5月25日(土) ヨウシュイブキジャコウソウ
花だけ見れば、ほぼほぼイブキジャコウソウなのです。ところがやや遠間から眺めると一本一本の花茎がやたらと立ち上がっていて、花穂が地面近くに展開して絨毯を連想しやすいイブキジャコウソウとは趣がかなり違います。
Thymus(イブキジャコウソウ属)の仲間(↓)はだいたいにいい香りを持ち、このヨウシュイブキジャコウソウも香辛料に使われます。
面白いのは学名の後半(種小名=serpyllum)とか、英語圏の俗名であるクリーピングタイム(イブキジャコウソウも同じ)です。どちらも「這う」ことを意味していて、上述した「立ち上がる」見かけとは真反対の名付けに思えます。
ただ、これは株の広がり方を示していて、「立ち上がる」花茎とは別の話です。目につきやすい花だけ見ずに株下に目をやれば、ジャコウ「ソウ」なのに木本であることとともに、この「木」が増殖する具合もしっかり理解できるという寸法です。
Thymus(イブキジャコウソウ属)の仲間(↓)はだいたいにいい香りを持ち、このヨウシュイブキジャコウソウも香辛料に使われます。
面白いのは学名の後半(種小名=serpyllum)とか、英語圏の俗名であるクリーピングタイム(イブキジャコウソウも同じ)です。どちらも「這う」ことを意味していて、上述した「立ち上がる」見かけとは真反対の名付けに思えます。
ただ、これは株の広がり方を示していて、「立ち上がる」花茎とは別の話です。目につきやすい花だけ見ずに株下に目をやれば、ジャコウ「ソウ」なのに木本であることとともに、この「木」が増殖する具合もしっかり理解できるという寸法です。
<既収録のThymus・和名50音順> ☆ イブキジャコウソウ(本文中リンク) ☆ タチジャコウソウ(コモンタイム) ☆ レモンタイム
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