5月3日(金) イズセンリョウ
人に意外な側面があるように、草木の場合も少し踏み込んで付き合うと「お見それしました」となることがあります。この木に関して言えば、その「へぇ~」は学名のなかに埋もれていました。Maesa japonica、イズセンリョウ属の日本代表です。
そのイズセンリョウ属にはなんと150ものメンバーがいて、その代表だったとは驚きました。いや、待て待て、Wikiに拠ればそのうち日本に自生するのはたった2種だそうで、あらら選出確率50%のコンペではあまり威張れない「代表」です。
…などという人間世界のつまらない尺度を棄ててしまうと、花の内部を覗こうにもまるで写させてもらえない小さな花がじつに可憐でした。烏賊の赤ちゃんみたいなフォルムと質感には、日本代表にふさわしいインパクトがあります。
そのイズセンリョウ属にはなんと150ものメンバーがいて、その代表だったとは驚きました。いや、待て待て、Wikiに拠ればそのうち日本に自生するのはたった2種だそうで、あらら選出確率50%のコンペではあまり威張れない「代表」です。
…などという人間世界のつまらない尺度を棄ててしまうと、花の内部を覗こうにもまるで写させてもらえない小さな花がじつに可憐でした。烏賊の赤ちゃんみたいなフォルムと質感には、日本代表にふさわしいインパクトがあります。
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