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5月8日(水) ツボサンゴ(ヒューケラ)4種

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ヒューケラだと思って買った苗がヒューケ「レ」ラだったという、まるで植物好きとは思えないドジがきっかけで、ここ2年、そのケレラちゃんにお熱でした。
ところが環境大臣さまの鶴の一声で、今年のはた衛門家はヒューケラが主役です。玄関脇の最重要コーナーが4種のヒューケラの寄せ植えで飾られました。

まずは写真右上で大きな顔をしているのがノーザンエクスポージャーライムです。アメリカのコメディ(だと思う)のライム版という意味なのでしょうが、厳かな名前どおりに他種を睥睨し始めました。葉身が大きすぎるので、少し摘んでやりましょう。
そこから時計回りで、葉が赤いのはルビーチューズデーです。どうして火曜日なんだという詮無いツッコミはやめにすると、花は一番先に咲きました。
次がパリです。急に名前が単純になりました。もうこれで、園芸種の名前詮議は無駄に過ぎないとわかります。作者のイメージの世界なのでしょう。
さて、このパリだけはまだ花がありません。株に覆い被さっている花穂は隣のルビーチューズデーのものです。ただ、緑葉の株もとには小さな蕾が湧き上がってきていて、それが濃いピンクで開いてくれたら、ここに追録(↓)は必至です。
そしてトリがブラックフォレストケーキです。黒い葉から真っ赤な花穂が立ち上がって、株サイズはあまりなくても、なかなか押しが利いています。
さあ、これだけ並べたらウチはヒューケラ屋敷!?と思ったら、開発ナーセリーのカタログには総数30の仲間(注)が並んでいました。いやはや、買う方が悪いのか、作る側に節操がなさ過ぎるのか、もう園芸種ヒューケラには手を出さないようにします。

<補注> このナーセリーはヒューケラとヒューケレラを一緒に扱っていて、上記の数には5種のヒューケレラが含まれています。
<追録> 4~5日してパリの花穂が立ち上がりました。上で予告した以上、追録せざるを得ませんが、どうにも「ヒューケラの花」としか言えません。容量がもったいないので、小サイズです。(撮影:2024年5月15日)
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