7月3日(水) イトバチョウジソウ
花は見るからにチョウジソウなのに、この葉はなんとしたことでしょう。この両方の特徴をもとに調べると、Amsonia hubrichtiiという多年草に辿り着きました。
アメリカ中南部に産するアムソニア(チョウジソウ)の原種で、生息地の一つオクラホマでは絶滅危惧種とされています。それなのにどうして日本の庭に?と不思議でも、少ない個体を大事に栽培して観賞用とする動きもあるのだと言います。
hubrichtiiという種小名がなんともカタカナ化しにくくて困っていたら、宿根草販売で有名なお店が「イトバチョウジソウ」という簡明な名で呼んでくれていました。頼りのYListがまだこの種は取り上げていないので標準和名とは言いにくくても、この名はおそらく「事実上の標準和名」として浸透しそうな気がします。
アメリカ中南部に産するアムソニア(チョウジソウ)の原種で、生息地の一つオクラホマでは絶滅危惧種とされています。それなのにどうして日本の庭に?と不思議でも、少ない個体を大事に栽培して観賞用とする動きもあるのだと言います。
hubrichtiiという種小名がなんともカタカナ化しにくくて困っていたら、宿根草販売で有名なお店が「イトバチョウジソウ」という簡明な名で呼んでくれていました。頼りのYListがまだこの種は取り上げていないので標準和名とは言いにくくても、この名はおそらく「事実上の標準和名」として浸透しそうな気がします。
<補注> 北米産のアムソニアとしては、先にヤナギチョウジソウ(A. tabernaemontana)を収録しています。
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