仲間をヒネリまくってしまおうという妙なバランス感覚の所産ではあるまいかと邪推してしまいます。
おっと、肝心なのはこの写真のどこが「蝦夷」かということです。まず、エノキと違い、葉の先が尾状に長くのびています。そして、鋸歯がエノキやコバノチョウセンエノキよりもずっと粗く大きく、かつ葉の先から元側までずっと続いています。
あとは、この写真にも見えている実がポイントです。赤く色づくふつうのエノキと違い、エゾエノキは緑から真っ黒に直行するらしいのです。言われてみれば写真にもすでに黒く見える実があります。次の機会には逆光を避けて確認してみましょう。
そう言えば、かつて取り上げたコバノチョウセンエノキもやたらと面倒を含んだ名付けでした。本来のエノキがあまりに単純な名前である分、ほかの仲間をヒネリまくってしまおうという妙なバランス感覚の所産ではあるまいかと邪推してしまいます。
おっと、肝心なのはこの写真のどこが「蝦夷」かということです。まず、エノキと違い、葉の先が尾状に長くのびています。そして、鋸歯がエノキやコバノチョウセンエノキよりもずっと粗く大きく、かつ葉の先から元側までずっと続いています。
あとは、この写真にも見えている実がポイントです。赤く色づくふつうのエノキと違い、エゾエノキは緑から真っ黒に直行するらしいのです。言われてみれば写真にもすでに黒く見える実があります。次の機会には逆光を避けて確認してみましょう。
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