7月29日(月) イケマ
この不思議な名前が忘れられなくて、ずいぶん探しました。それなのにイケマさんは「イケマせんわ」と現れてくれず、仕方なしに苗を求めて育ててみました。
しかし、アイヌに愛された=冷涼な環境を好む人です。志木の住宅地で花を咲かせるという芸当は無理な話でした…という過去がサラッと過去になりました。
飴玉のような蕾がかわいくて、画面右下の花穂ではそれが順々に開いていく様子が見てとれます。若い葉を伴った元気な蔓は絡みつく相手を探しています。
花がとても小さいのは、写真右側でスケールや蟻が示しています。ただ、小さいくせに花びらののけぞり具合は豪快です。もしやこの薄緑のパーツは萼かと思えば、本来の萼は控えめについていて、これは真面目に花びらなのでした。
ただ、その内側には白くて本当の花びらっぽく見える副花冠があります。サイズに反してずいぶんと凝ったつくりで、長い間の捜索が報われた思いです。
しかし、アイヌに愛された=冷涼な環境を好む人です。志木の住宅地で花を咲かせるという芸当は無理な話でした…という過去がサラッと過去になりました。
飴玉のような蕾がかわいくて、画面右下の花穂ではそれが順々に開いていく様子が見てとれます。若い葉を伴った元気な蔓は絡みつく相手を探しています。
花がとても小さいのは、写真右側でスケールや蟻が示しています。ただ、小さいくせに花びらののけぞり具合は豪快です。もしやこの薄緑のパーツは萼かと思えば、本来の萼は控えめについていて、これは真面目に花びらなのでした。
ただ、その内側には白くて本当の花びらっぽく見える副花冠があります。サイズに反してずいぶんと凝ったつくりで、長い間の捜索が報われた思いです。
<追録> 2カ月後、10cmほどの長さになった実を一つだけ見つけました。
悔しいことに、途中、1回見失っていて、あの小さな花からこんな莢が生まれる過程がわかりません。来年以降の探求課題です。(撮影:2024年9月20日)
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