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7月6日(土) アカリファ・ウィルケシアナ

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かつて「花穂はついてはいても、あくまでオマケ、主役は葉」と断言してしまったことを後悔しての再掲です。あの季節からは半年のズレがあって、その間の変化過程はまったく不明ながら、花穂が白く煌めいているのに惹かれました。
さてこの半透明白色の毛状物体はなんだろうと考えて思い至ったのが、同属のベニヒモノキ(この属は花びらを持たず)です。あの花穂が束子(たわし)を思わせるのと同じで、つまり萼の先端が糸のように長くのびた結果と思えるのです。
やれやれ、生意気にもオマケと言い切った花穂がこんな難物とは恐れ入りました。端折った半年の間には、真っ赤な蕾から白い葯がこぼれるシーンもあるらしく、もう少し接写ができる被写体を探しながら、ほかの季節にも注目することにします。

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