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5月14日(火) ユキモチソウ

240514ar_sikokianum
誓って言いますが、ワタシ、苞を割ってはいません。この手の苞は和服の前合わせのように重なっているので、これだけくたびれると自然と開くのでした。
ということは、あと数日待てば苞のなかに埋もれている肉穂花序(緑色)は剥き出しになる寸法です。しかし、それまでここに座ってもいられず、ほんの少しだけ、誰かの親指が悪さをしています。すみません。ホント、軽く押さえているだけです。
ユキモチソウを含むテンナンショウ属は雌雄異株(または性転換する)だそうで、たしかに雌シベの周りはきれいな個体と、なにか粉っぽい個体がありました。そして、その雌雄の決まり方はどうなっているかと言えば、栄養状態によるらしいのです。
もちろん、栄養状態の良い場合が「母」になります。やっぱり!です。悲しき男属、一瞬のお勤めさえできれば、余分な栄養なんて与えられないのでした。

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