7月21日(日) カンガレイ
折々に目立った草木を無作為に取り上げるという日記なので、特定の植物についての知識をまとめておくことにはとても不向きです。きょうのカンガレイのように通算7回目の登場(↓)ともなると、リンク機能のありがたみに最敬礼です。
そして暦的に見直したら、これが最も早い季節の姿でした。そう思って眺めるからか、丈がとても短くて新鮮です。かつ、小穂の形が変です。砲弾型に先が尖っているはずなのに、遠間で眺めるとそこが四角です。まるで先端が切り落とされたみたいです。
グッと寄ってみたら、それは雌シベ(柱頭)が噴水のように湧いているためでした。花は雌性が先行するので、いまの季節に撮影できて幸運でした。雌シベは3裂することから、小穂1個にはたくさんの花が寄り集まっているとわかります。
おっと、雄シベの葯もこぼれ始めています。そして、その雌雄合体の成果をまだ見ていないことに気づきました。8回目のカンガレイ登場はどうやら10月ごろ、小穂から黒い実をほじくり出せたシーンになりそう(なってほしい)です。
そして暦的に見直したら、これが最も早い季節の姿でした。そう思って眺めるからか、丈がとても短くて新鮮です。かつ、小穂の形が変です。砲弾型に先が尖っているはずなのに、遠間で眺めるとそこが四角です。まるで先端が切り落とされたみたいです。
グッと寄ってみたら、それは雌シベ(柱頭)が噴水のように湧いているためでした。花は雌性が先行するので、いまの季節に撮影できて幸運でした。雌シベは3裂することから、小穂1個にはたくさんの花が寄り集まっているとわかります。
おっと、雄シベの葯もこぼれ始めています。そして、その雌雄合体の成果をまだ見ていないことに気づきました。8回目のカンガレイ登場はどうやら10月ごろ、小穂から黒い実をほじくり出せたシーンになりそう(なってほしい)です。
<過去掲載のカンガレイ記事・暦順> ☆ 8月5日 : 全体の姿 ☆ 8月12日 : 全体の姿 ☆ 8月19日 : 全体の姿(サンカクイと比較) ☆ 8月20日 : 小穂、茎、苞葉 ☆ 9月19日 : 雌シベ、雄シベ、茎と苞葉との継ぎ目 ☆ 12月2日 : 冬枯れの様子
過去のきょう 2023 ササゲ(ジュウロクササゲ) 2022 オオバアサガラ 2021 ニシキモクレン 2020 ナンヨウザクラ 2019 コフジウツギ 2018 ミシマサイコ 2017 ワレモコウ 2016 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2015 マルバアサガオ 2014 オガタマノキ 2013 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2012 ノウゼンカズラ 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ジャノヒゲ 2009 エンジュ 2008 チングルマ 2007 ツボサンゴ・パレスパープル 2006 シロネ 2005 ハナヅルソウ 2004 アカメガシワ
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