7月4日(木) アガペテス・グランディフロラ
擬態と言えばふつうは動物界のものであっても、植物もそれをすることは研究されているようです。この美しい縞模様がなにに似ているのか、まったく見当がつかなくて、したがって単なる思いつきながら、意味のない模様には見えません。
その花冠はまた、美しいだけでなく大きく(長さ5~6cm)て見応えがあります。鉢植えでいい(温度管理が困難か?)から手元に…と願う人は多いはずでも、ミャンマー産のこのツツジ科植物が市場に出回るのはまだまだ遠い先かと思います。
枝の先についた白い塊は実のようで、この先の変化が楽しみです。また、萼には花外蜜腺があるのだそうで、だとすると花の模様は虫をおびき寄せるための擬態と考えたことが的外れになります。いやいや、蜜腺と装飾の二重集客装置というのは十分にありだろうと、はた衛門説はもはや暴走…いやいや迷走を始めました。
その花冠はまた、美しいだけでなく大きく(長さ5~6cm)て見応えがあります。鉢植えでいい(温度管理が困難か?)から手元に…と願う人は多いはずでも、ミャンマー産のこのツツジ科植物が市場に出回るのはまだまだ遠い先かと思います。
枝の先についた白い塊は実のようで、この先の変化が楽しみです。また、萼には花外蜜腺があるのだそうで、だとすると花の模様は虫をおびき寄せるための擬態と考えたことが的外れになります。いやいや、蜜腺と装飾の二重集客装置というのは十分にありだろうと、はた衛門説はもはや暴走…いやいや迷走を始めました。
<補注> この植物(Agapetes grandiflora)をアガペテス・ブルマニカ(A. burmanica)とする場合もありますが、その種小名はシノニムです。
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