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6月18日(火) ガンコウラン

240618em_nigrum
ミニチュア(小指の太さ程度)のモミの枝が岩を這っている感じです。調べているなかで初めて知った言葉に「風衝地」があって、「尾根や森林限界付近で多く発生する、継続的に強い風が吹きつける一帯のこと(ヤマレコ・登山の用語集)」だそうです。
漢字だと岩高蘭とあてるものの、もちろん蘭ではないし、岩高の意味も不明(牧野図鑑にも「はっきりしない」とあり)です。岩高ではなく「高い岩(地)」としたものが、いつの間にかひっくり返った…というのはいつものはた衛門珍説です。
すいぶん前にも山の上で出会っていて、しかしそのときは正体がさっぱりわからず投げ出したままでした。今回もわからなさ加減はあまり変わらず、かつ、花も実も見つかりませんでした。花(雌雄異株)には少し遅かったかもしれず、しかも暗赤色でかなりわかりにくそうなので、まずはまん丸クロスケの実から激写したいものです。

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